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あと二回。。

今回は「黄昏フロンティア」のテーマ作ってきました。
黄昏フロンティア1(PSP)
以下アイコンイメージ↓
萃香(げ~む) 天子(みゅ~じっく)
衣玖(ゆ~えむでぃ~) こころ(ぴ~えすぴ~あっぷで~た)
別壁紙はこちら↓
黄昏フロンティア2(PSP)
ダウンロードはあぷろだあたりからどうぞ。。
テーマの公開も残す所あと二回となった。
来週と31日の更新でPSPカスタムテーマの作成は終了しようと思ってます。
調度キリもいいんでね。
そう言う訳なので残す所年内あと二回の更新、見逃さずにチェックしてもらいたいですね!!
いや、別に何かある訳じゃあないけど・・・
ぼちぼちこっちも更新中「げ~むな日々Lv2」頁へ
じゃ、今日の所はコレで失礼!!ノシシ


~雪徒家のポスト~




「ナオさん」
おお、欲しかったのが出てきたりしたならそれは嬉しいでしょうな。。
当方もアレですよ、数あるキャラの中から狙ってたキャラが出てきた時の喜びは凄まじいものだと言うのは分かりまする。
まあ、オレの場合はピー万円投入しても目的の奴は出てこなかったと言うね。
課金怖いマジで・・・
無課金である程度は出来るのは良いことだねーーー。
その点は艦これって凄いなって思う。
確かにそうやって強化されるのって自分が育てていなかったキャラだったと言うのは良くある話ですよね。
頑張って今から育てようぜ!!
GT6でドリフトが上手くできません、泣きそうです。。




「yさん」
拍手米ありでした。。
そっかーー過去物語待っててくれる人って本当に実在したんだ~~~
と自分でも驚愕するほどの事実にキーを打つ手が震えます。
この先、またボチボチツマラナイ駄文が続くと思われますが、どうか最後までお付き合いください。。


~過去物語~「奏篇」(1)






愛依
「ほら、カナちゃん早く行こうよ!」



そう言いながら愛依は一人、先に走っていく。
愛依は私の大事な友達だ。
初めてできた、人間の友達だ。
私は奏、月闇奏と今は名乗っている。
奏と言うのは元からの名前だが、苗字はある男がつけてくれた。
今はそのある男がまた色々とやらかした挙句、負傷して運ばれたらしく、その見舞いに行くと愛依が聞かず・・・
クラスの出し物の休憩時間に二人で出て来たと言う訳だ。
渡り廊下の先、三号館への通用口を愛依が開け、そこから早く来いと言わんばかりの勢いで手を振っている。
愛依はいま、フリルのたくさんついたゴテゴテのロリータ服を着ている。
頭には白のレースが入った黒のカチューシャを付けており、正直見ていて物凄く興f・・・いや、可愛いと思う。
実際、何枚か隠し撮りで写真も撮ったので秘密のアルバムにでも入れて大切にコレクションしようと思った。



「待ってくれよ、愛依。
そんな急がなくても、別にユータなら大丈夫だろ・・・」



そう溜め息交じりに話す私に、愛依はやれやれと言った様子で首を横に振っていた。
するとカチューシャのサイドにつけられているリボンの端がふわふわと揺れた。
フィルターの入りまくった私の目にはとても素敵な絵面に見えて、少々心拍数が上がったような気がする。


愛依
「そんなことばっかり言ってると、おにいちゃんに嫌われちゃうよ?」



いや、私としては愛依に嫌われなければどうと言う事は無いのだが・・・



「いや、だからアイツに嫌われたからって私は何とも思わない訳だが。」

愛依
「またそう言う・・・
カナちゃんは本当におにいちゃんに対して悪態つきすぎだと思うんだよね。」



まあ悪意以外は持ち合わせてないからな・・・
元々、ユータのことはあまり好ましく思ってはいない。
以前、出会い頭に少しばかり世話になり、その後も食べる物と寝床を提供してくれたため、多少の恩を感じてはいるが・・・



「どうもアイツは愛依に色目使いやがるからな・・・油断ならない。」

愛依
「えぇーー?そうかな・・・
おにいちゃん私にはそんなもの使ってないと思うけどなーーー。
ほら、由紀さんとか、蓮さんとか・・・おねえちゃん辺りには軽く振りまいてるとは思うんだけど。。」



そうなんだよ。
それが問題なんだよ・・・
無意識なのか、それとも狙ってやってるのか定かじゃないけど・・・
アイツは妙に色んなことに首を突っ込んではそれを解決してポイントを稼ぎやがる。
この前の夏休みの時も、愛依の実家の問題を間接的にとは言え解決に導いていたりする。
その所為か、最近はさらに愛依からユータに対する警戒がユッルユルになり、よく部屋に通うようになっている。
それは他の奴らも同じで・・・
由紀の奴は元からユータに気があるらしく、かなり頻繁にユータにアタックしてるし・・・
蓮の奴も、夏休み中盤くらいからユータに対して、あからさまに絡むようになってるし・・・
鳳仙や千草に関しては前々からユータと一緒に居ることが多いし、鳳仙に至ってはユータへの忠誠心が並々ならぬくらい上がった気がする・・・
唯ねえさんも普段から歌の練習にとユータに聴いてもらってるらしいし・・・
愛依もこんな始末だ・・・
これでは典型的なハーレム物の展開じゃないか!!
そんなの許さん!!
特に愛依の気を引こうなんて万死に値する・・・
その意味も込めて、アイツには釘をさしておかないとな。



「何にしても私がしっかり愛依を守らないと・・・
そう、あの自動フラグ生成機野郎から!!!」

愛依
「か、カナちゃんってたまに、おにいちゃんみたいに唐突に意味不明なこと叫ぶよね・・・」


「心外だな・・・意味はちゃんとあるんだ。
これは愛依を守ると言う意思の表れで・・・」



『守る意思、ねぇ・・・
お前がそんなこと言うようになってるなんて、本当に毒されてんだな。』



ふいにそんな声が背後から聞こえてくる。
私はその声に聞き覚えがあった。
それも、ありえない奴の声に、だ。
私は恐る恐る後ろを振り向く。
が、そこには誰も居ない。
幻聴でも聞いたのかと、自身の耳を疑った。
まあ、何も無いのならそれにこした事は無い。
なにせ、あの声は・・・



「カシム・・・」

カシム
「呼んだか?」



ハッとして前を向き直る。
そこには黒いマントに身を包んだ男に拘束されている愛依の姿があった。
愛依の喉元にはナイフの先端が向けられている。
震える声で愛依が私の名を呼んだ。


愛依
「カナちゃん・・・!逃げ・・・!

カシム
「おっと、何も喋るな・・・
人払いはしてるとは言え、あまり騒がれると面倒なんでな。」


「カシム・・・!?
お前、何でこんな所に・・・!」

カシム
「なに、迎えに着たんだよ・・・。
お前を、な・・・奏。」


「私を?」



ゆっくりと、私の日常が崩れていくのを感じた。
いや、そもそも今までが異常だったのかもしれない。
私はそんなことを思いながら、カシムの要求を聞いた。








優太
「奏が・・・アイツに・・・!」



優太はベットから飛び降りる。
しかし何故か上履きが無いことに気づく。
辺りを見回すも、どこにも見当たらなかった。
その時、ふとさきほどのことが思い浮かぶ。
薬品庫から『速鳥』を使って体育館へ向かう途中で底が抜けて邪魔になり、そこら辺に脱ぎ捨ててきたことを。
そこで一瞬の間を挟んだことで、優太は視界の隅に映る三人の少女に視線が向いた。
彼女達に大事な話をしている最中だったことを思い出し、優太は走り出そうとした体を止めてしまっていた。
優太の中で奏のことは大事だ・・・だがしかし、彼女達のことも大事なことに変わりは無い。
どちらを優先するべきなのか、答えは分かっているのに体が動いてくれなかった。
何か言わなければと必死にその何かを考えるも、優太からその言葉が出てくることは無かった。
しかし、その止まってしまった空間に、一人の少女の声が響いた。


由紀
「行って来なよ。」



優太は驚いたような表情を作り、由紀の方を向く。
由紀はやれやれと言ったような呆れたような表情と、優しく優太を見つめるような微笑みを合わせた様な顔で優太に言葉を投げかける。


由紀
「行って来なよ。
助けに行きたいんでしょ?
だったら行って来て、必ず連れて帰ってきて。」

優太
「え、いや・・・でも!」


「そんなこと言って、顔に書いてありますよ?
『奏さんを追いかけたいって』・・・
私達のことは気にしないで結構ですから、行ってあげてください。」

優太
「あ・・・」


「私も同じだよ。
ユウちゃんが考えそうなことくらい分かってるよ~~。
行ってあげて、ユウちゃん。。」

優太
「お前ら・・・――――――ッ!!
奏を、奏を連れて帰ったらそん時は絶対に話す!!
だから、ごめん!!ありがとう!!!」



優太はそのまま駆け出す。
裸足のままだったが、もう細かいことは気になどしてられなかった。
保健室を飛び出していく優太の背中を見つめながら、由紀達は溜息を一つついた。


由紀
「全く・・・優太は本当にこういうのほっとけないんだから・・・」


「あら、でも満更じゃなさそうですね。」

由紀
「んーー?
だって、蓮ちゃんだってそうでしょ?
分かってるくせに聞かないでよ。。」


「そうですね・・・」


「うんうん。
そうだよね・・・ああいうユウちゃんだから、私達も好きになったんだよね。。」

由紀
「ちょっ!?
それ私が言おうと思った台詞・・・!」


「ふふふ、もったいぶってるからですよ。
そんなことだと、優太さんも横から奪われたりするかもしれませんよ?」

由紀
「いやそれは流石に無い無い。」


「そうですね。
意外と想像できませんよねーーー自分の敗北の瞬間なんて・・・」

由紀
「うぉーーい、そのまるで私が負けるみたいなこと言うのやめんかぃ。」


「まあまあ二人ともその辺にしておこうよ~~。
まだ文化祭は終わってないんだし、教室に帰ってユウちゃんの帰りでも待ってようよ。」


「何だか急に唯さんがメインヒロインに見えてきました。」

由紀
「うん、何だか私もそんな気がしてきて自信無くした。」

愛依
「(ど、どうしよう・・・話に混ざるに混ざれないよぅ・・・!)」







保健室は三号館一階、西の一番端にある。
そこを真っ直ぐ進むと、二号館とを繋ぐ通路に出る。
そこで優太は全身の神経を研ぎ澄まし、奏から供給させられている『魔力』を頼りに奏の気配を探す。
基本的に契約を交し合った者同士は、見えないパスのような物で繋がれ、それで『魔力』の供給を行なっている。
そのパスを追えば、居場所の特定も可能だ。
スグさま奏の気配を探知する。
方向はここから北西・・・果樹園の方角だ。
優太はその方角を向き直ると足に『魔力』を集約させ、一気に解き放った。
一気に四階建て校舎の屋上よりも高く跳躍した優太は果樹園の方角へと視線を向けた。
しかし千草と違い、目が良い方ではない優太は見た所で何かが見えるわけではない。
気配だけは感じることが出来ていた。
次の瞬間には背中から黒の翼が噴出する。
さきほど体育館への全力疾走をしたことで体は温まっている。
アクセルは全開・・・体の調子も良好。
翼を激しく噴出させ、優太は果樹園へと飛ぶ。
申し訳程度の不可視魔法で姿だけは隠し、風を切って突き進む。
スグに果樹園が見えてくる。
梨の棚近く、二人分の人影を視認するとそこへ急降下する。
腰に差し替えておいた『黒龍』の唾を切る。
そして二人の中心へ割り込むように滑り込む。



!!? ゆ、ユータ!?」

優太
「無事か、奏!?」


「な、何でお前がここに・・・!」

優太
「話は後だ・・・!」



優太は正面に立つ男を睨みつける。
男は口元を吊り上げながら不適にあざ笑う。
裾がボロボロになった黒いマントを羽織り、今はフードを被っているからか顔が半分隠れている。
が、その下から覗く瞳は紅く輝いていた。


カシム
「おぅ、おぅ・・・何だ、何時かの人間か。」

優太
「テメェ、奏を連れていってどうするつもりだ!?」

カシム
「んーーー?
そうだな、別に隠す必要も無いから教えてやるか・・・
ある儀式をするために奏が必要なんだよ。」

優太
「儀式?」

カシム
「細かいことは言いっこ無しにしようぜ。
素直に奏の前から退け・・・」

優太
「嫌と言ったら?」

カシム
「愚問だな・・・」



カシムの右手が動く。
マントの下から取り出されたのは全てが金色に輝くナイフだった。
ナイフと言うには大きな刀身だった。
まるで大剣をそのままナイフのようにコンパクトにしたような非常に分厚く、大きな刀身だ。
刀身の中心は深紅色の光が鍔元から湾曲した切っ先まで伸びていた。
金色に輝くナイフが紅い軌跡を残しながら優太へと迫った。
その一撃を咄嗟に抜いた『黒龍』で受け止める。
が、視界の隅に今度は銀色の光が向かってくる。
それが、目の前で受け止めているナイフと同じ、銀色に輝くナイフだと気づいた優太は左手に『魔氣』を収束させる。
そして瞬時に脳内で小太刀をイメージすると、『魔氣』を小太刀へと具現化させる。
具現化した小太刀を逆手に握り、銀色の軌跡を受け止める。
どうやら予想どうり目の前にある金色のナイフと同系のようだ。
刀身中心が青く輝いている以外は形も同じだ。


カシム
「良い反応だったな。」

優太
「なるほど、嫌と言ったら実力行使か・・・
いいぜ、その方が面倒が省ける!!」



『黒龍』と小太刀の『龍爪』を同時に正面へと押し込む。
カシムはそれを受けて後方へと跳躍し、距離を取った。


カシム
「はっ・・・まさかオレ相手に喧嘩を売る選択をするなんてなぁ・・・
とんだ命知らずだぜ、お前!」

優太
「そっちこそ・・・
悪いがお前に奏を渡すつもりは毛頭無ぇぞ・・・。」

カシム
「そうかよ・・・なら、テメェをバラして奏を連れて行くだけだぜ!!」



カシムが突っ込んでくる。
優太は真っ直ぐカシムを見据え、構える。
思い切り正面から来るが、何か仕掛けてくるかもしれない。
注意深く一挙手一投足を観察し、カシムの動きを目で追った。
カシムの右手が上から振り下ろされる。
その攻撃を左へ体を逸らすことでやり過ごした優太だったが、続けざまに左手が横に振るわれた。
体を後ろへ反らしてその一撃も避わす。


カシム
「どうした!?避けてばっかじゃねぇか?」



カシムの攻撃は続く、がどれも優太は紙一重で避わしていく。
その動き、クセを少しづつ見破っていく。
そして、


優太
「(よし、少しだが分かってきたぜこいつの攻撃のリズムが・・・)」



カシムの右手のナイフが上から再度振り下ろされる。
優太はその振り下ろしを目で追った。
真っ直ぐにその軌跡を見つめながら、左手の『龍爪』を強く握り締めた。


優太
「(ここだ!!)」



その斬撃が眼前に迫った時、優太はタイミングを合わせるように『龍爪』を振り上げ、カシムのナイフを弾いた。


カシム
なにっ!?



かなり勢いを乗せて振り上げ、弾いたため、カシムの体勢を大きく崩した。
優太はその空いた腹部目掛け、右手の『黒龍』を横に薙ぎ払った。
『黒龍』が斬り裂いた腹部から、血が噴出した。
カシムはその場に倒れこむ。
口からも血を吐き出し、苦痛に身を悶えさせている。
しかし、その手はゆっくりと腹部に伸ばしていた。


カシム
「たく・・・殺るなら本気で殺りに来いってんだ。」



次の瞬間、優太が斬り裂いた部分から白い蒸気のような物が立ち上った。
するとその下の皮膚が見る見るうちに塞がり、スグに斬撃の後は消えて無くなった。


優太
「・・・・・やっぱ不死身なのか。
不便そうな体だな・・・」

カシム
「そうかーー?オレはそうは思わないね。
大体そこに居る奏だって同じなんだぜ?」


「・・・・・」



視界に映った奏の顔が沈んでいるのが分かった。
優太はただそれが許せず、カシムを睨みつけると激しく怒りをあらわにする。


優太
「奏は違う・・・お前と一緒にするな。
少なくとも奏は、お前見たく人間の血を貪ったりする様な奴じゃないんだよ・・・!」


・・・! ユータ・・・」

カシム
「さて、どうだか・・・
ソイツは吸血鬼の中でも純粋な血を受け継いでいる、いわゆる『真祖』だ・・・
その吸血欲求はオレ達の比じゃない筈なんだがな。
見えない所でチャッカリやってるんじゃないか?」

優太
「御託は良い・・・とっとと諦めろ。
その回復力には限界があるって言うのはもう知ってるんだ・・・
お前が諦めないって言うなら何度だってオレが斬り裂いてやる!
それこそ、お前の体から血が流れなくなるまでだっていいんだぞ・・・」

カシム
クックック・・・

優太
「何がおかしいんだ・・・?」

カシム
「いや~?
まさか、こんなもんでオレを倒した気になってるのが面白くてよ・・・」

優太
「強がってんじゃねぇよ・・・お前の動きは大体覚えた。
今なら手に取るように分かるんだぜ・・・お前の動きが!」

カシム
「だから、それが笑えるってんだよ・・・オレがこれくらいで本気を出し切ってるとでも?
言っとくが、まだオレは実力の半分も出しちゃいないぜ?

優太
「そっか・・・じゃあその本気って言うのを見せてみろよ。
それすら捻じ伏せてやる!!!」

カシム
「口を慎めよ・・・人間・・・!



ゾクリと背筋が凍る。
目の前のカシムから発されているオーラに優太が気圧される。
まるで身動きが取れない。


優太
「(なっ!?う、動かない・・・!)」

カシム
「何だよ・・・まるで大したことねぇな・・・
『波動返し』も使えねぇみたいだし、こりゃあ話にもならねぇな。」



さらに大きな力が優太の体を縛る。
それは紛れも無く恐怖だった。
目の前のカシムに強烈な恐怖心を覚える。
その所為なのか、優太の体は指一本たりとも満足に動かせなくなった。
直立不動のまま、ゆっくりと近付いてくるカシムを黙ってみていることしか出来なかった。


カシム
「これが実力の差・・・
お前の『波動』じゃあ、オレの足元にもおよばねぇよ・・・」



カシムの手に握られたナイフが優太の腹部に突き刺さる。
肉を裂き、内蔵を貫き、背中から先端が突き出る。
優太の口から盛大に血が吐き出される。
それがカシムの顔に飛び散る。
その血をカシムは舌で舐めとると、スグに吐いて出した。
不敵な笑みを浮かべながらナイフを優太の体から引き抜く。
瞬間、栓が抜けたようにそこから大量の血が噴出した。



ユーターーーーーーーーー!!!



優太は力無くその場に倒れこむ。
その隣に奏が走り寄って来る。
瞳から大粒の涙を零しながら優太の体を揺する。
が、それで出血が止まることなどはありえない。
無情にも優太の体から見る見るうちに血が流れて広がっていった。
指先の感覚が無くなるまで、そう時間はかからなかった。
少しづつ視界がぼやけ始め、意識が遠のいていく。
優太は顔だけでもカシムの方へ向ける。
隣に立つ奏の顔は酷く悲しみに塗りつぶされているように見えた。
カシムを睨み付けながら奏は何かを話しているようだが、今の優太には聞き取ることも出来なかった。
話が終わったのか、カシムの後を追うように奏が立ち上がり、歩いていく。
そして奏がふと後ろを振り向き、その口が小さく動いた。
音では聞き取れなかったが、口の動きで大体分かってしまった。
優太の意識はその瞬間に落ちた。
頭の中では奏の言葉だけが何度も木霊していた。






今までありがとう・・・じゃーな、ユータ・・・






続く。。
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[ 2013/12/20 00:00 ] カスタムテーマ | TB(0) | CM(1)

水曜日に授業抜け出して隣の駅の本屋に「ハヤテのごとく!39」を買いに行ったらずっと待ってた漫画の最終巻が出てました。
後ろの方を見る限りでは11月には出てたらしいのに全く気づきませんでしたよ。
でも知らぬ間8年も連載していたのにはびっくりしました。
連載開始が登場キャラたちと同い年だったのに…

昨日発売の「真・ガンダム無双」が代引きにも関わらず今日届くということに、やっぱりアマゾンで新商品を購入するのはよろしくないのかなぁ?
[ 2013/12/20 14:15 ] [ 編集 ]

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