~年末語~

優太「あれ・・・コレはいるのか?」
由紀「それは蓮ちゃんのだから分からないな~~。悪いんだけど本人に聞いてきて~。」
優太「ん、そうなのか・・・じゃあしょうがねぇ、行って来るか。」
鳳仙「ダンナーー!釜がどこにあるか分かんないんだけど!」
優太「釜~~?どこにしまったっけな・・・一年に一回しか使わない物なんてあり場所忘れやすいよな・・・。」
鳳仙「バラックの二階も長屋全体的に探したけど見つからなかったよ?」
優太「なに?それはおかしくねぇか?あそこら辺に無いんじゃ一体全体何処にあるってんだよ!!」
由紀「釜なら最近餅ついた時に使ってそのままだったと思ったけど・・・。」
優太「あれ、そうだったか?」
鳳仙「あ、本当だ。こんな所にあったや~~。」
優太「ま、まあ見つかったならいいや。よし、オレは蓮の所に行ってくるぜ。」
由紀「うん。あ、鳳仙~これ全部萌えるゴミだから萌やしといてね~。」
鳳仙「分かった~~。」
優太「ツッコんだら負けだ・・・ツッコんだら負けだ・・・ツッコんだら負けだ!!!」
由紀「なにをシンジ君みたいになってるの?」
優太「何でもないです!!ごめんなさいでしたーーー!」




蓮 「えっと、この本はコッチで・・・あ、懐かしいこの本こんな所に・・・ああ、この本も!」
優太「お~い蓮。」
蓮 「あ、優太さん。お掃除の方は順調ですか?」
優太「いや、オレまだ自分の部屋は手つかずだ・・・って言ってもオレの部屋はそこまで散かってないから掃除機かけて終わる気がする。捨てるもんとかも特に無いし。」
蓮 「そうですか。私は本の整理をし始めたんですが・・・。」
優太「何か全然進んでないみたいだな・・・。」
蓮 「いや、何と言いますか・・・懐かしい本がたくさんでてきまして、それを読んだりしていたら全然進まなくて・・・。」
優太「あ~、アルバムとか出てくるとついつい見ちゃうんだよな~。後で見ればいいのにさ。」
蓮 「何故か今見ないといけない気がするんですよね。」
優太「しかし蓮・・・また一段と本が増えたんだな・・・。」
蓮 「ええ。あまりにも増えすぎたのでそろそろ整理しないと入りきらないんですよ・・・。」
優太「整理して置いとけなくなった本はどうするんだ?」
蓮 「とりあえず実家に送ろうかと・・・。」
優太「ああ、お前の家って城だもんな。コレくらいじゃビクともしなさそうだぜ。」
蓮 「でも既に大広間二つほど本で埋め尽くしましたけどね。」
優太「え、マジで言ってんの?冗談じゃないのそれ・・・。」
蓮 「残念ながら本当なんですよねーーー。」
優太「むしろそんだけよく買い集めたよって思うけどな・・・。」
蓮 「優太さんに小説の面白さを教えてもらってからはずいぶんと読んでいるので・・・。」
優太「え、大広間食い潰したのってもしかしてオレの所為?」
蓮 「間接的にはそうなるかもしれませんね・・・。」
優太「頼むからシオンの奴には言うなよ・・・オレが原因だと分かった途端に押しかけてきかねん・・・。」
蓮 「そこまでは無いと思うんですけど・・・とりあえず注意するとします。」
優太「あ、そうだ。蓮、コレっているか?」
蓮 「ああ、そのトレイは穴が開いてて使えないんですよ。なので捨てておいて下さい。」
優太「そうか、分かった。鳳仙に頼んでおくよ。」
蓮 「はい。お願いします。では、そろそろ整理を再開したいのでまた後ほど。」
優太「それもそうか。邪魔したな!」
蓮 「いえいえ、優太さんもお掃除頑張ってくださいね。」




鳳仙「ふんふん~~。」
優太「お~~い鳳仙ーーー!」
鳳仙「ん?ダンナか、どうしたの?」
優太「いや、蓮に聞いたらこのトレイ要らないんだってさ。分別頼んでいいか?」
鳳仙「うん、分かったよ。ちょっと見せて~。」
優太「ああ、コレなんだけど。」
鳳仙「え~~と、ふ~~ん・・・コレなら『三式』で燃やせるから楽勝だろう。」
優太「は?待て、ソレ金属だから燃えないゴミだろ?」
鳳仙「オレの『七式』まである炎技を使えば燃やせないゴミなんてないぜ!!!」
優太「いや、そうかもしれないけど・・・。」
鳳仙「じゃあ例えばこのトレイ・・・見ててねダンナ。」
優太「ああ・・・。」
鳳仙「『三式・炎旋』!!!」


ボアッ!!!!!!・・・・・カラン。


鳳仙「あれ?ちょっと残っちゃったな・・・。『四式』の方がよかったか。」
優太「なあ鳳仙。この空き缶は燃えるゴミ?」
鳳仙「燃えるゴミ。」
優太「じゃあこの物干し竿は?」
鳳仙「燃えるゴミ。」
優太「このレンジは?」
鳳仙「さっきから何言ってるんだよダンナ~。オレに燃やせない物なんて無いって!!だから『分別』はオレに任せてダンナは家の大掃除頼むよ!!!」
優太「あ、うん。分かった。」
鳳仙「うん、じゃあまた何かあったら持ってきてね~。」
優太「あ、そうだ鳳仙。最後に一つだけ言いたいことがあんだけどさ・・・。」
鳳仙「ん~~?何?」
優太「お前のソレは、『分別』とは言わねぇぇぇぇぇええええ!!!!!」




愛依「おにいちゃ~~ん!!」
優太「ん?愛依か・・・どうかしたのか?」
愛依「ちょっと重たくて運べない物があって・・・手伝ってくれないかな?」
優太「ああ、そんなことなら構わないが。」
愛依「本当?ありがとう、おにいちゃん!」
優太「いや、いいってこれくらい。で、何を運べばいいんだ?」
愛依「この『仙台箪笥』を部屋に運んで欲しいんだ~。」
優太「イキナリマニアックな箪笥キターーーーーーーー!!!」
愛依「ずっと欲しかったんだ~この箪笥~~。」
優太「愛依はこういう『和』の趣のあるものが好きだよな・・・。」
愛依「うん!コレってね。名前のとうり仙台で伝統的に作られてる箪笥で、別名『野郎箪笥』って言うんだよ~~。」
優太「へ、へぇ~~そうなのか~~勉強になるな~~。」
愛依「あとね、『岩谷堂箪笥』とかも欲しいんだけど・・・。自分で買うとなると高くて手が出せないんだ~。」
優太「ふ~~ん。しかしコレ大分しっかりした作りだし、所々でもの凄く高級感溢れてるけど実際はいくら位するもんなんだ?」
愛依「物にもよるけど、この『仙台民芸箪笥』は大体二百万くらいするかな。」
優太「ふ~~ん、二百万か~~それは相当高級だーーー・・・・・って、えぇぇぇえええええええええ!!!!?二百万ーーーーー!!!????この箪笥が!?」
愛依「うん。でもね、カナちゃんが日頃のお礼とか何とかって言って誕生日にくれたんだ。」
優太「誕生日プレゼントって額じゃねぇよぅ!!?奏の奴どうやってそんな金作ったんだよ・・・!!むしろソッチの方が気になるよ!!?」
愛依「詳しくは教えてくれなかったんだ・・・。」
優太「そ、そうか・・・。(後でちょっと聞きに行ってみよう。)」
愛依「嬉しいけど、ちょっと複雑なんだよね。だからコレからもカナちゃんには色々お返ししなくちゃな~って思うんだ!」
優太「奏ならきっと何されても喜んでくれると思うぞ。多分踏んだり蹴ったりしても喜ぶと思う。」
愛依「さ、流石にソレは無いと思うよ?おにいちゃん。」
優太「そうだったらよかったな・・・。」
愛依「とりあえず、私が片方持つからおにいちゃんは反対側を。」
優太「え、コレくらいなら別にオレ一人でも大丈夫だと思うが・・・。」
愛依「二人の方が楽だよ。きっと。」
優太「そうか。まあ愛依がそう言うならそうするよ。」
愛依「うん。じゃあせーのっ!」
優太「よっ!」
愛依「い、意外と重い・・・!」
優太「た、確かに・・・まあ愛依の部屋スグそこだし、急いで運んじまおう!」
愛依「うん、わかった~~!」


愛依「ふぅ~~。重かった~~!」
優太「意外とずっしりしてたけど何でこんなに重かったんだ?」
愛依「まだ何も入れてないのにおかしいよね・・・。」
優太「本当かよ・・・実は何か入ってたりするんじゃねぇの?」


スッ。。


愛依「あれ、本当だ・・・何か色々入ってるね・・・。」
優太「スク水、巫女服、メイド服、体操着、バニー服、スーツ、ゴスロリ・・・ってコレ何?コスプレ衣装??」
愛依「あ、手紙も入ってるよ?」
優太「なになに?『愛依に似合いそうな服を勝手ながらチョイスしてみた!!』ってただのお前の好みを揃えただけだろうが!!!」
愛依「あ、あははは・・・。ま、まあカナちゃんなりに色々考えてくれたんだよ・・・多分。」
優太「愛依。無理しなくていいから・・・オレが後で注意しとくからな。」
愛依「いや、そこまでしなくても大丈夫だけど・・・とりあえずこの服は違う箪笥に移しておくよ。」
優太「普通に捨てても問題ないと思うぞ。」


『おーーい!お昼の準備できたから、みんな掃除は一旦やめてご飯にしよう!!』


優太「お、もうそんな時間か・・・愛依。とりあえず飯にしよう。」
愛依「うん。そだね。」




由紀「軽く食べてまたすぐに掃除できるように、今日はおにぎりだよ!!!」
優太「どんだけ皿に積んでるんだよ!!」
由紀「名付けて、『オニギリツリー』!!」
優太「二重の意味でかかってるのか・・・凄く壮大なギャグだな・・・。」
由紀「意味の分からない人は『ツリー』な感じのアレのことだよ!!先生に聞いてこようか!!」
鳳仙「あれ?この辛そうで辛くない、少し辛い感じの味は一体・・・。」
由紀「今年流行ってた『ラー油』。」
蓮 「アレも大分ブームになりましたね。一部では『ラーラー』なる人達も出てきたって話ですし。」
唯 「すっぱい!!コッチは梅干だった・・・。ユウちゃん、上げる~~。」
優太「さらりと渡すなよ!!それ食べかけじゃなイカ!?」
唯 「ソレがいいらしいじゃなイカ?」
優太「疑問系に疑問系で返すなよ・・・仕方ねぇな、口つけた所少し取れよ。」
唯 「うん。よし、取ったよ~~。はい、ユウちゃん。」
優太「何だよ、マジでいらねぇのか?しょうがねぇ奴だな・・・。」
由紀「・・・。」
蓮 「・・・。」
優太「ん?二人してどったの??」
由紀「辛い!!コレはハバネロだったかーーー!!優太、上げる。」
蓮 「甘い!!コレは宇治金時でしたか・・・。優太さん、どうぞ差し上げます。」
優太「ちょっと待て・・・何でおにぎりに『ハバネロ』だったり『宇治金時』が入ってるんだよ!!」
由紀「え?それは~~・・・」
蓮 「何となく?」
優太「何となくでそんな不思議な具を混入するなよ!!罰げ~むか何かかよ!!」
由紀「いいから私の食べかけも食べてよ!!」
蓮 「そうですよ!少しは光栄に思ったらどうなんですか!?」
優太「何でオレが怒られてんの!!?」
唯 「ユウちゃんモテモテだね~~。」
優太「元はと言えばお前が変なことすっから悪いんだろうが!!!」
奏 「・・・・・。な、なあ愛依?」
愛依「ん?どうしたの、カナちゃん。」
奏 「じ、実は私、昆布が苦手でな・・・食べかけで悪いんだけど食べてくれなイカ?」
愛依「え、そうだったの?残しちゃ悪いもんね。分かった、貰うね。」
奏 「う、うん!」
愛依「カナちゃん昆布苦手だったんだね、知らなかったよ~~。」
奏 「あ、ああ。海藻類はどうも苦手でな・・・。(まあ嘘なんだけど。)」
愛依「そうなんだ~~。今度からは料理する時は気をつけて作るね。」
奏 「う、うん。頼むな。(ああ、愛依が私の食べかけを食べている・・・か、関節キスだ!ヒャッホォォォゥゥ!!)」
愛依「カナちゃん、さっきからニヤニヤしてどうしたの?」
奏 「え!?い、いや!何でもないですよ!!」
千草「掃除って言っても全然終わる気配しないよ・・・どうしようね?」
優太「いや、オレに聞かれても・・・。」
唯 「あ~あ、誰か手伝ってくれないかな~~。チラッ。」
優太「だから何でオレ?オレも掃除したいんだけど・・・。」
千草「男手が一人居るだけでスグにでも片付きそうなんだけどな~~。チラッ。」
唯 「そうだよね~ユウちゃんが居たらスグに片付くよね~~。チラッ。」
優太「唯に関しては既に名指しですか!!分かったよ!手伝いますよ!手伝えばいいんでしょう!??」
千草「さっすがユウ君は話が分かるな!!」
唯 「コレでどうにか今日中に片付くよ~~。」
優太「ああ、何時になったらオレは自分の部屋を片付けられるんだ・・・。」




千草「とりあえず、このげ~むの山を片付けようと思うんだ。」
優太「確かに結構積んであるな・・・よし、どう片付ける?ジャンル別に分けた方がいいよな?」
千草「うん、そうだね。そうしようか。」
優太「えっとコレは・・・えろげ~か・・・深くツッコまないようにしよう・・・。」
千草「じゃあ私はタンスの整理しちゃうから・・・下着とかもたくさんあるからコッチ見てくれてもいいのよ?」
優太「見ねぇよ!!」
千草「そうかい?まあノッてきても『変態!!』と罵ってやったけどな・・・。」
優太「お前最悪だな・・・。とりあえず黙って片付けてくれ・・・この後は唯の部屋行かないとなんだからよ・・・。」
千草「はいはい。」
優太「しかしお前どんだけげ~む積んでんだよ・・・しかも大半がぎゃるげ~かえろげ~って・・・何に影響を受けた・・・。」
千草「妹さんには負けますがな・・・。」
優太「そうかもな・・・。」
千草「でもさ、年齢確認にウルサイ昨今の現状を鑑みてもあの作品は大丈夫だったのかな・・・。」
優太「まあ、中学生なのにえろげ~やってたり、代理購入させたり、描写していいのか?と思っちゃったな。」
千草「同じ例でも『ジャンプ』は『ジャック』になったり規制があるのもあるのにね。」
優太「時間帯とかも問題なのかもな・・・。」
千草「6時じゃ誰でも見れるしね。深夜帯だったら問題なかったのかな?」
優太「わかんね。」
千草「正直今期はドレが面白かった。」
優太「そうだな~。『禁書目録Ⅱ』とかは内容知ってるから置いてけぼりくらわない分面白いとは思ったな。」
千草「『イカ娘』とかあんなに面白いとは思わなかったよね。」
優太「確かに、最初は見る気0だったぐらいだもんな!」
千草「やっぱ見てみないと分かんないよ~~。」
優太「そうだな。よし、大分片付いたぜ。コレどこに入れる?」
千草「別にそこに置いといていいよ。」
優太「は?いいのか??」
千草「どうせスグにやるから。それ、積んじゃったげ~む達だから。」
優太「二重の意味で積んでたんですか!!?最近この『二重』ってツッコミよく使うな!!ハマッたかも!!」
千草「ああ、それ片付いたらもうユイチーの所に行ってもいいよ。もう気が済んだし。」
優太「は?どういう意味だ?お前、オレに掃除手伝わせたかったんじゃ・・・。」
千草「今日はユウ君と全然話してなかったからさ、ちょっとイジるついでに話したかっただけだよ。」
優太「イジるが無ければ良い話で終わってたのに!!」
千草「なはは、まあ良いじゃなイカ!ささ、私はタンスを本格的に整理するからココからは下着でも何でも飛び交っちゃうからユウ君は出てった出てった!」
優太「たく、色々勝手な奴だぜ・・・じゃ、オレは唯の所行くぞ?他には何もないのか?」
千草「ないよ。早く行っておやり。」
優太「ん。分かった。」




唯 「実は私・・・引っ越すことになったんだ・・・。」
優太「は?」
唯 「お父さんの仕事の関係でンジャメナに留学することになったんだ・・・ユウちゃん、短い間柄だったけど仲良くしてくれてありがとう!私、向こうに行ってもユウちゃん達のこと忘れないよ!!」
優太「え、ああ。そう・・・。まあ達者でな。」
唯 「止めてくれないの!!?」
優太「いや、ネタだって分かってるし・・・。」
唯 「なおのこと止めてよ!!愛しの私が遠くに行っちゃうんだよ!!?」
優太「愛しいかはさておき・・・現実逃避してないでとっとと掃除するぞ・・・。」
唯 「うん、そだね。」
優太「とりあえず整理自体は終わってるじゃなイカ・・・何を手伝えってんだ?」
唯 「いや、この機会に模様替えでもしようかと・・・。」
優太「メチャクチャメンドクセェこと思いついてくれてんなお前は!!」
唯 「そういうキャラですから~~えへへ、もっと褒めて~。」
優太「褒めてねぇし!!無茶苦茶ポジティブだなお前は!!」
唯 「そういうキャラですから~~えへへ、もっと褒めて褒めて~~。」
優太「よ~し、漫才はココまでー。エンドレスループしそうで恐いからな・・・。」
唯 「そういうキャ・・・」
優太「止めろっちゅうに!!クドイわ!!!」
唯 「いや~クドイくらいが面白いって雪徒さんは言ってたよ?」
優太「あんな奴の言うこと信じなくていいから・・・。」
唯 「そうだったのか~~。じゃあそうするよ。。」
優太「さて、とりあえずどう模様替えがしたいんだ?」
唯 「とりあえず全体的にピンク色にしたいんだけど・・・。」
優太「ペンキでも買ってきて塗ればいいんじゃねーのっ!!」
唯 「ピンク色のペンキなんてあったっけ?」
優太「さあ、ペンキ売り場はあんま行かないからわかんねぇな。」
唯 「冗談はさておき・・・とりあえず物の位置を変えたいって感じかな。」
優太「ふ~~ん、具体的には?」
唯 「とりあえず布団をユウちゃんの部屋に持ってって・・・。」
優太「お前さ、真面目にやる気ある?正直ただ単に尺稼ぎたいだけに見えるんだけど・・・。」
唯 「そんなことないよ!!私は至って真面目だよ!!ユウちゃんと一緒に寝たいという清楚な乙女心が成せる技なわけで・・・!!」
優太「それのどこら辺が『清楚』なの!!?ただの欲求だろうが!!」
唯 「それもそうだね。さて、ユウちゃん。どうやって模様替えしよう。」
優太「え?結局はノープランなのかよ・・・。」
唯 「う~~ん、どうすると上手くいくかな?」
優太「この際、家具を時計回りに2、3づらせばいいんじゃねーか?」
唯 「どれだ!!」
優太「それだよ!?」
唯 「ゴメン、噛んだ・・・それだ!!ユウちゃん良いこと言った!!ソレでいこう!」
優太「正に行き当たりバッタリ・・・。」


唯 「うわ~~!何か違う部屋みたいになった!」
優太「ただ単に家具づらしただけだろ・・・。」
唯 「それだけでもこんなに変わるんだね。ユウちゃん、手伝ってくれてありがとう!」
優太「ああ、じゃあオレもう行くな。自分の部屋掃除したいし・・・。」
唯 「あ、じゃあついでにコレ持っていって。」
優太「え、コレって・・・。」
唯 「私のふ・と・ん♪
優太「自分の部屋で寝ろ!!!」
唯 「あうぅ、ユウちゃんのケチ・・・。」




優太「やっと自分の部屋を掃除できる・・・結局ほとんど全員の手伝いをしてしまったからな・・・。」


コンコン。


優太「え、誰だ?」
奏 「私だ。入っていいか?」
優太「奏?いいけど・・・。」


ガラッ。


奏 「ユータ、折り入って頼みがあるんだが・・・。」
優太「はぁ~・・・」
奏 「何を溜め息なんてついてるんだよ・・・。」
優太「別に・・・何だよ、早く言ってみ。」
奏 「実はお前から借りたDVDが見つからなくなった。」
優太「人から借りた物くらい大事にしろよ!!」
奏 「いや、私も確かに机の上に置いたんだ。なのに今日みたら無くなっててな。」
優太「はぁ?知らねぇよ・・・ちなみに何のDVDだっけ。」
奏 「前借りたのは確か『イカ娘』と『えむえむっ!』だったかな・・・。」
優太「あれ?」
奏 「どうした?」
優太「いや、ちょっと待ってろ・・・。」
奏 「??」
優太「おい、そのDVDなら返してもらってるぞ?隣の部屋にあった。」
奏 「なに?いつの間にか返していたのか?」
優太「そういえばあの時のお前大分眠そうだったな・・・記憶が曖昧になってただけじゃなイカ?」
奏 「な~んだ。そうだったのか・・・良かった良かった。いくらお前のでも無くしたりしたら多少は悪いからな。」
優太「多少って何だよ・・・悪いに決まってるだろ・・・いくらすると思ってるんだ・・・。」
奏 「ま、無くしてたとしても弁償するくらい今の私には楽勝だがな。」
優太「あ、そういえばお前どうやってあんな高い物買ったんだよ・・・。」
奏 「ん?ああ、愛依にあげたあの『仙台箪笥』のことか?」
優太「あの中身についてもツッコミたいが今はそのタンスの代金はどっから出てきたのかって話だ・・・。」
奏 「ん~~、愛依には言うなよ?」
優太「言わないよ。個人的に気になってな・・・。」
奏 「賞金首を狩ってた。」
優太「うわぁ~~。お前だって賞金首みたいなもんなのによくそんな事出来たな・・・。」
奏 「私自体が指名手配されてるわけじゃないからな・・・。」
優太「で、どれくらいの賞金首を捕まえたんだ?」
奏 「確か『東の海』って所から来たって言うゴム人間を・・・。」
優太「どんだけ凄い奴捕まえちゃったんだよ!!!」
奏 「え、アイツ肉奢ってやったらスグについて来たぞ?油断した所を海軍に引き渡してやった。」
優太「ヒデェことすんな・・・つかお前それ家に殴りこみにこないだろうな・・・。」
奏 「本人も最後まで自分が捕まったことに気付かなかったみたいだ・・・。最終的に逃げ出したらしいぞ。」
優太「そりゃそうだろ・・・。」
奏 「それで、その時四億ベリー手に入ったんだけど・・・コッチの貨幣価値に置き換えると実は四百万くらいしかないらしくて・・・。」
優太「何か新しい設定打ち立てちゃってるぞ・・・先生マジですんません。公式設定じゃないんで許してね!!」
奏 「タンスに二百万かかって、服とかに五、六十万かかっちゃったよ。でもまだ結構残ってるんだ。」
優太「へぇ・・・そうなんだ~~。」
奏 「ま、DVD返してあったならもういいや。邪魔したな。」
優太「ああ。」


ガララ。。


優太「何かスゲェ話だったな・・・。ま、いいや・・・掃除しちゃおう。」




優太「終わったーーーー!!疲れた・・・。」
由紀「お疲れ様~~。」
蓮 「どうにか終わって良かったです・・・。」
鳳仙「ダンナ!聞いてくれよ、本当に全部燃えたよ!!」
優太「マジで?お前無茶しすぎ・・・。」
千草「萌える物と萌えない物に分けてもらったほうが良かったかな~。」
優太「知らないよ・・・。」
唯 「そういえば今日って大晦日だよね?」
優太「ああ、そうだな。」
唯 「じゃあ今夜は年越しそばだね!!」
優太「・・・・・あっーーーーーーーーーーーー!!!!」
由紀「ど、どうしたの?優太・・・。」
優太「そば作るの忘れた・・・。」
蓮 「まだ大丈夫でしょう・・・。」
優太「それはそうだが・・・まるで準備してなかった・・・。」
千草「無理に手打ちにする必要は無いんじゃなイカ?」
優太「それはそうなんだけど・・・。」
愛依「大丈夫だよおにいちゃん・・・。」
優太「え?」
愛依「こんなこともあろうかと準備しておいたよ!!」
奏 「な、なんだってーーーー!!誰にも言われずにそんなことまでやっておくなんて・・・さっすが愛依!私達にできないことを平然とやってのける!そこに痺れるぅー!!憧れるぅーーー!!」
優太「マジかよ・・・もう切って茹でるだけだと・・・?」
愛依「うん、おにいちゃん大変そうだったから・・・。」
優太「愛依、サンキュー!!コレで今年も年が越せそうだぜ!!」
唯 「じゃあ私達は準備するから、ユウちゃんはそばをお願いね。」
優太「おう、任せろ!!」


優太「よし、準備できた!しかしこのそば完璧だな・・・正直オレがじぃの見よう見まねで作ってるようなのより上手い・・・。」
由紀「優太~。コッチは準備できたけど~!」
優太「ああ、コッチも大体茹で上げた所だ!そこにあるのはもう出来てるから持ってって先に食べてろよ。」
由紀「分かった~。じゃあ先に食べてるから。」
優太「ああ、もう少ししたら残り持って行くよ。」


『くっ!以外に早い!!』
『あうぅ~~、思ったように取れない~~!』
『季節感完全に無視してますけどたまにはこういうのもいいですね。』
『必殺!!上流先取りの術ーーー!!』
『あーーーー!!千草ズリぃぞ!!』
『ほらほらたくさんあるから喧嘩しない。』
『もう少し傾きをやわらげたら取りやすいんじゃないかな?』



優太「・・・・・??何だ、普通に食べてるんじゃないのか?妙に楽しそうだな・・・。」


『ユウちゃん早く来ないかな~~?早く来ないと無くなっちゃうよね。』
『一応優太の分は取っておいてあるから大丈夫。』
『蓮、七味取って。』
『ラー油しかありませんが・・・。』
『・・・あの、できれば七味がいいです。』
『だから、ありません。』
『そんなーーーーーー!!!そばには七味って決まってるのにさーーー!!』



優太「よし、全部終わったか。さてさて・・・何をしてるんだ??」


ガチャ。。


優太「こ、コレは!!」
愛依「あ、おにいちゃん。終わった?」
鳳仙「ダンナ!悪いけど先に始めさせてもらったよ!!」
由紀「優太の分はちゃんと残ってるから心配しなくていいからね。」
優太「いや・・・そうじゃなくて・・・何で『流しそうめん』よろしく『流しそば』?」
唯 「風流だよね。」
優太「季節感無視しすぎですから!!どう考えてもおかしいだろぅ!?」
蓮 「優太さん。コレはコレで楽しいものですよ。」
優太「そ、そうなのか?」
千草「よ~~し、ユウ君の分も流そうか。」
優太「って、何勝手に流してんだーーーー!!!」
鳳仙「ダンナのそばはオレが死守するぜ!!とうっ!!」


シュッ!!シュシュッ!!!


優太「おお!!上手い!」
鳳仙「へへ、当然さ!コレくらい訳無いや!ズルル!!」
優太「ってお前が食っちゃ意味無いだろぉぉぉぉぉおおおおおおおおお!!!!!」
鳳仙「はっ!!そうだった、つい!!ズルル!!!!」
優太「だから食うなっちゅうねん!!あーーーーもう!!!由紀、箸を貸せ!!」
由紀「はい。」
優太「必殺!!『超銀河蕎麦掬い』!!!」
千草「おお!!何かちょっとカッコいいけど結局の所ただの『蕎麦掬い』だーーーーー!!」
優太「甘いな・・・技名はフェイント・・・。オレがゆっくりそばを取るためにみなの視線を釘付けにしただけさ!!」
千草「うわぁぁああああやられた!!正かそんな裏技があったとは・・・。」
愛依「あ、おにいちゃんコレお汁。天ぷらは自分で好きなように取ってね。」
優太「ああ、分かった。用は喰われる前に喰えってことだな!!」
鳳仙「そういうことだよダンナ・・・。手加減はしないよ・・・。」
千草「所詮この世は焼肉定食・・・。強いものが喰い、弱いものは喰われるんだよ。正に弱肉強食のようにね!!」
優太「カッコよく決めたつもりだろうけど『焼肉定食』と『弱肉強食』の所まんま逆に言ってるからね。」
千草「すいません。かみまみた。」
優太「そのネタ懐かしぃぃ!!」
千草「隙あり!!」
鳳仙「甘い!!」


ガシィイン!!


千草「鳳仙、合わせ箸は縁起が悪いんだぞ・・・早く離せよ、そば取れないだろ・・・?」
鳳仙「そっちこそ・・・卑怯な手使ってそば取って楽しいか?」
唯 「要らないの?じゃあもーらい!」
千草「!!
鳳仙「!!
唯 「やっとまともに取れたよ・・・。ああ、このそば美味しいね~~。」
愛依「そう?よかった・・・おにいちゃんの真似して作ってみたけど上手くいってるか心配だったんだ。」
優太「いや、これ正直オレの作ったのよりうまいぞ・・・。」
愛依「そ、そんなことないよ!」
優太「いや、謙遜するなって。来年からは愛依が作るか?」
愛依「え、じゃ、じゃあ・・・気が向いたら・・・。」
優太「ああ。」
奏 「ふんふ~~ん♪天ぷら天ぷら、海老海老~~♪」
愛依「あ、カナちゃんゴメン。それ、天ぷらの中に昆布入ってるけど大丈夫?」
奏 「え、あ、ああ。好き嫌いするのもよくないし、食べられるように努力しようかな~~と思って・・・。」
愛依「そうなんだ!カナちゃんは偉いね。」
奏 「えへへ。それほどでもないかな~~。」
優太「昼に引き続き、何でそんなに変な物が入ってるんだよ・・・。」
由紀「ソレは・・・。」
優太「何となくとか言うなよ?」
由紀「違うよ。年末だし、滅多に使わないような食材とか、消費期限の近いやつを入れちゃっただけだよ。別にそんなに変な味しないでしょ?」
優太「それもそうだが。」
蓮 「天ぷらの中にから揚げが入ってるんですが・・・。」
優太「マジで!!?ソレくれ!!」
蓮 「え、食べかけですよ?」
優太「あ、それなら別にいいや。」
蓮 「いえ、その・・・どうしてもと言うなら・・・。」
優太「あ、本当だ!探したらでてきた!!ウマーー。」
蓮 「・・・。」
由紀「その、何て言うか・・・ドンマイ。」
蓮 「べ、別に悲しくなんてありませんよ!!」
優太「もうメンドクサイから全部流しちゃえよ。」
鳳仙「ドンとこいやーーー!!」
由紀「やんないよ。」




優太「『ジエン・モーラン』って弱いな。」
千草「村のは大したこと無かったよね。」
唯 「ようやくユウちゃんも集会浴場?キークエ手伝うよ!」
優太「そうだな。そうしてもらうか。早く上位行きたいしな。」
千草「別に一人でも問題なかったけどね。」
優太「そうか・・・でもま、今日はもういいや。」
唯 「え、まだ夜は長いよ?」
優太「そうだけど・・・。今日は疲れたから日付変わったら寝る。」
唯 「そっか。じゃあ私は部屋に戻って日付変更まで待機してるよ!」
千草「私も積んでるげ~むツリーを崩しにかかるよ。ユウ君、また後でね。」
優太「ああ。」
雪徒「しかし今年は大変だったな~~。」
優太「雪徒。居たのか?」
雪徒「ああ、今来た。」
優太「今日は何のようだ?」
雪徒「今年の活動について振り返ろうと思って。」
優太「今年・・・ねぇ・・・。」
雪徒「今年はオレも働くようになった割りに更新は去年よりはかどってたな。」
優太「それだけ暇だったんだろ?」
雪徒「暇ではないよ!!時間の融通がきいてただけだよ!!」
優太「一月は卒論作成で、二月はその発表で、三月には卒業だったわけだが・・・。」
雪徒「その途中で書いた『過去語』のバックボーンになった記事を書いてからは本格的にこんなのを書くようになったな。」
優太「四月のビニール張りから始まった農作業という名の仕事も今ではある程度板についてきたか?」
雪徒「そうだな。最初は確かに大変だったな。今でもたまに大変だけど。でも、自分で世話をした農産物を売ったりして、それを美味いと言ってもらえるのは嬉しかったな。」
優太「張り合いがないとやってられないもんな。」
雪徒「まだ人に頼ったようなやり方だけど、来年からはもっと自分からやっていくように頑張りたいぜ!」
優太「来年の抱負か・・・オレはどうしようかな。」
雪徒「夢の実現じゃないのか?」
優太「それもそうか。オレはオレの夢を追いかければいいか。」
雪徒「お前が歩いてるのはオレと同じ道だからな・・・そこまで同じにしなくてもよかったんじゃなイカ?」
優太「は?何言ってるんだよ・・・オレが自分で選んだ道だぜ。」
雪徒「そうか。」
優太「なあ、雪徒・・・。オレさ、たまに夢にみるんだよ。」
雪徒「何を?」
優太「色んな仲間と、世界をかけて戦ってる夢・・・。アレって、なんなんだろうな。」
雪徒「それは・・・。」
優太「何だよ、お前知ってるのか?」
雪徒「まあ、な。でも、教えるわけにはいかないな・・・ソレはこの『世界の秘密』だからな。」
優太「『リトバス』のやりすぎじゃなイカ?」
雪徒「そうだな。どうかしてたぜ・・・。」
優太「その、『世界の秘密』って奴は・・・オレやお前、それとマスターに関することか?」
雪徒「どうだろうかな・・・。」
優太「守秘義務ってやつか?」
雪徒「そうとも言うかも・・・。」
優太「じゃあ問い詰めるのは止めとくよ。」
雪徒「でも、お前ならいづれ自力でこの『秘密』に辿りつけるってマスターは言ってたな・・・。」
優太「どういう意味だよ・・・また変なフラグか?」
雪徒「さあ、どう解釈してくれても構わないよ?」
優太「・・・。もうこんな時間か・・・オレは下に行くけど、お前は?」
雪徒「今日は帰るよ。ちょっと新年一発目にやらなくちゃならないことがあってな。」
優太「そっか、じゃあな。また会えたら会おうぜ。」
雪徒「ああ。良いお年を。」




優太「さて、あと何秒?」
由紀「まだ二分くらいあるよ。」
蓮 「そんなのすぐですよ。」
鳳仙「いや~今年も色々あったけど、楽しかったよな。」
千草「去年にも増して積みげ~が増えちゃったけどな。」
唯 「来年はどうなるかな、今年よりももっと良い年になるといいね。」
愛依「きっとそうなると思うよおねいちゃん。」
奏 「とりあえずトマトも用意したし、コレで『初トマト』もできそうだ。」
優太「それぞれ思うことはそれぞれだろうけどさ、とりあえず今は新たな年を迎えようぜ。ほら、そうこう言ってるうちにもうあと数秒。」


3、2、1・・・




『あけましておめでとう!!!』




~年末語~ 完。。
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[ 2010/12/31 23:30 ] 小説(連載版) | TB(0) | CM(1)

No title

年越し前に見ちゃったw
あけおめことよろですw
[ 2010/12/31 23:51 ] [ 編集 ]

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