疲労骨折。。

今回は「古明地さとり」のテーマ作ってきました。
さとり4(PSP)
以下アイコンイメージ↓
さとり1(げ~む) さとり1(みゅ~じっく)
さとり1(ゆ~えむでぃ~) さとり1(ぴ~えすぴ~あっぷで~た)
別壁紙はこちら↓
さとり5(PSP)
ダウンロードはあぷろだあたりからどうぞ。。
タイトルですが・・・
オレのことじゃないです。。
母親が、です。
何か色々あった末に「疲労骨折」だろうと診断されました。
ギプスで固定してもらったのでまあ、悪化することは無いと思いたいですね。
何だろう。
色々忙しくなりそうだよ・・・主に昼夕飯の支度的な意味で・・・
オレが料理できれば良かったんだけどな・・・
あ、この機会に覚えればいいのかな?
考えとこう。
ばっかりに負担押し付ける訳にはいかないし・・・。
どうなるかなーーーー今後。
ぼちぼちこっちも更新中「げ~むな日々Lv2」頁へ
じゃ、今日の所はコレで失礼!!ノシシ


~雪徒家のポスト~




「ナオさん」
まどマギですか・・・
結局見てねぇな。
このまま見なくてもいいんじゃないかと思っちゃたりもするよ。
いや、ネットで探すのもメンドそうだし・・・
卒業式の打ち上げですか・・・
何か、冷静になって考えると・・・何で打ち上げする必要があるんだろうか。
パーッと騒ぎたいからその口実だったりするんだろうなーーーと冷めた意見を言ってみたり。。
おっと残念だったね。
ウチで描かれたこいしさんは真面な性格をしてそうに見えて普通に変態だったりしますがね。
ま、一般人に見えたならそれはそれで良しとしますが。




「衣織さん」
へぇーーーちゃんと気付いた人居たんだな・・・関心関心。。
あーーーあのTPS系のげ~むだろ?
オレも体験版をやったんだが・・・
カメラの操作が上下左右の片方だけを逆転できないのでちょっと手を出しておりません。
慣れればいいだけの話ですがね・・・
でも今はそうじゃなくてもげ~む積んでるのでこれ以上はどうしても欲しいってげ~む以外はなるべく手をださないようにしてます。
シャイニングブレイドも欲しいと言えば欲しいけど・・・前述の理由から断念。
ま、そんな積んでるって理由が無くても無理して買うほどの物でも無いと思ってるからというのもありますが・・・
早く今週の妖狐×僕見てぇな・・・




「JiiGaさん」
語を読んでなかったのはテストがあったから・・・
ああ、オレはてっきり読んではいるけど終わるまでは感想書かないスタンスなんだと思ってました。。
まあある意味こういうのは一気に読んだ方が分かりやすいので毎週ちょこちょこ読むよりは、一気読みした方がいいかもしれません。
ま、その分時間とかかかりますけどね。
一回しかテーマ落としたことないとか・・・
一体何のテーマを落としたって言うんだぁぁぁ・・・
神霊廟・・・正直に言うとまるっきりキャラが分かりません。
原作プレイしましたけど覚えるほどやり込んでないのでサッパリです。
でも、そんな名前の奴いたなーーーってことは覚えてますハイ。。




「零さん」
ドリルは男のロマンであり、近接武器に分類されるようです。
白兵戦でリアルに運用されてるのかは知りませんが一応、例の資料には載ってました。
高校からの刺客の討伐おめでとうございます。。
課題が少なかったのは良かったですね。
133ページとかどれだけ毎日やらせたいんだよ・・・
オレだったら泣いてるぜ。
じゃあ、訪問の方を楽しみに待たせていただきます。
と言っても来たかどうかなんてコメントしてくんないと分かんないんだけどね・・・


~古明地語~






優太
「何か向こう一カ月近くの記憶が無いんだけど・・・」

さとり
「あら、そうなの?それは残念ね。」

優太
「なあ、さとりは何か知らないか?」

さとり
「そうねぇ~~・・・条件如何によっては話してあげないことも無いけど?」

優太
「え、何で急に上から目線?」

さとり
「とりあえずOrzしながら『私はさとり様の犬です。』って言えたら一つ教えてあげるわ。」

優太
「誰得だよこの展開!!」

さとり
「オレ得ーーー。と、言う所かしら。」

優太
「何でオレがそんなことを・・・私はさとり様の犬です!!Orz」

さとり
「よくできました。良い子ね~~。」

優太
「はっ!!?何故オレはこうも素直にさとりにしたがって・・・!!?」

さとり
「まあ、最初にネタ晴らしをすると・・・実はこの一カ月の間、貴方の心を調教・・・あ、すいません噛みました。貴方の心を再調整したんですけど・・・」

優太
「今絶対調教って言ったよね!!お前どんだけ愉快なことを無駄に時間かけてしてくれてんの!!?」

さとり
「え、どうしてこんなことするかって?愛しているからよ?」

優太
「そんな嘘と悪意で塗り固められた告白されても反応に困るわ!!」

さとり
「とか言いつつリアクションを律儀に取るのが貴方よね。ご褒美に頭を撫でてあげるわ、そこに跪いて頭を垂れなさい。」

優太
「はい!仰せのままに!!(ってマジで勝手に体が動いたぁぁぁああああああああああああ!!)」

さとり
「ふふふ・・・ここまで素直に言うことを聞かれると私も汚い犬の頭を撫でるのもやぶさかじゃないわ。」

優太
「汚い言うなぁぁ!!ちゃんと毎日洗っとるわ!!」

さとり
「そうね。ちゃんとそこら辺は私がキレイにしてあげてたのだから感謝してもらわないとね。」

優太
「え、どういうことですか?」

さとり
「ああ、貴方は調度心が死んで・・・失礼噛んだわ・・・。心が空っぽになっていたから覚えてないのね。」

優太
「サラッとオレの心に何をしたんだお前はぁぁぁ!!」

さとり
「え、調教。」

優太
「悪びれも無く完全に認めやがったコイツ!!てか、キレイにしたって・・・まさか!!」

さとり
「ええ、一緒にお風呂入ったでしょ?ああ、覚えてないわよね~?記憶に残らないと思ってたから好き放題させてもらったけど・・・」

優太
「何だよその含んだ言い方!!い、一体オレの体に何を!!?」

さとり
「男の人のって・・・あんなに硬くなるものなのね・・・。」

優太
「ま、マジで言ってるのか・・・?」

さとり
「本当よ?心なしかイジられて嬉しそうだったけれど?」

優太
「(何かとてつもなく貴重な体験を覚えてないと言うスゲェ嫌な展開になった!!)」

さとり
「最終的に例の白いアレとか出てきたけど・・・私の足で踏まれて喜ぶなんて良い趣味してるわよね・・・。まあ、個人的には結構楽しめたから良しとするわ。」

優太
「おいおいドンドン知らなくても良い事を知らされてオレの心がホントに砕けそうなんだけど!!」

さとり
「そしたら今度こそ私の物になればいいのよ・・・たっぷり可愛がってあげるわよ?」

優太
「すんません頑なに遠慮させてください。」

さとり
「まあ、実は全部冗談なのだけれどね。。」

優太
「ふざけんなよ!!ちょっと信じちゃったじゃんかよ!!オレが実は女の子の足で蹴られることに快感を覚えるような変態だったって設定が判明したのかと思って冷や冷やしたわ!!!」

さとり
「え、でも蹴られて喜んでたじゃない。私が部屋に行くと決まって足元に擦り寄って来て・・・」

優太
グアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアア!!止めろおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお聞きたくないいいいいいいいいいいいいいいいいい!!!

さとり
「ま、これも調教の一環で面白そうだったからそういう性癖を心に植え付けて一時的に楽しんでただけだけどね・・・。」

優太
「お前は人の心を何だと思ってるんだ!!」

さとり
「え~、でも貴方の心を直すにはこの行程が必要不可欠だったのよ?」

優太
「どういうこと!!?何でオレの心の修復に蹴られることに喜びを感じる過程が必要なの!!?オレの心ってどういう構成で出来てたんだよ!!つかさっきは『面白そうだから』とか言ってませんでしたっけ?!!」

さとり
「ああ・・・・・アレは、冗談?かな・・・。」

優太
「スゲェ間があったうえに『?』まで入ったけど・・・どういうことだ?」

さとり
「他にどんな調教をしたのかと言うと・・・」

優太
「(あ、話を無理矢理逸らしてきた・・・)」

さとり
「とりあえず脚を舐めさせるのは基本よね。」

優太
「さも当たり前のようにオレを犬にするなよ!!」

さとり
「心なしか、その時の貴方輝いてたわ・・・。」

優太
「そうなるように調教したんだろ!!」

さとり
「まあ、そうとも言う。セットで踏んであげると泣いて喜んでいたんだけれど・・・」

優太
「マジで泣いてたんじゃないのかソレ・・・」

さとり
「まあいいわ。それより時間よ。ほら・・・」

優太
「何で脚つきだしてんの?」

さとり
「私に奉仕する時間でしょ?」

優太
「しねぇよ!!何時までもお前の言うことを何でも聞くような忠実な犬じゃないっての!!」

さとり
「あらそう?じゃあ、特別に今日は太ももまで舐めてさせてあげてもいいけど・・・」

優太
「うっ!!?」

さとり
「え、なぁに?もしかして舐めたいの?舐めたいんでしょう?正直に言ってごらんなさい??」

優太
「な、な訳無いだろ!!お、オレを誰だと思ってやがる!!」

さとり
「残念ね・・・もう靴下も脱いで準備も済ませてあるのだけれど・・・」

優太
「(頼んでもいないのに何してくれてんのこの人!!あーーー!!でも何だこの胸の奥から湧き上がる欲求は!!も、もしやオレはマジでそういう性癖があったと言うのか!!?)」

さとり
「貴方が何の気兼ねも無く舐められるように、さっきシャワーまで浴びたのよ?」

優太
「(微妙に良い匂いがしてたのはそれが原因かぁぁぁぁああああああああああああ!!つか、待てそう言うこと言われると何だか無性に意識が脚に向いてしまう!!?お、オレ・・・どうしちまったんだ!!)」

さとり
「ほら、女の子にここまでさせて・・・貴方は本当に我慢できるのかしら?」

優太
「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・じ、じゃあ・・・その、ちょっとだけ、なら・・・」

さとり
「んーーーー?よく聞こえなかったわ・・・もう一度言ってくれる?」

優太
「ちょ、ちょっとだけなら・・・舐めたいです。」

さとり
「最後のが聞えなかったんだけれど?『何を』したいのかしら?」

優太
「な、舐めたいです!!」

さとり
『誰の』『何を』舐めたいのかしら?ちゃんとおねだりして見せてくれないと、私よく分からないのだけど・・・?」

優太
「『さとり』の『太もも』を舐めたいです!!!!!!」

さとり
「ほほぅ、脚じゃなくて太ももをプッシュしてくるのね・・・良い趣味してるわ~~。あわよくばスカートの中が覗けるとでも思った?」

優太
「そ、そんなことは無いですけど・・・!!?」

さとり
「大丈夫よ。今日、穿いてないの。だから・・・あまりスカートの中見ないでくれる?そしたら、好きなだけ舐めさせてあげるけど・・・」

優太
「何が大丈夫なのか全く分からないけど、いいです!!見ませんから舐めさせてくださいお願いします!!!」

さとり
「よくできました。そんな貴方だから、特別に許すわ。いらっしゃい?」

優太
「はい!!」

さとり
「さ、そこに膝をついて・・・」

優太
「あ、ああ!!(ど、どうしたんだオレ!でも、止められねぇこの気持ち!今この瞬間だけ、ペロリスト達の気持ちが分かった気がするぜ!!)」

さとり
「もう、そんな息を荒げなくても・・・もうちょっと我慢してね。」

優太
「ここまできたら、どれだけ待たされても問題無いぜ!!(そうだ!ここまできたら、やることは一つ!!さとりの太ももを舐め回し、あわよくばその先へ・・・!グヘヘ。。)」

さとり
「とりあえずまずは、向こう見てくれる?」

優太
「え?テレビしかないけど・・・」

さとり
「さて、問題です。これなぁんだ?」



「『さとり』の『太もも』を舐めたいです!!!!!!」


優太
「え?」

さとり
「ぷっ・・・あはははは!!なにをそんな必死に言っちゃってるのよ!!ちょっとどころかかなりツボにはまったわ!!これは傑作ね!」

優太
「え・・・あの、コレ・・・」

さとり
「ん~~?撮り下ろしVTRよ?」

優太
「いや、そういうことではなく・・・」

さとり
「コレ、良く撮れてるでしょ?もう既に全世界のネットに流す用意も済んでるのよ?」

優太
「え、え、ええ、え、ええ???」

さとり
「私が何を言いたいか分かるかしら?」

優太
「えっと・・・僕にも分かるように説明してくれませんか?」

さとり
「バラされたくなかったら・・・週に一度は私の遊び(調教)に付き合ってね。さもないと・・・このVTRを晒すことになるけど・・・これ以上は言わなくても分かるわよね?ゆ・う・た?

優太
う・・・・うわああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!










こいし
「こ、これ・・・ホントにおにいちゃんが言ったの?」

さとり
「ええ。まあ、多少の精神操作入ってるけどね。」

こいし
「やっぱりそうなんだ・・・おにいちゃん可哀想・・・」

さとり
「いいじゃないの。少しくらい私に奉仕するのが、直してあげた私に対する礼の取り方だと思うわよ。」

こいし
「直さなきゃいけない原因を作ったのおねえちゃんじゃなかったっけ?」

さとり
「そんな直接的な描写あったかしら?」

こいし
「覚えてないけど・・・」

さとり
「それよりもその動画消しておいていいわよ。元から残しておく気なんて無いしね。」

こいし
「え、でもそれだとおにいちゃんを繋ぎとめておけなくなるんじゃ・・・」

さとり
「消したことを言わなければ何の問題も無いわ。それに・・・」

こいし
「それに?」

さとり
「悲痛の叫びって言うのは・・・生で聞くから心地が良いのよ?ふふっ、今度来た時はどうやって心をかき乱してあげようかしら・・・」

こいし
「(歪みないなぁーーーおねえちゃん・・・素直におにいちゃんと一緒に居たいって言えばいいのに・・・)」

さとり
「こいし、聞こえてるわよ?」

こいし
「嘘。」

さとり
「ホントよ、顔に書いてあるもの。別に優太に特別な感情なんて無いわ。ただ・・・面白いおもちゃだとは思うけど、ねぇ?」

こいし
「それ、本気で言ってるの?」

さとり
「本当よ?嘘言ってどうするの・・・。」

こいし
「もう、おねえちゃんはそういう風にしか人と接せられないからダメなんだと思うよ?」

さとり
「そうね。自覚はしてるわ・・・そんな私に、嫌気をさしつつも付き合ってくれる・・・それが優太なのよ。」

こいし
「おねえちゃん?」

さとり
「さ、お腹空いたわね。そろそろ夕食にしましょうか、こいし。」

こいし
「う、うん。(ホント、素直じゃないよね。おねえちゃんは・・・まあ、そこが可愛いんだけど。。)」

さとり
「誰が可愛いって?」

こいし
「おねえちゃんが。。」

さとり
「そう。」

こいし
「とりあえずこの録画データ消しておくね。」

さとり
「好きにしなさい。どうせバックアップは取ってあるから問題無いわよ。」

こいし
「そこの時点から嘘だったの!!?流石にひねくれすぎだよおねえちゃん!!」

さとり
「ふふっ・・・『そこ』が可愛いんでしょう?ねぇ、こいし?」







~古明地語~ 完。。







~過去物語~「ギルド立志篇」(終)






ガバル
「ふ、ん・・・ちょっとばかり厳しいな。」

女将
「あんたはドカドカ撃ちすぎなんだよバカ・・・お陰でこっちも予備弾倉まで使い切っちまったよ・・・。」

ガバル
「すまん。まさかここまで兵力を集中させられているとは思わなくてな・・・」

女将
「ちぃ・・・!こんなことなら、すみれ辺りに応援要請しとけばよかったかね・・・。」

ガバル
「それは、困る・・・。」

女将
「あぁ!?今更娘に会いたくないってかぃ!??安心しな!アンタの顔なんてアイツら覚えちゃいないよ!!」

ガバル
「それはそれで悲しい物だな・・・!!」

女将
「兎に角・・・この場をどうにかする方が先さね・・・。アンタの方はあとどれくらい残ってる?」

ガバル
「こっちも予備弾倉は使い切った。残ってるのは『戦姫の六翼』くらいだが・・・これもこの人数相手では対応できるか怪しい・・・。」

女将
「仕方ない。観念してすみれに救援を・・・」

?????
「なんじゃ・・・結構盛り上がってるみたいじゃないか・・・。」



その野太い声がこの広い空間に響く。
声の主は吹き飛ばされた門の前に立っている。
歳は既に70を超えているように見える。
しかし体の方はかなり大きく、身に纏った鎧の隙間からも分かるくらい筋肉が隆起している。
その隣からもう一人同じような大男が姿を現す。
その男の方は40そこそこの中年空気を出しているが、隣の男に負けず劣らずのムキムキボディだ。
この二人の存在が一気にこの作品を世紀末に連れて行ってくれそうな空気だ。


女将
「アルにスコールかい。アンタらが出て来るってことは・・・結構デカい山だったのかいコレ。」

スコール
「よぉ、ガバルに巴まで居んのか・・・こりゃあ同窓会が開けるな。」

女将
「は?巴??」

ガバル
「お前の名前だろ・・・」

女将
「あ、そうだったかい?女将って呼び方が定着してて自分の本名忘れてたよ!!あっはっはっは!!」

アルヴィス
「しかし・・・『凄然の風』はこんなに戦闘員を確保できていたんじゃな・・・それが驚きじゃよ。」

スコール
「どうせコイツらも人には言えないような所から連れてきたパターンだろう。全く、テッカの野郎はどこで道を踏み外しやがったのやら・・・。」

アルヴィス
「まあ、そんなことはどうでもよかろう。今は、体を動かしたい気分だしのう。」



アルヴィスは腰に下げていた刀を抜く。
そして、全身を魔力と何かの力で覆う。
アルヴィスの体中を白銀の光が覆い、周囲一帯を照らし、相手の戦意を完全に削ぎ落とした。


アルヴィス
『魔氣・龍帝』(イクシード・ドラグオン)・・・。」

スコール
「え、イキナリ全力投球?」

アルヴィス
「なに、ちょいと若い連中を鍛えてやろうと思ってな。若い連中の育成も老兵の務めじゃろう?」

ガバル
「貴方が老兵って言うのは・・・ちょっと若い連中が可哀想に感じるが・・・」

スコール
「そういうことなら、オレも久々にやるかな?メダの奴が中々目覚めてくれなくてよ・・・伝授するに伝授できないのよ、この『螺旋力』をさ!!」



全身から青い色のエネルギーが噴き出す。
それを右の手に集めると、何故か一対のドリルが形成される。
それを目の前に構えるとスコールは叫ぶ。


スコール
「行くぜ若いの!!オレ達の屍を越えて見せろ!!!必殺!『ギガドリルブレイク』!!!



スコールは右手のドリルを高速回転させ、群衆の中に飛び込む。
そしてポカーーンとしていた雑魚の一団を吹き飛ばしながら、縦横無尽に広場を駆け巡った。


スコール
「どうしたどうした!!若いくせにガッツがたんねぇぞ!!もっとオレを楽しませろよぉおおおおおおおおおおお!!!」

アルヴィス
「ははは・・・まだまだじゃな、スコール・・・。そんなスパルタでは若い連中が付いて来れまい・・・。教育とはこういうものじゃ!!」



アルヴィスは刀に全身に纏った力、『魔氣』を込める。
すると刀が白銀の輝きを纏い、凄まじい波動を周囲にまき散らす。
何故か数メートル先のコンクリートの壁にヒビが入ったり、その先の木々の葉や枝が二つに弾けたり、折れたりしている。
群衆はさっきのスコールの時とは打って変わって危機を感じたのか、急に距離をおこうと全員が後ずさる。
それだけ凄まじいプレッシャーをビシビシと飛ばしているのだ。


アルヴィス
『天覇白龍爪』(てんぱはくりゅうそう)!!!!!!!!!



アルヴィスはその手に持つ刀を横一閃に振る。
すると、何故か空間をまたいで群衆の真ん中を巨大な鉤爪型の真空刃三本が駆け巡る。
地面を数十メートル単位で抉り、巻き込まれた雑魚兵全てを彼方に吹き飛ばした。
その後には誰も残らず、巨大な鉤爪の後だけが残る。
それは見ようによっては巨大な龍がその爪で地面を抉ったかのような軌跡を残していた。
残っていた何人かの雑魚も完全に戦意を無くしたのか一目散に逃げて行った。


アルヴィス
「なんじゃ・・・歯応えないのう・・・。」

スコール
「いやいや、やりすぎやりすぎ。。」

アルヴィス
「これがか?大分手加減したとおもっとるんじゃが。」

女将
「こんな化け物みたいな一撃受けて立ち向かって来れる奴の気がしれないよ・・・。」

ガバル
「コレが『白銀の剣聖』の一撃・・・次元が違うとしか言いようがない。」

アルヴィス
「そんなに褒めるな!!ちょっと調子に乗っちゃうじゃろ!!」

スコール女将ガバル
「「「いや、褒めてない褒めてない」」」







千草
「で、あの車を止めればいい訳?」

優太
「ああ、そうしてくれると助かる。」

アラド
「結構揺れてるけど大丈夫なのか?」

千草
「ああ、これくらい全然問題にもならないよ。見てな・・・千草さんの弓技をさ!!」



千草は車の窓から身を乗り出す。
窓に直接腰を掛けるようにして、体の半分以上を外に出している。
中では鳳仙が足をガッチリホールドしているため、落ちる心配はなさそうだ。
が・・・


千草
「うおっ!!」

優太
「どうした!??」

千草
「いや、ちょっと木の枝とかがあって・・・!!あぶねぇあぶねぇ・・・当たったらシャレになってないからね。」

由紀
「ね、ねぇ・・・ホントに大丈夫?あんまり無理しない方が・・・」

千草
「大丈夫だって!!何かきたら避ければいいんだしさ!!鳳仙!しっかり持っててよ!!」

鳳仙
「任せろ!!既にガッチリホールドだけど、さらにガッチリ支えてやるぜ!!」

千草
「あ、それとユウ君。」

優太
「あ?」

千草
「あんまりこっちをジロジロ見られると・・・スカートの中とか見えちゃうからあんまり見ないでね♪」

優太
「はぁ?お前がスカート穿いてる時は大概下はスパッツじゃん。だったら問題無いだろ・・・てか見る気ねぇし。」

千草
「やだ!!スパッツだって立派な下着なのよ!!それを問題無いからってジロジロ見るなんて・・・ユウ君最低!!」

優太
「そんなどうでもいい門答は後にしろ!!既に内容がパンクしかかってて一行だって無駄にできない事態なんだよ!!今回でまとめないとヤヴァイんだよ!!だから手短に前の車のタイヤ撃ち抜け!!!」

千草
「おっと、あのユウ君がメタネタを使うってことは結構マジで差し迫ってると見た!!分かったよ!ちゃっちゃっと狙うぜ!!ユウ君にスパッツ見せびらかせながら!!」

優太
「だからそういうのいいって言ってんでしょ!!」

由紀
「とか言いつつさっきから千草の方から視線を外さないのはどういう訳なの?」

優太
「え、これはただ・・・ツッコミをいれる都合上自然と姿勢が向こうを向いちゃうだけなんだぜ?」

由紀
「本当?実は何だかんだ言ってスカートの中を覗きたいだけなんじゃないの?」

優太
「なわけあるかよ!!オレ別にスパッツなんかに興味ねぇもん!!」

由紀
「て言うか・・・何で千草がスパッツ穿いてるって知ってたの?」

優太
「え、それは結構頻繁にアイツがネタで見せびらかしてくるから・・・」

由紀
「ふーーーーーーーん・・・それを嬉々としていつも見てるんだ・・・最低。」

優太
「がっ!!?ちょ、待て由紀誤解だ!!これには一応深い訳があってですね・・・!!」

由紀
「ふーーーーーーん、じゃあ後で聞いてあげるよ・・・。」

優太
「な、何か含んだ言い方だけど・・・まあいいか。」

ゼオラ
「アラド・・・アンタもさっきからフロントミラー使って後ろチラチラ見てるけど・・・それはどういう意図があるのかしら?」

アラド
「ゼオラ・・・運転中もな、常に後ろの状況を確認しなくちゃならない訳でな。」

ゼオラ
「後ろの状況って・・・まんまアンタの真後ろが見えるよう角度調整されてるみたいなんだけど・・・普通は車の真後ろ方向が見えるように調整するもんなんじゃないの?」

アラド
「い、嫌だなゼオラさん・・・オレは至って真面目に後ろの状況を確認しているんだぜ?」

ゼオラ
「後ろの千草のスパッツを?」

アラド
「そうなんだけどさ~~!何か上手いこと角度が変更できなくて全然見えね・・・あっ。」

ゼオラ
「アラド。」

アラド
「はい・・・」

ゼオラ
「後で、その面ブッ飛ばすから・・・百回くらい。」

アラド
「多くね!!?別に男としてロマンを追った程度でこの制裁は酷すぎないか!!?」

ゼオラ
「うっさい・・・アラドのバカ。」

千草
「痴話喧嘩も一区切りついた所で撃っていい?」

優太
「いやいや早く撃てよ!!お陰でかなりの行数無駄にしたよ!!お前まさかとは思うけどこれを狙ってたんじゃないだろうな!!?」

千草
「さぁ・・・どうでしょうねぇ。んじゃ、いっちょ狙い撃つぜ!!」

優太
「ここにきてそのネタも無いと思う。」



千草は弦に矢をかける。
そしてゆっくりと、そして力強く後ろに引く。
千草の目は既に目の前を行く車のタイヤを見据えている。
細かく狙いを定めるように、さっきから手を小刻みに上下へ動かしている。


千草
「なんかさ・・・。」

優太
「今度は何だよ。これ以上引き延ばす必要無ぇよ早く撃っちゃえよ適当に狙っても当たるよこの空気。外れる訳ねぇもん。既に一話前でブレーキ踏まれる的な描写あったもん。」

千草
「この、弓を握った手を上下に動かすのって・・・何かエロくね?」

優太
「心底どうでもいい!!!」

由紀
「とか言いつつ頭の中では千草にされてる所を妄想してるんでしょ・・・。」

優太
「してねぇよ!!!何で今日のお前はそんなに絡んでくるの!!」

由紀
「別にーーーー、そんなことも無いと思うけどーーー。。優太って気付くと色んな女の子と仲良くなってるし、今日だってかすみやすみれと仲良くなってるしさ・・・どうせ私なんてその内忘れられちゃうんだ~~。」

優太
「なに言ってんだよ!!忘れる訳無いだろ!!お前はオレの・・・!」

由紀
「オレの?」

鳳仙
「オレの?」

千草
「オレの?」

アラド
「オレの?」

ゼオラ
「オレの?」

優太
「そこは合わせろよーーーーーーーーーーーーーーー!!何で地味にタイミング外してきてるんだよ!!そこは全員一斉に『オレの?』って聞き返す所だろ!!」

千草
「て言うかさ・・・マジ撃っていい?そろそろお尻痛くなってきた・・・て言うか、もしかしてそういうプレイなのユウ君?」

優太
「違ぇよ!!お前が勝手に引き延ばして自分でケツ痛くしただけだよ!!もういいから早く撃っちまえ!!後がつかえてるんだよ!!!」

千草
「ほいほい。じゃあ、いいや・・・やるよーーー。そぉい。。」



何とも間の抜けた声と共に矢が射られる。
その矢は真っ直ぐ突き進み、前の車の後輪タイヤに突き刺さる。
急に物が突き刺さり、前の車はガタガタと揺れ始めていた。
流石にその揺れで速度を維持し続けるのが無理だと判断したのか、ブレーキが踏まれる。
アラドもそれに合わせてブレーキを踏み、車を止める。
そして一斉に車を飛び出し、確保に乗り出そうとしたとき・・・


雑魚A
「う、動くな!!」

アラド
「なっ!!」



相手の方が早く車から降り、後ろのドアを開けて中から一人の少女を引きずり出すとその頭に拳銃を突きつける。
どうやら相当精神的に追い詰められている様で少しでも刺激すれば即撃ちかねない状況だった。


雑魚A
「こ、コイツがどうなってもいいのか!!?コイツを助けたかったらその車を寄越せ!!!」

アラド
「馬鹿な真似はよせ!!それ以上罪を重ねてどうなる!!」

雑魚A
「うるせぇ!!どうせオレは雑魚の一人にすぎない!!オレが居なくなったって・・・他の雑魚Aがだな・・・!!」

優太
「そんなどうでもいい門答は後にしろってさっきから言ってるんだけどな・・・」

由紀
「エリス!!」

エリス
「!?由紀、さん・・・」

由紀
「よかった!無事・・・じゃないけど・・・絶対助けるからね!」

雑魚A
「おい、勝手にしゃべるな!!マジで撃つぞ!!!」

優太
「メンドくせぇな・・・おい由紀、アレがお前が助けたかったって奴か?」

由紀
「え、うん。」

優太
「そっか。じゃあ、あのエリスって娘を助けたらこの話はハッピーエンドだな・・・」



その瞬間、優太の姿が視界から消える。
本当に消えた。
雑魚Aは周囲を見回すもどこにもその姿が見当たらない。
しかしその姿を確認することができた。
できたが・・・その時、雑魚Aは地面に叩きつけられていた。
左の頬を拳で撃ち抜かれ、そのまま地面に有無を言わさず叩きつけられたのだ。
優太は容赦することなく、雑魚Aを思いきり地面に埋め込む。
雑魚Aが叩きつけられた所を中心に地面に亀裂が走る。
優太による渾身の一撃を受けた雑魚Aは完全に意識が飛んでいた。
地面に顔を埋め、体を小刻みに痙攣させている。
どうやら生きてはいるらしい。


優太
「ふぅ・・・流石は雑魚。まさかの一発撃破だったぜ・・・。」

アラド
「い、今のは・・・まさか上級肉体強化術、『速鳥』・・・?」

優太
「はやどり?そういう名前なのか・・・。メダのを何度か見てる内になんとなくやり方が分かったから使ってみたんだけど・・・やってみると簡単だな。」

ゼオラ
「え・・・アレって習得するのに結構時間がかかる技の筈よね?」

アラド
「オレなんて三ヵ月練習してやっと習得したんだけど・・・」

ゼオラ
「アンタは特別物覚えが悪いだけでしょ・・・。でも、いくらなんでも見ただけで習得するって・・・どういうこと?」

鳳仙
「す、スゲェ!!ダンナ今の何!?オレにも教えて!!」

優太
「いいけど・・・とりあえず後でな。大丈夫か?怪我とかしてないよな?」

エリス
「あ、はい。私はなんとも・・・そうだ!!アヤカちゃん!!」



エリスと呼ばれた少女はスグに車の中へ入っていく。
そして一人の少女、見た目から推察するにまだ十歳にも満たなそうな少女を抱えて出てくる。
少女はぐったりとしており、息はしているものの顔色がとても悪い。
というか体全体の色素が薄い。
ただ薄いのではない。
明らかに正常な色では無い。
エリスも日の下にでたことで初めて気付いたのかその少女の外見に息をのむ。
全身骨と筋だけで成り立っているのかと思われるほど痩せ細ったその体、髪はボサボサで体中によく分からない傷跡が一杯ある。
どこからどう見ても正常とは思えない。


エリス
「あ、アヤカちゃん・・・そ、そんな・・・こんなことって!」

由紀
「ま、待ってエリス!ちょっと落ち着いて!!大丈夫!息はしてる、知り合いの娘に見せればどうにかしてくれるかも!!」

アラド
「た、確かにコレは尋常じゃないな・・・!!スグに車に乗せろ!!王都に引き返すぞ!!」

千草
「ん?」



千草はふとエリス達の乗っていた車に目を向ける。
さっきから目に入って来ていたが、この車に付いているマーク、どこかで見た記憶がある。
千草はそれだけ思うとそのマークに触れる。
大きな蜂の頭を模した妙に毒々しいマークを・・・
すると、何故か脳裏をよぎる一つの記憶。
それは自分がまだ小さかった時の記憶だ・・・
あの日・・・


千草
「!!!?思い、だした・・・」

鳳仙
「千草?早くしろよ!!今回ばっかりはふざけてられねぇよ!!!」

千草
「え、あ・・・うん!ごめんごめん!!今行くよ・・・」



一瞬何かを思い出した千草だったが、今はそれ所では無い。
思いだした記憶の断片をとりあえず仕舞い込み、千草は皆の待つ車に乗り込んだ。








その後、優太達はひとまずさっきの施設に戻りメダや奏達と合流する。
優太達が逃げ出した車両を追いかけている間に、メダ達が他の連れ去られた人たちを救出して、今まさに王都に引き返すところだったらしい。
色々と説明を求められたが、今はそれ所では無いと優太は一蹴し、すみれ達の装甲車に乗り換え優太達は王都に引き返した。
旅館で待ちぼうけをくらっていた三人に無事由紀や他の人達を救出したと報告しつつ、優太は蓮にアヤカを託す。
静養していたため、魔力は十二分に回復していたようなのでスグにも治癒を始めてくれた。
アヤカはかなり消耗が激しいようだが、命に別段問題も無く、ちゃんとした物を食べさせれば時間はかかるかもしれないが、普通の体型に戻るだろうと蓮は言っていた。
しかし、依然として目を覚まさないアヤカをエリスは付きっ切りで看病するといい、聞かなかった。
だが、蓮の診断だとエリスも軽い栄養失調気味のためそんな無理をさせるわけにはいかないと止める。
しょうがないのでアヤカとエリスを同じ部屋で寝かせることにした。
こうすればアヤカを診つつ、自分も休めるだろうと唯が提案した。
まあ、それある意味逆効果だろとか思わなくもなかったが優太は黙ってそれを飲み込んだ。
全てが終わる頃には、すっかり日も傾き夕日が地平線に沈もうかと言う時間になっていた。




やっと落ち着きを取り戻し始めたこともあり、優太は改めてメダに呼ばれ旅館の外に連れ出された。
門の外には体格のいい男が二人並んでいた。
片方の少し老け込んでいる方の男が話しかけてくる。


アルヴィス
「お前さんが優太じゃな・・・。」

優太
「誰だよじいさん・・・。人に名前を聞く時は・・・」



途中まで言葉が出かかっていたが、後ろから思いっきり殴られたため言葉が途中で切れてしまう。
振り向くと、もの凄くカンカンな様子のメダがこちらを睨みつけている。


優太
「テメェ何すんだよ!!イテェだろうが!!!」

メダ
「アホかキサマは!!このお方を誰と心得る!!」

優太
「知るかよ!!それを今から聞くんだろうが!!!」

メダ
「だからと言って年配者に対してその口の聞き方はないだろ!」

優太
「それはそうだけど・・・!だからって有無を言わさず殴るなよ!!!」

アルヴィス
「まあよいよい。メダ、お前はちと真面目すぎる。もう少し肩の力を抜いたらどうだ?」

メダ
「はっ!!し、失礼しました!!以後気をつけます!!」

スコール
「いや、だからそれを無くせって言ってるんだぜアルは・・・。」

メダ
「し、しかし団長!礼を逸する真似はできません!」

スコール
「まあ、それがお前の良い所だけどさ・・・。もっと自由に生きろよ。そんなんで疲れねぇのか?」

アルヴィス
「まあ待てお前たち、今はこの優太と言う少年と話したい。そっちはそっちでやってくれんか?」

スコール
「おっとすまねぇ!いつもの癖で説教始めちまった。構わねぇから続けてくれよ。」

アルヴィス
「うむ。では、改めて・・・私はアルヴィス・S・フォークハート、『白銀の剣聖』と呼ばれている。『ギルド』の創設者にして戦団、『海風の憑代』の団長を務めている。」

優太
「へぇーーーー。そう。」

メダ
「リアクション薄すぎだろ!!もっと敬意をこめてリアクションしろ!!!」

優太
「いや、だってイキナリ『ギルド』創設者だの何だの言われても・・・オレ今日『ギルド』に加盟したばっかだし・・・。つか、あまかぜのよりしろってメンドクサイ名前だよな。漢字でどう書くの?て言うか何で戦団名が漢字表記だったりするの?ちょっと世界観おかしくねぇ?」

メダ
「黙れ!!そこら辺はご都合主義と言っておけば・・・!」

アルヴィス
「はっはっは!!!久しぶりにいいタマが入ってきたじゃないか!!わし好みの良い性格しとる。」

優太
「へぇへぇそりゃあどうも。で、何だよオレ腹減ってるんだ。手短に済ませてくんねぇか?」

メダ
「キサマ、まだそんな口を・・・!!」

アルヴィス
「よいよい。これくらい我の強い奴の方がわしは好きじゃ。若い頃を思い出すのう・・・。あの頃はわしもよく思ったことをそのまま言ってはバアさんやら他の女共にぶたれまくったものよ・・・。」

優太
「いや、そういう老け込んでる暇あるなら早く話せって・・・すみれ達がスゲェ料理作ってくれてて早く食いてぇんだよオレは。」

アルヴィス
「そうじゃな、それならわしも招待されとるから知っとる。確かに早く食いたい物じゃ。手短に済ませよう。」

優太
「よし、話が分かるじゃねぇか。で、なんの用だよ。」

アルヴィス
「まあ、今日中に返事をしなくても良いのじゃが・・・一応伝えておく。あの二人をどうする。」

優太
「二人?エリスとアヤカのことか?保護してくれるんじゃないのかよ。」

アルヴィス
「そうしたいのも山々じゃが・・・こっちもそこまで資金的に余裕がある訳では無くてのう・・・。もし、家族や親戚がいるのならそこに帰るまでの支援はしてやれるが・・・悪魔でそれは『居れば』の話じゃ。」

優太
「どういうこった?」

アルヴィス
「単直に言えば・・・あの二人の親や親戚は全て死んでおる。」

優太
「なんだと・・・?」

アルヴィス
「どういう経緯かは分からぬが・・・あの二人だけは血縁者の存在が確認されて居ないのじゃ・・・これでは帰るところが無い。」

優太
「で、それだとどうなるんだ。」

アルヴィス
「さっきも言ったがそこまで資金的に余裕がある訳でも無い。長期的に支援することはほぼ不可能じゃ。悪いとは思うがのう。」

優太
「・・・・・・・。」

アルヴィス
「彼女たちが望むなら、仕事を紹介することくらいはできる。じゃが、住処までは提供できん。結局、彼女たちは路頭に彷徨うことになるかもしれんのう。」

優太
「何が言いたい?」

アルヴィス
「誰かが引き取ってくれれば・・・丸く収まるかもしれんのう。」

優太
「そういう話か。じゃあ、オレが引き取る。」

アルヴィス
「即答じゃな。別に無理強いはしていないぞ?」

優太
「いいんだよ。オレが好きでやるんだ。気にすんな・・・アイツらが自分で立てるようになるまで、オレ達と一緒に暮らせばいい。」

アルヴィス
「うむ、話が早くて拍子抜けするのう。話はもう二つほどあるんじゃが・・・片方は報酬の件、もう片方は戦団名の件じゃ。」

優太
「報酬?」

アルヴィス
「うむ。お前たちは正式に依頼を請けた訳ではない。じゃが、多大な貢献をしてくれた。その敬意を表してわし直々に報酬を授けようと思う。何がよい?金か、それとも・・・」

優太
「じゃあ、家。」

アルヴィス
「家?」

優太
「ああ。だって家があればあの二人が住めるし、オレ達も何の気無しにこっちに来れるようになる。報酬は家。コレで決定!」

アルヴィス
「お前わしの話聞いてたのか?そんなに余裕はないと・・・」

優太
「報酬何が良いって聞かれたから答えたんだ・・・。何が良いって聞く時点でこっちにその報酬の決定権を譲渡したことになるだろ。だったら家くれよ。」

メダ
「おい、優太!!お前いくらなんでもそれは・・・・!!」

アルヴィス
「はっはっはっはっはっは!!!!本当に面白いガキじゃのうお前は!!よかろう・・・わしのポケットマネーで家の一つや二つ建ててやる。」

優太
「あ、できるだけ豪勢な奴ね。軽く十人くらい住める感じの。。」

スコール
「ははははははははははは!!!!!コイツはマジで肝っ玉すわってやがる!!ここまで調子に乗った要求できないぜ普通!!」

アルヴィス
「最後にコレだけ聞こう。お前たちの戦団名が未定のままだと聞く。報酬を払う手続きには戦団名を明記しなくてはならん。今すぐ決めろ。さもなくば家はやらん。」

優太
「戦団名?そんなの適当で良いよ。」

アルヴィス
「じゃあ、『アルヴィスさんの下僕戦団』でどうじゃ?」

優太
「そんな適当なの嫌に決まってるだろ!!分かったよ、真面目に考えるよ・・・そうだな・・・」



優太はふと山の方に目を向ける。
今正に夕日が山に沈んで行く所だった。
キレイな赤だ。
赤・・・優太はその色を戦団名に組み込むことを思いつく。
だが、赤では子供っぽい。
もっとカッコいい言い回しはないものか・・・
赤、アカ、あか・・・
と悩んでいると目の端に三日月が入る。
あか、つき・・・暁?
お、コレカッコいいかも・・・でもこのままだとどっかの忍び集団になっちゃうからせめてなにかつけないと・・・
そう言えば、メダの戦団は『天統べる煌星』、じじいの戦団は『海風の憑代』・・・
天、海・・・ときたら・・・大地、地?
地平線、コレだ!!
即興で厨二臭い戦団名を思いついてしまった自分にちょっとばかし情けなさを感じつつ、優太は胸を張ってその名を口に出す。


優太
「決めたぜ!オレ達の戦団名は、『暁の地平線』(あかつきのちへいせん)だ!!」

メダスコールアルヴィス
「「「うわ、厨二クセェ・・・・・」」」

優太
「うるせぇよ!!テメェらのも十分厨二クセェよ!!オレの何てまだマシだよ!!!!!」

アルヴィス
「ははは、冗談じゃ冗談。そう怒るな・・・誰しも一度は通る道ぞ・・・大丈夫じゃ、気を確かに持てば治る。何時の日か、な!」

優太
「だからウルセェよ!!!厨二厨二ってバカにすっけどな!!そうやってバカにするからうら若き漫画家の卵だったり小説家の卵が途中で挫折すんだよ!!もっと若い感性大切にしろよ!!メディアの存亡かかってんだよ!!」

アルヴィス
「よぉし!うら若き新たな厨二が目覚めた所で宴に参加するとしようかのう!!」

優太
「だからどんだけテメェ引っ張ってんだよ!!もしかしてそんなに家建てんの嫌なの!??だったら直接言えや!!クソジジイ!!!」



四人はワイのワイの言い合いながら旅館の中に入っていく。
こうして、長いようで短かった一日が終わった。
一人の、うら若き厨二の誕生と共に・・・!!


優太
「天の声ウゼェ!!!お前まで人を厨二にしてくれてんじゃねぇよ!!もういいよ分かったよいいですよ厨二で!!オレは痛い子ですよ!!!」







「ギルド立志篇」完。。
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[ 2012/03/23 08:22 ] カスタムテーマ | TB(0) | CM(5)

やっと全部読み終わりました~!
やっぱり物語はハッピーエンドじゃなきゃね!

東方語
優太大丈夫なんかな?
さとり様に色々やられて挙句の果て精神操作されてたけど・・・
次はいよいよ星蓮船ですね。楽しみにしてます

物語
いや~読んでて面白かったです。
登場人物最後のほうに増えたりしてほんとに今回で終わるのか?
と思うほどギリギリでしたがきれいにまとまってました!
それに千草はフラグ立ちましたね。回収楽しみにしてます。
蜂の頭でブラッディマンデイのホーネット思いだした
あ。総集編も楽しみにしてます。

アニメとか
ブラックロックシューター個人的に良かったです。

久しぶりに長文すんませんw。では
[ 2012/03/29 12:41 ] [ 編集 ]

今日通学の為の原付免許を取りに行って特に教本を買って勉強することもなく一発で合格しました。

でもあれって案外合格率低いんですね。俺が受けたとき52%位でしたよ。
[ 2012/03/28 00:24 ] [ 編集 ]

はい、合格したらすぐ室蘭に行くとこに・・・・・・

あい、久しぶりのコメントですね・・・・・
もうなんか、高校生って感がまだないです・・・

やっぱ優太TUEEEEEEEって感じ?
千早がじみ~にフラグ立てているのが気になる感じですけど・・・・

まぁ、最近コメントしてなかったから、
どういう風にしていたのか忘れているんで・・・変な行になってます・・・すいません

ではでは~これからも頑張ってください~
[ 2012/03/24 11:39 ] [ 編集 ]

ドリルについて、解答ありがとうございます!

FC2カウンターが、今年中にMAXになりそうですね。「99999の次はどうなるのかな~。」と、遊びに来るたびに思います。

ついった~に“雨だーーー。。 ”と書いてありますが、群馬では(私の住んでいる地域だけかな)雪が降っていますよ。現在、3cmくらい積もっていますw


語を春休み中に、もう一度読み直そうと思います。
雪徒さんの語は、何度読んでも面白いです!

さとりの横に居る“お燐&お空”が可愛いです^^
[ 2012/03/23 19:17 ] [ 編集 ]

エリスとアヤカが助かってよかったよかった

いやー今回は優太が見事な天才っぷりを見せてくれましたね~
ていうか暁の地平線っこうやって決まったんですね…厨二クセェw
まあ二人が助かったので良かったです
話変わりますがシャイニングブレイド、全く進みませんw
話の構成とかキャラとかは好きなんですけどバトル性がなんとも言えない微妙な感じで一回のバトルが長いですレベルはガンガン上がりますけどねw
その点Unit13凄い進みますもうちょいで一通りクリアします
やっぱ全部が好きなゲームだと進むんですね!
これが終わるときには高校の制服の採寸まで数日だと思うので頑張って…あ、課題ひとつ終わってないてない…ま、まあ大丈夫でしょう!(フラグ)
それでは次回までノシ
[ 2012/03/23 14:35 ] [ 編集 ]

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