心機一転4。。

心機一転とは名ばかり・・・そろそろこのタイトルをやめようと思い始めた雪徒です。
いや、思ったより新しいことを始めるには時間とか労力とかがかかるものですね。
全然話が進まないよ。
もっぱら最近買ったポケモンの所為ですが・・・
楽しいなポケモン、あっはっは。。
じゃ、今日の所はコレで失礼!!ノシシ


~雪徒家のポスト~




「ナオさん」
変身ベルトを学校で!!?
それは勇者的な行動ですね。
いや、もしかしたら最近の大学生の間ではそういうのが普通なのかもしれない・・・
きっとそうなんだと思いつつ、深く突っ込むことはよします。
ミキシングって要領は分かるんですけどやったこと無いな。
でも楽しそうですよね。。
まあ完全にロマン機ですよね「ダブルオークアンタ セブンソード/G」・・・めっちゃゴテゴテしてそーーー。


~過去物語~「奏篇」(6)






アルヴィス
「よし、とりあえず基本から話していくとするかのう。
まず『波動』とは『氣力使い』が常に体から発している微弱な氣の漏れのような物じゃ。
これをコントロールすることで『波動』に特殊な効果を与えることが出来る。」

優太
「その一つが、この前オレがあびた『縛鎖波動』って奴か・・・」

アルヴィス
「そうじゃな。『縛鎖波動』とは読んで字の如く、相手の動きを縛る『波動』じゃ。
自身との力の差があればあるほど相手の体を強く縛る。」

メダ
「つまり使われたら終わりと言うことでしょうか?」

アルヴィス
「いや、対処法はある。
これは全ての『波動』に言えることじゃが、『波動』は同種の『波動』を使うことで打ち消すことが出来る。
元々『波動』とは空気中を波紋のように伝わらせることで効果を発揮させる。
そのため、同種の波紋を当てればその揺れを相殺できると言う寸法じゃな。
俗にコレを波動返し(はどうがえし)と呼ぶ。」

優太
「なるほど・・・
と言うことはアイツの『縛鎖波動』に対抗するには、こっちも『縛鎖波動』を覚えれば良い訳だな!」

アルヴィス
「そのとうりじゃ。
『波動』の修行をする場合、縛鎖波動(ばくさはどう)凍てつく波動(いてつくはどう)を覚えるのが一般的じゃな。」

優太
「何だよその『凍てつく波動』って・・・
呪文の効果でも打ち消すのかよ・・・」

アルヴィス
「お、詳しいのう。
さては既に予習をしてきた口じゃな・・・。」

優太
「えっ!?マジでそういう効果なの!?
完全にアレと同じじゃないっすか!!」

アルヴィス
「アレってなんじゃ?」

優太
「えっ・・・!げ、言及していいの?
だって・・・!それは流石に不味いと思うんですけど・・・
て言うか『波動』ってそっから取ったのかよ!!」

アルヴィス
「何じゃ、どっから取ってきたと思ったんじゃ?
にわかのお主のことじゃから、海洋冒険ロマンとかで出て来た違う奴と勘違いしたんじゃろ?」

優太
「いや、別にオレは・・・
多分読んでる読者の大多数がソッチを想像してたとは思うがな。」

アルヴィス
「何度も言うが、どうせこの語読んどる奴なんぞの方が珍しいから問題無いと・・・」

優太
「あ、そういう自虐ネタは良いです。
と、兎に角修行を始めようぜ・・・」

アルヴィス
「ふむ、ならば・・・まずこれからじゃな。」



アルヴィスはそっと机の上にコップを置く。
何の変哲も無いただのコップだ。
アルヴィスはそのコップに水を少しづつ流し込んでいく。
水がコップの淵ギリギリまで来た所で流し込むのを止める。


アルヴィス
「とりあえず少し離れてくれんかのう。
最初はそうじゃな・・・10mくらいじゃ。」



言われるままに優太とメダは机から10mほど距離をとる。
そして改めて机の方向を向くと、メダはアルヴィスに向かい返事を返した。


メダ
「ここでよろしいでしょうか?」

アルヴィス
「そうじゃな。
じゃあそこから『波動』を飛ばしてみぃ。」

優太
「ちょっと待てジジイ・・・
『波動』の飛ばし方なんて習ってねぇぞ・・・」

アルヴィス
「なにもかも一から十まで教えるとは思わんことじゃな。
コツを教えるからそれ以上は自分で掴み取るんじゃ。」

メダ
「なるほど、自分で考えて会得しろってことですね?」

アルヴィス
「そのとうり。
特に『波動』は一人一人性質が異なる。
それはつまりコントロールの仕方も個人個人違うと言うことじゃ。」

優太
「むむむ・・・つまり、ジジイには細かいことは教えられないってーーのか?」

アルヴィス
「まあたまにはワシも楽がしたい・・・」

優太
「本音はそれかーーーー!!!」

アルヴィス
「それもある。
じゃが、『波動』は本当に一長一短では絶対習得なぞ不可能じゃ・・・
かなりの長丁場となることを覚悟することじゃな。」

優太
「それは覚悟してるけどよ・・・とりあえずコツってのを教えてくれよ。
じゃないと始まらないぜ・・・」

アルヴィス
「イメージとしては『氣力』を纏った時の一番外側の膜を弾いて飛ばす感じかのう。」

優太
「すっごいアバウト!!」

アルヴィス
「いや、あながち嘘ではないぞ?
とりあえずやってみぃ。」

優太
「おいおいマジかよ・・・
ココに来てそんな適当な指導で始めなきゃならないの?」

メダ
「兎に角、文句言ってないで挑戦あるのみだろ。
やらないならオレが先にやらせてもらうぞ。」



そう言ってメダが一歩前へ出る。
そして一つ呼吸を挟み、その全身に『氣力』を纏う。


メダ
「(『氣力』の一番外側の膜を弾いて飛ばす・・・)」



次の瞬間、メダの全身を覆っていた『氣力』が弾けた。
瞬間、優太の全身を言い知れぬざわめきが駆け抜けた気がした。
この感覚は、少しばかり違うが、あのカシムの『縛鎖波動』と似た感覚・・・
つまり、本当にコレが『波動』を使うということ。
そう優太は肌で感じ取り、視線を改めて机の上のコップに向ける。
つまりこの修行は『波動』を飛ばし、あのコップの水を揺らせということなのだろう。
コップの淵ギリギリ、なみなみに注がれた水。
『波動』があそこまで届けば確実に表面が波立ち、水が零れると言うわけだ。
そう思考した瞬間、コップ表面の水が波立つ。
その波は波紋となって水をコップから零す。


優太
「届いた!」

メダ
「な、なるほど・・・この感覚か。
少し掴んだぞ!」

優太
「よし!次オレもやるぞ!!
ジジイ、水注ぎなおしてくれ!」

アルヴィス
「おお。」



そう言うとアルヴィスが水を同じように注ぐ。
それを待って優太も身に『氣力』を纏わせる。
そしてメダがやったのと同じように、用は見よう見まねで『氣力』の膜を弾いて飛ばした。
メダの様に軽くではなく、ほぼ全力に近い感覚で弾いた。
そのためか、メダのときとは比べ物にならない波紋が水面を駆け抜けた。
勢いがありすぎたのか、コップ自体が倒れ、中身の水が完全に溢れ出した。


メダ
「やっぱお前は二番目にやらせるとスグに習得しやがるな・・・」

優太
「まあな・・・見よう見まねは得意分野だぜ・・・」

アルヴィス
「まあこれは試しの様な物じゃし・・・とりあえず感覚は分かったろう?
次はもっと離れてもらうぞい。」

優太
「おうおう、この調子ならどんだけ離れても問題ないぜ・・・」

アルヴィス
「なら100m離れてもらおうかのう。」

優太
「100mだと!??
何で急に十倍も距離が増えるんだよ!!」

アルヴィス
「簡単な話じゃろ?
飛ばせるにこしたことは無いという話じゃ。」

優太
「ほ、本当にそれだけか?」

アルヴィス
「もちろんそれだけではない。
『波動』の強さは単純に飛ばせる距離じゃ。
『波動』を飛ばせれば飛ばせただけ近距離戦での効果が上がる。」

メダ
「な、なるほど!
それで、最終的にはどれくらい飛ばせるようになるのが理想なんですか?」

アルヴィス
「まあ、こんな何も無いような空間なら100kmは飛ばせんと話にならんのう。」

優太メダ
「「100km!??」」

アルヴィス
「何の不思議もあるまい。
ここは『波動』を遮る様な障害物など存在しない。
力強く飛ばせば100km離れていても届くと思うがのう・・・
それとも、合格ラインをもう少し下げるかのう?
ワシは志しが低くとも見放したりはせんぞ~~?」

優太
「上等だ・・・そこまで言われたらやってやる!!
どうせ時間は腐るほどあるんだしな・・・!」

メダ
「そのとうりだ・・・
できるかできないかを今考えるよりも、今はただ全力を持って目標に向かって突っ走るだけだ!!
やるぞ優太!!」

優太
「おぅ!!
メダ、一人だけできなくて泣くなよな!!」

メダ
「お前こそ!!」

アルヴィス
「(ふむ、滑り出しは好調じゃのう。これならば今日中に1kmくらいは飛ばせるようにはなるじゃろう。じゃが、そこからが壁・・・1kmよりも先は頭を使えんと超えられん。一体何日でこの修行を終えられるかのう?)」










鳳仙
グ、ググッ・・・!



苦悶の表情を浮かべながら、鳳仙は必死に右手を握りこんでいた。
その手に握られているのは石、のように見えるが実際は少し違う様にも見える。


鳳仙
ガッ!ウガアアアアア!!!



バガっと鈍い音を立ててその石が砕ける。
握力のみで砕いたかに見えたが、薄っすらと手に『魔力』が纏わされているようだった。


アラド
「凄いな鳳仙、『魔力』だけで力石を砕くなんて。
普通『魔力』じゃあ砕けないんだぜ?
元々『氣力』の修行に使う物らしいから。」

鳳仙
「まあ、そういう修行だしね・・・次はえっと、この石だっけ?」

アラド
「いや、それは今のより三段階くらい硬い奴。
次はこっちの青い奴だ。」

鳳仙
「ありがと。
でもコレ辛いよ・・・『氣力』をまるで使わないで、『魔力』だけでこの石を砕くなんて・・・」

アラド
「まあ元々『魔力』ってのは肉体強化には向かないからな・・・
その点は『氣力』とは天地の差だからしょうがないんじゃないか?」

鳳仙
「うん、だってこれ・・・」



鳳仙は持っていた石を置き、紅く輝く一際目立った石を手に取る。
それを『氣力』を纏わせた手で握る。
全力の力を込めて握っても、その石はビクともしない。


鳳仙
「やっぱ無理か・・・『氣力』で肉体強化してるのに砕けない・・・」

アラド
「それを『魔力』だけで砕くのが修行の詰め・・・。
先は長いな・・・でもまあ、順序良くやっていけばその内届くだろ?」

鳳仙
「やるよ、オレ・・・強くなるんだ!
やっぱりオレにはそれしか無いし・・・
オレが強くなれば、ダンナだってオレのことをもっと頼ってくれると思うし。」

アラド
「お前ってさ・・・やっぱ優太のこと好きなの?」

鳳仙
べっ!?い、いや・・・その、そういうのとは違うって!!
憧れてるだけだって!!」

アラド
「ふーーーん、まあ何でもいいけどさ・・・」

鳳仙
「アラドの修行は何か地味そうだな。」

アラド
「そうか?
コレ、見た目以上に辛いんだぞ?」



アラドは全身を機械式の鎧で覆っている。
鎧の継ぎ目からは黒い瘴気が呼吸に合わせるように噴出している。
黒を基調としたその鎧は、まるでどこか違う世界に存在する覇竜の鎧を思わせる刺々しい物だ。
突き出した肩や腰巻の棘、ガントレットやブーツの指先には鉤爪状の鋭い爪がついている。
その容貌は完全に禍々しさの塊のように見えた。


アラド
「この状態で一日居ろって修行だしな・・・かなり辛い!

鳳仙
「そ、そうなんだ・・・
オレ、具現武装(フォーム)は全く使えないからどういう感じか想像もできないんだよな・・・」

アラド
「オレの場合、『魔氣』を全開で燃やしてるのと同じだから・・・!
つまり、『魔氣』のコントロールを覚えろってことかもしれない!!
ぐあーーー!!もう無理!!!



アラドの全身を覆っていた鎧が霧散した。
アラドは息も絶え絶えに地面に突っ伏す。


アラド
「あーーー、またやっちまった。
今日はもう基礎修行かーーー・・・」

鳳仙
「ま、気長にやろうぜ。
どうせまだ時間はあるんだし・・・少しづつできるようになればいいじゃん。」

アラド
「それはそうだけど・・・
あーーあ、やっぱ楽じゃねぇーな・・・強くなるって。」

鳳仙
「そりゃあ、そうだろ。」









優太
「ぐっ・・・!はぁはぁ・・・」

メダ
「ぜぇぜぇ・・・おい、優太早くしろ・・・」

優太
「ちょっとくらいは息整えさせろよ・・・
何時間ぶっ通しでやってると思ってるんだ・・・」



修行開始から10時間は経っていた。
その間、多少の休憩は挟んだ物の基本は通しでやっている。
あれから優太は5km、メダは6km飛ばせるようになっていた。
だが、それを最後にまるで記録が伸びることは無かった。
最初こそ調子良く一足飛び感覚で進んだ物の、ココに来て完全に失速してしまっていた。
『波動』が全く飛んでいかないのだ。
まるで何かに阻まれるように、コップ手前数mで波は止まってしまう。
疲れから来る出力低下なのか、それとも何か別の原因があるのか・・・
二人にその答えは分からなかった。


『どうした?今日はもう終いかのう?』


耳元からアルヴィスの声が響く。
やはり5kmも離れていては会話するのは容易ではないので、念話で会話をすることになっている。
さらに、手近に設置されたモニターにはコップの様子が映し出されている。
それで届いたかの有無を確認するようになっていた。
このモニターはアルヴィスの『具現武装』を応用した技らしい。
色々と器用な人であることが伺える。


優太
「やるよ・・・少なくとも、メダに先越されたまま終われるか!!」



全身を『氣力』で覆う。
疲労の色がかなり濃い。
もう最初ほどの出力は無くなっている。
それでも優太は力を振り絞り、もう完全に掴んだ『波動』をその身から発した。
ゴアッ!とまるで吹き荒れる烈風の如く、コップ目掛けて『波動』が突き進む。
勢いは落ち目。
だが、何か底知れぬ力強さがある。


優太
ダメ押し・・・!届けぇぇぇええええ!!!



優太の体から連続して『波動』が発せられる。
その『波動』は一回目に放った『波動』と共振し、勢いを増した。


メダ
「(そうか!連続で使うことで、『波動』の威力を増幅させたのか!
振動、つまり揺れる力が大きければ・・・進む距離も伸びる!)」

優太
いっけぇぇえええええ!!!



ガシャン!!!


手近のモニターからそんな音が聴こえてくる。
確認するようにモニターを見ると、コップが机から落下していた。
どうやら今の音は、机から落ちたコップが砕ける音だったようだ。
優太の『波動』はしっかりと届き、尚且つ机の上にあったカップを吹き飛ばしたのだ。


『うむ、5km合格。
次から6kmに・・・』



メダ
「すいません、アルヴィスさん・・・それは無理です。」



『ん、なぜじゃ?』


メダ
「優太の奴、疲れてぶっ倒れました。」



『何じゃ、そういう話か。
確かに、もうそろそろ普通なら夕飯の時間じゃな・・・
よし、今日はこれにて終わりじゃ。』



キィっと椅子から立ち上がるような音を最後に、通信が切られ、モニターが消失した。
それを見て取ってから、メダは優太の元へ駆け寄った。






終わりを告げたアルヴィスは椅子から立ち上がると、砕けたカップを見下ろしながら思う。


アルヴィス
「(想像以上じゃな・・・本当に鍛えがいがある。
まさか一日で5kmの大台を超えるとは・・・二人ともコツを掴むのが早いのう。
しかし、最後の優太の『波動』・・・)」



視線がふと優太とメダの居る方へ向く。
そしてさきほど感じた、言い知れぬ悪寒にアルヴィスは身を震わせた。


アルヴィス
「(今まで感じたことの無い『波動』・・・
『縛鎖波動』でも無く、『凍てつく波動』でも無かった。
まだ効果は未知数じゃが、奴の持つ新たな『波動』なのかもしれんのう。)」







続く。。
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[ 2014/01/24 00:00 ] 小説(連載版) | TB(0) | CM(1)

ついこの前、出来心でとらドラ!の大河のフィギュアを買ってから今まで自制してきたその手のフィギュアの収集欲が暴発して気が付いたらベットのヘッドレストのところに美少女が5人も…
しかも5人とも戦闘能力が常人以上の女子高生…
でもやっぱ、もっとデカいのを飾れる場所が欲しいなぁ~
貴方はその手の収集癖ってありますか?
[ 2014/01/25 00:34 ] [ 編集 ]

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