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春??。。

四月ですね。
暑いですね。
とか言って、これ書いてる時は少し肌寒くなっちゃってるんですけど・・・
朝夕はまだ少し寒いですけど、季節はもう春ですね。
むしろ初夏かと思うほどに暑く感じるときも・・・
とりあえず仕事も本格的に始まっちゃったし、またオレの新しい年が始まります。
今年度はどんなことがあるんでしょうね。
社会人になって(自分の家で働いてるから実際は社会人とは言わないかも?)もう六年目?
かなり色々なことがあった気がしますけど・・・
今年も気付いたらまた終わってるんだろうな・・・
本当に今のままで大丈夫なのかと、考えない日はないですけど、明確に何をどうしようとはまるで考えてない無計画野郎です。
とりあえず、今年も目の前のことだけはちゃんとやろう。
じゃ、今日の所はコレで失礼!!ノシシ


~雪徒家のポスト~




「ナオさん」
ああ、東京駅って凄いですよね!!(うるおぼえ)
ビックサイトはぶっちゃけ行ったこと無いのでそんな詳しくもないですけど・・・
まああの特徴的な建物が有名すぎて、他が霞んでるんですよきっと。


~過去物語~最終幕「由紀篇」(32)


第三十二話「最後の勝利者」




アルヴィス
「イル・・・」

イルベルト
「なんじゃ、アルヴィス・・・
いまさら戦いたくはないとか、そういう類の寝言でも言うつもりか?」

アルヴィス
「そんなつもりは毛頭ありゃせんよ。
まあ、久しいのう、イル。
こんな所でもなければ、酒を酌み交わしたい所なんじゃがのう・・・」

イルベルト
「ふん・・・」



イルの姿が消える。
ワシは『白龍』を自然と持ち上げる。
すると、まるでそれに吸い寄せられるかのようにイルのランスが『白龍』の刀身に打ち付けられる。


イルベルト
「それは寝言と一緒じゃ、アル・・・
オレにとって大事なのは、キサマとの決着よ。」

アルヴィス
「本当に変わらんな・・・
しかし、ある意味安心したぞ。
その方が、ワシも遠慮する必要なくなるからのう・・・」



『白龍』を押し込むと、それを読んでいたのかイルはそれを受け流してくる。
それを既に読みに入れていたワシは、スグに『白龍』を戻すと、前へと強く踏み込む。
そしてイル目掛け、『白龍』を突き出した。
平突き。
特に何の変哲もない直線的な突き。
これに対し、イルは左手に持つ盾で突きを防いだ。
それと同時にまたもその勢いをいなそうと身を引こうとしている。


アルヴィス
「相変わらずじゃのう・・・」



ワシは腰に差していたもう一本の刀に手を添える。
そして、『魔力』を瞬時に練り込むと、そのまま抜き放つ。
音速を超えた抜刀術、『斬音剣』。
瞬間、イルの盾へと衝撃波が叩きつけられる。
イルはその衝撃に体勢を少し崩される。
素直に距離を離すように飛び退くと、憎々しげに舌打ちを一つした。


イルベルト
「やはりお前相手に崩しを狙うのは無謀じゃったか・・・」

アルヴィス
「ワシに限った話でもなかろう。
崩しを狙うタイミングがいつもワンパターンなんじゃよお前は・・・
優太にも見切られとったぞ。
やはり、老いには敵わんか?」

イルベルト
「お前、ワシとアイツの戦いを見ていたのか・・・」

アルヴィス
「まあ、弟子の成長を見守るのも師の役目かと思ってのう・・・
お前の所の弟子も筋は悪くない。
いい子を見つけたじゃないか。
ちゃんと育ててやればお前を超える器じゃと思うが・・・」

イルベルト
「ふん、今となっては情けない奴じゃったよ。
まさか負けるとは・・・武門の恥さらしよ・・・」

アルヴィス
負けると思ってなかったんじゃろ?
それだけ入れ込んどった証拠じゃな。
お前にしてはめずらしいのう。
弟子にそこまで入れ込むなど・・・」

イルベルト
「何かの勘違いじゃろ・・・
オレは、クレスには何一つ期待などしとらんよ。」

アルヴィス
「嘘が下手じゃのう。
お前が期待していないと言う時は、大体が気にしているという意味じゃろ・・・
ホントに変わらんのう。」

イルベルト
「うるさいのう・・・
そんな昔話をしに来たわけではあるまい。」



イルベルトが一歩一歩こちらに歩み寄ってくる。
『速鳥』での踏み込みをしないのは、どうせワシにそれをやった所で意味が無いと分かっているからじゃろう。
確かに、どんな速い踏み込みでこようが、ワシは防ぐ自信がある。
大体分かってしまっているんじゃ、相手の手の内など・・・
じゃからワシもイルが調度いい距離まで近付いてくるのを待った。


アルヴィス
「なあ、イル。」

イルベルト
「なんじゃ・・・」

アルヴィス
「もう面倒な小競り合いはやめにせんか?」



ワシの提案に、イルは溜息を付きながら呆れたようにぼやく。


イルベルト
「それ、さっきも言われたぞ・・・
お前の弟子にな。」

アルヴィス
「ああ、ワシも驚いとる。
まあ、アイツの場合・・・お前と正面から技の攻防をした所でジリ貧確定と読めたんじゃろう。
なら、お前が油断している所で、自分のだせる全力全開を惜しみなく出し切ることで、お前に少しでもダメージを与えるのが目的じゃったんじゃろ。」

イルベルト
「お陰で体のあちこちが痛むわ・・・
凄まじい威力じゃった・・・物理的に障壁を噛み砕いてくるとわ・・・
障壁突破系の技ではないのに、障壁の相殺が間に合わずに噛み砕かれていた・・・
一瞬でも『覇帝』の発動を躊躇していたら、どこかしら持っていかれていた
本当に凄い奴だと思うわ・・・お前の所の弟子は・・・」

アルヴィス
「はっはっは!そうじゃろ、そうじゃろ!
何せ、このワシが育てたからのう!!」

イルベルト
「全く・・・昔から弟子の育成能力では敵わん・・・」

アルヴィス
「まあ、弟子の話は良い。
それより、どうじゃ・・・昔みたく、本気の一発勝負で決着をつけるのは・・・」

イルベルト
「ふ、懐かしいのう・・・
昔からほとんど決着がつかなかったオレとお前が、最後に辿り着いた公平な決着の付け方・・・
そもそも、もう何をどうやった所でお互いがお互いの手札を理解し尽くしている
こんな状態で戦った所で決着などつかない
結局、技の読み合いになって無駄に長期戦になった挙句、決着がつかん・・・」

アルヴィス
「そうじゃ。
ワシもあまり時間をかけたりするのも好かんし、早い所あの二人を連れて帰りたい所じゃしな。」

イルベルト
「オレがそれを飲まなかったらどうするんだよ?」

アルヴィス
「その時は延々と戦い続けるしかないかのう。
とりあえず、最長記録は何十日だったかのう?」



イルベルトは本当に嫌そうに溜め息を吐いた。
多分、この決着方法を思いつく前までにやりあったあの一ヶ月間飲まず食わずの攻防戦を繰り広げた時のことを思い出しているんじゃろう・・・
後にも先にもあんな長期戦を体験したことはない。
よく死ななかったのう、お互い・・・
若かったからのう・・・
とりあえずもう二度とやりたくないというのは本音じゃな。
お互いに・・・


イルベルト
「分かった。
その勝負受けよう。」

アルヴィス
「言うと思っとったよ。」



ワシはイルに向かって赤い液体の入った小瓶を投げた。
それを受け取ると、イルは怪しむようにそれを見てからワシに視線を戻す。


イルベルト
「エリキシルか・・・
どういうつもりだ?」

アルヴィス
手負いのお前に勝っても仕方なかろう
それに、あとから『あの時は本気が出せなかったから』とか負け惜しみを言われても敵わんしな。」

イルベルト
「そうかよ・・・」



イルベルトは瓶の栓を抜くと、中身を一気に飲み干す。
そして、その全身を瞬時に黄金の炎が覆い尽くした。


イルベルト
「あとから後悔するなよ・・・
オレを全快させたことをな。」

アルヴィス
「決着くらい、フェアにつけたいじゃろ。
白黒ハッキリさせるのに、遠慮など必要ないしのう。」

イルベルト
「その余裕、すぐに打ち払ってやろう・・・」



イルが盾を投げ捨て、左手でランスの柄を握り、大きく振りかぶる。
そして、そのランスに凄まじい高密度の『魔氣』を纏わせていく。
みるみるうちに膨れ上がり、天まで伸びていくその『魔氣』・・・
ワシもそれに負けんように全身に力を漲らせた。
その手に『白龍』を握り、イメージを膨らませていく。
『魔氣』がイメージを形と為し、『白龍』を覆い、巨大な、それこそ天を貫くほどに長大な日本刀を生み出した。


アルヴィス
『星切』、抜刀・・・!

イルベルト
「本当に出し惜しみ無しか・・・
嬉しいぜ、アル。
それでこそ、オレが認めた唯一のライバルだ・・・!!

アルヴィス
「お前にはスマナイことをした。
前の戦争の時、最後に戦意を失い、お前との決着を付けずに戦場を後にしてしまったこと・・・
今でもこの胸に残っておるよ・・・罪の意識と一緒にな。」

イルベルト
「そうだな、オレも今までずっと引きずってきた・・・
だが、それも今日で終わる。
オレの勝利という形でな!!!」

アルヴィス
「寝言は寝て言えイル・・・
勝つのはワシ・・・いや、このオレだ!!!
往くぞ、イル!!!
決着をつけてやる!!!

イルベルト
来い!!アル!!!
オレは、ずっとこの瞬間を待っていたんだよ!!!
薙ぎ払え―――――怒れる暴風・・・!!
『ラース・テンペスター』!!!!!



イルの巨大なランスが動く。
イルはそれを勢い良く横に振り払ってくる。
ランスに纏わされている『魔氣』が激しく回転を始める。
それはまるで巨大な暴風。
アラドが同じような技を使っていたが、それの比ではない。
本当に目の前に荒れ狂う風の暴風が薙ぎ払われる。


アルヴィス
「凄まじいのう・・・
だが、オレも負けとらんよ!!!」



強く、強くその両手で『白龍』を、『星切』を握る。
全身を白銀の炎が覆った。
右の足を強く前へと踏み出す。
そして、力の限り、『星切』を振りきっていた。


アルヴィス
その手で尽くを引き裂け白龍・・・!!
天覇白龍爪(てんぱはくりゅうそう)』!!!!!



振り切った『星切』がイルのランスとぶつかり合う。
『星切』と重なるように、巨大な白き龍の影が暴風へとその爪をたてていた。
力は互角・・・
せめぎ合う二つの巨大な力の余波が周囲の地形を破壊していく。
想像以上の力のせめぎあいに、不意に後ろの二人が気になったが、加減などしている余裕など存在しない。
ただ、目の前に集中しているので手一杯だった。
イルの力はみるみる増していく。
『星切』が、白龍が少しづつ押し返されていく。
腕が悲鳴をあげる。
やはり、歳には敵わないのか・・・
足も震え、踏ん張るのがやっとのように感じる。
イルはそれでも少しづつその体を前へ前へと押し込んできているようだ。
オレの体は逆に少しづつ後ろに仰け反らされていく。
それを必死に押し返そうと力を込めても、その場から動くことができない。


アルヴィス
ぬぅ・・・!!!!

イルベルト
どうした!!?
アル!!お前の本気はそんなものかよ!!

アルヴィス
「たく・・・ホントに老いを知らん奴じゃ・・・!!
年甲斐もなく、張り切らなんといかんくなったじゃろうが!!!」



全身のありとあらゆる場所に『魔氣』を送り込んだ。
ありったけ、もう後のことを考えるのは止めじゃ。
元々、刺し違えるつもりじゃったろう・・・
ワシが、オレが・・・例えここで死んでも、後ろにオレの意思を継いでくれる漢がいる。
だから・・・


アルヴィス
魔氣(イクシード)龍帝(ドラグオン)極限突破(オーバードライブ)』!!!!!!



叫んでいた。
それは最後の咆哮。
そして、最後の力・・・
優太は自力でこの『極限突破』を会得した。
ワシが教えるまでもなく、自力で・・・
もう、ワシが居なくとも大丈夫なんじゃ。
アイツは、優太はもう既にワシを超えつつある。
ただ、少しばかり実戦経験が少なく、潜った修羅場の数の差でイルには届かなかった。
じゃが、それなら時間が解決してくれる。
これから少しづつ、経験をしていけばよいのじゃ。
そしていつか、ワシを超えて・・・


アルヴィス
うおおおおおおおおおおおおお!!!!!!



腕と足が激しく白銀の炎をあげる。
そして、白龍が暴風ごと、イルのランスを少しづつ押し返していく。


イルベルト
がっ・・・!!
ぬあああああああああああああああああ!!!!!


白龍の爪が完全にランスごとイルを吹き飛ばした。
宙に投げ出されたイルへと、白龍はその爪を振るっていた。
イルはそれを見て、ゆっくりと瞳を閉じた。
そして、満足そうに微笑むと、


イルベルト
やっぱり、敵わんな・・・
今も、昔も・・・ワシの、負けじゃ。」



その胸に白龍の爪がめり込むと、そのまま大地に向けて叩きつける。
大地を激しくその爪が抉り、深々と三本の爪跡が刻まれ、その中央にイルは倒れ伏した。
ワシも『極限突破』の反動か、口から激しく血を吐き出していた。
そのままその場に倒れこみ、イルの方を見る。
イルはか細く息をしている。
生きている・・・どうやら、最後の最後でちゃんと加減はできていたようだった。


アルヴィス
「よか・・・った・・・
イル、生きとるか・・・」

イルベルト
「ちっ・・・また、死に損なったわい・・・」



憎々しげにそんなことを呟くイルに向かって、最後の力を振り絞って歩み寄る。
その傍に座り込むと、空を仰いだ。
そして、ポケットをまさぐる。
そこから出てきた一本の小瓶。
どうやらこれが最後の一本らしい。


イルベルト
「飲めよ・・・お前が勝ったんだ。
その資格は、お前にある。」

アルヴィス
「そうか・・・」



ワシは黙って栓を抜くと、それをイルの口に無理矢理突っ込むと、半分ほど流し込んだ。
それを咽返りながら飲むと、イルは睨みつけてくる。
しかし、そんなこと構わず、ワシは残りを飲み干した。
体から徐々に痛みが引いていく。
やはりこの薬は良く効く。


イルベルト
「アル、テメェ・・・」

アルヴィス
「言いたいことは分かるけどのう・・・
やっぱり殺せんよ、ワシには
数少ない、本当の意味の友を、見殺しになどできん。」

イルベルト
「はぁ・・・たく・・・
だったらもっと普通に飲ませろい
老体に強引に飲ませると気管に入って危ないじゃろうが・・・」

アルヴィス
「何を今更爺さん面しとるんじゃか・・・」

イルベルト
事実だろ!!
たく、本当に・・・歳はとりたくない・・・」



また沈黙があった。
本当は、言いたいこと、話したいことなどたくさんあったはずなんじゃがのう・・・
今になって、何も浮かんできやせん。
イルの言う通り、歳はとりたくないのう・・・


イルベルト
「アル・・・」

アルヴィス
「なんじゃ?」

イルベルト
助かった、礼を言う・・・
それと、色々すまんかったな。」

アルヴィス
「なに、そんなこと別にいいわい。
それより、あとで酒でも飲もう
戦争終結祝いに、のう。」

イルベルト
「ふん、それも・・・悪くないのう。」



自然と拳をお互いに出しあい、軽くぶつけあった。
二度目の戦争が終結した瞬間じゃった。





続く。。
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[ 2015/04/05 00:00 ] 小説(連載版) | TB(0) | CM(1)

先週の木曜から訳あって新潟の両親の実家まで行ってたんですが、あっちはまだ雪が積もってましたよ。
この微妙な時期に行ったのは今回が初めてなので初めて知りました。
あと、新潟までは姉の運転で行ったんですが、荒くて荒くてそこら辺のジェットコースターより怖かったです。
[ 2015/04/05 23:59 ] [ 編集 ]

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