雨は。。

今回は優曇華レイセンてゐのテーマ作ってきました。
優曇華、てゐ、レイセン1(PSP)
以下アイコンイメージ↓
優曇華(げ~む) 優曇華(みゅ~じっく)
てゐ(ゆ~えむでぃ~) レイセン(ぴ~えすぴ~あっぷで~た)
別壁紙はこちら↓
優曇華、てゐ、レイセン2(PSP)
ダウンロードはあぷろだあたりからどうぞ。。
雨はどこへやら・・・
梅雨に入ったと言うに、まるで雨が降らぬ。
どうやら金曜の今日、雨が降るらしいが・・・
本当に降るんだか、、、
そして向こうの更新頻度を減らした所で別段書くことが増えることも無かったと言う・・・
うむ、どうするか・・・
ぶっちゃけ深刻に何を書いていいやらになってるのだが。
もうこの際この部分を無理に書くのをやめるか!?
いや、それって完全に逃げだわ。それはすまい。。
とりあえず来週までにもう少し何かないか探してみよう。
ぼちぼちこっちも更新中「げ~むな日々Lv2」頁へ
じゃ、今日の所はコレで失礼!!ノシシ


~雪徒家のポスト~




「ナオさん」
トラウマ克服に勤しむのはいいことだと思います。。
オレは専ら、トラウマった事に関しては大体触れないようにしてます。
何かやっぱり昔痛い目見たことだからか、体が完全に拒否るんですよね。
でもあの作品の落ちが気になるーーーと言うのはありますね。
でも読みません怖いから。。
だから怖い物に再チャレンジすることはかなり状況が揃ってくれないと皆無に等しいですね。
ただ怖いかどうか分からない物に、怖い物見たさでチャレンジしちゃったことはありますね。。
バイトの面接って奴ですか?
後が無いか・・・そう言われると危機感が伝わってくる気がします。
車の免許ですか・・・
グーぐる先生に聞いてみれば良いと思いますが、聞かれた以上はオレも調べてみました。
うるおぼえの記憶を頼りにした感じだと・・・
やっぱATだと安くて、MTだと高いって感じですね。
どっちにしても30万近くはかかるみたいです。
詳しくは最寄の自動車学校にでも問い合わせしてみてください。。




「Rainさん」
そうか、新作でたんだったな。
しばらく買えないなーーー。
新キャラも出てるんだろうけどきっとそのキャラのは作らないですね。
元々作らないと言って初めて、でも神霊廟は時期的にも合っちゃったから作った感があります。
そんなこんなで、またも作るとその次のも作らないとならなくなるので今回は作らないことにします。
まあ、オレが作らなくてもどこかの誰かが作るよきっと。。
て言うか一体何時までPSPテーマの需要があるか分からないからな・・・
それも見越して、作らない方向で考えてたりもします。
でも新作は素直にやりたいな。。
その内、買ってやることにします。


~過去物語~「唯篇」(6)






優太
「ふぅ・・・これでやっと全部、かな?」



あれから、学校から呼んだチャリ通援軍軍団と協力した結果、どうにか昼になる前に全部を運ぶことに成功した。
だが・・・
特に何も考えず持って帰ってきたため、そのダンボールの量の多さにただただ呆然としてしまっていた。
途中、刺繍針などの道具を買うために一時的にも抜けたのが痛かった。
優太自身が思っていたよりも遥かに多くの量を鳳仙が気を利かせて運んでしまったのだ。
鳳仙自身に悪気は無いので何も言えなかったが・・・
そんなダンボールの山を目の前にしながら翔が体を伸ばす。



「ふぃいいい!!
やっぱ汗をかくと青春って感じがするよな!!
これで可愛い女の子との出会いがあれば最高なんだけどな!!
できれば、ぼー○るっ的なウサ耳少女とかキボンヌ!!」

優太
「頭のわいてる少年は置いといて・・・
リアルどうするか、このダンボール。」

須田
「まさかこんな山になるほどの量があの空間に敷き詰められていたなんてね・・・」

駿一
「もうこんなにダンボールがあると寝転がりたくなるよね!!
ゴロゴロ~♪ゴロゴロ~♪

優太
「お前は一生そのダンボールに埋まってろ・・・」



思い切り転がっていた駿一の背中を蹴る。
すると駿一は勢い良くダンボールの山に転がっていく。
そのままダンボールの山に駿一はめり込み、奥へ奥へ転がっていってしまう。


駿一
「こ、これはこれで・・・
全身を圧迫されて・・・きもちぃぃぃいいいいい!!!!!(エクスタシー)

優太
「とりあえず鍋ちゃんに相談してみるわ。
皆、付き合ってくれてありがとな。
もう昼になりそうだから教室で昼飯にでもしといてくれよ。」



そう言って優太は鍋ちゃんを探しに皆を背に歩きだす。
ポケットから携帯を取り出すと電話帳から鍋ちゃんの番号を出し、通話ボタンを押した。
数回のコールの後、しばらくしてから鍋ちゃんの声が聞こえてくる。


『もしもし、どうかしたのかな?』


優太
「あ、鍋ちゃん?
実はさっきやっとダンボールを集め終わって帰ってきたんだけどさ・・・
そのダンボールがくちゃくちゃ可愛いんだけど・・・



『福島君疲れてるの?
とりあえず日本語でおkーだよ。』



優太
「悪い悪い。
最近リトバスとかやり直してたからついついネタを挟んじゃうクセがね。。
で、ダンボールの件なんだけど・・・とりあえずもの凄い量集めちゃったんだよ。
どうすりゃあいい?」



『とりあえず、現物を見てから決めるよ。
もうお昼だから福島君は教室に帰って昼食を取ってくれて良いよ。
僕もダンボールを見てから教室に戻ることにするから。』



優太
「うん、分かった。じゃあ後で教室で!!
ダンボールは駐輪場の奥にぶっ積んであるから、すぐ分かると思うよ!」



『分かった。
じゃあ今から行ってみるよ。』



次の瞬間、プツッと言う音と共に通話が切られる。
優太はポケットに携帯を戻すと昇降口に向かって歩き出す。
そして階段下に設置されていた自販機に寄り、適当なパックジュースを買うと階段を登り始める。
階段を登る途中、校内にチャイムの音が鳴り響いた。






優太が教室に帰った時には皆、思い思いの場所で昼食を取り始めていた。
基本的に机を教室の後方や、廊下に出してしまっているので床に座って食べている生徒も少なくない。
一部の女子は椅子だけをわざわざ持ってきて膝に弁当箱を載せて食べているようだ。
教室内にはやはり一部の生徒しか居らず、居るのは何時も弁当を持ってきている組だ。
残りは食堂に食べに行ったか、弁当を買いに行ったのだろう。
優太は教室内に自分の机が無いことを確認してから廊下に出る。
すると手前の方に自分の鞄を見つけ、中から弁当を取り出す。
それを手に持って教室に再度入る。
そしていつもの連中の輪の中へ入っていった。


雄大
「お、ハカセ。
鍋ちゃんは見つかったん?」

優太
「ああ、電話したらとりあえず実物見てから決めるってさ。」



そう言いながら優太は弁当の包みを解き、中から見慣れた弁当箱を取り出す。
それを見た平山が顔をニヤけさせながら冗談めかして呟く。


平山
「お、出た!
ハカセお得意の愛妻弁当!!

優太
「いや、今日のは由紀が作ったわけじゃあ・・・」

尾崎
「愛妻が由紀ちゃんっていうのは否定しないの?」

優太
「と、兎に角!!
今日のは由紀が作ったのじゃないの!!
これはなぁ、可愛い妹が作ってくれたのさ。。」

須田
「妹って・・・正確には唯ちゃんの妹じゃない・・・」

優太
うるせぇな!!
愛依はオレのこと『おにいちゃん』って呼んでくれるんだから妹なんだよ!!
オレの唯一無二のオアシスなんだよ、ほっとけよ!!!

愛依
「私がどうかしたの?おにいちゃん。」

優太
ギャーーーーーーーーーー!!!

愛依
ふぇええ!?
な、なに?どうしたの??」

優太
「あ、いや・・・別に何でもないよ愛依・・・。
そ、それより、二年の教室に来るなんてどうかしたのか?
また奏にセクハラされたとかか?」

愛依
「あ、今朝急いでたからおにいちゃんのお弁当に箸入れるの忘れちゃっててね・・・
届けに来たんだ。」

優太
「え、そうだったのか?
いま開けたばかりだから分からなかった。
わざわざありがとな。」

愛依
「うん。
はい、おにいちゃん、お箸。」



そう言って愛依は箸のケースを差し出してくる。
優太はその手に握られたケースに向かい手を伸ばす。
そして何故か視界の端から何かが踏み込んでくると同時、腹部に衝撃が走り、体がくの字に曲がった。
ノーガードの鳩尾に固く握りこまれた拳がめり込んでいた。
が、アルヴィスに基礎体力作りの名目で無駄に体を鍛えられている優太は多少咳き込むだけで済んでいた。
よく見ると、その踏み込んできたのは奏だった。


優太
「か、奏?
な、何だよ・・・」


チッ!ダメージ無しかよ・・・
いや、ふいにお前の目がいやらしく光るのを感じてな。
無意識のうちに踏み込んでた。悪い。」

優太
「いや、お前確実にワザとだろ!?
ちゃんと小声で囁いてた部分も聞こえてますからね残念ながら!!!」


「何のことかな~~。
別に、愛依と仲良さげに話すお前が気に食わなかったからとかそういう個人的な理由では決して無いんだぜ?」

優太
「モロにそれでしょ!?
もういいよ分かったよ!
とりあえずお前が最悪な奴だと再認識できたよ!!!」

愛依
「ふ、二人とも喧嘩はよくないよ!
カナちゃんもスグに暴力ふるっちゃダメだよ。
おにいちゃんだから無事に済んでるけど、普通だったら大問題なんだよ?」

優太
「そうそう。
奏もオレだから本気でやってるのかもしれないけど、命がいくつあっても足りないからマジ勘弁な!!
何か注意する所がこれじゃない感ハンパ無いけど気にしないことにした。」


「ふん、今日の所は愛依の顔に免じて許してやるとするか・・・
とりあえず私は早く教室に帰って愛依とニャンニャンしなければならないから早々に失礼するぞ!!」

愛依
「ニャンニャンって何だか分からないけど・・・お昼食べてからね。
じゃあおにいちゃん、またね。」



そう言うと二人は手を繋ぎながら教室を後にして行った。
本当に仲が良いなあーと思っていると、今度は由紀達が帰ってきた。
特に由紀はかなり疲労しているようで、かなりうな垂れている。


優太
「由紀、どうしたんだよ?
妙に疲れてないか?」

由紀
「うん?
ああ・・・ちょっと、ね。」

優太
「ちょっとって何だよ?」

由紀
「いや・・・少しばかり『次元力』を行使しまして・・・」

優太
「はい?」

由紀
「いやーーー、蓮ちゃんが持ってきた衣装の量がハンパじゃなくて・・・
使いたい奴だけ直すだけでも時間がギリギリで・・・
しょうがないから皆の時間を加速させて作業をこなさせたんだけど、最終的に加速して消費した時間を巻戻したりしたら疲れちゃった。」

優太
「おいおい・・・あんまり無茶するなよな。」

由紀
「はは、それを優太に言われるとはね~~。
いつもは優太の方が無茶してるくせに・・・」

優太
「オレは別にいいんだよ・・・
どうせ、一回は捨てようと思った命だし。」

由紀
「え?」

優太
「いや、悪い。
何でもない・・・」

尾崎
「千草ちゃんも衣装の修繕とかしてるの?」

千草
「あーー、私はそういうのやってないんだ。
私は小道具の調達とか・・・あ、そうそうユウ君。
午後は私に付き合ってよ。
ちょっと運びたい物があるんだけど一人だと大変でさ~~。」

優太
「そうなのか?
まあ、オレは別に構わないけどさ。」

尾崎
「そういうことならオレも一緒にやるよ!!?」

千草
「ホント?
じゃあついでにお願いしちゃおうかな。
ザッキーって良い奴だな~~。。」

尾崎
そんなこともあるかなーーーーー!!


「私の方もちょっと優太さんに手伝ってもらいたいんですけど・・・
ダメでしょうか。」

優太
「ああ、じゃあ千草のが終わったらやるよ。
委員会の方だろ?」


「はい。
図書室に居ると思いますから、終わったらで良いので一度来てくださいね。」

優太
「おぅ。
できるだけスグ行けるようにするな。」

鳳仙
「ダンナ!
また何か手伝って欲しいことがあったら言ってね!!
何を捨ててでもダンナを手伝うよ!!」

優太
「しばらくは大丈夫だと思うけど・・・
何かあったらまた声かけるよ。」

川鍋
「随分と楽しそうだね。」

優太
「鍋ちゃん。」

川鍋
「見てきたよダンボール。
何だか変な喘ぎ声が聞こえた気がしたけど気のせいだったのかな・・・」

優太
「鍋ちゃん。
それは100%幻聴って奴だよ!!」

川鍋
「そうかな・・・
駿一君の声に似ていたような気もしたけど・・・
気のせいならそれでいいかな。」

優太
「で、あのダンボールどうするの?」

川鍋
「明らかにウチのクラスだけじゃあ消費しきれないから、他のクラスにも分けることにしよう。
有料で・・・

板垣
「何か今、サラリと純度100%の黒い単語が混ざってた気がしたんだけど・・・」

川鍋
「え、だって良いじゃない。
アレを運んだのはウチのクラスだよ?
それをタダで分けるとかバカだよね。
搾れるなら小さくても搾り取らなきゃ・・・」

尾崎
黒い!!
黒くて何も見えないよ鍋ちゃん!!」

川鍋
「とりあえず一枚五十円にしよう。
十枚セットで買うごとに一枚余分にあげる。
これでどうかな?」

須田
「そ、そもそも大小色々あったけど・・・大きくても小さくても値段は均一なの?」

川鍋
「勿論。。
大きくても小さくても・・・
それこそ、切れっ端程度の大きさだったとしても五十円は貰う。。」

尾崎
黒い!!
黒すぎて吐き気を催すよ鍋ちゃん!!」

川鍋
「ありがとう。
最高の褒め言葉だよ・・・



そんな鍋ちゃんの黒い笑顔で色んな意味で空気が冷めた。
だが、平山が違う話をスグに出し、場の空気を変えてくれたので何とか持ち直し、昼食を済ませた。
皆それぞれ弁当箱を片付けると、思い思いに教室を後にする。
午後は野菜、花、造園、果樹の専攻ごとに準備がある所も少なくない。
そこへさらに部活で出し物をする所の準備も始まる物だから大変だ。
何はともあれ、それぞれ午後の作業が始まる。






千草に連れられる様にして優太と尾崎は、クラスの出し物に使うと言う小道具を探すため、三号館に来ていた。
優太は他にも仕事があったのだが、翔と鳳仙に任せてきた。
二人とも妙にやる気に満ち溢れており、仕事を振られて喜ぶ姿は他のサボってる連中にも見せてやりたいくらいだった。
しかし、優太のクラスでは今のところサボっている生徒は居ない。
それもその筈。
鍋ちゃんが基本的に監視の目を光らせているのでサボろう物なら確実に制裁と言う名の粛清が待っている。
流石に進んでサボろうとは誰も思わないのだ。
そんなことを考えていると先を行く千草が階段の踊り場に向かいながら口を開く。


千草
「何か三号館のどっかに演劇部の部室だった所があるらしくてね・・・
そこに小道具に使えそうな物があるんじゃないかと思った訳よ。」



そう得意げに言いながら千草は階段を登っていく。
その下を優太と尾崎は着いていく。
ふと尾崎が優太の制服の袖を引く。
尾崎は何故か指で上を指すばかりで口を開こうとはしない。
とりあえずもの凄い興奮した様子で指差すものだから自然と視線が上を向いた。
すると目の前に妙に色っぽいヒラヒラした布地が目に飛び込んでくる。
薄い緑色をした逆三角形のそれが、いわゆるパンツだということに数秒見つめてから気付く。
慌てて目線を逸らすが、尾崎はもうそれは無邪気な子供の様に目が釘付けだ。
千草はわざとやってるのか、それとも無頓着なだけなのかスカートを押さえることも無く階段を登っていく。
優太は一つ溜息をつくと千草の隣まで登ると、


優太
「おい、千草・・・
その、見えてるぞ。」



と、小声で囁く。
すると千草はニヤニヤと怪しい笑みを浮かべながらこちらを上目遣いで見つめてくる。


千草
「あんれ~?
ユウ君もそういうのに興味があるお年頃ですか~?」

優太
「ば、バカ野郎!
そう言う問題じゃないだろ!!
色々毒だから押さえるくらいしろってことだよ!!」

千草
「別に大丈夫!
これ見せパンだから!!」

優太
「お前痴女でしょ!?
どんだけそういうアブノーマルな欲求溜まっちゃってるんだよ!!」

千草
「何かさ・・・
ある一点を越えると、もうむしろ清々しくなるんだよね・・・」

優太
いいよそう言う悟っちゃってる発言!!
とりあえずお前も清清しいくらいに変態野郎だということが分かったんでスカートを押さえろ!!!

千草
「はいはい。
もう、ユウ君は子供だな~~この程度のことで焦っちゃってさ~~。。」



そう言いながらやっと千草は後ろ手にスカートの裾を押え始める。
後ろで尾崎がガックリとうな垂れていたが気にしないことにした。
ふと、千草の足が止まる。
三号館四階。
基本的に一年生時に選択科目として音楽、美術、書道のどれかを選ばない限りは部活以外で入ることのない階だ。
優太はふと千草に尋ねる。


優太
「この階って別に空き教室無いんじゃなかったか?」

千草
「いや~~、実は一個だけあるんだよ。
数年前まで茶道部の部室だった所が。」

尾崎
「茶道部?
今は演劇部の部室探してるんじゃなかったっけ?」

千草
「うん、そうなんだけどね。
でも人伝に聞いた話だと・・・
茶道部の部室だった場所って代々使う部が入れ替わっていたって。」

優太
「ん・・・
つまり、もしかしたら茶道部の前は演劇部が使ってたかもしれないってことか?」

千草
「その可能性も否定できないじゃん?
とりあえず試しに行ってみようぜーー!
もしかしたら、ゆるいゆり展開が起こってるかもしれないしさ!!」

優太
「いや、それは無い。。」



そう言ってから一同は歩き始める。
そして廊下を中ほどまで進んだ辺りに何だかよく分からない教室があった。
調度、音楽室と書道をやっていた教室の間に位置する場所。
よく見ると、教室の扉の上にあるプレートに「茶道部部室」と書かれている。


尾崎
「ここ、みたいだね。」

千草
「よし、開けるぜ?
どうする、中で本当にゆるゆりってたら・・・
もしくは、大きなだんごのぬいぐるみを抱えた美少女とか居たら・・・!!」

優太
あんぱん!!って叫べば良いと思うよ・・・」

千草
「どっちにしてもパラダイスってことか!!
よーーし、あーけーるーぞーーー!!!」



千草は思いの外、勢いよくその戸を開ける。
無人の三号館に戸が壁に打ち付けられる酷く大きな音が廊下に響いた。
中は大分閑散としていた。
隅に机が寄せられ、その机にはしばらく誰も触れていないからだろう、埃が被っている。
教室の中心に赤い敷物が敷かれ、そこでお茶をいれていたのだろうと想像できた。
それ以外は別段、他の教室と変わったところは無く、妙に埃っぽい事を除けば普通の教室だった。
黒板の隅に日直と書かれた男女の名前が書かれていることも無い。
ゆるいゆり展開も起きて居なさそうだ。
それを知ってか、千草は激しくうな垂れていた。
一気に現実に引き戻されたことに多少の憤りでも感じているのかもしれない。
顔が妙に険しい。
優太は窓に近付くと、鍵を開け、窓を開けた。
瞬間、風が抜け、教室に充満していた埃が吹き抜けていった。


千草
「ま、分かってましたけどね。
リアルですものねコレ。
そんなミラクるん展開ある訳無いのなんてご存知でしたよ。。」

優太
「よーーし、卑屈になってる暇があるなら探せーーー。
そんな広くも無いから探すのも苦労しないだろ。」

千草
「そだねーーー。
ユウ君はこの後にレンチーとのイチャイチャイベントが控えてますものね~~。」

優太
「イチャイチャ何てしねぇから・・・
ほら千草、お前が頼まれた仕事なんだからお前が率先してやらなくてどうするんだ。」

尾崎
「ねーー!何か大きなダンボールがたくさん積んであるよ!!
もしかしてこの中にあるんじゃね!?」



そう言う尾崎の方に視線を向ける。
教室の角に確かにダンボールが無数に積まれていた。
優太と千草は尾崎のもとへ歩み寄ると、その山を見上げた。
大体、天井スレスレまで積み上げられたそのダンボールの山。
圧倒的なまでに量が多かった。


優太
「今日はダンボールの日だな・・・
この中から探すのは結構骨な気もするぜ・・・」

千草
「大丈夫。ちょっと待ってて。」



そう言うと千草の眼が突如として変色する。
そのエメラルドを思わせるような鮮やかな緑色に一瞬だが視線を奪われる。
が、次の瞬間、優太の視線は尾崎に向いた。
尾崎は一般人であり、このような現象・・・つまりイキナリ人の眼の色が変色するなどおかしいと思うに違いない。
と言うか気味悪がられる可能性もある。
だが、尾崎はダンボールの山を見上げながらどうしようか考えているようで、こちらには気付いていないようだ。
優太がホッと胸を撫で下ろした直後、千草が瞬きを一つすると眼が正常に戻る。


千草
「それっぽいのが真ん中の方にあるみたい。
やっぱり上の方を崩すしかないね。」

尾崎
「え、そんなの見て分かるの!?
千草ちゃん!!」

千草
「うん。私って凄いからさ!!」

尾崎
「だよねーー!!
そういうちょっと痛い所も好きだぜ!!
よーーし、ハカセ!一緒にダンボールを運び出そうぜ!!」



尾崎は手近な机に乗り、上のダンボールを掴んで下ろす。
ダンボールを落とした瞬間、あまりにも急に下ろしたからか、ダンボールについていた埃が舞う。
それを吸い込んでしまったのか、尾崎はその場でくしゃみを何度もしていた。


優太
「待ってろ、教室にマスクとかあったと思ったから取ってくる!」

千草
「ごめん、お願い!」

尾崎
ぶえくしょん!!

千草
「とりあえずこれで鼻押さえてザッキー。
埃がさらに舞うから・・・」

尾崎
「こ、これは・・・」



尾崎はその四角い布をマジマジと見つめる。
それは千草のハンカチであろう。
尾崎はそれを、そろそろと鼻に持っていく。
多少躊躇われたが、出された以上は仕方ないよね!!感覚で鼻に押し当てる。
鼻腔を通り抜けるのは、スカートのポケットに入れられていたことでついた千草の匂いと、ポケットと太もものほのかなぬくもりに包まれていたであろうことを想像し・・・
鼻から水ではなく、血が噴出した。


尾崎
ぶふっ!!?

千草
「ザッキー!??大丈夫!!?
え、私のハンカチ何か変な物刺さってた!?」

尾崎
「いや、違うんだ・・・千草ちゃん・・・!
何ていうか・・・わが生涯に、一片の悔い無し・・・」

千草
「いやいや全然意味分からないから!!ユウ君!!
やっぱりマスクの前に保健室まで先生呼んで来てーーーー!!
ザッキーが鼻血吹いて倒れたーーーーー!!!」



廊下を走る優太の耳にそんな千草の叫び声が聞こえてくる。
一体全体何があったと言うのだろうか・・・
細かいことは考えるのをやめて、優太は階段を急いで駆け下り、三号館一階の保健室を目指すことにした。






続く。。
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[ 2013/06/07 00:00 ] カスタムテーマ | TB(0) | CM(2)

調べていただき有難うございました。
今私は高尾山に上るため一旦八王子付近にある親父のレオパレスにいます。
一旦ここに泊まってからアタックするといわれたのでてっきり徒歩で上るのかと思ったらまさかのケーブルカーでしたよ。
凄いだまされた気持ちです。

それと、バイトは受かりました。
21日からなんですが、何時に行けばいいのか聞き間違えた機がするですよ。
やっぱり確認の電話を入れた方がいいですよね?
[ 2013/06/08 09:00 ] [ 編集 ]

宣戦布告?

こころちゃんがかわいかった。
やるときは対戦でもしますか?
IDかなんかで・・・
しんきろーとてもおもしろいです
まじでおもしろいです
あはははは・・・
はー・・・テストオワタ!
[ 2013/06/07 23:19 ] [ 編集 ]

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