結局は。。

今回はフランこいしのテーマ作ってきました。
フラン&こいし1(PSP)
以下アイコンイメージ↓
フラン(げ~む) こいし(みゅ~じっく)
フラン(ゆ~えむでぃ~) こいし(ぴ~えすぴ~あっぷで~た)
別壁紙はこちら↓
フラン&こいし2(PSP)
ダウンロードはあぷろだあたりからどうぞ。。
可愛い女の子が正義だよな!!(二次元的な意味で)
最近げ~むやってて思うんだよな。
カッコいい男キャラがカッコよく活躍する様を見て燃えるのも大切なんだよ。
うん、ソレは分かる。
でも・・・
やっぱり結局女の子が可愛くないとやってても面白くないよなーーーと言うことを再度理解した。
まあ、どうもここの所そういう方向のげ~むをやり続けていたからな。
ちょっとオレの脳内がピンク色になっている可能性がある。
それもこれも「ダントラ2」が面白いのが悪いんだ!!
「Lv2」の方でも書いたけど・・・前作から普通に進化されて面白くなっているんだが・・・
そこに全員オリジナルキャラを投入してきた物だからオレのハートはストレスでマッハなんだが・・・
今までの話を要約すると・・・
「ウヒャッホォォオオイ!ダントラ2面白ーーい!!
女の子、皆可愛くてもうマジで生きるの辛いわーーーー!!」
です。
とりあえずステマじゃないステマをお送りしました。。
ぼちぼちこっちも更新中「げ~むな日々Lv2」頁へ
じゃ、今日の所はコレで失礼!!ノシシ


~雪徒家のポスト~




「Rainさん」
そうですよ。
もう春ですって。
四月ももうすぐ半ば。
むしろ下手をすれば夏の予兆が出てくるやも知れないくらいの時季に差し掛かっています。
いや、夏はまだ先だが・・・
上にも書きましたが、最近オレは「ダンジョントラベラーズ2」をやってますね。
Rainさんが苦手なレベル上げしないと絶対先に進めないようなくらいのRPGです。
私的には最高に面白いんですがね。
爆弾低気圧のお陰でウチのハウスも被害を被るかと思いましたが・・・
意外と無事に済んだので良かったなーーと思います。




「ナオさん」
名前を聞くと凄そうな科目ですね。
うん、実際凄いのかもしれないけど・・・
イエローが居ない?
へぇーーーそういうのもあるのか。
意外とイエローは鉄板そうな色してるんですがねーーー。
書くネタが無い時は日常の些細なことをあたかももの凄いことのように誇張して話したりしますね。
最近で言えば・・・大体高さにして二階建ての家の二階屋根より多少高い所にある屋根に命綱無しで登ってペンキをトタン屋根に塗った程度ですかね。
いやーーーあの時は屋根の先まで体を持って行った時に見える眼下の地面が途轍もなく遠く感じて泣きそうになりましたよーーー。
的な具合に無理矢理話を壮大にしてみて話を膨らませたりとかしますかね。
まあ、今回の話・・・どこも誇張してないんですけど。。


~過去物語~「鳳仙篇」(10)






「私」という一人称がいつの間にか「オレ」に変わってから・・・
とてつもなく長い時が経った気がした・・・
あれから実際の所どれくらい時が流れたのだろう。
あの体験は正直オレの心に強いトラウマとなって残っている。
自分の手でシンを、大切な人を殺めてしまったこと・・・
間接的とはいえ、シンとレツが憎しみあった原因も自分にある・・・
そう考えると、オレはあの時・・・シンに殺されるべきだったのか、と考えてしまう。
でも・・・それではシンの心にトラウマを植えつけることになっていただろう。
どの道こうなる運命だった・・・
そう考えて納得するのが一番楽だったし、もう・・・何一つ思い出したくは無かったのだ。
それからオレは必死に強さを求めた。
なりふり構わず、強くなろうと決めた。
そうして強く生きることが、二人に対する手向けになるんじゃないのか・・・
そう思うようになっていたから・・・




『久しぶりだね、ホウエン・・・生きていてくれて嬉しいよ。』


そんな風に話しかけられたのが始まりだった。
その声に聞き覚えがあった。
忘れるわけが無い。
この声は、あの研究所で最後に聞いた男の物だ。
オレは強くその男を睨みつける。
しかし相手はそんなの意にも介さず話を続けてきた。


『ふふふ、どうやら私のことは忘れてないみたいだね・・・』
『当たり前だろ・・・!!
お前らのせいで、オレ達は・・・!!』



自然と拳を握り締め、男に向かって踏み込んでいた。
自分でもビックリするくらい反射的に体が動いた。
それだけあの男に対する憎しみが強かったのだろう・・・
しかし、オレの拳がソイツに当たることはなかった。
何故なら、当たる寸前で私の体から力が抜け、その場に力無く倒れこんでしまったからだ。


『えっ!?』


まるで自分の体とは思えないほど、自分の体が重く感じる。
指先一つ満足に動かせなくなっていた。
訳が分からず、軽いパニックに陥っていた。


『どうやら・・・まだ操作の方は効果が残っているみたいだね。』
『な、んだと・・・?』



男は口の端を吊り上げながらこちらを見下ろす。
そして淡々としゃべり始めた。


『君のような「被験者」は、私達に手を上げられないように調整を施してある。
簡単に言うと、君では私に触れることすら出来ないのだよ・・・』

『ぐっ!!この卑怯者!!』
『何とでも言いたまえ・・・
どれ、久しぶりに会えたのだ・・・
少しばかり経過を調査させてもらおうか。』



男の手がオレの頭を掴む。
するとどうだ、急にオレの意識がグラつくのが分かった。
視界が揺れ、意識が少しづつ朦朧としていく。
次第に、男が何を言っているのかすら分からなくなっていく。
オレの意識は、突如として途切れた。






それからは知ってのとおり、オレはあの男に良いように使われたらしい。
閉じられた意識の中で、目の前にダンナが居るのだけは分かった。
その時のオレは、ダンナすら拒絶してしまった。
オレは強い罪悪感に苛まれる。
新しく築いた筈の絆さえ否定してしまった・・・
オレは正真正銘、一人になってしまったんだと思えた。
だが・・・
そんなオレに、ダンナは必死に語りかけてきた。
ダンナの声は真っ直ぐにオレの眠っている意識を揺さぶった。
ダンナの一言一言が、オレにもう一度立ち上がる力をくれた気がした。


『ダンナ・・・今行くよ・・・。
やっぱり、オレ・・・ダンナと戦いたい!!!



そう強く願った。
その時、オレの意識が体に少しだけ戻った気がした。
オレの拳がダンナに向かっている。
案の定、ダンナは防御もへったくれも無く、無防備な体でこの一撃を受けようとしている。
この技を生身で喰らったら確実にダンナの体は粉微塵に吹っ飛ぶ。
そんなことは、させない。
オレは必死に意識を拳に集める。
するとオレの意識が届いたのか、ダンナに拳が当たった瞬間に爆発は起きなかった。
オレは残った意識でエネルギーをダンナの後方に放射させる。
放射されたエネルギーが客席に当たると同時に爆散した。




その後、ダンナの拳がオレの頬を撃ち抜く。
それが最後の壁を打ち破ってくれた。
オレの意識は完全に体に通い始める。
視界が開く。
何か今の一発だけで全身の至る所が痛む気がした。
ダンナ、最後の最後で力入れすぎ・・・
オレは瓦礫を吹っ飛ばすと、力の限り叫ぶ。


鳳仙
イッテーーーーーーーーーーーー!!!
ダンナ!!ちょっと本気でやりすぎじゃないの!??」









カリスト
「バカな・・・!
私の精神操作を自力で解いたのか!!?」

ミラ
「そんなに驚くことかよぉ。」

カリスト
「理論上は確かに不可能ではないさ。
だが・・・こんな呆気なく解かれてしまうとは・・・」



カリストは画面下部に表示されているアイコンを一つクリックする。
すると画面に何かのグラフのようなものが表示される。
グラフ自体に大きな変化は見られない。
いや、ある瞬間を境に変化が無くなった、と言ったほうが正しいかもしれない。


カリスト
「感情の波が大きくなった時が見れる。
もしやこの時に?
いや、バカな・・・そんな筈は・・・」



カリストはブツブツと独り言を呟きながらグラフを確認する。
その手が急に止まったかと思うと、口元を醜く歪め始める。


カリスト
「これは・・・ふむふむ。
なるほど・・・そうかそうか。」

ミラ
「?」

カリスト
「これは早く帰ってレポートを作成せねばな・・・
ミラ、帰りますよ。」

ミラ
「急にどうしたんだー?」

カリスト
「今回のことはちょっとばかり私の予想を外れてしまいました。
が、満足のいくデータが取れたのも事実です。
これでやっと彼の方も次の段階に進めます。」

ミラ
「彼?」

カリスト
「ええ。私の最高傑作がミラ、貴方だとするなら・・・
彼は二番目の傑作になるんでしょうかね。」

ミラ
「へぇーーー。
そんな奴がまだ居るのか・・・
是非戦ってみたいもんだな。」

カリスト
「そのためにも早く帰ってデータをまとめる必要があります。
急いで帰りますよ、ミラ。」

ミラ
「そういうことなら悪い気はしねぇな。
とっとと帰るぜ!」



ミラはスグに立ち上がると足早に部屋を出て行ってしまう。
カリストはパソコンを閉じると、それに続くように部屋を後にする。
部屋から出るともう既にミラは階段の前まで行ってしまっていた。
カリストは一つ息を吐き出すと、呆れながら足を踏み出した。


カリスト
「全く、体を動かすのは苦手なんだがな・・・」









ガッ!


鳳仙の拳が優太の『黒龍』とぶつかる。
それなりに『魔力』を籠めてあるからか、『黒龍』と触れているのに斬れることは無かった。
そもそも優太も『黒龍』に『魔力』を棒状に纏わせているため、斬れないようにしているからというのも勿論ある。
鳳仙が押しこんでくる。
いつもどうりと言うか、この力押しで来る辺りが鳳仙らしく逆に微笑ましく思えた。
優太は『黒龍』を握る手から力を抜き、鳳仙の押しをそのまま流す。
すると押していた鳳仙の体勢は前のめりによろける。
鳳仙が「しまった」と言ったような表情をする。
優太は右足を軸に鳳仙の側面を周り、背後に周り込む。
そして回転の勢いを乗せ、『黒龍』の柄尻で鳳仙の後頭部を叩く。


ゴッ!!


鳳仙はそのまま舞台へ前のめりに体を叩きつけられる。
優太は鳳仙を上から見下ろしながらその場で待つ。
すると次の瞬間には鳳仙が飛び起きる。
瞳をキラキラと輝かせながら再度向かってくる。
それはもう、バカみたいに真っ直ぐに。


優太
「なあ、鳳仙・・・楽しいか?」

鳳仙
「うん!!最高に楽しいよ!!!



鳳仙の拳撃のラッシュを後ろに飛び退きつつ回避する。
そのまま距離を開ける。
てっきり距離をつめて来るかと思っていたが・・・
鳳仙はその場で構えを解く。
そして・・・


優太
「どうしたんだよ。」

鳳仙
「ダンナ・・・頼みがあるんだけど・・・」



その後に続く言葉が容易に想像できた。
優太は溜息混じりに顎を動かし、鳳仙に続けるように促す。
多分、次に続く言葉は「全力で戦ってくれ」とかそういう類だろう。


鳳仙
「ダンナ・・・最後だし、せっかくだから全力できてくれないかな?」

優太
「ふぅ・・・お前ならそう言ってくると思ってたぜ・・・
でも、それは勘弁だ。
アレはメダとだからできたんだ。
普通なら使わない禁じ手って奴だからな。
それに、アレ使うと蓮に怒られるんだ・・・無茶なことするなってさ。。」

鳳仙
「じゃあ、準全力でお願い!」

優太
「・・・・・分かったよ。
じゃあ、全力の『魔氣』で相手してやる。」

鳳仙
「ありがとう!ダンナ!!」

優太
「礼なんていらねぇよ・・・それより、お前も本気で来い。」

鳳仙
「言われなくても、オレは何時だって全力前傾で、全力全開だよ!!」



そう言うと鳳仙の体を朱色のオーラが纏い始める。
鳳仙は優太を見据え、構える。
その姿に隙など一切無かった。


優太
「お前・・・荒削りだけど、『魔氣』を・・・」

鳳仙
「ダンナに追いつきたくて必死に頑張ったからね・・・
でも、まだまだでしょ?」

優太
「ああ、全然なってねーな。」

鳳仙
「だよね。
だから・・・この試合が終わったら、オレに『魔氣』を教えてよ。」

優太
「おいおい、この流れでソレ言うか?
オレに習うより、ジジイに教えてもらった方が身につくぜ。」



優太も鳳仙を真っ直ぐ見据える。
一つ息を吸う、体中に『魔力』、『氣力』を瞬時に巡らせそれを纏う。
次の瞬間、全身を赤黒いオーラが包み込む。
鳳仙の今にも消え入りそうなオーラとは違い、優太のオーラは煌々と輝き、燃え上がっている。
優太の瞳が紅く変色する。
それは、優太が本気を出してくれていると言う証でもあった。


優太
「ま、お前が教えて欲しいって言うなら・・・基本くらいは教えてやるよ。
だから今は、正々堂々勝負だ!!鳳仙!!!」



優太が踏み込む。
その速さは目で追える物ではなかった。
瞬間移動のように鳳仙の目の前に踏み込んだ優太はその手に握った『黒龍』を縦一閃に振るう。
鳳仙はその一撃を右に避わす。
一瞬眼を疑う。
あの鳳仙が真っ向勝負で避けた?


鳳仙
一式(いっしき)紅蓮(ぐれん)』!!!



左方から鳳仙の燃える拳が迫る。
『紅蓮』はただの燃える拳によるジャブの様な物だ。
さして問題にはならない。
優太はその一撃を『黒龍』で受け止める。
が、次の瞬間、視界の下から何かが迫るのを感じる。
優太は脊髄反射で後方へ飛び退く。


鳳仙
三式(さんしき)炎旋(えんせん)』!!!



優太の目の前を炎を纏った鳳仙の右足が通過した。
あのままだったら『黒龍』を蹴り上げられてしまい、一瞬でも隙を見せることになっただろう。
優太は自身の感じの良さに感謝する。
が、その直後・・・


ゴッ!!


背後から一撃。
その拳は紛れもなく鳳仙の物。
さきほどまで目の前に居たはずの鳳仙が瞬時に自身の背後に周っていた。
どうやら一連の攻撃はこの回避を誘発するための布石だったようだ。
そんな考えが頭をよぎった瞬間、


鳳仙
四式(よんしき)獄炎(ごくえん)!!!」



背中に打ち付けられた拳が爆発する。
優太の体は場外に弾き飛ばされる。
それと同時に土煙が舞った。


鳳仙
「はぁ・・・はぁ・・・
や、った?」

優太
「おお、確かに凄かったな。」



突如背後に優太が現れる。
鳳仙は驚きつつも、咄嗟に距離を取るため後方に飛び退こうとする。
しかし優太はそれを許さない。
既に鳳仙の襟元を掴んでおり、動くことが出来なかったのだ。


鳳仙
「え!?な、何で!??
い、今確かに・・・!!」

優太
「ああ、分け身分け身。
クオリティ上がったろ?
自立行動できるようになったんだぜ。。」

鳳仙
ええっ!!?
それってもはや分身の領域!!」

優太
「お前も良くやったと思うよ。
『魔氣』を使いながら『速鳥』を使うなんて器用な真似・・・そうそうできるものじゃない。
修行、頑張ったんだな。」



そう言うと優太は鳳仙の襟を放す。
そして舞台の端まで歩き、鳳仙の方へ体を向ける。


優太
「さあ、鳳仙・・・決着でもつけるか。」



『黒龍』を鞘に収め、左手の親指を鍔にかけ、姿勢を低くする。
その姿は居合い抜きの姿勢だった。
鳳仙を真っ直ぐ見つめ、鳳仙を待つ。
それを受け、鳳仙も構えを取り直した。


鳳仙
「うん!ちょっと名残惜しいけど・・・
ダンナの体も心配だしね。」

優太
「バカ野郎・・・んなこと今は忘れろ。
こんな傷・・・蓮がスグ治してくれるし、慣れっこだっての。
だから・・・全力で撃ち込んで来い!!

鳳仙
うん!!



鳳仙が駆け出す。
全身を覆っていた筈のオーラが今は右手に収束している。
拳が燃え滾る炎の如く、真っ赤に彩られる。
そして鳳仙は叫ぶ、自分の大切な人達の名を冠する、最強の一撃の名を・・・!


鳳仙
獅子皇七式(ししおうななしき)灼劫烈神(しゃっこうれっしん)』!!!



その拳が優太に迫る。
優太はその一撃から眼を逸らすことなく、ただ・・・鳳仙を見つめながら呟いた。


優太
「強くなったな、鳳仙・・・」



ドゴン!!!!!


鳳仙の拳が優太の体を捉える。
瞬間、地を揺るがすかのような爆音とともに優太の障壁と共に『魔氣』が消し飛んだ。
その拳が優太の体にめり込み、骨を砕く嫌な音が響いた。
優太の口から大量の血が吐き出される。
と、同時に優太の輪郭が揺らいだ。


鳳仙
!!?



刹那。
背後に立っている筈の無い男の気配を感じ、鳳仙は自分の感覚を疑う。
しかし、その感覚は間違ってはいなかった。
何故なら、今の一撃を受けたはずの優太が目の前から消えた。
分け身。
鳳仙が知覚するよりも早く入れ替わったのだと今更ながら気付いた。
思えば呆気無さ過ぎたのだ。
幾らなんでも、優太がそう何度も鳳仙の攻撃に当たってくれる訳などない。
そんな一種の放心状態にあった鳳仙に向け、優太は優しく語りかけた。


優太
「お前は強くなった・・・それは本当だぜ。
でも、それ以上にオレが強くなってたって話だ!
雷皇剣(らいおうけん)春雷烈刃(しゅんらいれっぱ)』!!



いつの間にか抜いていた『黒龍』を、顔の前で鞘に戻す。
そして、刀身が完全に鞘の中へ消え、鍔音が響いた瞬間・・・


ズババババババババッッ!!!!!


鳳仙の体中に数多の斬撃の軌跡が起こる。
全身を襲う痛みが少しづつ、鳳仙の思考においつく。
まるで思考が優太の行動に追いついていなかった。
体が前のめりに倒れるのが分かる。
気付いた時、鳳仙が舞台に力無く倒れた。



『こ、これは・・・ホウセンさんダウン!!!
まさか!?決着かーーー!?
決着かーーーーーーー!!?

アルヴィス
『あのダメージでは満足に動くのは、どう考えても無理・・・。
勝負ありじゃ。


『で、ですよね!!
ホウセンさん戦闘続行不能!!勝者、ユウタさん!!
つまりつまり・・・!!
今回の「ギルド王者最強決定戦」・・・優勝者はユウタさんです!!!!!



オオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオ!!!!


ドーム中から歓声が響く。
優太は改めてこれが闘技大会だったことを思い出す。
しかしそんなことは別にどうでもよかった。
優太は鳳仙に歩み寄ると、その体を抱き起こした。


優太
「おいおい、大丈夫か?
加減間違ったかな・・・」

鳳仙
「へ、へへっ・・・大丈夫、だよ・・・
これは、あの技の反動だから・・・」

優太
「ああ・・・アレ凄い威力だもんな。
分け身とはいえ、オレの『魔氣』すら吹き飛ばすなんてやるじゃねぇか。」

鳳仙
「でも、ダンナには敵わなかったよ・・・。」

優太
「いや、結構危ない所もあった。
やっぱオレもまだまだだな・・・
それに気付けただけでもお前と戦えてよかった。」

鳳仙
「ダンナ・・・その、ごめん。」

優太
「は?何で謝るんだ?」

鳳仙
「だって、オレのせいでダンナに余計な怪我までさせて・・・オレ!

優太
「ああ、そのことか・・・別にかまわねぇよ。
オレが勝手にやったんだ・・・」

鳳仙
でも・・・!!

優太
「良いんだ。信じてたから・・・」

鳳仙
「え?」

優太
「信じてたんだよ・・・お前なら絶対にオレの声に応えてくれるって・・・
だから無茶でも何でもお前に語りかけたんだぜ?
だから・・・そこは『ごめん』じゃなくて、『ありがとう』って言っとけ。
その方が、オレも嬉しいからさ。」

鳳仙
「ダンナ・・・うん、ありがとう
助けてくれて、ありがとう・・・
オレと、こんなオレと本気で勝負してくれて・・・ありがとう!

優太
「ああ、こちらこそありがとよ。
帰ってきてくれて・・・」

鳳仙
うん!!

由紀
「って、何を良い雰囲気になっとるかーーーーーーー!!!



スパーーン!!


優太
ぺぷしっ!!



後頭部を何かで優太は叩かれる。
あまり強くも無かったが、戦いで傷ついた優太には結構効いた。
恐る恐る後ろを振り向くと、そこには心配そうに優太と鳳仙を見る由紀や蓮達の姿があった。


優太
「よ、よう・・・どうした・・・?」

由紀
「どうしたじゃないよ!!どんだけ無茶してんの!??
障壁もまともに使わないで魔術戦するなんて死んじゃいたいの!??

優太
「いや、それにはちゃんと訳があって・・・」


「そんなの後で良いですから!!早く診せて下さい!!
どう考えても重症なんですよ、優太さん!」

鳳仙
え!?そうなの!??

優太
「そういえば確かにさっきから急に痛みが・・・
ゴホッ!ゴホッ!!



優太は口元を手で覆うと咳き込む。
そこからは夥しい量の血が吐き出された。
それを見た全員が顔を青ざめる。


優太
「あ、あれ?さっきまで平気だったんだけどなーーー・・・
あ、急に眩暈が・・・」

鳳仙
ダンナーーーーーーーーーーーーー!!!

由紀
わーーーーー!!蓮ちゃん治癒魔法かけて!!
何かありえないくらい顔が青い!!」


「わ、分かってます!!
とりあえず落ち着ける所に早く運ばないと!!
こんなに血を吐くってことは内臓をかなり痛めてる可能性があります!」


「えーー!それって大丈夫なの!??」

愛依
「お、おねえちゃん落ち着いてーーーー!!
こ、こう言う時はれ、冷静に・・・!!」


「いや、愛依も落ち着いたほうが良いよ!!
コレくらいの傷、ユータなら大丈夫だって!!」

千草
「と、兎に角二人とも早く運ばないと!!
た、担架持ってくる!!」

優太
「あーーー・・・何か河が見える~~~・・・
え、こっち来いって?
何か楽しそうだから行ってみようかなーーー・・・」

由紀
ぎゃーーーーーー!!
優太、それ渡っちゃダメーーーーー!!


「優太さん、気をしっかり持ってください!!
私がついてますから・・・!

由紀
「って、どさくさ紛れに手とか握るなーーーーーー!!
治療に専念してよーーー!!


「いえ、これが一番確実な方法で・・・
患部を直接触った方が治癒効果も高まりましてね・・・。」

由紀
「だったら一番ヤヴァそうなお腹を触りなよ!!
手とか触る必要ゼロだよね!?」


「え、お腹に触れても良いんですか?
それだとあまりにも夢見心地で、優太さんが昇天してしまうかもしれませんよ!?」

由紀
それこそどさくさ紛れに何するつもりだーーーーー!!

鳳仙
「いや、二人ともこんな時に喧嘩しないで・・・!
本当にダンナ昇天しちゃうから!!





レツ、シン・・・
オレさ、見つけたよ。
オレが居て良い場所・・・オレが帰る場所・・・。
二人のこと、忘れた訳じゃないけど・・・もう、いいよな?
新しい一歩を踏み出しても・・・
オレは、オレの大切な人達のためにこれからも強く生きていくよ・・・
だから、二人も見ててくれ・・・オレの、オレ達の生き様を・・・
オレ、強くなるよ・・・
そして・・・二人の分も強く生きていくからな!!
だから・・・じゃあな、親友・・・






続く。。
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[ 2013/04/12 07:39 ] カスタムテーマ | TB(0) | CM(2)

ついったる

このたびツイッター始めました。
フォローもしておきました。
小説が最終章に陥り第二シーズンでパニックを起こしている私。
てんやわんやです。いっぱいっぱいです。
けどとりあえず更新はしていく。そんな私でした。
はい。ツイッター+勉強+小説+実況+ゲーム=PANIC

爆弾低気圧被害がでなくてよかったですね。
私の場合、傘が2本逝きました。新品もろとも持っていかれた・・・
[ 2013/04/12 16:25 ] [ 編集 ]

先週の土曜日からFFVIIやり始めたんですが、正直アクションやシュミレーション等は画質が大事ですがRPGはあの画質でも十分楽しめますね。
火曜日から授業が始まったんですが、今のところ製図と精密実験(共に火曜)が大変そうです。

そういえば最近バイクのセルスターターの調子が悪いのでキックでエンジンかけてるんですが、今日帰るときにエンジンかけようとしたが
動かず、1分位ずっと頑張ってみたんですが、やっぱり動かなくって「おかしいな?」と思いなんとなくキーを見てみたら刺さってすらいなかった。
思わず「そりゃそううだ。」って言っちゃいましたよ。
[ 2013/04/12 15:29 ] [ 編集 ]

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