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モンハン楽しーー。。

最近はメッキリモンハンばかりでスクフェスと合わせちゃうと時間のない雪徒さんです。
あ、やべ、これ多分前回も言ったわ!
兎に角MH4G面白いなーーー。。
前作はクソ(オンラインの民度の低さが主な原因)だったんだけど・・・
今回のはまだマシだわ。
いや、もうこういうものだって分かってるだけ我慢が効いてるというべきか・・・
兎に角オンラインマナー悪い人は悪くてやってらんねーこともあるんだけどな。
一昨日の夜にダラ・アマデュラって言う上位のラスボスみたいな相手を狩りに何故か二人で行く羽目になったの。
まあここの二人で行く羽目になった理由も語ると長いんだけど・・・
そこは割愛します。
んで、相方はバリバリの上位(笑)ハンター。
装備だけはジンオウ亜種で纏めててまあそれなりに装備強化もしてるなってステだったんだが・・・
相手はダラさん・・・
攻撃範囲と攻撃力がバカにならない相手で、しかも緊急回避しないと即死級または即死する技二つ持ってるわけ。
まあ、言わなくても分かるな・・・その技食らってあっさり二乙されました。
んでその後どうしたと思う?
ベースキャンプで棒立ちですよ。
まあ、ハッキリ言って下手に突っ込まれてあっさり死なれるよりは遥かにいいけど・・・
いや・・・でもその方が逆に良かったかな?
結局そのあと20分くらいかけて一人で討伐しましたからね。
操虫棍で行けばよかったと激しく後悔したわ・・・
終盤あんなに攻撃の機会減るんだな・・・
セルフジャンプでもできないと攻撃機会増やせないから詰んだと思った・・・
でもさ、オレ何度も何度もこういう状況で離脱からの集会所出るみたいなマナー最悪プレイヤーを見てきてて・・・
それだけは絶対にしたくなかったの。
だってそれしたら、絶対にソイツがどこかでまた同じ状況になった時に速攻で離脱すれば良いって方法覚えちゃうだろ?
だから相当に面倒くさかったけど一人で討伐しましたよ・・・
あーーー、しかも終わったあとに一言だけ「ありがとう」とは言っていったけど・・・
そこは、「ありがとうございます」だろ?なんで「ありがとう」なんて対等な立場で物言われなあかんの?
お前ほとんどなにもしてないじゃん?
勝手に二乙して、ベースキャンプ棒立ちで、オレが討伐したと同時に決戦ステージ入ってきて、報酬とウカムへの挑戦権だけ手に入れて去って行くという完全なる寄生プレイじゃねぇか!!
それで「ありがとう」って舐めてんのか?
そんなんだからプレイヤースキルが伸びねぇんだよ・・・
ごめん、凄い一方的なこと言ってるのは分かってるんだけどね・・・
まあ、頑張っただけ得るものは何もなかったという話でした。
今度からは状況を見てサブクリで済むならサブクリで逃げようかなと思っちゃうような出来事でした。
じゃ、今日の所はコレで失礼!!ノシシ


~雪徒家のポスト~




「ナオさん」
噂の秋イベですか。(噂だけで内容全く知らない)
艦これはもう別にいいかーーーと思って完全に距離をおいちゃってる作品なんですよね。
いやーー、もっと早くに触るだけやっときゃ良かったなーーとは思いますが・・・
今更感強くて始める気にならないという・・・
アンバラもラブマジもラブライブの曲の中では上位に食い込むほどに好きな曲で、かなりの頻度で聴いてますが、テイルズと重ねたことは一度もないですね。
言われてから一回聴きながらテイルズを思い返してみましたが・・・
全くしっくりきませんね。
個人的にテイルズとはテーマが真逆な気がしますけど・・・
そんな悲しいストーリー展開とかじゃないじゃないですかテイルズ。
最終的に絶対に良い終わり方するし。
なので、ちょっとテイルズっぽいかと聞かれたら自分はNOと答えますね。
でもたまに全く関係ない作品と紐付けちゃうことはあります。。
テーマが似通ってたりすればですが・・・


~愛生語~「まきりんぱな」(15)





真姫
「うん、よし。
やっといい感じのスキルが組めたわ。」

花陽
「真姫ちゃんって、何を主に使ってるの?」

真姫
「うーーん、平たく使ってるつもりだけど・・・
お気に入りはスラッシュアックスとチャージアックスね。」

花陽
「へぇーー、どういうスキル組んだの?」

真姫
「集中、高級耳栓、回避性能+2、回避距離UP、斬れ味レベル+1よ。
うーーん、でももう少し攻撃寄りのスキルつけたいような気もするのよね・・・」

花陽
「うーーん、でもそれで十分じゃないかな。
それ以上ってなるとスロットの数が足りない気がするよ?」

真姫
「そうなのよねーー。
もっと良い護石とか出ればいいのに・・・
斬れ味+7、匠+5スロ2とかでてこないかしら。」

花陽
「それって完全に神おまだよね。
私、乗り+5、匠+7スロ2なら持ってるんだけど。」

真姫
「乗り?花陽、操虫棍でも使うの?」

花陽
「うん、気に入っちゃって使い込んでるんだ。。」

真姫
「へぇーー意外ね。
虫とか苦手そうなのに・・・」

花陽
「現実だったら嫌だけど、悪魔でげ~むの話だから。。
それに操虫棍って、その虫を育てるのも楽しいからそれで気に入ってるのもあるんだ。」

真姫
「うーーーん・・・でも虫餌集めるのがちょっと・・・
それに、虫餌をどこに振ればいいのかもよく分からないし。」

花陽
「あーーー、花陽も最初は何がなんだか分からなくて困惑したけど・・・
ネットとかで調べてたら『絶対に間違わない虫の育て方!』みたいなページがあって。」

真姫
「うわぁ、確かにそういうのありそうね。」

花陽
「それを見て一本作ってみたんだけど、確かに使い勝手が良くてそのまま気に入っちゃったの。。」

真姫
「そうなんだ・・・私もそろそろ操虫棍の使い方覚えようかな。」

花陽
え!?ホントに!!?それなら花陽が教えてあげるよ!!!
一緒に操虫棍マスターしよう?」

真姫
ヴェエエエエ!?
ず、随分急ね・・・まあいいけど。
(やったーー!久しぶりに花陽と一緒に何かできるわ!)」

花陽
「よし、じゃあ早速探索に行こう!!」

真姫
「虫餌を集めるのね。」

花陽
「うん、基本的にはそうなんだけど・・・
フィールドで拾えるのは属性がついてるのばかりだから、狙うなら高級餌かな。
探索に行くのは、どちらかと言うと旅団ポイント集めのためだよ。。」

真姫
「旅団ポイント?なんで??」

花陽
「知らない?竜人商人さん居るでしょ?
あの人が上虫餌って言うのを旅団ポイントで販売してるんだよ。。
基本的にはアレを使って操虫棍は育てるの。」

真姫
「ああ、確かそんなの売ってたかも。
結構高かった記憶があるんだけど・・・」

花陽
「うん、そこでしか買えないからって、人の足元見たような値段設定してるの・・・
もう少し安くして欲しいなって思ってばかりだよ。」

真姫
「なるほど、それで旅団ポイントがいるのね。
今の所30000くらい持ってるけど、足りない?」

花陽
「うーーん、足りるとは思うけど・・・
真姫ちゃんが虫餌どれくらい持ってるかにもよるから。」

真姫
「集めたこと無いから種類はそんなに持ってないわね。」

花陽
「じゃあ高級虫餌も持ってないかな?
とりあえずG級探索行ってみようよ。」

真姫
「うん、分かったわ。
探索は一人でしか行けないのよね・・・
ギルクエなら別だけど。」

花陽
「ギルクエは用途が違うからね。
取れなくもないけど、旅団ポイントが稼げないし・・・」

真姫
「あっちはむしろ素材集め主体よね。
あとは発掘装備とか?
強いみたいだけど、まだ一つも取ってないわ。」

花陽
「花陽もまだかな。
G3に上がってからは装備充実させることばっかりで、先に進めてないんだ。
真姫ちゃんは集会所どこまで進めた?」

真姫
「私もG3で止めてる。
何かスキルが急に組めるようになったら楽しくて。
ついつい護石掘りに行っては良いのが出ないかって悪戦苦闘してるわ。」

花陽
「そうなんだ。。
じゃあ、今度一緒に進めよ?
凛ちゃんもいれて三人で行けばスグだもん。。」

真姫
「うん、良いわよ。
それまでに操虫棍使えるようにならないとね。」

花陽
「そうだね。
探索に行ったらまずは赤か青色の花かな?を探すんだけど・・・」

真姫
「知ってるわ。
アレって花なのかしら・・・よく分からないけど。
アレから虫餌拾えるのよね。
ちょっと集めてくるわ。」

花陽
「うん、その間少し一人で私もモンスターと戦ってるね。。」



数時間後。。


真姫
「ふぅ、結構集めたわね。
旅団ポイントも80000くらい貯まったし、高級虫餌も各種集めたわ。。」

花陽
「真姫ちゃん早いね。。
狩りの手際も良いし、やっぱり真姫ちゃんって凄いよね!」

真姫
「そ、そんなことないわよ。」

花陽
「じゃあ、とりあえずさっき教えたサイトのレシピを見ながら作ってみようか。」

真姫
「何の操虫棍がオススメかしら?
やっぱり無属性とか、爆破?」

花陽
「爆破の奴はどれも凄くグレードの高い素材要求されるから止めておいた方がいいよ。
操虫棍を主に使っていこうってなったら作るのがいいかな。
最初は麻痺棍とかがいいよ!」

真姫
「麻痺・・・ああ、確かに便利そう。
オンラインマルチでもよく見かけるものね、麻痺棍。」

花陽
「うん、大体誰にでも有効だし、操虫棍は赤エキス取ればかなり手数増えるから麻痺を誘発させやすいんだよ。。」

真姫
「そうなんだ、じゃあ早速・・・って、あれ?」

花陽
「どうかしたの?」

真姫
「麻痺棍二種類あるのね・・・
どっちがいいのかしら・・・」

花陽
「素材的にガララアジャラの方がオススメかな。
結構集めやすいし。」

真姫
「なるほど、じゃあこっちを・・・あーーー、素材足らないわ。」

花陽
「あはは、あるあるだね。」

真姫
「下位素材だし、軽く取ってくるわ。」

花陽
「あ、じゃあそのついでに操虫棍の基本的な立ち回りとか教えるよ!」

真姫
「そう?じゃあ、ちょっと一緒に行ってみましょうか。」

花陽
「うん!」






続く。。






~過去物語~最終幕「由紀篇」(17)


第十七話「慟哭響く」




激しい全身の痛みをどうにか押さえつけて立ち上がると、視界に白い球体のようなものが見て取れた。
それから発せられる『魔力』は凄まじい質量だ。
まるで無尽蔵に『魔力』だけを絞り出しているかのような『魔力』の溢れ返りをその身に感じながら、オレはその中心に浮かぶ少女の名の名を呼んだ。


優太
「由紀・・・?
な、なにがどうなったんだ・・・」

????
「ふっ・・・どうやら決心がついたようだ。」

優太
「なに?」

????
「言っただろう・・・『無限力』とはただ無限に沸き上がってくるだけにすぎない
人の身一つで使える総量は決まっていると・・・
だが、この条件には例外がある。
人の身で使う量は決まっているが・・・『人』の身を捨て、『魔力』を生み出すだけの存在になってしまえばそれこそ『無限力』の本来の力を使うことが出来る。」

優太
「おい、それじゃあ・・・由紀は、まさか・・・!」

????
「人の身を捨て、ただ『魔力』を生み出し続ける機関になったのだ。
もう、人の身には戻れん。」

優太
ふ、ふざけんな!!
なんで、なんで由紀がそんな・・・・!!!

????
「由紀は私のために犠牲になってくれたのだ。
まあ、クリスタを救うためにはしかたがないことなのだ。」

優太
「仕方ない?仕方ないってなんだ!!!
お前、由紀の父親じゃないのかよ!!!

????
娘の命一つで、最愛の人一人救えるのなら構わん
子供は親のために命を投げ打って当然だ
何のために存在していると思っている・・・
一生涯かけて、親に尽くすためだろう。」

優太
それこそざけんじゃねぇぞ!!!!!
もういい!!テメぇはオレがぶっ飛ばす!!!
そんで、由紀を元に戻す方法を教えてもらうぞ!!!」

????
「だから言っているだろう・・・もう、戻れん。
これは由紀の望みだ。
我が妻のために死ねて、由紀も本望だろう。」

優太
んな訳あるかこの野郎!!!



足に溜め込んだ『魔力』を解き放つ。
瞬時に山肌を駆け上がり、男の元へと踏み込んだ。
目にも止まらぬ速度で振り抜いた『黒龍』が男のローブを勢い良く切断する。
が、男の姿はそこにない。


????
「そもそもキミは物事の本質を取り違っている・・・」



声のする方向、自身の上方付近に浮いている男の姿を確認すると、オレは背中から黒の噴出翼を発現させると男に向かって再度突っ込む。


優太
「何を取り違ってるってんだ!!」

????
「全てだ・・・
そもそも私は全てをやり直すといっただろう?
その世界では由紀も変わらず存在を取り戻せる。」

優太
「だから・・・そんなことしたらこの世界が無くなっちまうんだろうが!!!」



『黒龍』を男に向かって何度も振り抜くが、男はそれをヒラヒラと揺れるように避けてくる。
『魔氣』を込めて強化した肉体で『黒龍』を振るっているというのに、その一太刀も届くことがない。


????
キミは本当にこんな世界で満足なのか?

優太
「ああっ!?だから、満足だって・・・!」

????
血を分けた確かな家族が一人として生きていないこの世界がかい?



ドクンと心臓が跳ねる。
胸の奥から形容しがたい黒くて粘ついた感覚が溢れだし、それは途轍もない勢いでオレの全身を駆け巡る。
瞬間、口元を抑えてしまう自分が居た・・・


????
やり直せるんだ・・・全て・・・!
何ならある程度キミの望みを聞いても構わない。
世界を改変し、作り変えることによって、本当にキミが望んだ世界に作り変えることが出来るんだよ?

優太
「う、るさい・・・!!」

????
不幸な事故だったらしいね・・・
全員ほとんど同時に亡くしたんだろう?
苦しかったろう?辛かったろう??
その痛みと苦しみを、私なら取り除いてあげられるんだが?

優太
黙れ・・・!!

????
「口でどう言おうが、今のキミのその弱々しい姿が全てを証明している。
キミは未練タラタラなんだよ。
カッコつけて過去を背負って生きると言ったが・・・そんなこと出来るはずない
人は忘れることでしか過去と向き合うことは出来ない
その証拠に、少しだけ思い出しただけでキミはとても辛そうだ・・・」

優太
「オレは、オレは・・・!!!」

????
楽になりたいだろう?
家族を取り戻して、由紀ともう一度幸せに暮らす未来が欲しいだろう?
今のこの世界に、キミが求める未来など永遠にきたりはしないよ?

優太
うるせぇ!!!黙れっつってんだよ!!!!!



力任せに振るった『黒龍』が男の頬を掠め、赤い筋を刻みつける。
オレは震える右手を左手で強く握りしめながら、今にも吐き出しそうな物を必死に飲み込み、ただ前を向いて言い放つ。


優太
例え本当に望んだ未来が得られなかったからって、何もかも無かったことにすることをオレは正しいって思わない!!!
オレの家族は死んだんだ・・・!!
オレがバカだったから、くだらないことで見栄張って困らせて・・・
ただの一言・・・謝ることも出来ないまま逝っちまった・・・!!
それが事実だ!!!
だけど、由紀はまだ取り戻せるかもしれない!!
由紀だけは絶対にこの手で取り戻す・・・過ちは二度と繰り返さない!!



その瞳を紅く輝かせ、全身に纏った『魔氣』の色が黒く変色する。
体の震えが止まらない・・・
オレにとって、この問題は一長一短でどうこうできる問題じゃない・・・
深く刻み込まれたこの心の傷を癒やすことなど、一生できないのだから・・・
だが、だからこそ・・・オレはこの痛みを背負わなければならない。
それが、間違いを犯したオレに与えられた罰なんだ・・・
そうやって今までだって自分を納得させ、鼓舞し、大切な人達のためにこの身を捧げてきた。
今だって同じだ・・・
オレは由紀のために戦う、由紀をこの手に取り戻すために・・・


優太
そうだ、いつだってそうだったはずだ・・・!!
オレは、オレの大切な人のために戦う!!!
それがオレの償いでオレが生きている意味なんだ!!!

????
「ふん、醜いな・・・
悪魔で人のためと言いはるのか。
まあ、いい・・・なら、そのお前を繋ぎ止めている物をここで壊してやろう
どの道、そうする予定だったしな。」



瞬間、男の姿が消え失せる。
『次元跳躍』・・・ようはテレポートだ。
気配を追い、オレは男の姿を見つける。
男は由紀が変貌した球場の物体に手を添え、何か『魔力』を練り込んでいるようだ。


優太
汚ねぇ手で由紀に触ってんじゃねぇぞ!!!



スグに男へ飛び込もうとするが、またその身が固く固まったような感覚が起こる。



優太
「(なっ!??)」

????
「そこで見ていろ・・・
お前の戦う理由、生きる理由・・・その最後の一欠片をここで砕いてやる。



瞬間、球体が激しく輝き始め、内部で膨大な『魔力』が渦巻き始める。
どう見ても許容量を超えた『魔力』が内部で生成されている。
このままだと確実にあの物体は砕け散ってしまう。


優太
「(や、止めろ!!!それ以上やったら、由紀が・・・!!!!)」

????
「ふん、今頃は泣き叫んでいる頃か?
キミの想像しているとおりになるよ。
由紀はこれで完全に消滅する・・・
そもそもこの状態だと持ち運ぶのも大変だしね、少しばかり違う形に形成しなおしたかったんだ。
欠片でも残っていれば十分だからな・・・



さらに激しい『魔力』が内部で膨張を始める。
球体の表面にヒビが走り、そこから多量の『魔力』が溢れだし始める。
そして、限界を超えた『魔力』が、その内部で破裂するように爆ぜた。
まるで巨大な爆弾が目の前で爆発したんじゃないかと思えるような激しい『魔力』の熱がオレの身を焦がす。
いつの間にか自由の効くようになった体に命令を飛ばし、どうにか『魔氣』を全力で防御に回すことでその身を守った。
そしてオレの体は爆発の衝撃を受けて吹き飛び、山肌に激しく叩きつけられる。
何とか受け身を取り、未だに激しく飛散し続ける『魔力』の爆発の波を耐えぬいた。
そして、それが止んだ時・・・
オレの視界の先に、由紀を内包していたはずの球体が綺麗さっぱり消え去っていた。
目の前に落ちていた白く輝く硝子の破片と思しき物を拾い上げる。
確かに感じるのは、由紀の温もりに似た『魔力』の残滓だけだった・・・


優太
「ゆ、き・・・?」

????
「死んだよ。」



耳に入ってきた言葉を認識できない。
頭の中がグチャグチャに掻き回されたような気分だ・・・
何一つまともに考えられない。
思い起こされる過去の過ちのフラッシュバック・・・
明滅する映像一つ一つがオレを内側から壊していくのが分かる。
血で染まった車、極彩色の肉の塊、見栄と、反抗と、頭を埋め尽くしていく負の感情・・・
赦されない罪の意識がみるみるうちに迫り上がってきた。
そして、オレを襲うのは、黒く粘ついた強烈な後悔だった。


優太
ヴぁぁぁあああああああああああああああああ!!!!!!!



激しい慟哭が山頂に響き渡る。
瞬間、全身から力が消えてなくなる。
ただ強く握りしめた手の中で確かな温もりだけを感じながら、オレは意識が途切れるのを感じた。


????
「壊れてしまったかな?
まあ、いい・・・これで邪魔をするものは一人も居ないということか。」

カリスト
「ターネル様。」

ターネル
「カリスト・・・居たのか?」

カリスト
「いえ、つい今しがた到着しました。
もの凄い『魔力』の爆発でしたが・・・」

ターネル
「ああ、コレを生成するのにちょっとばかり無茶をしてな。」



そう言ってターネルは手に持った飴玉くらいの大きさをした白く輝く球場の物体をカリストへと見せる。
それから溢れだす膨大な『魔力』に、カリスト自身も体を震わせた。


カリスト
「おおっ・・・!
それがターネル様の仰せられていた無限機関ですか・・・!」

ターネル
「そうだ。
これを生成するのにはかなり尊い犠牲をだしてしまったが・・・
まあ、全てをやり直すのだ・・・些細な問題にすぎんさ。」

カリスト
「それでは計画の方を次の段階に移行なさるのですね?」

ターネル
「ああ・・・『終末の大火』を起動し、まずは人類とやらを試そうではないか。」



ターネルは火口に歩み寄ると、その火口に向かい大量の『魔力』を送り込む。
すると、火口内の至る所から何かが輝き始め、それが線を結び始める。
それが巨大な魔法陣を形成し、火口からゆっくりと上空へと浮き上がっていく。
その魔法陣の中心から光の筋が天へと放射される。
その光は高く高く、空の彼方へと上り、そして・・・


ターネル
「これで、まずは第一段階が完了か。」

カリスト
「そうですね。
しかし、何故過去の帝国はこのような兵器を作ったのでしょうか・・・
作ったのに使われた記録はありませんし・・・
本当に使うつもりで建造されたのでしょうか、このシステムは・・・

ターネル
途中で必要なくなったんだよ
元々コレは、人類に対して使用する予定で建造されたものではなかったと聞く。」

カリスト
「それでは、なんのために?」



ターネルはその先を答えない。
だが、その肩に乗っている気味の悪い生き物が怪しい奇声を上げる。
カリストが天を仰ぐと、そこには確かにこの惑星を滅ぼそうとする魔の星が作り出され始めていた。


カリスト
「始まりましたな。」

ターネル
「ああ・・・この窮地をどうやって乗り越えるのか・・・
我々は少しばかり静観しようではないか。
『運命の刻』・・・その時まで。」



二人の姿が山頂から消えて無くなる。
残された優太はただ悪夢のようなものにうなされ続け、そのまま起き上がることはなかった・・・








同刻・・・
インダスト高原での戦いが一時的に休戦状態になる。
空を覆わんとする巨大な星が急に発生したことにより、両陣営共に戦いどころではなくなったのだ。
戦場で戦っていたメダ達も、いつの間にか居なくなった仇敵に不信感を抱きつつも、その空を覆う巨大な星に、優太達の身を案じ始める。
その数時間後、優太達を乗せた『螺豪』が帰還する。
内蔵していた『次元力』を使い、どうにかもう一度転移することに成功したようだ。
しかし、『暁の地平線』のメンバーはほぼ全員が深い傷を負っており、スグに治療が必要な状態だった・・・
特に優太の状態は最悪だった。
外傷はほとんど無いのにもかかわらず、激しい熱にうなされていたのだ。
しかも治癒魔法を受け付けることがなく、全く手がつけられない状態だった。
もう、優太本人の生命力に頼る他ない状況であり、皆がそれを黙ってみていることしか出来なかった・・・




そしてその一週間後・・・
空を覆い尽くした巨大な星が少しづつ惑星の重力に引かれ、その巨大な物体が惑星に落下を始める。
それと時を同じくして・・・帝国が再度攻め込んできたという報せが王都中に知らされることになる。
世界は、今まさに『終末の刻』を迎えようとしていた・・・





続く。。
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[ 2014/11/30 00:00 ] 小説(連載版) | TB(0) | CM(1)






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