スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
[ --/--/-- --:-- ] スポンサー広告 | TB(-) | CM(-)

冷え冷え。。

今回は優曇華魔理沙のテーマ作ってきました。
魔理沙&優曇華1(PSP)
以下アイコンイメージ↓
げ~む(魔理沙2) 優曇華(みゅ~じっく)
ゆ~えむでぃ~(魔理沙2) 優曇華(ぴ~えすぴ~あっぷで~た)
別壁紙はこちら↓
魔理沙&優曇華2(PSP)
ダウンロードはあぷろだあたりからどうぞ。。
腹を壊しました。。
うん、別にオレにとっては日常茶飯事です。
でも結構久しぶりにガチなのがきちゃって大変だったわ。
そもそも、腹を冷やしすぎたのもいけなかった。
午前中、アイスとキンキンに冷えた水をほぼ同時に取ったのが運の尽き・・・
昼に炒飯を作って食べていたら、急にゴロゴロきた訳ですよ。
十五分くらいは出られませんでしたねトイレから。
やっぱどう足掻いても無理な組み合わせと言うのはあるって話だね。
明日からはあまり冷たい物を同時に取らないようにしようそうしよう。
ぼちぼちこっちも更新中「げ~むな日々Lv2」頁へ
じゃ、今日の所はコレで失礼!!ノシシ


~雪徒家のポスト~




「ナオさん」
削げた・・・それは聞くだけでも痛いな。
うーーーん、難しい(メンドクサイ)課題が多くなってくるのは仕方ないよね。
でも、やってるうちに慣れちゃって何も感じなくなる・・・言わば不感症状態になれるように頑張るっていうのはどうだろう。
いやそもそも心が折れかかってるんだったか。
大丈夫!君ならできるさ、諦めるな!!(根拠の無い励まし)


~過去物語~「唯篇」(10)






由紀
「とりあえず優太、コレ着てみて。。」



今朝教室に入り、適当に周りと駄弁っていると由紀がそんな風に話しかけてきた。
その差し出された物に見覚えがある気がした。
だが、あまり細かいことは気にせず受け取る。


由紀
「サイズは合ってると思うんだ!!」

優太
「いや・・・え?
何でオレが着るんだよ・・・」

由紀
「いやね、何か昨日の日本刀の手入れが妙に様になってたでしょ?
だから、ちょっと急遽コレを着てもらうことに相成りました。。」

優太
「全くと言っていいほどに自体が掴めない。。」

由紀
「いいから着替えてよ。
みんなきっと見たがってると思うからさ。」



そう言いながら由紀に教室から締め出される。
仕方なく優太はトイレに向かい、渋々それに袖を通した。






優太
「おい、これ・・・」

雄大
「見事なまでに様になってるとおもうぞハカセ!!」

板垣
「うんうん、背格好も同じようだし・・・」

千草
「左頬に十字傷とかあったりすればそのものって感じじゃね!?」



優太が身に纏っているのは有名な流浪人が着ていた袴に似ている。
いや、そもそもその物と言っても良い。
一体全体何でこんな鮮やかな緋色の袴があるのだろう・・・


優太
「いや、やっぱこの格好は恥ずかしいって・・・」

高橋
「いやいやハカセ、マジクオリティ高いよ!!
これならバカな女なら釣れる!!
当日は絶対その格好ね!!」

優太
えぇーー!??
接客は全部女子がやるって・・・」

佐々木
「接客はしてくれなくてもいいよ。
とりあえず客引き客引き。。」

由紀
「やっぱり私の見立ては間違って無かったかな。。
これで当日の集客率は期待できそうだよ・・・」

川鍋
「確かにこれで女性客もある程度確保できそうだ・・・
ふふふ、もしかしたら本当に賞の一つや二つ夢じゃないかもね。。」

優太
「えーーー・・・もう決定?決定なの??」

全員
「うん。。。。」

優太
「はいはい良いですよもう何だって・・・
コレ以上何がどうなったって、オレ自身驚きもしませんよ。
とりあえず当日は着るけど、今は脱ぐからな!!!」

川鍋
「あ、それからちょっといいかい、みんな。」



鍋ちゃんの声が教室中に響く。
皆はスグに口を閉じ、鍋ちゃんの話を聞く体勢に入る。
それを確認してか、鍋ちゃんは口を開く。


川鍋
「実は昨日、盗難事件があってね。
教室には誰かが絶対居るから大丈夫だと思うけど・・・貴重品の管理は徹底して欲しい。
連絡は以上だけど、他に何か連絡がある人はいるかな?」



シンと静まり返る教室。
とりあえず連絡事項が無いことを確認した鍋ちゃんは手をパンパンと叩く。


川鍋
「それじゃあ準備の方を始めて!
あと今日と明日で仕上げないとならないからね・・・気合を入れて頼むよ!!
あ、あと福島君、これが今日の君の仕事ね。。」

優太
「え・・・コレ全部買って来いってのか?」

川鍋
「うん、必要なんだ。」

優太
「いや、だってこれ・・・加須方面の店とか、行田方面の店まであるんだけど・・・」

川鍋
必要だから。。

優太
「あの・・・一人じゃあまず無理・・・」

川鍋
ひ・つ・よ・う・だ・か・ら。。

優太
「分かったよ畜生!!
行けばいいんだろ!?
行ってやるよ、どんなとこだろうがなーーー!!!!」

川鍋
「よっ!福島君、男前!!」



完全に上手く乗せられた気がしないでもなかったが、細かいことを考えること事態がめんどくさかった。
優太は山本に一日外出許可証を貰い、果て無き(誇張)材料収集の旅に出発した。。






優太は溜息を一つつくと手に持った籠をレジに出した。
今日の仕事は深刻にハード、いや・・・ナイトメアモードだったと自負したいくらいの大変さだった。
準備の方も忙しくなり始めるため、人手を確保できず・・・
優太は一人で何度も色々な店と学校を行き来していた。
とりあえず午前中各所に足を運び、色々な備品やらを揃えに走った。
昼を挟み、再度自転車を走らせ、ようやくこれで全ての買出しが終わると言う所だった。


優太
「あ、領収証ください。」

店員
「はーーい。」



レシートでも問題は無いのだが、できるなら領収証を持っていく方が良い。
理由は良く分からない。
と言うか一度もまともな説明を受けたことなど無いのだから知る訳も無い。
店員から領収証を受け取り、財布に押し込む。
籠を持ち、レジを出て買った物をレジ袋に詰めていると、


??
「あ、おにいちゃん。」



聞き知った声が耳に流れ込んでくる。
優太はスグに後ろを振り向く。
そこには同じように籠を持った愛依の姿があった。
愛依は優太の隣に籠を置くと、同じように袋に詰め始める。


愛依
「奇遇だね。
おにいちゃんも買い物?」

優太
「ああそうだけど・・・愛依も?」

愛依
「うん、ちょっと裁縫道具を。」

優太
「愛依達も何か衣装とか修繕してるのか?」

愛依
「ううん。
実は一から作ってるんだ。」

優太
「え? 間に合うのか・・・?」

愛依
「作り始めたの結構前からで・・・
大体仕上げに入ってて、もうほとんど完成してるんだ。。」

優太
「そうなのか、それならいいんだけどさ・・・
愛依は歩いてきたのか?」

愛依
「自転車持ってないからね~~。
貸すよって言われたけど断ったんだ。」

優太
「そっか・・・何なら帰りは乗ってくか?
オレ自転車あるからさ・・・」

愛依
「え? でも二人乗りは禁止じゃ・・・」

優太
「近くまで行ったら降りれば大丈夫だよ。」

愛依
「いや、でも・・・やっぱりそういうのはダメだよ。」

優太
「うーーん。
まあ、愛依がそう言うなら無理強いはしないけどな・・・
じゃあせめて荷物くらいは持たせてくれよ。」



そう言うと優太は愛依が詰め終った袋を手に取り、歩き出す。
愛依は慌てて後を追う。
そして申し訳なさそうに、


愛依
「わわっ・・・!
い、いいよ、おにいちゃん!
そんな重くないし、自分で持てるから!」

優太
「良いって・・・こうやって前籠に入れれば関係無いからさ。」



優太は自分の袋と愛依の袋を前籠に入れる。
そしてスタンドを蹴って自転車を手で押し始める。


優太
「とりあえず帰ろうぜ。」

愛依
「え、おにいちゃん乗らないの?」

優太
「ああ。
どうせ学校近いし、愛依が歩くならオレも歩くよ。」

愛依
「おにいちゃん・・・うん、ありがとう。」



愛依が微笑みながら、優太の自転車と歩調を合わせて歩く。
いま居るこの店は学校の調度裏にあり、踏み切りを渡った先を数分歩いた場所にある。
そんなに広くも無いが、色々な物が売っているため、この手のイベント時は結構重宝される。
二人は踏み切りを渡り、何気ない会話をしながら学校へゆっくり歩いた。
そうして居ると今日一日の疲れなど吹き飛んでしまうと言う物だ。






愛依
「へぇーーー。
じゃあ一日中走り回ってたんだ・・・」



学校に着いてから優太は自分の教室に寄り、買出しで買った袋をクラスの連中に引渡してから、愛依と一緒に三号館の階段を登っていた。
どうやら三号館の教室を一室借りて作業をしているらしい。
そこにはちょっとしたお菓子などがあるので、荷物を持ってくれたお礼にご馳走したいと言う愛依について来た次第だ。


優太
「ああ、何かもの凄く面倒な役を押し付けられてな・・・
もう朝から走りっぱなし・・・」

愛依
「それはご苦労様でしたーーー。
じゃあ、尚のこと休んでいって欲しいな。
おにいちゃんに倒れられたら皆、心配するから・・・」

優太
「いやいや流石にこんなことくらいで倒れたりはしないって。」

愛依
「そうやって油断するのはダメだよ!
ちゃんと休息も必要なんだから。」

優太
「それは思うんだけど、休む暇も無くてな・・・
昼はちゃんと休んだけどさ。」

愛依
「本当に一生懸命なんだね・・・
おにいちゃんのそういう所・・・私、大好きだけど・・・
本当に無理とかしちゃダメだよ?」

優太
「そう言ってくれる愛依が居るからオレも頑張れるよ。。」

愛依
「え?お、おにいちゃん・・・?
そ、それって・・・その、」

優太
「おっ、ここか。」



そうこうしている内に目的の部屋についた。
優太は何気なくその戸に手を掛け、


愛依
あっ!!
お、おにいちゃん!ちょっと待って・・・!!!



そう言った可愛い妹の忠告を聞く前に戸を開いてしまう。
部屋は大分散らかっており、机や椅子が乱雑に並べられている。
その上には愛依が言っていたとおり、お菓子の袋などが多く置かれている。
むしろどこに仕事をしている形跡があるのだろうと探してみたくなるくらいだ・・・
ふと、そんな部屋の中心に視線が向く。
何故かその方向に誰かが居たのが見えたからだ・・・
その先には、何故か奏が一糸纏わぬ姿でつっ立って居た。
簡単に言うと・・・全裸である。
机が手前にあり、下の方は上手く隠れているものの・・・
上は遮る物が一切存在せず、その控えめな胸が丸見えだった。
控えめと言うにも申し訳ないほどに平らなソレを一瞥しつつ、優太はホッと胸を撫で下ろしていた。
当の本人である奏は驚愕に顔を強張らせ、徐々にその顔が朱に染まっていく。



なっ・・・!?

優太
「何だ奏かーーー・・・
良かった、だったら安心院・・・」


何が安心院だーーーーー!!!
とっとと閉めろバカ野郎!!!



ザクッ!!っと優太の額にナイフが突き刺さる。
どこから取り出したのか全く見えなかったが・・・
と言うより、普段から持ち歩いているのかとツッコミすら入れたい状況である。
が、優太にそんな余裕など微塵も無かった。
ギャグとは言え、痛い物は痛い。
優太は急いで戸を閉めると、ナイフを抜き取って痛みに悶えた。。







「普通ノックくらいするもんだろ・・・親に習わなかったのかよ?」

優太
「いや、すみませんwww」


「お前語尾に『www』って付けたろ・・・」

優太
「いや、付けてないですよ。」


「いや付けてたろ・・・何か顔も多少なりともニヤけさせてたしさ。」

優太
「まあまあ・・・奏のことを可愛い妹と思ってるからこそできることでwww」


うわキモッ・・・マジで死ねよお前。」

愛依
「ふふふっ。
もうカナちゃんってば恥ずかしがって・・・」


「ゴメン愛依・・・
流石の愛依のお言葉でもそれは受け入れ難いわ・・・」

愛依
「えぇ? まあ、おにいちゃんの言うタイミングがアレなのもあるけど・・・
言葉としては良い響きだったと思うな。。」


「愛依、ユータに毒されすぎだ・・・
普通、自分より年下の女の子に妹とか言うか?
普通に危ない性癖の持ち主だと思うわ・・・」

愛依
「うーーーん・・・
まあ確かに、おにいちゃん以外の男の人にそんなこと言われたら気持ち悪いかも。。」


「いや、だから今私がその状況なんだけど・・・」

愛依
「カナちゃん大丈夫!!
おにいちゃんは別に変な意味で言ったんじゃないよ!
普通にカナちゃんのこと妹みたいで可愛いって言ってくれてるんだよ、きっと。。」


「凄いな、愛依・・・そこまで潔い勘違いまでできるんだーーー・・・
もう色んな意味でユータの毒牙にかかっちゃった感じか・・・」

優太
「まあ、そこまで言われると流石に傷つくんだが・・・
冗談はこれくらいにして、奏・・・さっきは悪かったな。
本当にごめん。。」


「ん?・・・うーーーん、いや・・・私も別にそこまで怒ってる訳でもないし・・・
こ、今回は許してやる。
私も慌ててたとは言え、ナイフ投げて悪かった。」

優太
「良いよ。
サクッと刺さった程度だったから・・・
抜いて、『氣力』を使って自己修復した。」


「そっか・・・と、とりあえず変な所に刺さらなくて良かった・・・」

愛依
「素直に謝れて偉いねカナちゃん。」


「ふ、ふん。
ちゃんと悪かったことは反省をするのが私だ!!
これくらい、造作も無いぞ!!」

優太
「とりあえず今日は一日疲れた・・・
自転車で走りっぱなしっていうのは意外に疲れるもんだ・・・」

愛依
「そう言う時はやっぱり甘い物を食べると良いと思うよ。」


「それって、頭を使ったときの話じゃなかったっけ?」

愛依
「うん、まあそれはそうだね。
でも、糖分って結局は炭水化物だし・・・
吸収されればエネルギーにはなる訳だから同じじゃないかな?」

優太
「腹が減ってては何とやらって奴だな・・・遠慮無くいただくとするよ。」



優太は愛依が差し出したチョコ○イの袋から一つ取る。
そしてそれを開け、口に運ぼうとした時・・・


ヴィィィィイイ~~~・・・


ポケットからバイブ音が鳴り響く。
優太は口でチョコパ○を咥えながら携帯を開く。



「死の宣告か?」

優太
「ちげぇよ普通にメールだよ・・・。
どんだけオレに死んで欲しいんだお前は・・・蓮からか・・・」

愛依
「何て?」

優太
「ん~~?
何か本の整理がやっぱり大変だから手伝って欲しいって。
悪いけどオレ行くわ。」

愛依
「そっか・・・」



愛依は傍から見ても分かるくらい残念そうに頭をたれる。
しかし、スグに顔を上げるとビニール袋を手に取り、その中にお菓子を無造作に詰め始めた。


愛依
「はい、これ。
蓮さんの所に行くんだったら二人で食べて。」

優太
「いいのか?
だって愛依達が買った物じゃ・・・」


「ほとんど予算で余ったので買った奴だから別にいいさ。
愛依が良いって言ってるんだから持って行けよ。」

優太
「ん、二人がそう言うなら・・・分かった。
ありがたく頂くことにするよ。」



愛依の手から袋を受け取り、優太は教室の戸を開ける。
するとそこに一人の男が立っていた。
お互い急だったため、驚きを隠せず声をあげた。


優太
わっ!?

服正
「おおぅ!?福島?
どうしてこんな所から・・・ここは一年生が使っていると聞いたんだが・・・」

優太
「あ、ちょっと後輩の子にお呼ばれしまして・・・
ちょっとばかり休憩していたんですよ。」

服正
「そうだったのか。
サボるのも大概にしておけよ・・・ってことは中に人は居るってことか・・・。」

優太
「先生、また見回りですか? 豆ですね。」

服正
「まあな。
こう言った事をするのも教師の務めだからな・・・ま、誰か居るなら良いとするか。」



そう言うと服正は廊下を右へ歩いてゆく。
そして階段の方へと消えていった。


愛依
「服正先生、何か用だったの?」

優太
「ん?ただの見回りだよ。
盗難事件が起こったからな・・・」


「ああ・・・それで。
ま、基本的にこの部屋には誰か一人は居るようにしているから問題は無い。
ましてや貴重品なんて何一つ置かれてないからな。」

優太
「そうか。
でもまあ、部屋を出る時は戸締まりしっかりするんだぞ。」

愛依
「うん、分かってる。」

優太
「じゃ、オレはそろそろ行くな。
お菓子サンキュ!また後でな!」



優太は戸を閉めると、廊下を左の方向へ走っていく。
足音が遠ざかっていくのを確認してから、愛依は椅子に腰掛けた。



「残念だったな。
来たばっかりだったのに・・・」

愛依
「カナちゃんも残念だったね。
折角じゃれ合えると思ったのにね。」


ばっ!?
・・・わ、私は別に何とも思わないよ!!」

愛依
「ホントに?
おにいちゃんに可愛いって言われた時、ちょっと嬉しそうだったよね?」


「そ、そんなことねぇし・・・」

愛依
「カナちゃんも、もう少し素直になってもいいとおもうけどな・・・」


「私は必要以上に素直なつもりだけどな・・・」

愛依
「うんうん、変な方向に素直じゃないよね。。」


「だ、だから・・・
別に私はアイツのこと、何とも思ってないってーーの・・・」

愛依
「もう、カナちゃんは・・・ま、別にいいか。
お茶、飲む?」


「うん。」



愛依は椅子から立ち上がると窓際に置かれたティーセットの所へ向かう。
そして二人分の紅茶を淹れ、それを運ぶ。
紅茶の香りが部屋に立ち込め、気分が楽になっていくのが奏にも分かった。






優太は階段を下り、一つ下の二階へ向かった。
そして階段の踊り場から出ると、スグ右手に図書室がある。
優太はノブに手を掛け、開こうとした時・・・
ふと脳裏に奏の言葉が蘇った。


『普通ノックくらいするもんだろ・・・親に習わなかったのかよ?』


そう言えば、こうやって油断して開けた時と言うのは往々にしてそういうMUFUFU☆な展開に突入している気がする。
いや、そもそもその手のげ~む、ラノベ、漫画でもそんな物だ。
つまり・・・ノックはした方が良いのだ。
いや、そもそも図書室でイキナリ着替えてるなど想像もできないのだが・・・
優太はそれ以上考えず、扉を軽く二回ほどノックした。


『はい?開いてますよ??』


蓮の不思議そうな声が聞こえてくる。
開いてますよと言う事は、別に何もしていないのだろう。
間違っても着替えをしていたりは無いようだ。
もし、着替えをしているのならそういう旨を言う筈である。
優太は安心してノブを回す。
そして図書室の中へ入り、凍りつく。
目の前に居るのは蓮、なのだが・・・
何故かいつもの制服姿ではなかったのだ。



「あ、優太さんでしたか・・・
お待ちしてました。。」



そう笑顔で、いつものように振舞われる物だから、もしかしておかしいのは自分なのではないのかと考えてしまうほどだ。
優太は再度、蓮の姿を確認してみる。
その姿は何だかどこかで見たことがある気がしたのだ・・・
そう、確か今やってるダンジョン探検とかしまくる系のげ~むの・・・ヒロインの一人が着ていたような格好参考画像である。
頭には垂れ耳を思わせるような帽子を被り、肩に夜色のマントを羽織っている。
上半身は水着のビキニを多少厚くしたような物で胸を覆い、腰の辺りまでスリットが入ったスカートを身に付けている。
マントのお陰で多少は緩和されているとは言え、相当に露出度の高い格好だ。



「??? どうかしたんです?」

優太
「い、いや・・・
そ、その格好・・・どうしたんだ?」


「え、これですか?
由紀さんに、『一着完成したので試しに着てみてくれ。』と言われたので着てみたんですが・・・」

優太
「そ、そっか・・・
べ、別に他意はないんだな・・・安心した。」


「他意?」

優太
「いや・・・また変な色仕掛けか何かかと・・・」


「ああ、なるほど・・・確かにこの格好ではそう思われるのも無理ないですね。
でも、別に今回はそういうのは無いですよ。。」

優太
「そ、それならいいんだけど・・・」



優太は今一度その格好を見つめる。
げ~む内のキャラが着ていた格好とは言え、そのキャラには色々な理由があり、違う格好をさせているのだ。
実は最後まで(実は未だに悩んでる)どっちにしようか迷ったのだが、パーティ運営上泣く泣くこちらの格好はさせられなかったのだ。
なので、何故かその格好にとても新鮮味と言うか・・・感動すら覚えてしまった。
と言うか、既に似たようなのでも市販されてるのだろうか・・・途轍もなくクオリティが高い。



「そ、そんなマジマジと見つめられると恥ずかしいです・・・」

優太
「あ、ご、ごめん!!
いや、その・・・普通に似合ってるから・・・」


「!! そ、そうですか?
そう言ってくださると、その・・・着てみてよかったです。」



何だか妙な空気が流れてしまう。
優太はその空気を変えるため、咳払いを一つ挟み、話を切り出した。


優太
「ほ、本の整理があるんだよな?
手伝うから、手早くやっちまおうぜ。」


「そ、そうですね。
それじゃあ、とりあえず優太さんはこちらの凄く重い本の整理をお願いします。。」

優太
「ほとんど辞書とかじゃねぇか!!
え、これ全部整理すんの!??」



ダンボール一杯に小道具が敷き詰められた物が十数個ある・・・
考えただけでも嫌になりそうな量だった。



「私はこっちの比較的軽い本の整理を主にやるので、そちらはお任せしますね。。」

優太
「いやいやちょっと待って!!これ一人でやるの!?
オレこれでも結構疲れてますよ!?」


「大丈夫です!!
まだ諦めるような時間じゃないですよ。。」

優太
「そう言う問題でもない気がしてきました!!」


「まあここは軽く当たって砕けろ精神で行きましょう。」

優太
「あっ!!そう言えば蓮!
お前昨日の夜はよくも謀ってくれたな!!
何だか色々あって結局一緒に入る羽目になったろうが!!」


「え・・・そ、そのまま一緒に入ってたんですか?」

優太
「あっ・・・いや、その・・・な、流れで・・・」


「・・・・・わ、私としたことが・・・
仲直りのきっかけ作り程度に考えていたのに・・・
図らずも敵に塩を送ってしまったと言うことですか・・・!」

優太
「ま、まあ、アレのお陰で由紀とも仲直りできたけど・・・
頼むからコレ以降こういうのは勘弁して欲しいのだが・・・」


「かくなる上は、私も一緒に入って裸の付き合いに持って行くしかありませんかね・・・
いや、それだと由紀さんと結局は同じ・・・
しかも同じことの繰り返し、これでは読者的にもあまり良い展開ではありませんね・・・」

優太
「あ、あの蓮さん・・・
考えてることダダ漏れですけど大丈夫ですか?」


「もう優太さんに媚薬でももって強制的にそう言う展開に持っていって既成事実打ち立てるくらいでもしないと無理?
いや、それは最終手段よ早まっちゃダメ、私!!」

優太
最終手段!?
最終手段にどれだけ末恐ろしいこと計画してんだ!!
もうお前ヒロインの皮被った悪役みたいな感じがするぞ!!」


「五月蝿いですね!!
もうこうでもしないとキャラが保てないんですよ!!」

優太
「え!?そうなの!?
十分キャラ立ってると思いますけど!!」


「そもそも優太さんがそういう中途半端に優しくしたり・・・!
期待持たせるようなこと言うからこうやって私みたいなのがポンポン量産されるんですよ!!」

優太
「えぇ!?結局オレの所為!!?」


「そうですよ!!
兎に角、優太さんはもう少し自分の意思をですね・・・」



そう言いながら蓮は振り返ろうとする。
が、足元に置かれたダンボールに足を引っ掛けてしまい、よろける。



きゃっ!?

優太
蓮!!



優太はすぐに蓮の体を支えるように手を腰に回した。
寸での所でどうにか倒れるのだけは止められたようだ。



「あ、ありがとうございます・・・」

優太
「いや、別にいいけど・・・大丈夫だったか?」


「えと、問題があるかと聞かれると・・・
優太さんの手の位置が若干問題と言うか・・・」

優太
「え?手の位置??」



優太は確か、腰の辺りに手を差し込んだはずである。
チラリとその辺りに目を向けてみる。
すると、何故か優太の手は蓮のスカートの中に侵入していた。
スカートのスリットに手が入ってしまったのだろう。
今更ながら、手のひらに柔らかい感触がする気もする。
蓮の、太もも・・・もしくは臀部(お尻)ではなかろうか、この感触・・・
それを確かめるだけの勇気は今の優太に無かった。


優太
あ・・・!
いや、これはですね・・・完全に事故と言う奴で・・・
狙ってやったとか、そういうのではないですよ!?」


「わ、分かってます・・・それくらい。」



そう言いながら蓮は優太に身を寄せてくる。
何故このタイミングで、とか思ったが・・・
優太はそのまま動けずに居た。
下手に動くと手が変な所を触ってしまうのではと思ったからだ。



「別に今更、こんなことで慌てたりはしませんけど・・・
でも、ゆ、優太さんじゃなかったら叩き倒してる所です・・・」

優太
「そ、そーーーですか・・・。」



優太はとりあえずゆっくりと蓮の腰に回した手をスカートから抜き出す。
できるだけスカートがめくれないように注意しつつ。
抜いたと同時に、蓮が下から見上げてくる。



「その、こ、ここまで言っても分からないんですか?」

優太
「わ、分からないとは・・・?」


「私の、気持ち・・・です。」



正直、ビシビシ伝わりすぎてて逆に下手な返し方が出来ないレベルなのだが・・・
それは胸の辺りで止め、蓮に向き直ると、優太は言葉を選ぶように口を開いた。


優太
「その、蓮の気持ちは・・・分かるよ。
うん、毎度毎度・・・オレなんかには勿体無いくらい、気持ちをぶつけてくれるから・・・」


「気付いてたなら・・・何か言ってはくれないんですか?」

優太
「今は・・・まだ、何とも言えないんだ・・・
オレ自身、色々考えてて・・・ち、近いうちに絶対に答える!!
だから今は・・・、ほ、本の整理しよう!!」


ぷっ・・・!
こ、この状況でそんなこと言うんだから優太さんは面白いですよね。。」

優太
「だ、だってもう何て言っていいか分からないんだよ!!
色々無経験な高校生男子舐めんな!!!」


「誇る所違うんじゃないですか?
まあ、いいですけど・・・それじゃあ、本の整理しましょうか・・・優太さん。」

優太
「うん!やるやる!!
もうこうなったらガンドコやっちゃうぜ!!」



それから優太は変なスイッチが入ったのか、まるで今までの疲れを忘れたように、あとついでに柔らかかったあの感触を忘れるように整理に励んだ。
かなり量があったはずだが、日が暮れる頃には全部片付いていた。
準備期間二日目も働き詰めで終わった。






続く。。
スポンサーサイト
[ 2013/07/05 00:00 ] カスタムテーマ | TB(0) | CM(1)

今まで実験の試問は
「実験の内容を復習しながら、その内容などに踏み込んだことを先生が質問する」
ってパターンでしたが、まさかの紙渡されてそこに書いてる問題に答えていくペーパテスト方式に。
今までいろんなゲームを幅広くやってたのにいきなりカードゲームばっかになったり、
怪獣退治がメインだったのにプロレスやり出した時のような突拍子のなさが感じられました。

日曜日に製図の課題をやりながらなんとなく流してた「WORKING!!」の動画にハマって、レポートやったり試問までのちょっとした時間を使いながら三日で2期まで見終えましたよ。
[ 2013/07/05 18:29 ] [ 編集 ]

コメントの投稿













管理者にだけ表示を許可する

トラックバック

この記事のトラックバックURL
http://osakituki.blog16.fc2.com/tb.php/364-6ac318b3








上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。