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年末だよ!大晦日だよ!!誰得だよ年末スペシャルーーーーーーーーー!!!あー、何でこんな長文になっちまったんだろ。早く終わらせてVitaでドリクラやりたいわーーーー。。

~年末語2nd~






キャスター
『次のニュースです。先日から「げ~むな日々」というブログを運営している雪徒と名乗る男が行方不明になっており、何を年末に面倒起こしてくれてんだと関係者各位から抗議の声が多数寄せられており・・・』


「ふ~~~ん。年末なのに変なことしてるな~雪徒さんも。はぁ~~~暇だなーーーー。年末って言ってもコレと言って予定も無いし・・・あ~~あ、これならユウちゃん誘ってどこかへ行けばよかったよ~~~~。」



コンコン。。



「は~~~~い?」

優太
『オレだけど・・・入っていいか?』


「ユウちゃん?うんいいよ~~。。」

優太
「わりぃ唯。折り入って頼みがあるんだけど・・・」


「どうしたの~?改まって・・・ユウちゃんの頼みなら何でも聞くよ~~。。」

優太
「そうか。じゃあお言葉に甘えさせてもらうよ。実はな・・・」




エリス
「ふんふん~~♪やっぱりお掃除は心が洗われるようで気持ちのいいものです~~。」



エリスはかなりの綺麗好きで頼みもしないのに家中の掃除をいつもしてくれていた。
今日は12月31日。大晦日である。
基本的に大晦日と言われると同時に一年の埃を掃うために大掃除をする日でもある。
それを聞いたエリスはメイド魂と言う奴を燃やされたらしく、自分から優太に頼み込んで家中の掃除をやらせて欲しいと頼み込んだらしい。
優太以下他のみんなもそれはそれで楽が出来ていいかな~と思ったのかその申し出を快く快諾した。
そんな訳で朝(四時)からずっと家中の掃除をしている訳だ。
エリスの手際が良いからと言うのもあり、わずか半日たらずで家中の掃除を終えつつあった。
残っているのは台所と奏の部屋と唯の部屋のみとなっていた。
エリスは手近な唯の部屋から掃除をしようと思い、唯の部屋へ向かう途中に居た。


エリス
「ですが毎日掃除は欠かしてませんでしたから目立って凄い汚れや埃の塊は出て来ませんでしたね~~~。ちょっとショックです・・・。」



大きな溜息を一つつきエリスは日の差し込んだ廊下を歩く。
冬の日差しとは思えないくらい今日の日の光は暖かく感じる。
そう言えば最近は風が強い日が多くて布団をあまり出せて無かったことを思い出す。
この掃除が終わったら久しぶりに布団でも干そうと考えている間に唯の部屋の前に着いた。
エリスはノックをしようと右の手をドアへ伸ばす。
が、その手が途中で止まった。
中から声が聞こえたからだ。
聞こえる声は二人の物だ。
片方はこの部屋に住んでいる唯の物だが・・・
もう一つはこの家の家主であり、自分の主でもある男の物だった。
普通に考えれば大したことでもないのだが・・・
中から聞こえてくる会話がどう考えてもおかしい。
何だか「そんな強くしたらこわれちゃうよ・・・。」とか、「わ、悪い。この手のことは初めてで慣れてなくてよ。」とか・・・
どう考えてもアレな感じの会話が中からボソボソと聞こえてくる。
その所為かエリスは一瞬ノックするのを躊躇ったのだ。


エリス
「(え?え??えーーーーー!?な、何でこんな昼間からこんな会話が唯様の部屋からするんですか!??)」


『あっ!!もう・・・ユウちゃんそんな大きいの絶対はいらないよぅ~~。』

優太
『これくらい大丈夫だろ・・・。つか、そんなに大きいか?比べたこと無いから分からないぞ・・・。』


『そう言われてみると私もユウちゃんのが初めてだから分かんないや~~。。』

エリス
「(大きい!!?挿入らない!??初めてーーーーーーーーーーーーーーー!!!!!??ちょ、え、コレってまさかホントにせ、せ、S・・・!!)」


『え・・・後ろからいれるの?』

優太
『え、普通だろ?前からが良かったか?オレはどっちでもいいけど・・・。』


『ん~~~~~。ユウちゃんが後ろからが良いならそれでいいよ~。』

エリス
「(う、後ろ・・・!!前!!!!??コレはもう紛れも無くあ、アレですかーーーーーーーーーー!!!!?)」



エリスは迷った。
このまま空気を読んで去るのが真のメイドではないのかと・・・できる大人の女性の対応ではないかと・・・
だがそれと同時に優太への主従を超えた忠誠心的な物が止めるべきだと攻めたててくる。
エリスは数秒の逡巡を経て・・・


エリス
「だ、ダメですーーーーーーーー!!優太様はわ、私のご主人様なんですからーーーーーーーーー!!!!!」



忠誠心が勝ったようである。。


優太
「は?」


「ふぇ?」

エリス
「ゆ、優太様も優太様ですが・・・唯様も唯様です!!こ、こんな昼間から鍵もかけずに行為に励むなんて・・・て言うかそれ以前にそういうのは全部私に頼んでくれればいつでもオールオッケーな訳でですね・・・!!」

優太
「えーーーと・・・何を勘違いしてるのか知らないけど・・・エリス。ちゃんと状況を確認してから物は発言した方がいいとおもうぞ。」

エリス
「え?」



エリスは無我夢中で部屋に入ってきたためほとんど部屋の状況を把握していないまま、自分の解釈だけで発言していた。
改めて状況を判別に入る。
とりあえず二人の距離は必要以上に近い気がしたが服は着ている。
局部的に脱げていたりもしない。
さらに二人はテレビの前に座っており、優太の手にはケーブルの様な物が握られている。
もしやアレで緊縛プレイを!?と一瞬考えたがどう考えてもそんな長くないのでそれは無いだろうと思った。
それに優太自身がそういう無理矢理~な感じのプレイが好きでないことくらい知っていたからというのもある。
では二人は何をしているのか。
答えは簡単である。
優太の手に握られているケーブルの先にはPS3が置かれている。
それをテレビに繋いで遊ぼうとしている。と言うのがパッと見た答えだろう。
少なくとも・・・エリスが考えていたようないかがわしいことはおこなわれていなかったと言うことである。


エリス
「その・・・早とちりをしてしまったようで申し訳ありません。。」

優太
「いや、別に構わないけどさ・・・。」


「?????何を早とちりしたの?ただ単にユウちゃんのPS3の調子が悪いから私のテレビで接続テストしてただけだよね?」

エリス
「お加減がすぐれないのですか?」

優太
「ああ。何か今朝アニメ見てからエクストリームしようと思ってたんだけどさ・・・イキナリ映らなくなっちまっててよ。」


「テレビとPS3どっちが悪いか分からないからとりあえず私のテレビで試してみようって話しになってたんだよ。」

エリス
「そ、そうだったのですか?私はてっきり二人が昼間からお楽しみになってるとばっかり・・・」


「お楽しみ?」

優太
「いいよそこはツッコまなくて・・・。あ、やっぱりテレビのHDMI端子がダメなんだな・・・。こっちのテレビではちゃんと映るし。」


「ホントだ~~。キレイだね。。」

エリス
「HDMI?」

優太
「とりあえず凄い端子ってことで。。詳しくはググってくれ。」


「確かユウちゃんのテレビではHDMIでは出力できなかったけど他のビデオケーブルだったりD端子ケーブルだったら出力できたんだよね?」

優太
「ああ。で、唯のテレビでHDMIが認識されるってことはPS3は全くの異常無し!テレビが壊れてる!!こういうことだな!!!よしそうと決まったら買いに行くか!!」

エリス
「え・・・そこは普通修理に出すとかした方がいいのでは・・・」

優太
「実は・・・あの日あの時置き去りにしてきちまったんだ・・・机の中に・・・保証書。」


「WAWAWA忘れ物~♪って奴だね~~。。」

エリス
「保証書・・・無くしちゃったんですか・・・。」

優太
「まあただしくはネットで買ったために保証書の概念が無い所でな・・・買った時の領収書的な物も無いし・・・。それと軽く調べてみたんだけどあの会社修理に出すと一か月帰ってこないと言う話もあってな・・・それも含めると買い直した方が頭良いかな~~~って思う訳よ。」


「あのテレビ必要最低限の機能しか積んでなかったもんね。それに少し小さかったし・・・。」

優太
「お前のがデカすぎんだよ!!と、まあそういう訳でテレビを買いに行ってくる。」


「あ、私も行く!!」

優太
「えーーーーーーーー・・・・・何も買ってやんないぞ?」


「何も要らないよ~。ユウちゃんと一緒に居たいだけだから。」

優太
「え・・・そ、そうかよ。」

エリス
「そうですか。では私はその間に掃除を済ませておきますね。」

優太
「あ・・・そうだエリス。お前も一緒に行こう。」

エリス
「え・・・」

優太
「ついでにお前の携帯も買わないとならないしな。ずっと忘れてたわごめん。」

エリス
「ほ、本当にご一緒してよろしいんですか・・・その、唯様とのデートのお邪魔では・・・。」

優太
「デートって・・・たかがテレビ買いに行くだけだろ。そんな細かいこと気にすんな。むしろお前にばっかり掃除させてんのもやっぱり悪いと思うし・・・それのお礼だと思ってくれればいいよ。」

エリス
「で、では・・・ご一緒させていただきます。」

優太
「掃除どれくらいで終わる?それまで待ってるよ。」

エリス
「え、えっと・・・40秒で終わらせてきます!!!」



そう言うとエリスはもの凄い勢いで部屋を飛び出して行った。
とてもメイド服を着てる人間の速さではないな~と思った。
優太は多少呆れながらも唯に視線を向け、ちょっとした確認をとる。


優太
「さ、て・・・唯はこのまま出ても大丈夫なのか?準備とかするなら部屋の外で待つけど。」


「ううん。このままで大丈夫。えへへ、ユウちゃんとお出かけ嬉しいな~~~。。」



唯はさも当たり前のように腕に抱きついてくる。
もう慣れたけどホントにスグに抱きつくな・・・。
唯は本当に嬉しそうに頬を擦り付けてくる。
優太は右の手で唯の頭を撫でる。
すると唯の髪の毛から柑橘系の香りが漂う。
シャンプーでも変えたのだろうか。
とか考えていると何だか寒いことに気付く。
どうやらエリスがドアを開けっ放しにしていったらしい。
優太はドアの方に目を向ける。
すると何故かそこにボーッとコッチを見つめる愛依の姿が目に入る。
愛依と目が合う。
愛依は途端に申し訳なさそうに下を向くと・・・


愛依
「そ、その・・・ごめんなさい!!ご、ごゆっくりーーーーーーーーーーーー!!!!!」

優太
「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。」


「え?愛依??どうしたの?ユウちゃん・・・。」

優太
「ん?何時ものように誤解されただけなんだぜ。。」



と・・・ちょっと目頭を熱くさせながら唯の頭を撫で続けた。
もう、どうにでもなれである。
とりあえず唯はその後も優太にしがみついてしばらく離れてくれなかった。






結局、魔法界に行ってる鳳仙、千草以外の全員でイオンモールにあるジョーシンへ行くことになった。
何でジョーシンかと言うと知り合いが働いていることと、愛依が珍しく希望したことと、会員限定で2000円の買い物をして引換券を渡すことで貰えるリ○ッ○マのブランケットがあることが最大の要因になった。
一行は着くと同時にとりあえず別行動をすることにした。
優太はエリスと綾香を連れて携帯売り場へ足を向けていた。


優太
「さ、て・・・。エリスについては別に言うことは無いんだが・・・何で綾香までコッチに来た。」

綾香
「私もケータイ欲しいからーーーー!!」

優太
「いや、流石に早いだろ。」

綾香
「そんなこと無いよ!!学校の友達は結構持ってる子多いんだよ!」

優太
「えーーーー。でも綾香に持たせてもなーーー。常にエリスが付いてるから問題無いと思うぞオレは・・・。」

綾香
「えーーーーーーーー!!?欲しい欲しい欲しいーーーーーーー!!!!!」

優太
「ダダこねられても困るんだが・・・おーい、頼むから大声で騒ぐのは止めてくれーーーー。」

??
「おや、これはこれは・・・聞いたことのあるような声だと思ったら、優太さんではないですか。」

優太
「え?あ・・・木村さん。出張してたんじゃ?」

木村
「いえ、出張してたのは兄の太郎の方です。ついでに言うと温泉旅館で働いていたのもたしか兄の方だった気がします。」

優太
「ご丁寧に解説ありがとうございます。てか出張ってどこに行ったんですか?」

木村
「確か・・・何か空気的にこのブログと似たような所って言ってましたね。」

優太
「ふ~~~ん。どこそれ?」

木村
「さあ・・・。」

エリス
「優太様!携帯って色々な種類があるんですね!!どれがいいんでしょうか?私は全く分からないのでご教授お願いできませんか?」

優太
「う~~~ん。別に何でもいいんじゃないか?電話とメールだけできれば後は別に必要は無いし・・・。」

エリス
「そ、それはつまり自由に選んでいいと?」

優太
「ああ。まあオレがどうこう言う権利無いし・・・エリスが好きなの選べば良いと思う。」

エリス
「わ、分かりました!!それではちょっと色々見て探してみます!!」

優太
「おお、そうしろそうしろ。」

木村
「メイド服とは良い趣味をお持ちですね優太さん。」

優太
「あ、一応否定しておきますがオレが着せてるんじゃないですよ!?最初に冗談で渡したら気に入ってずっと着続けてるだけですからね!!」

木村
「よほど気に入ったんですね~。」

優太
「ええ、まあ。お陰で本当にメイドみたくなっちゃうし・・・こっちは色々楽できて助かりますけどね~~。」

木村
「今日は唯さんとはご一緒ではないのですか?」

優太
「唯なら他の奴と一緒にテレビとかそういう方を見に行ってますよ。」

木村
「おや、テレビですか?もしや故障でもしましたか?」

優太
「ええ。ちょっと端子の一個が認識されなくなっちゃって・・・保証書無いし、そこのメーカー・・・アフターサービス悪いらしいんですっぱり諦めて新しいの買おうかと。」

木村
「なるほどそうでしたか。では、私めもご一緒して色々と助言を差し上げましょうか?」

優太
「あ、それもいいですね。オレ基本的に店員に話しかけられるの嫌いだし・・・木村さんが居てくれれば話しかけられずに済みますしね。」

木村
「決まりですね。では早速行きますか?」

優太
「いや、とりあえずエリスのことを少し待つんで。それからでもいいです。」

エリス
「優太様ーーーーー!!」

優太
「お、噂をすれば・・・。」

エリス
「最近はスマートフォンと言うのの方が良いとか言われましたが優太様が言うように私にはそんな大層な機能も何も要らないので色とデザインだけで選んでみました。」



エリスが指差した携帯はピンク色をしたd○c○m○が夏に出した○-○6Cと言う奴だった。
まあ最低限の機能とか言ったもんだから「らくらく」シリーズを引き合いに出してこないか心配したがそんなことも無かった。
「らくらく」がいいならそれでもいいが・・・
折角なら普通の携帯を持って欲しいという気持ちもあったので優太はホッとした。


優太
「ああ。別にエリスがそれでいいなら。構わないと思う。そう言えばエリスって外の銀行口座持って無かったよな?」

エリス
「ええ。必要が無いと思いましたので・・・。」

優太
「じゃあ、この口座から引き落とすようにしてくれ。」

エリス
「す、すみません。あ、あとで代金の方は全てお返しします。」

優太
「オレは別にどうだっていいけど・・・。」

エリス
「だ、ダメです!!お給料まで貰っているのですからそこからちゃんと払います!全く持って無い訳ではありませんし。」



そういえばエリスが個人的にお金を使ってる所は見たことが無い。
給料もちゃんと払っているが、それを魔法界にある自分の口座にほとんど全額預けてしまっているようだ。
エリス自身は使いたいとは思ってないので何かあった時のために貯めていると言っていたが・・・
もう少し自分に甘くなってもいい気がするが・・・まあ、ココは何も言うまい。


優太
「分かったよ。何時になってもいいから帰す気があるなら返してくれ。」

エリス
「はい!」

木村
「それではエリスさんと申されましたか?私が係の者に話をお通ししますので付いて来てください。優太さん、先にテレビの方へ行っててもらえますか?」

優太
「分かりました。じゃあエリス、後でな。」

エリス
「はい。」

綾香
「じゃーねーーパパーー。」

優太
「・・・・・・おい綾香。何をちゃっかりエリスに付いて行こうとしてんだ・・・。」

綾香
「え、ちょ、ちょーーーっとコッチに用事があるだけだよ!」

優太
「ホントか?」

綾香
「本当だよ!!パパ、信じて!!」

優太
「・・・・・・・ハァ~。分かったよ。エリスから離れるなよ~~。」

綾香
「うん!分かったーーー!!」

優太
「ああ、それと綾香・・・。」

綾香
「なにーー?」

優太
「あんま高いの買うなよ?」

綾香
「え、えっとーーー・・・パパは何を言ってるのかな~?」

優太
「エリスーーー。綾香が高い買い物しないようにちゃんと見張ってるんだぞ。」

エリス
「はい。承知しました。」

綾香
「あーーーうーーーー。パパのケチーーーー。」

優太
「止めないだけ良いと思えーーー。」

綾香
「はーーーーい・・・。」





優太
「しかしテレビって言っても結構あるよなーーー。どういうのにしようかな~~。」


「それなら画面が兎に角大きいのにすればいいんじゃないかな!?」



不意に左側から何かに抱きつかれる。
声に聞き覚えがあったためそこまで驚かなかったがそのまま腕を組んできたので流石に突っ込んだ。


優太
「唯、頼むからこういう所でマジで抱きつくな。」


「え、嫌だった?」

優太
「嫌とかそういうのは関係無く・・・急に抱きつかれるとビックリするだろ・・・。」


「それほど驚いてなかったと思うけどな~~~。」


「唯さんは単純すぎますよ。もっと意外さを追求しないと優太さんは思った反応は返してくれませんよ?」



全く気配無く今度は右側に誰かが寄ってくる。
するとその人物はかなり自然な流れで優太の右手に自分の手を絡めてくる。
正直抱きつかれるよりビックリした。
どちらかと言うとそんなことをしてきた人物に・・・だが。


優太
「れ、蓮?どうしたんだよイキナリ・・・。」


「??何か不都合がありますか?手ぐらい繋いでも何の問題も無いじゃないですか。」

優太
「い、いや・・・これ、どう見ても普通の繋ぎ方じゃないよね?」


「ああ、所謂一つの『恋人つなぎ』という奴ですから。」

優太
「え、恋人じゃないのにそんなことしてるのってオカシイのでは・・・。」


「優太さん・・・ここは素直に喜ぶところであってそういうあげ足的なツッコミを期待してた訳では無いんですけど・・・。まあ、この反応は想定内なので怒ったりはしませんが。」


「そう言えば夏くらいから蓮ちゃん、ユウちゃんに対して大分積極的になってるけど・・・何かあったの?」


「ええ。優太さんとはもう色々済ませましたので・・・優太さんさえその気にさせれば晴れて本当の恋人に成れそうなくらいには色々ありましたよ。」


「えっ!!?そうなの!?」

優太
「(何か色々ツッコみたいんだがここで何か言ったらきっと泥沼にハマるんだろうなーーーー。ここは事態を静観しつつ成り行きを見守ろうーーー。)」

??
「ほほう・・・結局はそういうことですかーーーー。私はお呼びでは無いですってか~~?」

優太
「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・おいおい。ツッコんでもツッコまなくても泥沼って・・・オレと不幸展開は切っても切り離せないと!!?」

由紀
「知らないけど・・・とりあえずぅーーー・・・」

優太
「とりあえず?」

由紀
「その左右から密着するの止めれーーーーーーーーーーー!!!!!」



言うが早いか、かなりの勢いで踏み込んできた由紀の下から振り上げられた拳を顎に喰らい、優太は足が地面から数cm浮かぶ。
蓮と唯は見慣れた展開のため由紀が踏み込んで来たのと同時に手と腕を優太から離していたため実際に被害を被ったのは優太だけで済んだ。
優太はそのままその場に倒れ込み、周りからの視線を一身に受けることになった。


優太
「え、えっとぉ・・・色々言いたいことはあるんだけど・・・由紀、ごめんなさい。。」

由紀
「ふん。」


「優太さん大丈夫ですか?」

優太
「とりあえず蓮か唯が手か腕を離さなければオレは倒れずに済んだと思いまーーす。」


「いやーーー。流石にそこまでする必要は無いかな~~と思いましてね。」

優太
「お前オレが好きなのかそうじゃないのかどっちなんだよ!!?」


「好きですよ~~。でもそれとこれとは別問題です。」

由紀
「て言うか公衆の面前でこの展開は恥ずかしいんだけど・・・どうしてくれんのよ。」

優太
「いや、一重にお前が堪えてくれてればこんな展開にはなりませんでしたが・・・。」

由紀
「あぁ!!?」

優太
「すんませんでした!!全部悪いのはオレです!!反省してるのでこれ以上殴ったり蹴ったりは勘弁願います!!!」

由紀
「まるで私が優太に対して殴ったり蹴ったりしかしてないみたいな言い草だよね・・・。」

優太
「いいよ、そうやって自覚は無いんです~みたいなのは・・・。」

木村
「何か騒がしいと思ったらやはり優太さんでしたか。」

優太
「あ、すいません木村さんお店に迷惑かけてしまって・・・。」

木村
「いえいえ、あなた達が騒いでいただけなら問題無いですよ。私はお客様が巨漢に襲われたりしているのかと思っていましたから・・・。」

優太
「ああ、それならどれだけ良かったことか。」

由紀
「それは~、私より巨漢の相手をした方が楽って意味かな、かな~?」

優太
「何か色々すんませんでしたーーーーーーーーーーーーーーーーー!!!!!!」

木村
「それで・・・優太さんはどんなテレビをご所望なんですか?」


「とりあえず大きいのでお願いします!!」

優太
「ちょっと唯さ~~ん。まるで唯の考え=オレの考えみたいな展開は勘弁願いま~~す。」


「え!?画面は大きい方が見やすくて良いと思うんだけどな~・・・。」

優太
「置くスペースを考えろ!!あまりデカすぎると置けないかもしれないだろ!」


「それはそうだね~~。それは考えて無かったよ~~。。」


「ではとりあえずマッサージチェア辺りを所望したいのですが。」

優太
「既にテレビですらないんですけど!!てか何で未だに欲しがってるんだよ!!もういいよそのネタ!誰もそのネタ覚えて無いからね!!」


「覚えてる覚えてないは別にして・・・毎晩毎晩遅くまで優太さんに付き合わされて肩も腰も限界が近いんですよ。ただでさえ運動は苦手なのに優太さんが無理矢理私を上に乗せてですね・・・」

由紀
「ちょっと詳しく聞かせてもらいたいな~~・・・。蓮ちゃんを上に乗せて何をしてるのかな~~~?」

優太
「何もしてないよ!!?てか何でそういう話は無条件で信じるの!!?蓮と遅くまで一緒に居たりしないよ最近は!!」

由紀
「最近?じゃあ昔はよくしてたってことかーーーーーーーーーーーー!!!!??」

優太
「だから違うっつーーーの!!普通に本を一緒に読んでただけで・・・」

由紀
「それが官能小説ってオチじゃないでしょうね・・・?」

優太
「誰がそんなの好き好んで同年代の女の子と夜遅くに読むんだよ!!完全にそういう気分にさせる気満々だよね!!下心丸出しだよねーーーーーー!!!」


「まあ確かに最近はそういう本も多少は読んだりして勉強してますが・・・ま、まだ実践するにはちょっと自信が無いのでもう少し待っててもらえますか?」

優太
「いやいや!!何でこのタイミングでそういうある意味関係の無い話をカミングアウトするの!!?」


「いえ、ちょっと面白くなるかな~~と思いましてね。」

優太
「鬼か!!?」


「強いて言うなら『嫁』ですかね。」

優太
「上手くねぇよ!!」

由紀
「優太・・・ちょっと懲罰房行こうか?ちょっと見せられないよ!!な感じになりそうだし・・・。」

優太
「お前はお前で何でそんなヤンデレみたいな感じになってきてるの!!?まあオレ以外に危害を加えない時点で別段何の問題も無いけど!!分かった!分かったから・・・今度由紀との時間を作るからそれで勘弁して・・・」

由紀
「ホント!!?じゃあ今夜がいい!!」

優太
「100%お前が期待してる展開にはならないから安心しろ・・・。」

由紀
「ちっ・・・。既成事実を作ってしまえば流石の優太も落とせると思ったんだけどな・・・まあいいや。今夜までに例の薬を完成させておけば万事解決な訳だし・・・。。」

優太
「おい、後半部分なに言ってるか分からなかったけど頼むから非人道的なことだけは勘弁しろよな・・・。」

木村
「ははは。やはり仲が宜しいようで・・・。」

優太
「今の会話を聞いてて仲が良いだの何だのって言える神経が分かりません。」

木村
「ふふ・・・何となく、本質的に分かるんですよ。何となく。」


「(そういえばユウちゃんは拓郎さんの人を見抜く眼力のことを知らないんだっけ・・・。)」

優太
「まあ何でもいいですけど・・・。テレビはどうせそんなに引っ切り無しに使う訳じゃないんでそんなに高くないのがいいなーーー。」

木村
「でしたらここら辺のはどうでしょう。値段もそれなりですが・・・」

優太
「何かテレビ、急に安くなったよなーーー。前はもっと高いイメージがあったんだが・・・。」

木村
「色々と事情はありますがもうそろそろ戻るんじゃないかなと言う話もありますね。難しい話はしても面白くなさそうなので飛ばしますけども・・・決して分からないとかそういうのではないですよ。」

優太
「あ、ああ。そういうのは別にいいんですけどね・・・。ふーーーん。大きさも正直20以下だと小さい気がするし・・・26も要らないし・・・。お、この22って調度良いかも。」

木村
「ああ、S○NYのB○○○IAですか。それは割と人気ですね。」

優太
「へぇ~~。S○NYならPS3との兼ね合い的にもいいかもしれないな。価格も・・・25000?キリが良いな。よし、コレにしておこう。あんまり長い間悩んでても読者飽きるだろうしな!」


「私が言うのも何だけど・・・そういうメタ発言は止めた方がいいと思うな~~。」

優太
「いや、流石にそろそろ次の展開に行きたい所だし・・・調度いいかな~と・・・。。」







優太
「と、言う訳で買ったはいいが・・・。愛依と奏はどうした?」


「そういえば最初に別れた時っきりですね。」

由紀
「私は知らないよ?でも何か愛依ちゃんが奏ちゃんを引っ張って行ったのは見たな~。」


「あ、もしかしたら向こうかも・・・。」

優太
「向こうって・・・キッズランドか?」


「うん。」

優太
「何だってあんな所に?まあいいや。ちょっと探してくるからお前らはここで待っててくれるか?調度自販機も向こうにあるし、休憩所代わりのテーブルとかそこらにあるみたいだし・・・。」

由紀
「うん。そうする~。」


「エリスさん達は?」

優太
「もう少ししたら出てくると思う。まあジョーシン内には居るんだろうから探そうと思えばスグだろ。」


「分かりました。少し注意して見ていようと思います。」

優太
「ああ。頼んだぜ。」







優太はキッズランドに足を踏み入れる。
入るとスグにげ~むコーナーが目の前に広がっておりちょっと覗いて行きたい気もしたがとりあえず止めておいた。
今は愛依と奏を探す方が先決だ。
少し進むと模型のコーナーに行き着く。
そこまで来るとさらに奥の方から聞き慣れた女の子の声がした。
優太は声のする方に向かって歩を進める。
その先の壁一面にガンプラ(ガンダムプラモデル)がびっしりと敷き詰められていた。
思ったよりも種類が取り揃えてあることに驚きつつ、優太は辺りを見回した。
するとすぐ近くの棚の前に見知った二人の少女が居るのを見つける。
優太はすぐさま寄って行き、声をかけた。


優太
「こんな所に居たのか、う・・・」



優太はそこで声をかけるのを躊躇う。
何か色々オカシイ・・・。
まずこんな所に愛依と奏が居るのも十分にオカシイのだが、それよりも愛依が普段の何十倍も上機嫌に色々語っていることが何だか逆に優太を不安にさせた。
その対面の奏は愛依の話に耳を傾けつつもかなりウンザリしている。
完全に目が死んでる。
とりあえず相槌だけうっていると言う状況だった。
コレって・・・声かけたら不味いか?
そう思ったが既に遅かった。
優太の声に気付いて愛依がこちらに顔を向けたからだ。
愛依は嬉しそうに優太に寄ってくる。


愛依
「おにいちゃん!ここ凄いよ!」

優太
「へ?な、なにが?」

愛依
「思ったよりも色々揃ってることがだよ!」

優太
「い、色々って?」

愛依
「やだな~~。模型のことだよ~~。」

優太
「え、愛依って模型作ったりするのが好きなのか?」

愛依
「うん。アレ、言わなかったっけ?」

優太
「聞いたこと無いんだが・・・。」

愛依
「『Ver.Ka』を知ってる時点で気付くべきだったよね。」

優太
「そんな半年も前のこと覚えて無ぇよ!!まあ読者的にはつい昨日の話だけども・・・。」


「ゆ、ユータ・・・助けてくれ・・・。さっきからずっと愛依が止まらないんだ・・・つや消しがどうだの、磨くのは2000番までだの・・・カッターはデザインナイフがいいとか、ドライデカール滅びればいいのにとか何が何だかもう訳が分からない・・・。」

優太
「そ、そうか・・・た、大変だったな。」


「うん。自分でもよく事切れなかったな~~って思う。」

優太
「そ、そこまですか・・・。」

愛依
「こんな近くにコレだけの店があるなんて知らなかったから、前はイチイチ大宮とかまで行って買ってたんだよ。ここなら飛んで来ればスグだから塗料とか切らしても大丈夫だね。」

優太
「そうか。それは良かった。じゃ、じゃあ用事を済ませて帰るか・・・。」

愛依
「そういえばおにいちゃんはプラモデル作ったりしないの?」

優太
「そういえば最近はあんまり作ってないな~~。」


「ばっ・・・・!!(バカ野郎!!何を話に乗ってるんだよ!!)」

優太
「あっ・・・(しまった・・・つい在り来たりな反応を・・・オレもしかして終了??)」

愛依
「おにいちゃんガンダム好きだよね?だったら一つ買ってみたら?私も一つ買って行こうと思うんだけど・・・。」

優太
「あ、ああ。そうだなじゃあ何か久しぶりに買ってみようかな!!(こういう時はさっさと買う空気にしてレジに持って行ってしまえば話が終わるはず!!)」

愛依
「う~~~~ん。と言ってもここにあるのはほとんど作ったことあるな~~。HGは出てる奴は全部作ったし・・・MGなら何か・・・」

優太
「よ、よ~~し・・・じゃあオレはこのMGユニコーンガンダムにしておこうかな~~。」

愛依
「ユニコーン?それ結構パーツが細かくて作るの大変だったよ~~。最初に説明書熟読してどれがどこにハマるかまでちゃんと理解してから作り始めたはずなのに一個だけ途中で割れちゃってね・・・お陰で腕の一部からサイコフレームが露出する羽目になっちゃって・・・。」

優太
「そ、そうなのか~~~~。それは作り応えがありそうだな~~~。じゃあオレはレジに行くとするよ。。」

愛依
「そういえばおにいちゃんはペーパーは何番から何番までかける派なのかな?」

優太
「え、ペーパー??」

愛依
「え、知らないの?フィニッシングペーパーのことだよ。」

優太
「し、知らないな~~。」

愛依
「私はとりあえず800から2000までかけるな~。時間かかっちゃうけどそれだけ綺麗に仕上がるんだよ?」

優太
「へ、へぇ~~~そうなんだ。」

愛依
「バリとかはどうやって処理したりするの?私はニッパーでちょっと残してからナイフで削って、それでも残っちゃう所をヤスリで消すけど。」

優太
「お、オレは基本的に直接切っちゃう派・・・かな?」

愛依
「!!!それじゃあダメだよ!!ランナーから切る時に少し余裕を持って切り離さないとパーツが欠けちゃったりすることもあるんだよ!!?いくら模型だっていってもちゃんと丁寧に扱わないとダメなんだよ!!」

優太
「す、すいません!!」


「(怒った愛依も可愛い~~。。)」

愛依
「もう・・・おにいちゃんそんなんじゃ模型が可哀想。私が教えてあげるから一緒に作ろう!」

優太
「え、でも・・・」

愛依
「大丈夫だよ。私が簡単に教えてあげるから。とりあえず工具買わないと・・・とりあえず最低限コレくらいは買っておけば素組みでもキレイに仕上がるよ。」

優太
「え・・・こんなに買うの??」

愛依
「まあちょっと高くつくけど繰り返し使えるからしばらくは大丈夫だよ。」

優太
「は、はぁ・・・。」

愛依
「じゃあ、帰ったらおにいちゃんの部屋で一緒に作ろうね。」

優太
「な、何でこうなった・・・。」







優太
「お待たせ~~~・・・・・・・・。」

由紀
「ど、どうしたのその大荷物・・・。」

優太
「いや、色々あってガンプラを愛依と作ることになりました。」


「あ、やっぱり模型のコーナーに居たんだ。」

愛依
「うん。おにいちゃんが模型の作り方を知らないみたいだからカナちゃん共々私がみっちり指導するんだ。。」


「愛依に色々手取り足取り・・・やべぇ、興奮してきた・・・。」

優太
「ホントにそういうことならよかったな。」

由紀
「死ぬ?」

優太
「すいません冗談です神に誓ってそんなことこれっぽっちも考えてもいないし思ってもいません。。」

エリス
「お待たせして申し訳ありません!!」

綾香
「あれ、パパ何でそんなに大きな袋持ってるの?」

優太
「え、ああ。色々あってな・・・。それより綾香は何を買ったんだ?」

綾香
「大丈夫だよ。ちゃんとエリスにプランも考えてもらって可能な限り安く済ませたよ!!」

優太
「結局携帯を買ったのか・・・まあ、連絡する手間が省けるからいいか。後で綾香の番号とアドレスを教えてくれよ。」

綾香
「うん!」

エリス
「綾香様のにはリミットをかけておきました。とりあえず使いすぎたら勝手に止まると思いますので大丈夫だと思います。」

優太
「そうなのか?世話かけてすまんな。基本的に家族内の通話とメールはタダだからあんまり関係ないと思うけど・・・。ま、何でも勉強だよな。」


「用事が済んだのでしたらそろそろ帰りましょうか。それともお昼はここで済ませていきますか?」

優太
「この大荷物持ったまま歩きたくないんだが・・・。」

由紀
「実はお昼ならもう家に用意してあるんだよね。」


「そうだったんですか?なら帰った方がよさそうですね。」

優太
「よし、じゃあ車に戻るか。さっさと帰って色々やりたいしな。」

愛依
「おにいちゃんとガンプラ作りたいし。」

エリス
「優太様と番号の交換もしないとなりませんし。」

由紀
「とりあえず優太殴る。」

優太
「何で!!???」


「世の中って理不尽の塊だよねーーーー。」







愛依
「それではこれから唐突ですが愛依先生の模型講座を始めたいと思いま~~す。」


「ふひょおおおおおおお!!!先生って響きが何とも言えないですぅぅうううううう!!!」

優太
「何かこういう奏を久しぶりに見た気がする・・・。」


「私がやらなくても他が代わりにやってくれたからな。」

優太
「言われてみれば・・・そうかもしれないな。」

雪徒
「待ちに待った『フルアーマーユニコーンガンダムVer.Ka』を作る日がきたぜ・・・やべぇ興奮してきた。」

優太
「先生ーーー!何だか不法侵入者が居るんでぶった斬っていいですかーーー?」

愛依
「許可しま~す。。」


「やれやれ~~~!!」

雪徒
「全員一致ですか!!??」

優太
「冗談は置いといて・・・何で居んの?」

雪徒
「いや~先週のクリスマスネタもだけど最近やること多くて疲れたからちょっと息抜きに~~」

優太
「奏~、お帰り願え。」


「首飛ばされて死ぬのと心臓プッスリされるのどっちがいい?」

雪徒
「ちょっとこういう殺伐としたネタ嬉々としてやるのやめようぅ!!?オレはただ年越しをガンプラ作りで〆たいだけだよ!!」

愛依
「むむ、雪徒さん良い心がけだね。その意気や良しです!!講義への出席を許可します。。」


「なぬ、愛依が許すならいいか。良かったな寿命が延びて。」

優太
「しかし何でまたこんなの始まったんだよ・・・」

雪徒
「実は諸々の事情で『ガンプラ語』が書けそうになくなったのでここいらでついでに片付けておこうかと・・・。」

優太
「おい、ただでさえ長くなりそうなのにそんなの追加したらもっと長くなっちまうじゃなイカよ!!」

雪徒
「別にいいじゃーーーん。みんな大概時間余ってるんだろうしさ~~。」

愛依
「ハイそこの二人~~、今から説明を始めますから私語は慎むようにーー。。」

優太
「はーーい。」

愛依
「ではまず始めに箱を開けましょう。中身を全部取り出して、説明書を出してね。」

優太
「そういえば奏は何にしたんだ?」


「『デスサイズヘルEW』。黒くて私にピッタリだろ!?」

優太
「さ、さあ・・・。」

愛依
「説明書のパーツリストをよく見ながら、ランナーが全種類揃ってるか確認していきます。ここでチェックしておかないと後で困るから。」


「もし無かったらどうするんだ~?」

愛依
「レシートと商品を持って行けば違うのと交換してもらえるんだよ。まあ、足りないなんて早々あることじゃないから大丈夫だと思うけどね。」

雪徒
「何かありえないくらいランナーがあるんだけど・・・。」

愛依
「そうだね。PG並みかも・・・これは作り応えがありそうだね。」

優太
「あれ、愛依もフルアーマーユニコーンガンダムなのか?」

愛依
「うん。十二月に出る奴はこれ以外は大概作ってあるから・・・。」

優太
「(むしろよくそんなに買う気になるな~~。)」

愛依
「確認が終わったら早速作ってみようか。説明書どうりに作るのもいいけど・・・私は武器から作る派かな。」


「え、武器?何で?」

愛依
「大概のガンプラは最後に武器を作るでしょ?私、折角作り終わって感動してる時に武器をまた一つ一つ作るのってテンション下がるんだよね・・・だから最初に作っちゃうの。」

雪徒
「でもこのフルアーマー、武器がスンゲェ量あるんですが・・・。」

愛依
「これくらいPGのストライクフリーダムのドラグーン8個よりは楽だよ~~。」

優太
「すいません例えが全く分からないのですが・・・。」

愛依
「PGのストフリのドラグーンって構造がゴチャゴチャしててただでさえめんどくさいのにその工程を8回も繰り返さないとならないんだよ~アレは流石に大変だったーー。」


「と、とりあえず武器から作るとモチベーションが最後の方でいい塩梅になるってことだな!」

愛依
「うん。そんな感じ。あ、あとできれば本体も脚から作った方がいいよ。」

雪徒
「あ、それは分かるよ。説明書どうりに作ると大概は上半身から作る羽目になるから何か今一作っててテンションが上がらない。」

愛依
「うんうん。雪徒さん分かってますね~。私も最初は説明書どうりに作ってたんですけど・・・上半身だけをポンっと置いておくのってどうしようもなくダサいんですよね。だからPGに習って脚から作って行く方が私は良いと思います。」

雪徒
「そう言えばPGストフリってドラグーンの基部が折れやすいって聞いたんだけど・・・愛依ちゃんはどうしてるの?」

愛依
「ああ、アレは事前に補修方法を調べてあったんですよ。私はパテと瞬間接着剤とアルミパイプを使って補強しましたよ。飾ってる訳じゃないのであの後どうなったか分かりませんけど・・・一か月くらいなら普通に持った記憶があります。」

雪徒
「へぇ~、その方法詳しく教えてくれない?オレもその内PGストフリ買おうと思ってるからその時に使わせてもらうよ。」



何だかマニアックな話になってきたな~。
優太はそんなことを考えながら自分のガンプラに視線を落とした。
とりあえず作るか。
優太はそう思うとニッパーを手に取る。
そしてランナーを探していると、


クイクイ。


ふと左袖を引かれる。
優太はその方向を向く。
すると奏が小声で話しかけてきた。



「(なぁなぁ、話が難しくて全く分からないんだけど・・・。)」

優太
「(別にアレは分からなくても大丈夫だと思うぞ・・・。)」


「(そうなのか?それにしても雪徒の野郎・・・愛依に色目使いやがって、殺したい。)」

優太
「(いやいやそこは堪えろよ・・・。)」


「(むむむ・・・仕方ない。ここは我慢我慢・・・)」

優太
「そういえば奏・・・お前ガンプラ作ったことあるのか?」


「え?無いよ。」

優太
「ですよねーーー。。」


「どうやって作るんだ?」

優太
「いやいや、説明書のとうりにランナーからパーツを切り出して組んでいけばいいんだよ。」


「えーーーと・・・まずは武器を作るんだよな。えーーーと、Bの1、2、7がいるのか?えっとーーーーー・・・」

優太
「これじゃなイカ?」


「あ、それだ!!ありがとなユータ!」

優太
「え、ああ。(随分と素直になったよな・・・。前はこんな自然に話しかけてきたりもしなかったし。ま、良いことかな。)」


「B6を付けて、この大きなビーム刃を付ける・・・おおっ、カッコイイ!」

優太
「ああ、やっぱデスサイズのビームシザースはカッコいいな~~。」


「これは結構楽しいかも・・・。よし、じゃんじゃん作るぞ!ユータ、次はどうするんだっけ?」

優太
「ん?脚を作るんだろ。」


「あー、脚かーー。えっとまずは・・・」

愛依
「ふふっ、カナちゃんおにいちゃんと一緒に居られて嬉しそうだね。」


「ぶっ!!!ち、違う!!私はガンプラを作るのが楽しいから・・・」

愛依
「はいはい。そういうことにしておくね。カナちゃん。これでも十分なんだけど・・・まだバリの処理が不十分だね。」


「バリ?」

愛依
「ほら、このビームシザースの至る所のパーツに細かい突起が残ってるでしょ?コレを処理しないと。」


「ああ、そうだな。確かにあんまり見た目が良くないもんな。とりあえずニッパーで際を切れば・・・」

愛依
「ダメ!!!」


「わひっ!??」

愛依
「そんな処理の仕方は下の下だよカナちゃん!!そんなことしたらパーツを誤って深く抉っちゃう時もあるんだよ?」


「そ、そうなのか?じゃ、じゃあどうしたら・・・。」

愛依
「こういう時にはナイフを使うんだよ。」


「コレか!?」



奏は慣れた手つきでスカートの中から二対のナイフを取り出す。
て言うかそんなの常時持ち歩いてたのかよ・・・とか優太は思ったがあまりツッコまないようにした。
それ以前にスカートからナイフを取り出す際にスカートがもの凄い勢いで捲れ上がったため中が丸見えになっていたのだが奏は全く気にもしていないようだ。
て言うか気付いてないのかも・・・。


愛依
「そ、そのナイフじゃなくて・・・こっちのデザインナイフを使うんだよ。」


「あ、そっちか。でも、そんな小っさいナイフよりこっちの方が良く切れると思うんだけどな~。」

愛依
「多分・・・切れすぎると思うよ。」


「そっかーーー。ま、いいや~~。」



奏はスカートの中にナイフを仕舞う。
その後、目の前に置かれたデザインナイフを手に取りキャップを外す。
そして握り心地を確かめつつ、愛依に尋ねる。



「で、どうやるのだ?」

愛依
「簡単だよ。この突起を少しづつ削るようにして落としていくんだよ。」



愛依は奏からビームシザースとデザインナイフを借り、慣れた手つきでそのバリを削っていく。
全く無駄の無い動きに完全に呆気にとられる。
物の数分で全部のバリを処理するとそれを奏に手渡す。



「す、スゲェ・・・全然分かんなくなった。」

愛依
「ううん。まだ薄らと残ってるよ?これを消そうと思ったらヤスリで少しづつ削るとかが必要かな。ホントはパーツを組む前にやる物だから次からはランナーから切ったらやるといいよ。コツとしては本当に少しづつ削ることかな。一気にやろうとすると逆に抉れるからね。」


「ふ~~ん・・・分かった。とりあえずやってみるよ!」

愛依
「うん。分からないことがあったら聞いてね。私は雪徒さんと作るから、カナちゃんはおにいちゃんと一緒に協力して作ってね。」


「え・・・・」

愛依
「(カナちゃん、ポイントを稼ぐチャンスだよ!ここでおにいちゃんに一杯アタックしておけば他の人よりリードできるかもよ?)」


「(べ・・・別にユータのポイントなんて稼いだってしょうがないだろ・・・!う、愛依こそユータと仲良くなりたくないのか?)」

愛依
「(うーーーーん、今はいいや。今日の所はカナちゃんに譲るよ。)」

優太
「???お前らさっきから何をコソコソ話してるんだ?」

愛依
「え?カナちゃんがおにいちゃんと一緒に作りたいんだって~。」


「はぁああああああ!!!???」

優太
「え?ああ。そんなのは別にいいけど・・・。」

愛依
「良いって。じゃ、私はこれで。カナちゃん、頑張ってね~。」


「ええええええええええええええええええええええ!!!!!!!???」

優太
「???」







千草
「目標を目視で確認。距離・・・1000。」

鳳仙
「よっしゃ!とりあえず先に見つけられたみたいだな。」

千草
「でもあんまりうかうかしてられないよ。アイツら無駄に嗅覚良いしさ・・・。鳳仙、私が動きを止めるから一気に沈めて。」

鳳仙
「分かった。じゃ、いくよ。千草!!」

千草
「オーケー!」



鳳仙は草むらから飛び出すと一気に走り抜ける。
鳳仙が向かう先には全長五メートルはゆうにあるであろう大型の魔獣が居る。
亀のような姿をした魔獣で、その甲羅には無数の鋭い棘が生えていた。
魔獣は鳳仙に気付いたのか尻尾を振ってくる。
その尻尾が急激に伸びた。
尻尾を撓らせ、周りの草木を巻き込みつつ鳳仙目掛けて尻尾が迫る。
鳳仙は避わすことは考えなかった。
右の脚に魔力を集中させるとそのまま右脚を炎が包む。
そして左から迫る尻尾を右脚で蹴り返した。


鳳仙
『三式・炎旋』!!!」



その蹴りが尻尾にぶち当たり、押し返す。
そして尻尾を蹴り飛ばすとそのまま距離を詰めるように駆け寄る。
亀は危険を感じたのか手足を甲羅に隠し始める。
完全に姿が隠れてしまうと攻撃のしようが無くなる。
鳳仙は後ろの千草に向けて合図をおくる。
今だ。と・・・


千草
「あいよ~~。んじゃ、早速いってみようかーー!!!『開眼』!」



千草は弓矢を構えると空に向けて矢を放つ。
その矢は弧を描くようにして亀の周辺に落ちる。
調度その矢が円を描いているように見える。


千草
『天涙・縛雨』!!!」



亀の周辺に落ちた矢が魔法陣を形成する。
その魔法陣の効果は「捕縛」。
亀は体の自由を奪われ、中途半端に手足を甲羅に隠した恰好で止まる。


千草
「うぉぉおおおおお!!??やっぱこの大きさの相手を縛っておくのは無理がありすぎるよ!!鳳仙ーーーーーーーー!!さっさと決めてーーーーーー!!絶対あと五秒もたないーーーーーーーーー!!!」



捕縛と言っても魔法陣を利用して術者が動きを制御しているにすぎない。
普通に考えれば分かることだが自分より力の強い相手を止め続けるのはかなり大変だ。
それと同じ原理なので、千草は亀を無理矢理魔力の力で止めているにすぎない。
なので力負けするのも時間の問題だ。


鳳仙
「言われんでも・・・五秒あったら楽勝だ!!!」



鳳仙は最後の一歩を踏み込むと同時に右拳に『獅子皇氣』を込める。
コントロールできる最大の量を込め、亀の脳天目掛け振り下ろす。


鳳仙
『獅子皇七式・灼劫烈神』!!!!!」



バゴーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーンッッ!!!!!!!!!!


脳天へ直撃すると同時に強烈な爆風が起こる。
そのまま亀の頭部は地面にめり込んだ。


千草
「終わった!?」

鳳仙
「うん。これで手配魔獣退治はしゅうりょ・・・」

千草
「!!?鳳仙後ろ!!!」

鳳仙
「は・・・グバッ!!?



ドゴッ!!


めり込んでいた筈の頭部が鳳仙の背中を突き飛ばす。
どうやら亀への攻撃は致命傷まで至っていなかったようだ。
亀は怒りに身を任せ、宙に飛び上がる。
あの巨体が空を舞うのはかなり不思議な光景だ。
亀は甲羅を下に向け、落下する。
鳳仙の真上から鋭い棘を光らせた甲羅が迫る。


千草
「鳳仙!!」

鳳仙
「くそ・・・!こうなりゃ・・・甲羅ごとぶち抜く!!『魔氣』(イクシード)・・・・!!」



ドクン!!!


鳳仙
「!!?」



急に体から力が抜ける。
全身に巡らせた魔力、氣力が栓を抜かれたように霧散する。
次の瞬間には前のめりに地面へ倒れていた。
どうやらさっき使った『獅子皇氣』の反動らしい。
まだ完全にコントロールもできないのに無闇やたらと使ったのが間違いだった。


鳳仙
「(不味い・・・!!マジで体が・・・)」

千草
「(私の『天崩』でもあの甲羅を貫けるか・・・と言うか今からそんなの間に合わない!!)」

鳳仙
「(クッソ・・・やっぱオレはまだ、あの背中に届かないのか・・・!!)」



鳳仙は目を閉じる。
もう、棘の先端は直上まで迫っている。
しかし鳳仙は突如急速に接近する気配に気付く。
その気配はもの凄い速度で自分目掛けて駆け抜けてくる。
千草の攻撃かとも思ったがそれにしては大きな気配だ。
気配はスグに鳳仙の目の前に立ちはだかる。
そして・・・


???
『魔神皇拳』!!!」



ガッ!!!


直上まで迫った棘を右手で掴み、亀の落下を止める。
その腕は所々から黒い瘴気を噴出している。
瘴気の下に覗いているのは人の腕とは思えないような機械的なシルエットだった。


???
「鳳仙、だらしねぇな。こんなんじゃ優太に追いつくのなんて夢のまた夢だぜ。」

鳳仙
「うっせぇ・・・ギリギリまで引きつけてからぶっ倒す予定だったんだよ。。」

???
「そっか?オレにはまた氣力のさじ加減間違って動けなくなったように見えたけど?」

鳳仙
「ぶっ・・・!」

???
「ま、間一髪間に合って良かったけど・・・。つか重いなコイツ・・・、ちょっとのいてろ。」



男は右手を振るい、亀を投げ飛ばす。
五メートルの巨体が木々を押し倒しながら地面を転がっていく。
何とか亀は前後の足で地面を踏みしめて踏み止まる。


鳳仙
「アラド、助けてもらったのは礼を言うがアイツは私達が先に見つけたんだ。手ぇだすなよ。」

アラド
「もう動けるのか?」

鳳仙
「別に動けなくなってねぇから!!ちょっと立ち眩み起こしただけだっつーの・・・!」

アラド
「強がっちゃって。ま、手を借りたいなら言えよ。後ろで見ててやっから。」

鳳仙
「要らねぇっつーの!!見てろ!今度は一発で落とす・・・『魔氣』!!!」



鳳仙の全身を赤の魔力と氣力が覆う。
そして次の瞬間鳳仙の姿が消える。
鳳仙が現れたのは亀の顎下。
あまりの速さに亀は完全に鳳仙を見失っている。
鳳仙は右拳に魔力、氣力を高密度で練り込む。
完全に右手の耐久限界を超える量の『獅子皇氣』が集められる。
しかし鳳仙は迷うことなくその一撃を放つ。
その一撃は亀の顎を捉え、撃ち抜く。


鳳仙
『獅子皇七式・灼劫烈神・極点!!!!!!!!!!」



ドバァァァァァァアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアンッッ!!!!!!!!!!!!


さっきのとは比べ物にならない大爆発が起きる。
その爆発は20メートル四方に広がり、全てを焼き尽くす。
顎に直撃を受けた亀は、宙を何度もきりもみしながら地面に落ちてくる。
亀が落ちてくると同時に土埃と共に風が吹き、爆炎が晴れる。
その中から悠々と鳳仙は歩いて出てくる。
かなり得意そうな顔つきで左手を天へ向けて振り上げている。


鳳仙
「見たか!!オレが本気になればこんなもんよ!!!」

アラド
「ざけんなバカ野郎!!お前そういう技は近くの人も巻き込むから使うなよ!!危うく黒焦げになるところだわ!!!」

鳳仙
「あっはっはっは・・・・。」

千草
「鳳仙、何も考えて無かったのかよ・・・。」

鳳仙
「い、いや~・・・ちゃ、ちゃんと計算してやったよ?実際みんな生きてるじゃん?」

アラド
「障壁張るのがギリギリ間に合ったから良い物の・・・普通なら死ぬぞ。」

千草
「てか爆発の中心に居たのに何でその当人はピンピンしてるのさ・・・。」

鳳仙
「ほら、私暑いの苦手じゃないし?」

アラド
「理由になって無い!!」

千草
「てかさ・・・鳳仙。右手が結構スンゴイ方向に曲がっちゃってるけど大丈夫なん?」

鳳仙
「え?」



鳳仙は視線を右手に向ける。
何だか腕の関節から下がダラーンとしている。
持ち上げてみても下に垂れ下がるだけで力が入らない。
て言うか何だか次第に痛みが込み上げてくる。
その痛みが鳳仙の思考をクリアな物にしていく。
これは完全に、


鳳仙
「っっっっっっって何じゃこりゃあああああああああああああああああああああ!!!!!!!!??????折れとるやんけぇぇぇええええええええええええええええええええ!!!!!!!!!!!」

アラド
「まあ、あの爆発だもんな。普通腕が御釈迦になるよなーーー。」

千草
「鳳仙って一部分に魔力と氣力を固定する方法しか知らないからこうなるんだよ。もっと体全体に満遍なく強化は施さないと折れるの当たり前だよね。」

鳳仙
「そ、そんな風に冷静に分析してないで何とかしてくれーーーーーーーーーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!」

千草アラド
「「いや、治癒術は専門外何で。。」」
鳳仙
「うがああああああああああああああああああああああ!!!!何か今更メチャクチャ痛くなってきたああああああああああああああ!!!れ、蓮プリーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーズ!!!!!!!!!!!!」







優太
「よっしゃーーーーーー!!出来たぜオレのユニコーン!!」


「私も出来たーーーーーー!!!」

愛依
「わぁ~、二人とも早かったね~。」

優太
「そういう愛依はどこまで・・・ってまだ全然ですね。」

愛依
「うん。今はランナーごとに切り出して磨いてる最中だから。。」

優太
「(何て時間のかかることをしだしてるんだこの娘は!!!)」

雪徒
「これホントに完成するのか・・・未だに本体すら出来上がらん。」

愛依
「雪徒さんファイトですよ!私も早くこの磨くの終わらせないと・・・あとは2000番をかけるだけだし。」


「(あ、まだかけるんだ・・・。)」

優太
「つーーか腹減らねぇ?ってもう七時か・・・夕飯まだかな。」


「今夜はアレか?流しそば的な感じか?」

優太
「去年と同じ轍は踏まねぇ・・・既にそばは用意してあるし、茹でるだけだし。しかもエリスと由紀に任せてあるからそんなおふざけイベントが開催される訳が無いって寸法よ。」


「そっか。アレはアレで楽しいから私は好きだけどなーーー。」

優太
「だってアレ片すのが大変なんだもん。去年も結局オレ一人で片付けたし。」


「そ、そうだったっけ?」

優太
「そうだよ。お前なんて真っ先に愛依を連れて紅白見に行ったじゃんかよ・・・。」


「だ、だって見たかったんだもん!!で、でもまあ・・・悪かったよ。」

優太
「別にいいけどさ。過ぎ去ったことだし・・・。」



『おーーーい茹であがったぞーーーー!!早くこーーゐ!!』


優太
「キターーーーーーー!!」

愛依
「あ、調度終わった。キリが良いから続きはまたあとで・・・。」

雪徒
「さて・・・オレもご相伴に預かるとするか。。」


「ユータコイツ殺していいよなーー?」

優太
「解体(ば)らしてやれ。」

雪徒
「フィイイイイイ!!そんな辛辣な冗談はやめて早く行こうぜーーー!!」


「冗談じゃなくてマジで殺りたいんだけど・・・。」

愛依
「まあまあカナちゃん。年の暮れに流血沙汰何て縁起悪いから止めよう。三が日過ぎたら好きにしていいから・・・。」

雪徒
「何でみんなしてそんなにオレを殺したがるの!!?アレだよね!!?好きすぎて逆に殺し隊的な感じだよね!!??ねぇ!!」

優太愛依
「「「さあ・・・どうだか・・・?」」」
雪徒
「(どうしよう。自分で生み出したキャラにここまで愛されて困っちゃうぜ・・・。)」







優太
「あれ、鳳仙。それに千草も・・・帰って来てたのか?」

千草
「うん。ユウ君が私が居ないと生きていけないだろうな~と思って。。」

優太
「全然そんなことないけどな~~。。」

千草
「そんな満面の笑みで言われるとスゲェ傷つく!!!せめて冗談でも『お前が必要だぜ!!』的なことを言ってくれないと何時までたってもエンディングは見えてこないよ!!?」

優太
「あれ、鳳仙どうしたんだその右腕・・・。」

千草
「(スルーキターーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!!!!!!!!!!)」

鳳仙
「い、いや~~~ちょっと本気でやりすぎた的な??」

優太
「どんだけ全力で殴ったらそうなるんだよ・・・。」

鳳仙
「だ、大丈夫!!骨折くらいなら一週間もあれば治るよ!!」

優太
「いや無理だろ・・・。」


「直接繋ぎます?それなら一週間と言わず数日で治りますが・・・。」

鳳仙
「普通に治すんで遠慮します。」


「そうですか?まあ私はどっちでもいいんですけどね。優太さん、七味唐辛子取ってください。」

優太
「ん、ああ。ほら。」


「ありがとうございます。」

優太
「しかし天ぷら多くなイカ?そばの量と比例してない気がする・・・。」

由紀
「い、いや~~ちょっとエリスと競うように揚げてたから・・・気付いたらこんなに作っちゃってた。」

エリス
「しょ、少々熱くなりすぎました~・・・。」

優太
「ま、まあ・・・今日は雪徒とか居るから別に構わないけどさ・・・。ほら、雪徒食え。」

雪徒
「ああ、もう食いまくってる。冬はやっぱり食欲湧くよね!!夏は全くだけど!!!」

優太
「それはあるな~~。」


「ユウちゃ~~ん。七味唐辛子取って~~。」

優太
「ああ。ほらよ。」


「ありがと~~。」

愛依
「カナちゃんさっきはおにいちゃんと楽しそうだったね~。」


「ぶふっ!!!??そ、そんなこと無いわーーーー!!」

愛依
「えーー?カナちゃん凄く楽しそうにしてたけどなーーー。」


「ゆ、ユータと居たから楽しかったんじゃない!!ガンプラ作りが楽しかったんだよ!!」

瑠依
「とか言って~~ホントはユウにいと一緒に居れて嬉しかったんだろ~~?正直に言っちゃおうよ奏~~~。。」


「う、うっせーーーーーアホーーーーーー!!!ゆ、ユータのことなんかコレっぽっちも好きじゃねぇし!!むしろ死んで欲しいくらいだしーーー!!!」

優太
「本人目の前にしてもの凄い発言かますなコイツ・・・。」

瑠依
「むしろ好きじゃねぇしって言ってる時点で意識はしてるって何で気付かないんだろうね。」


「だーーーーーーーーーーー!!もうこの話終わり!!!私はそばを食う!!以上!!!」

優太
「ま、何でもいいんだけどな。由紀、汁が冷めたからおかわり。」

由紀
「うん。ちょっと待ってて。」


「あ、そう言えば優太さんこの後お時間ありますか?」

優太
「え?この後?夕飯のあとってことだよな?」


「ええ。ちょっとお話ししたいことがありまして・・・。」

優太
「・・・・・わりぃ、この後はちょっと・・・由紀と約束があるから。」

由紀
「え?」

優太
「ほら、昼間に時間を作るって言ったろ?」

由紀
「あ、うん。そうだったね・・・でも、ホントにいいの?」

優太
「オレもちょっと話があるの思い出した。蓮、悪いけど今度に・・・」


「・・・・・・いえ、やっぱりさっきのは忘れてください。」

優太
「え?」


「何と言いますか・・・大したことじゃないので、気にしないでください。」

優太
「・・・・・・・。ん、分かった。」

千草
「それにしても最近私の出番少なくね?ドンドン喋る頻度下がってる気がするんだけど・・・。」

雪徒
「気のせいだ。」

鳳仙
「気のせいだろ。」

千草
「ホントにそうだろうか・・・ちょっと不安になってきた。」

瑠依
「いやいやそんなこと言ったら私の方が・・・まず最初に覚えてくれてる人居んのってレベルですよ・・・。」

千草
「それに関しては・・・言葉が出ないよ。雪徒どうにかしてよ。」

雪徒
「無理。」

綾香
「パパーーー、七味唐辛子取ってーーー。」

優太
「ダメ。お前、半ビン入れるから・・・。」

綾香
「そんなに入れないよーーーーーーーー!!!」

優太
「いや、この前二ビン入れてるの見たぞオレは・・・もうお前には渡さん。ウチの七味を全滅させられかねんからな・・・。」

綾香
「もういい!!パパに取ってもらえないなら・・・自分の使うから。」

優太
「(My七味だとぉぉぉおおおおおおおおおおおおおおおお!!!!!!!????)」

綾香
「アタイってばもう、大人なんだよ・・・。」

優太
「全然エロくない。却下。」

綾香
「何を求めてるのかなパパァァァ!!!」

優太
「スキあり。」

綾香
「ああああああああああああああ!!!私の七味ぃぃぃぃぃぃぃいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいい!!!!」

優太
「普通に食え普通に。辛いのに慣れるのは色んな意味で危険なんだぞ・・・。」

綾香
「う~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~・・・・・・・・・・・・・。」

優太
「・・・。ま、かけるなとは言わないが・・・。量の加減をしろって話な訳だ。七味は一振り。多くても二振りで十分だろうが・・・。」

綾香
「し、刺激が足りない・・・・・・・。」

優太
「残念ながら刺激をあたえる気はさらさら無い。」

由紀
「ねぇ優太。」

優太
「んー?」

由紀
「私、片付けしてから行くから・・・その、一人で居てね?」

優太
「んー、別に構わないけど・・・。愛依達がオレの部屋でまだガンプラ作ってるんだが・・・。」

愛依
「そういうことならしばらく違うことしてるよ。それでいいよねカナちゃん。」


「私は何でもいい。天ぷらが美味しくて生きるのが辛い・・・。」

雪徒
「オレは居続ける!!!」

優太
「鳳仙コイツ外へ吹き飛ばせ。」

鳳仙
「オーケー。『五式』・・・」

雪徒
「冗談だよ!!!」

優太
「と言う訳で何とかなった。適当に待ってるからゆっくり片してていいぞ。」

由紀
「うん。」






コンコン。。


優太
「んー?」

由紀
『私ー。入るよ?』

優太
「ああ。どうぞーー。」



ガララ・・・。


由紀
「お、お邪魔します。」

優太
「何を改まってるんだ・・・。で、どうする?オレは別に話したいことがあるだけでそれ以外ノープランなんだが・・・。」

由紀
「え、じ、じゃあ・・・その話を先にしてくれてかまわないよ?私もコレと言って何も無いし・・・。優太と居れるだけで嬉しいし。」

優太
「・・・・・・・。ずっとさ、ひっかかってるんだ。」

由紀
「え?なにが??」

優太
「オレ、大事な約束を忘れてる気がするんだが・・・お前との・・・。」

由紀
「あ・・・、」

優太
「それが何だったか分からない。て言うか靄がかかったみたいに全く思い出せない。そういう約束があったような気がするんだけど・・・何だったろう?由紀何か知らないか?」

由紀
「えっと・・・し、知らない。」

優太
「そうか?なら、気のせいかな・・・。」

由紀
「そ、そうだよ。きっと・・・(思い出しかけてるんだ、あの約束・・・。全部無かったことになったんじゃないんだ・・・。もしかしたらホントに、取り戻せるかも・・・。でも、)」

優太
「・・・・・なあ、由紀。」

由紀
「えっ!?な、なに?」

優太
「オレがもし・・・告白したら、どうする?」

由紀
「え?」

優太
「あーーーー、違うな。悪い、今の無し。」

由紀
「???ど、どうしたの??」

優太
「いや、やっぱ色んな意味でハッキリしておかないといけないと思ってさ。」

由紀
「優太?」

優太
「約束の内容は思い出せない。でも、それを思い出そうとすると何時も一緒に思い出す気持ちがあるんだ・・・。」

由紀
「うん。」

優太
「ホントはずっと前から分かってた。でも、この気持ちを口にだしたら色々壊れる気がした。と言うか、コレを言わなくても今のままで十分だって思ってたんだ。」

由紀
「・・・うん。」

優太
「でもさ、最近考えるんだ。オレがハッキリしないから周りのみんなが迷惑するって・・・。お陰で、蓮や唯・・・奏やエリス、他にも色んな人達にかけなくてもいい気とか使わせた気もする。てか、一番無用な気とか使わせたのはお前に、かな。由紀。」

由紀
「うん。いつもいつも、ね。」

優太
「容赦ないな・・・!別にいいけど・・・。だから、ここらで一度この話は決着をつけようって・・・。そう思うから、由紀・・・聞いてくれるか?」

由紀
「うん。いいよ、なに?」

優太
「・・・好きだよ。由紀、オレと付き合ってくれるか?」

由紀
「・・・・・・・。」

優太
「・・・・・・・。」

由紀
「ぷっ・・・!アハハハハハハハ!」

優太
「え?もしや玉砕!!?即OKされると思ってたんですが!!?」

由紀
「ち、違うの・・・やっぱり優太って変わらないな~~って。時を越えても、色々無かったことになっても・・・ずっとそのままなんだね。」

優太
「???」

由紀
「うん。いいよ。私でよければ・・・。ホントにいいの?」

優太
「え、えっと・・・今更だが考え直そうかな・・・。」

由紀
「そうやって空気読まずに冗談言う所も変わって無いね。」

優太
「え・・・何の話??」

由紀
「こっちの話。。」

優太
「ま、まあいいか。と、とりあえずよろしくな。」

由紀
「うん。」

優太
「け、結構あっさりしてるな。」

由紀
「そりゃあそうだよ。二回目だもん。」

優太
「はぁ?」

由紀
「優太、私からも一ついい?」

優太
「え、なんだ?」

由紀
「私のこと、赦してくれる?」

優太
「は?」

由紀
「応えて・・・。大切なことだもん。」

優太
「ゆ、赦すって・・・なにを?」

由紀
「思い出せない?もう出かかってると思うんだけどな・・・でも言っちゃうと面白くないから、自力で思い出して・・・。約束、したよね?」

優太
「約、束?」

由紀
「うん。したよ?優太と。『いつかまた出逢えたら、その時改めて聞く』って。他にも色々と約束したけど・・・まずはコレ。」

優太
「・・・・・・・・赦すよ。」

由紀
「何を?」

優太
「全部。赦すも赦さないもない。それが正しいと思ったんだろ?必要だったんだろ?だったら胸を張れよ。オレは由紀がちゃんと考えてやったことなら責めるつもりは無いよ。だって、由紀と出逢えたからオレは今ここに居るんだ。感謝こそすれ、恨んだりなんてしない。絶対だ!」

由紀
「ホント・・・ビックリするくらい同じこと言うね。前の優太も同じこと言ってた。」

優太
「前?」

由紀
「そんな優太だから・・・私も好きになったんだけどね。」

優太
「なあ由紀・・・もしかしてこの世界って・・・。」

由紀
「あ、言わないで。その先は自覚しても口に出しちゃダメ。因果律がまた暴走して、全ての運命が狂っちゃうから。」

優太
「やっぱり、そういうことなのか?」

由紀
「分からない人が聞いたらチンプンカンプンになりそうな置いてけぼりトークだよね。」

優太
「だとしたら・・・オレはとんでもないことを忘れてるのか?」

由紀
「うん。一杯忘れてるよ?私と一緒に一夜を明かしたこととか覚えて無いの?」

優太
「はぁぁああああああああああああああああああ!!!!!???」

由紀
「前の優太とはそこまでイケたんだーーー。。あの時は幸せだったな~~。」

優太
「あ、あの・・・それはマジですか?」

由紀
「うん。マジだよ?」

優太
「え・・・・・オレ、もしかしなくてもこうなる運命?」

由紀
「うーーーーん。結構不安定だったけど、優太が最後に私を選んでくれたからちゃんと運命どうり?かな・・・。」

優太
「もしや蓮を選んだら蓮エンディング行った?」

由紀
「さあ・・・。」

優太
「よし、セーブポイントからやり直すか。」

由紀
「おい、げ~む脳良い加減にしなさい。。」

優太
「ま、冗談は置いといて・・・。」

由紀
「ねぇ、優太は何で私を選んだの?言っちゃなんだけど、どう考えても蓮ちゃん、唯との絡みの方が多かったような・・・。」

優太
「さっきも言ったろ?約束のことを思い出そうとすると、一緒に思い出す気持ちがあるって。」

由紀
「ああ、そういえば。」

優太
「お前のことを好きって気持ちだよ。記憶の欠片って奴なのかもな・・・。」

由紀
「・・・・・・約束。守ってくれてたんだ・・・。」

優太
「え?」

由紀
「ううん。何でもな~い。自力で思い出して。」

優太
「いや、マジで無理そうなんですが・・・。」

由紀
「できるよ。思い出せたら・・・ホントに約束全部果たしたことになるんだから。」

優太
「無茶苦茶+意味分からん。」

由紀
「いいよ分かんなくても。思い出せばいいんだから・・・あ、そうだ優太。」

優太
「ん?」

由紀
「キスしたら思い出すかもよ?」

優太
「唐突!!!!」

由紀
「前はことあるごとにしてくれてたのに・・・。」

優太
「そうなの!!?」

由紀
「さあ、どうでしょう?」

優太
「オレを悩ませてそんなにおもしろいのか!!!」

由紀
「うん。」

優太
「最近みんな悪魔に見えてきました。」

由紀
「そう?今まで散々引っ張ってきた罰だと思えば?」

優太
「それに関してはすいませんでした。」

由紀
「行動で示して欲しいな~~。」

優太
「例えば?」

由紀
「言わないと分からないの?」

優太
「そんなことは・・・無いと思う。」



優太はそっと由紀を抱き寄せる。
由紀は案の定すんなり腕の中に入ってきた。
そのまま由紀の両手が優太の背中に回される。
その手は洗い物をした後だからか冷たく冷えていた。


優太
「悪いな。いつも面倒なこと押し付けて。」

由紀
「一緒に住む条件でしょ?別に苦に思ったことは無いし、優太が居たから平気だった。」

優太
「そっか。これからも一緒に居てくれるよな?」

由紀
「うん。今までよりももっと近くで優太と居る。」



それだけ言い合うと自然と二人の唇が合わさる。
ちょっと唇同士を合わせただけの軽いキスだったが、お互いの気持ちを確かめ合うには十分だった。
どちらからともなく顔を離し、見つめあう。


由紀
「うーーーん。何かさ・・・優太、キスし慣れてない?」

優太
「は?」

由紀
「何か凄く自然な流れで持っていったし・・・仕方にしても若干こなれた感じが・・・。」

優太
「さ、さあ・・・気のせいじゃないの?」



脳裏に浮かぶのは他の女の子達とのキス・・・。
ほぼ全てにおいて向こうからしてきたという特殊なものだが。
そのせいで若干覚えているのだろう・・・
まあ言わないでおこう。
確実に殺されるし・・・。


由紀
「ま、どうせ今まで色んな娘達と色んなシチュエーションでやらかしたんだろうけど~~~。優太はホントにおモテになることで~~~・・・。」

優太
「ギクッ!!そ、そんなことないですよーーーー。。」

由紀
「ふーーー。まあこれからそんなことも忘れるくらい二人で色々していけばいいよね?」

優太
「い、色々?」

由紀
「うん。色々。」

優太
「ま、まあ・・・機会があったら・・・」

由紀
「あ、もうこんな時間かーーー。一緒にお風呂入る?それとも一緒に寝る?」

優太
「ああ。じゃあ両方で。」

由紀
「そこは正直だなーーー!!」

優太
「冗談だけどな。」

由紀
「冗談か・・・。まあ、私はどっちでもいいけどね。」

優太
「あれ?もう12時なりそうじゃん。」

由紀
「だからさっきもうこんな時間かーって言ったでしょ?」

優太
「ふーーーん。じゃあ、新年明かしてから風呂入って寝るか。」

由紀
「うん。そうしようか。」


「そうですね。それが鉄板かと。」

優太
「おわっ!!??なぜ居る!」

鳳仙
「ぶっちゃけ最初から部屋の外でずっとスタンド・バイ・ミーしてたんだけどね。」

千草
「しかしユウ君も思い切ったな~~~。て言うか唐突だよね。」


「ユウちゃんに由紀ちゃんおめでと~~~。ちょっと悔しい気もするけどこればっかりはしょうがないよね~~。」

愛依
「カナちゃん泣かないで・・・。」


「泣いてないよ!!?」

エリス
「ふぅーーー、まあ優太様が誰とお付き合いされても私は一生優太様のメイドとして働く所存ですけど・・・ちょっと悔しいです。」

綾香
「ユキねぇがママになるのかーーー。何だかちょっとこそばゆいな~~。」

優太
「おいおい・・・」

由紀
「報告の手間が省けたね~~。」

優太
「そういう問題!!!?色々こっ恥ずかしいところ見られまくったよ!!?」

由紀
「いやーーー、別段問題も無いかな~~。」

優太
「ダメだコイツ早く何とかしないと・・・。」


「ほら、もう12時なりますよ?」

鳳仙
「来年もこうやってみんな一緒に居られるといいな。」

千草
「しばらくは大丈夫っしょ。みんなこの家好きだし・・・。」


「うん。来年も再来年も・・・ずっとみんなで居たいよね。」

愛依
「でもそれだと二人の御邪魔になっちゃうんじゃ・・・。」


「いいだろ別に・・・今までだって何も無かったんだし、これからも普通に時間は流れると思うし~。」

エリス
「それよりも来年はいい年になるといいですね。」

綾香
「とりあえず御餅食べたいな~~~。ハバネロすり込んだ奴。。」

由紀
「何はともあれ、この物語シリーズが終わってくれて良かったね。」

優太
「え、終わり!!?」

由紀
「だって私エンドでケリついたじゃん。文句ある?」

優太
「お、終わるかどうかは・・・雪徒しだいだな。」

由紀
「ほら、優太。最後に〆て〆て。。」

優太
「スゲェ無茶ぶりキターーーーーーーーーーーーー!!!え、えーーーと・・・とりあえず、これからもこのダメダメなブログを応援してやってください!!また逢えたら逢いましょう!!じゃ、せーのっ・・・!!」

全員
「「「「「「「「「「あけましておめでとうございます!!良いお年を!!!」」」」」」」」」」







~由紀~ HAPPY END♪












































































































































































































































































雪徒
「あ、ちなみにマジで終わったりはしないので勘違いしないでね。。」

全員
「「「「「「「「「「先に言えぇぇぇぇぇええええええええええええええええええええええ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!最終回みたいな空気にしちまっただろうがぁぁあああああああああああああああああああああああああああああ!!!!!!!!!!」」」」」」」」」」

雪徒
「オチた所で終わります!!良いお年を~~~。。」

優太
「何か納得いかねぇ・・・。」







~年末語2nd~ 完。。
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[ 2011/12/31 23:45 ] 小説(連載版) | TB(0) | CM(0)

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