今後について。。

今回は「二ッ岩マミゾウ」のテーマ作ってきました。
マミゾウ1(PSP)
以下アイコンイメージ↓
マミゾウ(げ~む) マミゾウ(みゅ~じっく)
マミゾウ(ゆ~えむでぃ~) マミゾウ(ぴ~えすぴ~あっぷで~た)
別壁紙はこちら↓
マミゾウ2(PSP)
ダウンロードはあぷろだあたりからどうぞ。。
どうも、既に単体テーマの終わりが見えてきましたね。
そんな訳で、今日は今後についての見通しをお話ししておきたいと思います。。
来週、つまり十月五日の更新を持って二年に及ぶ「東方全キャラ制覇」も幕を閉じます
それに伴い、十月十二日からはリクエストをされたコンビ系のテーマを作っていくことになります
今の所・・・
レミリア&さとり
ミスチー、文、お空、はたて
霊夢&萃香
ルーミア&ルナサ
レティ&チルノ
諏訪子、橙、てゐ
霊夢、パチェ、フラン
霊夢&文
小町&妖夢
魔理沙、アリス、パチェ
優曇華&咲夜
文&小町
文&椛
優曇華&チルノ
レティ&リグル
さとり&こいし
サニー、ルナ、スター
紅魔卿メンバー
咲夜&妖夢
霊夢&レミリア
八雲藍&八雲紫
優曇華&てゐ
大妖精&小悪魔
天子&衣玖
嬢子&静葉
マミゾウ&ぬえ
フラン&こいし

と、計二十七組のリクエストがあります。
これを上から順番で作ります。
ここに無い組み合わせで作って欲しい組み合わせがある場合は今からでも遅くありません
コメントにてオレに知らせてください。
今まで作ってきたキャラ同士の組み合わせなら何だって作る気でいます!!
その代わり、受け付ける期間を絞らせていただきます
募集の締め切りは十一月九日までとさせていただきます。
九日を過ぎたら後はもう受け付けないので、悩むより先に今の内にコメントしちゃった方が良いと思います。。
もちろん、作って欲しい組み合わせがあればね。
あと、コレにかこつけて単体テーマの要求・・・特に「旧作」関係は送ってこないでください。
今回の企画中、この「旧作」のリクエストが地味に多かったです。
でもオレは「旧作」分からないし、今更勉強する気も無いのでスッパリ諦めてください。
アドベントチルノとかそういう所謂二次創作で生まれたような、実際には存在しないキャラとかも断る対象にさせていただきます。
理由としては、そんなのイチイチ受けてたら何時まで経っても終わらないので。。
それと・・・やっぱオレ、このリクエスト全部作り終わったら本気めにテーマ作るの止めますわ
一時的な物にするかスッパリ止めるのかは決めてないけど・・・
こんな風に、毎週一個づつテーマを作ることは無くなると思います
なので、まことに勝手ながら今までにいただいたアニメとかマンガのテーマのリクエストは全部お断りさせていただきます。
作る目処が立たないので。
それでは、長々と失礼しました。
何かご不明な点があれば気軽に質問してください。
ぼちぼちこっちも更新中「げ~むな日々Lv2」頁へ
じゃ、今日の所はコレで失礼!!ノシシ


~雪徒家のポスト~




「ナオさん」
兄貴ーーーーーーーー!!
suica使われてるぞーーーーー!!!
まあ、そんなことはどうでも良かったんですが・・・
塗料買えたんですか。良かったですね。
そういう時、あるよねーーー。
買えるわ買えるけど・・・的なことはオレも結構あるよ。
オレの場合は悩んだ末に買ってしまうことが多いです。
そして後々泣きます。。
でも、それはそれで良いんだと思ってます!!
だってオレは自分の気持ちに正直に(ry
そうそうRGでついにZガンダムが出るようですね。。
また欲しいプラモが増えてしまいますよ・・・
オレ、秋になったらげ~むだけじゃなくて、ガンプラも作るんだ・・・
とりあえず秋以降ちゃんと遊べるようにお金だけは稼いでこうと思います。。




「アルギエバさん」
その組み合わせはしばらく前に違う人から何度も何度も受けてるんで問題無く作成されます!!
もうそろそろ単体テーマは終わるので、コンビ系(リクエスト)に入るので・・・
待ってればその内作られると思います。。




「衣織さん」
ああ、先週は忘れてたのね。
オレはてっきり見限られたと思ってました!!
スゴイマイナス思考ですいません。。
ピコットナイト気になってたので、このコメント読んでやる気になりました!!
まあ、そんなガツガツとはやってませんが・・・
面白いですよね。
至らぬ点は多々見受けられますが・・・基本プレイは無料なので細かいことは気にしないことにしました。
課金しないとレアなアイテム手に入らないのはやっぱり仕様なのか・・・




「零さん」
そういえば、動画見ました。。
とりあえずハッキリ言うと・・・意味不明でしたね。
まあ、何でもいいんですけど、、、
早くげ~むできるように環境整備だけは整えておこうと思います!!
へぇーーー、今日は誕生日だったんですか。
おめでとうございます!!ドンドンパフパフー!!
ま、何がある訳でも無いんですが・・・マミゾウでもお持ち帰りしてやってください。。


~二ッ岩語~






マミゾー
「みんな!やっほーーー!誰もが待ち焦がれた・・・太子は来なかったよOrz」

優太
「いや、お前が落ち込んでどうするんだよ。てか何で太子・・・?」

マミゾー
「私の名前表記が『マミゾー』って感じだから!!」

優太
「テキトーってことですね分かりました。」

マミゾー
「そういう訳でさ・・・私と契約して、狸少女にならなイカ!?」

優太
「もう混ざりすぎてて原型何?って感じなってますよ。」

マミゾー
「それもそうだね。悪かったよ。」

優太
「何でもいいんだけどさ・・・」

マミゾー
「よし!お決まりのグダグダをやったことだし、そろそろ本番いってみましょうかね!!」

優太
「おう、何だよ。妙にやる気満々じゃないか。ま、決まってこういう時って絶対に良い事起こらないんだけどさ・・・」

マミゾー
「ネグリジェはスケスケ派?それともノーマル派?」

優太
「つまんねぇこと聞くなよ・・・(超低テンション)」

マミゾー
「ちなみに太子はスケスケ派です。。」

優太
「どうでも・・・良くなくね?」

マミゾー
「だろぉ?太子・・・いや、神子さんは黒くてスケスケの超際どいのとか好んで着てる・・・とかあったらいいよね。」

優太
「お前の妄想かよ!!!ちょっと想像してドキドキしちゃったよ!!!」

マミゾー
「でもさ、下着にしろ何にしろ・・・黒とかあざといよな?」

優太
「あーーー・・・それはどうだろう。」

マミゾー
「何か人によっては好きらしいけど・・・私的には無いなーーと思うよ。」

優太
「黒・・・うーーーん。色としては好きだけど下着とかの色としては考えるな。」

マミゾー
「ちなみに何色が好きなの?」

優太
「いや、別にコレと言って下着に興味とか無いし・・・」

マミゾー
「とりあえずエロければいいのか・・・」

優太
「端的に言うとそうなのかもしれないです。」

マミゾー
「エロガキめ・・・」

優太
「いやいや、それ以前にこんな意味不明なネタ振りしてきたそっちの所為だろ!?オレは別に下着の話なんて好き好んでしたくねぇよ!!」

マミゾー
「じゃあおっぱい談義に変える?」

優太
「何でエロ路線で攻めるの?もっと清純に行こうよ。」

マミゾー
「この語で清純だった回、あったか?」

優太
「無かったかもしれないですね。」

マミゾー
「だろ?じゃあ、既に秋の空気だが・・・水着の話でもするか!!」

優太
「何かもの凄くデジャヴるんですけど・・・去年も同じようなことしたような・・・」

マミゾー
「一周年記念ってことで!!」

優太
「何が!??この語的に言ったら既に二周年行きそうだよ!?」

マミゾー
「個人的にはさ、黒のワンピースドレス水着って良いと思うんだ。」

優太
「ああ、去年奏が着てたような奴かな・・・てかお前さっき黒はあざといって言ってなかったけ?」

マミゾー
「水着と下着は違うんだよ!!!その奏ちゃんって・・・ロリ担当?」

優太
「まあ・・・端的に言えば・・・」

マミゾー
「めっちゃストライクゾーンなんですが・・・ちょっと写真見せろよ。」

優太
「ねぇよ・・・てかあっても見せねぇよ。」

マミゾー
「んだと!!?銀髪貧乳ロリ何て、私のためだけに居るキャラだろうが!!!」

優太
「銀髪と貧乳何てオレ何時言った!!?」

マミゾー
「いや、名前から想像するに天使ちゃんが思い浮かんで、そのままの流れで喋っただけなんだけど・・・合ってんの!??」

優太
「そう言えば天使ちゃんと性格以外は似てる・・・のか?」

マミゾー
「マジかよぅ!!リアル天使ちゃんなのかよ!!天使ちゃんマジ天使のあの天使ちゃんなのかよ!??ボイス花澤なのかよ!??」

優太
「いや、花澤っぽくは無いな・・・どれかと言うと・・・竹達っぽいかもしれない。」

マミゾー
「つまり攻めてくれるってことじゃねぇか!!最高すぎる!!!ロリに攻められるとか嗜好なんですけどーーーーーーーー!!!」

優太
「なんだろう・・・何で竹達=Sみたいなイメージに・・・」

マミゾー
「いや、美緒様のイメージが強烈過ぎて。。」

優太
「『えむえむっ!』面白かったよなーーー。何で作者死んじまったんだろ・・・」

マミゾー
「デリケートな問題だし、触れないでおこうぜ。」

優太
「お前、急に素面に戻るなよ。ビビる。」

マミゾー
「いや、素面とは仮の姿・・・実は頭の中では天使ちゃん顔の竹達ボイスの少女に攻められる妄想がフルブーストしちゃってて・・・く、苦しい・・・!」

優太
「とりあえず落ち着け・・・」

マミゾー
「そ、そうだね・・・お、落ち着きがてら・・・悩みの解決を始めようか!」

優太
「ああ、それもそうだな。これ以上変なネタ入れると長くなっちゃうからな。」

マミゾー
「よし!じゃあ一枚目!!『妹のスカイプ会話が丸聞えで正直ウザいんですがどうしたらいいですか?』」

優太
「無線LANの電源プラグ抜いちまえ。」

マミゾー
「そうだな。経験者は語るって奴だな。」

優太
「知ってる奴は知ってる・・・人のスカイプ会話聴かされたってウザいだけだと・・・」

マミゾー
「真理だよねーーー。じゃあ二枚目~~。『Zeroのセイバーが可哀想なんですけど。』」

優太
「公式のセイバー虐め作品なんで苦手な人は注意してください!!」

マミゾー
「あれ大分酷かったよね。」

優太
「ああ、通しで見るとその酷さがよく分かるぜ・・・虚淵、グッジョブb」

マミゾー
「そこは評価するんだ!!!」

優太
「まあ、それはそれ。これはこれ的な感じで・・・あんな黒い人たちに囲まれた中で正道であろうとすればああなるのは必然だよねって話しな。」

マミゾー
「何て清々しい物言い・・・さ、三枚目言っちゃうかな。『パピヨン蝶カッコいいですよね!!』」

優太
「蝶最高です!!!!」

マミゾー
「随分と懐かしいの来たね・・・。」

優太
「良いじゃねぇか・・・パピヨン最高だろ。」

マミゾー
「私は苦手なんだけどあの変態。」

優太
「そこに痺れて憧れちゃった時期があったんだよ・・・」

マミゾー
「そ、そっかーーー。じゃあ、時間的にこれが最後かな?『画面の向こうに行くにはどうしたらいいんでしょうか?』」

優太
「とりあえず、精神科に行って診察してもらってください。」

マミゾー
「夢と現実の区別くらいつけろってことだね!!」

優太
「それ以前にそんな方法があったら迷わずオレも行くよ!!!!」

マミゾー
「ダメだコイツ・・・ホントはダメ人間だ。。」









~二ッ岩語~ 完。。








~過去物語~「蓮篇」(16)






メダ
「・・・・・・・・・・・・・・・・」

ゼダ
「さて・・・それじゃあ早速始めようか・・・
団長交代のセレモニーを!!!!!」



ゼダの両手が機械的に動く。
すると周囲に倒れていた既に気絶しているはずの兵士が一斉に立ち上がる。
しかし、その兵士達に意識は無い。
どことなく力無く全身をうなだらせている。


ゼダ
「お前はもう知ってるだろうから隠す必要も無いよな・・・オレの戦い方。
『愚者の協奏曲』(フール・コンチェルト)!」



ゼダは左手の薬指を微かに動かす。
するとメダの右側面に立っていた兵士の一部が一斉にメダへ襲い掛かる。
メダは『速鳥』を使い、一気にその場を離れることで包囲網から脱する。
そしてネロを近くのベンチに横たえさせるとゼダと兵士達に向き直る。


メダ
「確か・・・糸を使って周りの物を操る技だったな。」

ゼダ
「ああ、そうさ・・・こうやって気を失っている奴らは操るのが簡単で良いぜ。
お前が良い具合に気絶させてくれたお陰だな!
ありがとよ役立たず。」

メダ
「ふっ・・・」



メダは鼻で笑うと酷く蔑むような目でゼダを見つめる。
そして普段からは想像もできないような侮蔑のこもった声色で突きつけるように言い放つ。


メダ
「ちゃっちぃ技だな・・・」

ゼダ
「なにぃ!??」

メダ
「自分の拳で戦えもしねぇ・・・それのどこが団長の器だ?
笑わせんなよ・・・ゼダ。」

ゼダ
「テメェ・・・調子に乗ってんじゃねぇぞ!!」



ゼダは右手の人差し指と中指をメダに向ける。
すると一斉に兵士達全員がメダに向かい突進してくる。
手に持った剣を正面に突きつけながら真っ直ぐ真っ直ぐメダに向かってくる。
しかしメダはその場を動こうとはしなかった。
ただ兵士達を見つめながら剣の切っ先が触れる瞬間、


メダ
『衝牙塵』(インパクト・カノン)・・・」



メダの全身からエネルギーが噴き出す。
先端の尖った鋭い三角柱状の針が無数に全方位に撒き散らされる。
その一本一本が兵士達の全身を貫き、吹き飛ばすと同時に細い魔力の糸を引き千切る。
兵士達は再度地面に倒れ、動かなくなる。


ゼダ
「・・・・・!!?」

メダ
「どうしたんだよ・・・こんなもんなのかよ。」

ゼダ
「(ば、バカな!!お、オレの魔糸を・・・!
強度だけならダイヤ並みに強靭なオレの魔糸を、ごく普通に引き千切った!?
う、嘘だろ・・・!)」

メダ
「来ないなら、コッチから行くぞ・・・」

ゼダ
「く、来るな!!!!!!!!」



ゼダは再度魔力を両手の指先に集めるとメダに向けて魔糸を飛ばす。
そしてメダの全身を瞬時に絡め取り、その動きを封じる。
幾重にも絡められた魔糸に『鋼猿』を練り込むことで強度を最大限に強化する。
事実上、この状態の魔糸を切るには相当の力が必要になるだろう。


ゼダ
「ど、どうだ!!
この状態の魔糸はどんな物も跳ね除ける強靭さを持つぜ!!
ダイヤすら砕く圧迫の力でくたばれ!!!」

メダ
「ダイヤ、ねぇ・・・」



メダは全身にさっきよりも多くの『螺旋力』を溜め込む。
それはあまりにも一瞬の事で、ゼダが認知した時には既に手遅れだった。


メダ
『絶刃衝牙塵』(ハイ・インパクト・カノン)!!!!!!!!!!」



全身からさっきよりも巨大な三角柱状の針が放出され、魔糸を軽々と吹き飛ばす。
ゼダの全身から完全に血の気が引いていく。


メダ
「ダイヤくらいならオレも貫けるぜ・・・
勿体無いから止めろってネロに昔怒られたっけな・・・」

ゼダ
「あ・・・あ・・・!!」

メダ
「どうした?もしかしてコレで終わりってことないんだろ?
なぁ・・・ゼダ!!!」



メダの姿が視界から消える。
その姿が瞬時に目と鼻の先に現れると同時に顔面に拳がめり込んでいた。
鼻っ面を思いきり殴り抜かれ、鼻の骨が砕け、前歯がへし折れた。
そのまま地面に沈む直前に胸倉を掴まれる。
そして再度眼前にその汚い面を引き寄せる。


メダ
「言いたいことがあるなら聞いても良いぜ・・・。」

ゼダ
「し、死にたくない・・・わ、悪かった!!
このとうりだ!!!ゆ、許して・・・!」

メダ
「・・・・・聞くだけ無駄だったか。」

ゼダ
「や、止めてくれ!!!
お、オレは大臣の奴に唆されただけなんだよ!!
わ、悪いのはアイツなんだ!!!お、オレは悪くねぇ!!
なぁ、頼むよ!!もう勘弁してくれ!!!」

メダ
「この事件を起こしたのがお前じゃなかったとしても・・・
ネロに手を出したのはお前だってことに変わりはねぇんだよ・・・」

ゼダ
「あ・・・!
い、いや・・・!でも・・・!!」

メダ
「殺したりはしねぇ・・・
だが、生きてることを後悔するくらいメチャクチャにはしてやるがな・・・」

ゼダ
「い、嫌だーーーーーーーーーーーーーーーーーー!!!!!!!!お、オレは・・・」



ゴガッ!!メキョ!ボキャ!グチュッ!!!ゴキン!!!ベキン!!!ブチッ!!


そんな人間を解体するかのような音と、悲痛な男の叫びが周囲に木霊し続ける。
その叫びは数分にわたり響き続け、パタリと二つの音は止んだ。






優太
「あーーーーー・・・流石に今回はマジで死ぬかなーーー。」



ただいま優太は絶賛北門に向けて吹き飛び中である。
龍からの追撃は無い。
どうやら城に近付く奴に反応するみたいだ。
優太は軽く全身の状態を把握する。
見た所目立った外傷は無い。
『魔氣』の効果が切れたのが攻撃を受けた後だったから助かった。
一瞬でも早く解けていたらば、全身の骨が粉々になった挙句に、ただの肉塊に変わっていただろう。


優太
「ま、このまま何事も無く落ちたらそれこそ肉塊確定な訳だが・・・」



優太が飛べていたのは『氣力』による翼を展開していたからであって、『魔氣』が切れると同時に『氣力』が使えなくなったため、今はもう落下を止める術が無い。
この状態になると、少し休まないとしばらく『氣力』は使えない。
元々『魔氣』は、形だけ使えるようになっただけでまだ研鑚が必要な技だ。
優太自身が使用できる限界時間はわずか五分間。
持続させられる限界時間とも言うが、これ以上の時間は纏わせていられない。
時間がくれば自然と霧散し、効力を失う。
優太自身の『氣力』総量は少なくはないので少し休めばまた使えるようにはなる。
だが、今日は肉体的な疲労が半端ではないくらい蓄積している。
その所為か、さっきも本来の力の半分も出せなかった。
『魔氣』とは『魔力』と『氣力』を混ぜ合わせ、肉体に纏わせることで発動する肉体強化系最強の秘術で、習得には普通数年単位の修業期間がいるらしい。
アルヴィスに乗せられるままに修行を行った結果、どうにか使用できるようにはなったものの・・・
まだ不安定な力だ。
原理的には内側を『魔力』、外側を『氣力』で固めることにより攻撃力と防御力を同時に超強化する技で、簡単に言えば上級肉体強化術の三つを同時掛けした状態で戦えるような物らしい。
しかし反動も凄まじく、今のように限界時間一杯まで使ってしまうとしばらく『氣力』の使用が出来なくなるのが辛い所ではある。
この限界時間を一分伸ばすのに三ヵ月はかかるとかなんとか・・・
兎に角スンゴイ技であると言うことである。


優太
「やっぱジジイの言うとうり、もう少し真面目にやっとけばよかったのか・・・。
まあ、今更後悔しても遅いか。」



と、思っていると急に速度が緩むのを感じる。
そろそろどうにかして着地の方法を考えないとならない。
優太は思考を巡らせ、一つの答えに辿りついた。
それはとてもシンプル且つ誰でも思いつきそうな答えだった。


優太
「あ、『魔力』は使えるんだから『鋼猿』かければ別に痛いで済むわ。」



優太はすぐさま全身に『鋼猿』を纏う。
アルヴィスとの修行で幾度となく使う機会があったためか既にに完璧に習得してしまっていた。
それにアルヴィスのアドバイスにより、ほぼ全ての肉体強化術の強化もしたので普通の使い手以上は強化系魔術には精通しているつもりだ。
どうやらそっち方面の才能があるらしい・・・


優太
「よっし、とりあえず・・・
着地してから少し休憩、後に再挑戦を・・・!!」



ゴンッ!!!


と、突如後頭部にもの凄い衝撃が走る。
スグに何かにぶつかったことを理解する。
それにぶつかったことで勢いはほぼ止まったが・・・
後頭部にはまだ強化が追いついていなかったのでかなりの激痛がジワジワと優太の後頭部を襲った。






メダ
「っっっっっっっっっってぇえええええええええええええええ!!!!

優太
「ぐ、おおぉおおお・・・!!??



突如、何かが飛んできたと思うとそれがまんま自分の顔にぶつかってきた。
よく見るとそれは優太だった。
メダは痛みに耐えながらとりあえずこれだけは言った。


メダ
「てっめぇふざけんな!!!
一瞬でも反応が遅れたらこっちの顔が潰れてたぞ!!」

優太
「それはこっちの台詞だバカ野郎!!
気付いたなら受け止めるとかそういうファインプレーできないのかよ!!」

メダ
「誰が好き好んで男をキャッチしたいんだよ!!」

優太
「何だとこのムッツリ野郎!!」

メダ
「あぁ!!?
・・・・・って、そうじゃない!!」

優太
「え?」

メダ
「優太、お前何か薬持ってないか?
暁館出る時に何個か持ってたろ?」

優太
「あ、ああ。
とりあえず何個かはあるけど・・・。」



優太はポケットから色とりどりの液体が入った数種類の瓶を取り出す。
それを確認したメダは適当に何本か取り、近くのベンチに走って行く。
そこに居たのは・・・


優太
「ネロ・・・!ど、どうかしたのか!?」

メダ
「守れなかった・・・」

優太
「は?」

メダ
「どうしよう・・・もう、こんなの嫌なのに・・・
また、また守れなかった・・・!」

優太
「・・・・・」



優太は辺りを見回す。
そこには打ちのめされた兵士達と、何か部分的にグチャグチャになっている人間の形をしていたと思われる赤い物体が無造作に転がっているだけだった。
メダに視線を戻す。
メダは薬をネロの口にあてがい、どうにか数摘飲ませている。
ネロの状態は素人目にはよく分からないが、深刻に不味そうに見えた。


優太
「何があったんだよ・・・」

メダ
「アイツの・・・ゼダの初撃にオレが気付けなくて、ネロがオレを庇って・・・」

優太
「で・・・そのゼダって奴は?」

メダ
「・・・そこの赤いのがそうだ・・・」

優太
「死んでるんじゃないかアレ・・・。」

メダ
「死んで無ぇよ・・・
必要以上に血が噴き出すように、狙って部分的に抉ってやっただけだ・・・
とりあえず、息はしてるだろ?」

優太
「分かんねぇけど・・・。」

メダ
「そんな奴はもうどうでもいいんだ・・・!
ネロが、ネロが・・・!
血はどうにか止まったんだけど、傷が深すぎる・・・!
このままだと・・・またあの時見たいに・・・!!」

優太
「あの時みたいに・・・塞ぎ込むのかよ。」

メダ
「なに?」

優太
「勝手に絶望して、勝手に諦めて・・・そして勝手に塞ぎ込むんだろ?」

メダ
「!!」



ゴバキッ!!!


瞬時に目の前にメダが踏み込み、優太の右頬に拳をみまう。
あまりにもキレの良い一撃を受け、優太は吹き飛ぶ。


メダ
「お前に・・・お前に何が分かるって言うんだよ!!!
大切な人をまた守れないかもしれないんだぞ!!!
そんな時に、そんな時に・・・!」

優太
「だから・・・勝手に諦めてんなよ。」

メダ
「なんだと?」

優太
「お前は失うことが怖いんだろ?
だからそうやって必要以上に不安になってる・・・
オレに本当のこと言われて、それを誤魔化したくてお前は拳を振ったにすぎねぇ。」

メダ
「そんなこと・・・ねぇ!!!」

優太
「だったら何でお前はこんな所でウジウジしてんだよ!!!」

メダ
「!!?」

優太
「黙っててどうにかなるのか!!?
ここでネロを見守ってればネロが助かるってのかよ!!
そんな奇跡みたいなことが万に一つでも起こるって、本当に思ってんじゃねぇだろうな!!!?」

メダ
「黙れ・・・」

優太
「黙らねぇ・・・お前は意気地無しだ。
本当にネロを助けたいなら・・・他にやることがあるはずだ・・・!」

メダ
「黙れ・・・!」

優太
「お前はただ・・・そうやって悲劇のヒーロー気取って、自分がこれ以上傷つきたくないだけだろ!!!」

メダ
「黙れ!!!!!!!!!!!!!!!」



メダが再度踏み込んでくる。
振りかぶった左の拳を優太は避わすことをせず、正面から受ける。


バギッ!!


『唸犬』はかけていない、それを瞬時に見極め、優太も『鋼猿』をかけずにその一撃を喰らう。
その一撃はさっきの物より数段威力が増しており、普通ならまた吹き飛ぶところだった。
しかし優太はメダの胸倉を掴むことでどうにか踏ん張る。
そしてメダをそのまま自分の方へ引き寄せる。


ゴズッ!!!


額と額が勢いよくぶつかり合う。
その衝撃を受けながらもメダは優太を正面から睨みながら怒気のこもった言葉を投げつける。


メダ
「じゃあ・・・じゃあ、どうすればいいんだよ!!
オレは、オレは・・・!」

優太
「お前はどうしたいんだよ・・・」

メダ
ネロを助けてぇに決まってるだろ!!!

優太
「だったら黙って待ってたって事態は好転しねぇだろ!!!
そんなのお前が一番分かってる筈だろ・・・!」

メダ
「分かってる・・・分かってる!
けど、けど・・・!体が、動いてくれないんだよ・・・!」

優太
「・・・。」

メダ
「お前の言うとうりだ・・・オレは今、とてつもなく不安なんだよ・・・
ネロまでオレを置いてどこかいっちまうんじゃないかって・・・
そんなことばっかりが頭の中でグルグル回って・・・何も考えられなくて・・・」

優太
「だったら・・・オレを頼れよ。」

メダ
「は?」

優太
「オレじゃなくても良い・・・他にいくらだって居るじゃねぇか。
困った時に力になってくれるような奴らが・・・。」

メダ
「あ・・・」

優太
「一人でどうにもならなくたってな・・・
二人、三人・・・他に誰かが居れば居ただけ、どうにかできるかもしれねぇだろ。」

メダ
「・・・。」

優太
「本当にどうしようもねぇなら、何で頼らねぇんだよ!!
水くせぇ事言うなよ!仲間だろ!!!!!

メダ
「な、かま・・・」

優太
「とりあえず・・・ネロを暁館まで連れてけ。
そこ行けばもう少しまともな医療器具がある。それと・・・」

メダ
「それと?」

優太
「スグに、医者顔負けの治癒術師を連れてってやる・・・!
メダ、オレを信じろ!
絶対ネロは助ける!スコールさんは救えなかったけど・・・今度は絶対に、救うぞ!!」

メダ
「優太・・・」

優太
「じゃ、もうひとっ走り行ってくる・・・。」

メダ
「だ、大丈夫なのか?」

優太
「バカ野郎・・・オレを誰だと思ってやがる!



優太の全身から『龍皇氣』が噴き出す。
その赤いオーラが『魔力』と混ざり合い、体中を覆い尽くす。
背中から黒い噴出翼を出し、優太は飛び立つ。
もの凄い速度で、王城に向かい真っ直ぐ、真っ直ぐ飛んでいく。


メダ
「・・・・・・オレを、信じろ・・・か。」



メダはネロを抱えると、スグにその場を駆けだす。
暁館を目指して、ただひたすらに駆けだした。


メダ
「信じてやるよ。優太、だから・・・
絶対帰って来いよ。」



そう言ったメダの顔から、不安の色は消え去っていた。
メダはただ戦友の飛び去った方向を真っ直ぐ見つめる。
そして、戦友の帰りを信じ、自分は暁館に向け全速力で走るのだった。









「開いたよ!!!」

由紀
「え、ホントに?喜ばしいことだけど・・・
逆に色々不味い気がするんだけど・・・」

?????
「ま、確かに褒められた事では無いのぅ。」



由紀達はその声のする方に向き直る。
そこには屈強な体つきをした一人の老人が立っていた。
鎧の上からでも分かるほど筋骨隆々とした体は正直あまり好きになれそうにない。
その男は小脇に一人づつ兵士姿の男達を抱えている。
傍目から見ても凄く怪しそうに見える。



「あれ・・・確かこの人って・・・」

由紀
「え?あ・・・確か、アルヴィスさん、でしたっけ?」

アルヴィス
「覚えてもらえて光栄じゃのう。」


「あの、その兵士さんは?」

アルヴィス
「お前さん達をこっそり付け狙っていた連中じゃよ?
ワシが通りかからなかったら危うい所だったと思うぞ?」

由紀
「嘘・・・全然気づかなかった。」

アルヴィス
「ま、コイツらは気配を消すことに長けているみたいじゃからな。
ワシからすればまだ消し方が甘いがの。」


「と、とりあえず助かったってことかな?」

由紀
「そうみたい。
とりあえずありがとうございます。」

アルヴィス
「これくらいは何ともないから別に構わんが・・・
こんな夜に女子二人で何をしておる?
しかも時計塔に不法侵入しようとするのにも何か関係があるのかの?」


「時計塔の屋上テラスに行って、ユウちゃんにアレを届けるのが役目だもんね・・・!
由紀ちゃん。。」

由紀
「ちょ、一応それ秘密なんだからあんまり他人に言っちゃダメよ唯!」


「あ、それもそうか!ゴメン・・・由紀ちゃん。」

由紀
「うーーーん。
まあアルヴィスさんは敵じゃないと思うし、大丈夫だとは思うけど・・・」

アルヴィス
「優太の奴がどうしたと言うんじゃ・・・?
そういえばさっき北門の方に飛んでいったが・・・」

由紀
「えっ!!?」


「ユウちゃん負けちゃったの!!?」

アルヴィス
「いや・・・『魔氣』の使用限界時間を超えて押し負けただけじゃ。
そろそろアイツの事じゃから再チャージが終わって飛び込むと思うぞい。」

由紀
「そ、それじゃあ尚の事急がないと!!
唯、急ぐわよ!」


「うん!!私は放送管理室に行くね!」

アルヴィス
「なんじゃ?何か考えがあるのか・・・
どれ、ワシも手伝おう。」

由紀
「それじゃあ、唯の方をお願いします!
この娘、機械弱いんで!」


「だ、大丈夫だよ~~!
由紀ちゃんこそ危ないかもしれないよ?」

由紀
「大丈夫よ・・・優太はもっと危ないことしてるんだから!!
私の役割何てたいしたことない!」

アルヴィス
「分かった。では、唯ちゃんに付いて行くとするよ。
由紀ちゃんも気を付けるんじゃよ?」

由紀
「はい!!じゃあ、行ってきます!!」









続く。。
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[ 2012/09/28 07:53 ] カスタムテーマ | TB(0) | CM(4)

コメント忘れ寸前(二度目)

若いのにボケが始まったのか…?と一瞬自分が不安になりましたはい
そういえばピコットナイトやったんですけど三日も経たずにアプリごと消しました
まあ、ピコットナイト自体のバグのせいでストーリー進められなくなったっていう理由ですw
問い合わせして一日待っても、確認のメールが来ないし、一回最初からにしてやり直しても直らなかったので
もう諦めました
CoDまでの時間潰しの一つにしたかったのに残念です
では、レポートやら英検の勉強とかあるのでこれでノシ
[ 2012/10/04 20:53 ] [ 編集 ]

お久しぶりです、雪徒さん。こうしてコメント書く度に自分の事覚えてるかなーと思うこの頃です。
東方全キャラカスタムテーマ化、達成おめでとうございます。こうしてコメントを書く機会は少なかったですが、ちょくちょく来ていつも更新を楽しみにしていては、どんな出来上がりになるんだろうっていつも思いつつ待ってましたが、今じゃ何だか感慨深いです。今はUSBが壊れてしまってPSPに入れられませんが、買い直せたら改めて全部DLしようかなと思います。
なにはともあれ、本当にお疲れ様でした。では、またお会いできるまで。
[ 2012/10/04 20:19 ] [ 編集 ]

パピ❤ ヨン❤
もっと愛を込めて!!
私は鷲尾とキャプテン・ブラボーが好きです。
そして今なおオリジナル武装錬金を暇なときに妄想してます。

この語りもあと一話ですね。
そういえば語りで思い出したのですが、昨日憑物語を学校帰りに買って読んだのですが、中断するところがなかなか見つからなくて苦労します。
次々に読んでしまって1/4をあっという間に消化してしまいもったいない気分になります。
[ 2012/09/28 19:48 ] [ 編集 ]

始めましてですみませんがコンビの締め切りがあると某人間から聞いて超多数コンビ注文させていただきます…
優曇華&レイセン・ぬえ&聖・文&はたて・妹紅&慧音・綿月姉妹&レイセン・藍&橙・早苗&諏訪子
霊夢&魔理沙&早苗&妖夢・優曇華&レイセン&てゐ…今はこんな感じです…
本当に雪徒様。2年間本当にお疲れ様でした…長かったですね…
実は私霊夢のころから毎週このブログにお世話になり現状に至ったと言うことでございますが
時間がございましたら上記のコンビを作ってくだされば幸いです。後このコメントを皮切りにコメントを毎週
書かせていただく事にしますがよろしくお願いします。(今まで恥ずかしくてコメントできてませんでした…)
まだコンビの注文はまた書かせていただくことになるかも知れませんが…
お体を大切にしてこれからもよろしくお願いします。
[ 2012/09/28 17:29 ] [ 編集 ]

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