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過去語~高校生編①「入学と目標とキッカケと」~

時は平成17年4月8日金曜日・・・。
高校の入学式午後からだっため、オレは午前中は何故かアニメを見たりして暇を潰していた。
あの学校にはちゃんとやりたいことがあって入った。
「農業」と言うものを勉強するためだ。
かなり漠然とした志望動機だったが、割とすんなり前期募集(いわゆる推薦入試ってのかな?)で受かった。
正直に言うと別に家の手伝いを積極的にやっていたわけではなかった。
本当に初めて農業と言うものに触れることになったわけだが・・・。
オレは早くあの学校で学んでみたくてウズウズしていた。
学校は車で行っても三十分はかかる場所にあったため早めに昼飯を食べてオレは新しい制服を着て身支度を済ませたところである事に気付いた。
ズボンのベルトが無い・・・。
そういえば中学の卒業式の時後輩からせがまれてボタンから名札、その他諸々に至るまで全部持って行かれたっけ・・・。
入学説明会のためにボタンを買い直したりしたが・・・。
ベルトはズボンが小さかったからいらなくて買わなかったんだよな。
とりあえずあり合わせのベルトを巻いて学校に向かった。
そのベルトは本当なら作業着のベルトで、何故か母親に怒られたが気にしない気にしない。。


オレの通っていた中学は二クラスしかなく、かなり小さな中学だった。
なので始めての高校はとても大きく広く感じたし、生徒の数にも圧倒された。
一年生だけで八クラスあり、一クラス約40人
40×8=320人
それにさらに二、三年生の人数約480人を足すと、全校生徒数は約800人前後ってとこか。
多分、都心の学校に比べればそんなに大きな学校ではないよな??
その学校は実業高校で、五つの大きな科があり「ビジネス会計科」「商業科」「情報処理科」「園芸科」「農業経済科」等があった。
オレは園芸科だったので六組だった。
名前順で並ぶとオレは後ろの方なので教室の左奥の方だった。
結構教室中が見渡せて良い席だったが・・・。
正直、眼鏡をかけているオレなので席が後ろの方だと黒板が見えねぇぇぇェエエええ!!!
眼鏡の度がいつのまにか合わなくなっていたようです。


入学式の帰りに色んな意味で運命的な出会いが待っていた。
いや、美少女とかそういう類ではないから変な期待すんなよ。
帰るために下駄箱へ向かい、一番上の段だったオレの下駄箱から靴を取って下駄箱を閉めようとした瞬間・・・
オレの視界の外の方から黒いマリモが接近!
スグに身を避わしたオレだが・・・
そのマリモは↓(下)から↑(上がってきた)
そしてそのマリモ(この時オレはコレが人の頭だと気付く)がオレの下駄箱の戸にぶつかった。


ガン!!


結構良い音だった・・・。
周りの視線を一身に受けてました、そのマリモ君は・・・。
マリモは「ゴメン!!」と一言だけ残して一目散に走り去った。
オレは勿論のこと周りも唖然としていた。
目に焼きついたそのマリモはオレの前の席に座ってた奴とシルエットが似ていた気がした。


結局は次の日から土日だったので、ベルトを買いに行ったり眼鏡の度を合わせに行ってきました。
眼鏡は二~三日かかるらしく、春休み中に言えと親にまた怒られた・・・。
何か怒られてばっかだな・・・。


土日を挟んで、月曜から学校は本格的に始まった。
オレは自転車で通学するつもりだったので、事前に通学路を春休み中に検討しておいたのだ。
が・・・この日になって一緒に通学してた二人の旧友、つまり中学からの知り合い道が分からないと言うのだ。
最終的にオレが一人で案内するハメになった。
一人は田中、もう一人は池田
田中は中学の時に転校して来た転校生だ。
池田小学校からの付き合いで・・・いわゆる腐れ縁である。
昔から何かの度に反目しあっていたが、それだけ分かり合っている唯一の友達で・・・。
今でも池田とだけは遊びに行ったりしてる。暇ならな。
ま、コイツとの間にある黒歴史は計り知れないものがあるんだが・・・。
今からソレを語りだしたらきっと夜が明けるのでやめときます。
田中とも出会い頭当時ハマっていたるろ剣ネタをかましてシラケたこともある。
ま、完全に別の話だな・・・。


そんなわけで二人を連れて学校になんとか到着した。
自転車で片道一時間ちょっとはかかったかな。
二人とは別のクラスなので、教室の前で別れた。
自分の教室に入るとまだクラス内にはほとんど誰も来てなかった。
席についてボーッとしながら思考を巡らす。
朝のHR(ホームルーム)まで時間がまだあるしな、時間にルーズな奴らが多いんだろうさ。
そうやって自己完結してから別段やることも無いことに気付く。
早く来てもコレしかやることなんてないか・・・。
オレは考えるのをやめて机に突っ伏して、それから瞳を閉じて夢の世界へ・・・


「なあ」


誰かに声をかけられた気がした・・・。
心なしか前の方から聞こえてくる。
ん~~?と顔を上げるとソコには、


マリモ。


ま(ry喉まででかかった言葉を飲み込んだ。
ソコに居たのは入学式の帰りにオレの下駄箱に頭を突っ込んできた「マリモボーイ」だった。
名前は平山と言うらしい。
それから何かと話すようになり、スゲェー面白い奴だと分かった。
後に頭が坊主頭でジョリジョリするため、あだ名が「ジョリ」になってしまうある意味不毛な少年だった。


委員会を決めたり、五月にある遠足の班決めをする内に少しづつだが友達が増えていった。
バトミントンに命を賭けていた可能性のある女の子大好きな、雄大
どっからどう見てもオッサンにしか見えない男、板垣
何か途中から不思議なオーラを纏い出し始めた、市川
孤独を貫いてる、池上
出会ったときは割と真面目だった、杉山
げ~む好きで、ジャンプ、サンデー、マガジンを購読していた、須田
何か変な所で厳しい、棚沢
下駄箱激突男、そしてオレの高校生活初めての友達、平山
こいつ等と主に一年時代を過ごす事になる。
そう、オレ達の高校生活が始まった!!


オレは何の部活に入ろうか迷っていた。
まあ、最後は中学と同じでバスケットボール部に入ったのだが・・・。
高校の部活ってスゲェー長い時間やってんのな。
初日から八時まで練習した・・・。
それから一時間かけて帰宅。
ああ、ジョリから借りた尾崎豊のCDを聴きながら帰ったんだ。この時・・・。
が大分綺麗だった・・・。
九時に家に着いて、まずは飯を食べる。
が、腹は減っているのに喉を通っていかない・・・。
体力的に問題があったのではない。
食生活的な問題だった。
家の夕飯は大体何時でも六時半位なのだ。
いつもそんな時間に食ってるような人間がイキナリ九時に食えるわけないらしい・・・。
さらにリアルに通学面との兼ね合いを考えた。
毎日じゃないにしても八時までやって、帰るのが九時・・・。
その内慣れるかもしれないが・・・。
オレは即決で部活を辞めた。
まさかの一日退部である。
そこまでして続けたいとも思っていなかったので大分あっさりしていた。
でも、コレって簡単に言えば投げ出したってことだよな。
みんなは良く考えてから部活は決めような!!
え?この後何の部活に入ったかって?


う~~んと・・・帰宅部・・・かな。


五月の遠足。
軽井沢サイクリングだった。
ま、軽く寒かったな・・・。
流石は避暑地だと思った。
この遠足も大変だった。
オレなんか面倒事を押し付けられて班長だったのだが・・・。
特にコレと言って何か事前に調べた訳ではなかったので、道とかが分かんなくて棚沢にキレられた。
いや、何でも班長任せにされても正直困るんだがな・・・。
結局の所はそこら辺にアウトレットがあったのでソコで時間を潰してバスに乗り込んで帰った。


だが、事件は正に学校から家への帰宅中におきた。


何故か池田の親が迎えに来るまで待たされて、何かこの頃のコイツはわがまま良い放題だったからな・・・。
やっとのことで来て、オレは適当に早く切り上げて帰路についた。
とある家の前にプランターが置いてあった。
ソレをペダルに引っ掛けてしまいヒビを入れてしまった。
その時は「黙って通り過ぎれば問題ないか。」と思い、自然にその場を後にしようとした・・・のだが。
何か目の前にガラの悪い集団・・・。
を通り過ぎた途端・・・。


「ちょっと待て!!」


と呼び止められたが悪魔で無視
あんなのと関わっても良いことなど無い。
ペダルを思いっきり踏み込みダッシュで逃げようとしたが・・・
信号に捕まってしまい、何か人のあまり来なそうな所に連れて行かれて、


「あの家の前のプランター壊してたよな?」


見られてたか・・・。
そいつらの言い分はどう考えてもこうだった。
「黙ってココから帰りたかったら金を置いていけ。」
簡単に言おう。
カツアゲです。
プランターなんてオレに話しかけるキッカケ。
何でも良かったんだろうよ。コイツらは・・・。
相手は四人・・・。
場数を踏んでる奴でもちょっと考える人数だ。
第一囲まれてる
背後から攻められたら流石に対処できないし、オレはそんなに喧嘩が得意じゃないんでね。
むしろ苦手科目かな。
まるくおさめるために黙って有り金の二千円を渡して帰った。
割と簡単に開放してくれたので、払って正解だったのかもしれないが・・・。
あの二千円は親が「足りなければ使え、使わなかったら返せ。」と言って渡された金だった。
オレは「使わねーよ」といいつつソレを受け取った。
家に帰り、「悪い、やっぱ金使っちった。」と言ったら怒られた
「お前は結局あったら使うんじゃないか!!もっとお金の使い方を考えろ!!!」と・・・。
正直に言うべきだと思ったがあんま心配も掛けたくないし・・・オレの心の奥にしまっておくことにした。
今でも思い出すたびに悔しくなる・・・。
高校生活で感じた苦痛な思い出の一つになった。


五月の下旬には中間テストがあった。
ソレの勉強(と言ってもプリントや教科書、ノート読んでただけだが)をしていたら急に親に呼ばれた。
何か携帯を買いに行こうと言われた。
オレは今の今まで携帯を持たせてもらえなかった。
別に必要無いと思われていたらしい。
オレ自身も別段欲しいと思ったこともなく、無くても問題なかったので今まで特に何も言わなかったのだが・・・。
遠足の時に班長は緊急連絡を受ける、又はする可能性があるかもしれないので「携帯番号」を書いて出す必要があったのだが。
オレは持って無かったから誰か持ってる人の番号を適当に書いて出したのだ。
ソレを親に話したら・・・まあ、こんな展開になったんだが・・・。
とりあえず、晴れて携帯を持たせてもらえたので友達と早速番号やアドを交換して楽しくワイワイやってたわけだが・・・。
使いすぎで怒られた・・・。
あれ?怒られたって書くのコレで何回目だ??
ああ、とにかくテストの話だ!!
テストは正直ノリ気じゃなかった・・・。
つかテストが好きな人って絶対この世に居ないと思うんだよな・・・。
中学生の時から勉強は得意じゃなかったし・・・。
憂鬱な気分でテストを受けた。


結果は・・・。


何だか信じられないような点数ばかりだった。
中学時代一度だけ必死になって英語の勉強をしたことがあったが・・・。
その時はとても勉強したとは思えぬ悲惨な点数。
所詮オレは努力しても苦手を克服するとができない人間なんだと諦めていた。
だからそれ以来勉強なんて全然やってこなかったし、やる前から気持ちが負けていたのだ。
だが、今オレの目の前にある答案用紙はどうだ・・・
ほとんどのテストで80点以上ばかり。
授業中ノートを何とはなしに取って、テスト勉強も軽くプリントやらを見直した程度・・・。
それだけでこの点数?
もしかして、いや・・・もしかしたら・・・


もっと頑張れば、トップを狙えるかも?


コレが「努力」をするキッカケになった。
高校に来て、何かやっとまともな目標が持てた気がした。
そしてこの目標がある意味オレという人間を変えた・・・。


六月が始まり、スグに来たのは三者面談だった。
のだが、担任がイキナリ二者面談をやると言い出した。
まず生徒と先生で話し合う。
んで、そこで話したことを三者面談で先生から保護者に話して反応を聞いてみるって方式を取るらしい。
つまり三者面談にオレ達は同席しなくて良くなった。
面談期間中は半日帰りになるので、一週間くらい早く帰れるのは嬉しい限りだった。
二者面では適当に「家に入って農業やります。」とだけ答えた。
正直な話、オレはまだ卒業後どうしようかなんて考えていなかった・・・。
まだ今の生活が大変で、そんなこと考える余裕何てなかったから。


自転車通学だったオレは、自転車を乗り回しては色んな店に寄り道するようになっていた。
通学路自体も何か、年を重ねるごとに増えていき・・・。
卒業するって時にはかなりの通学路パターンを作り上げた。
池田と田中のクラスの奴等とも親しくなり、しだいに他のクラスにも知り合いが増えていった。
友人が増えるにつれて、高校生活が楽しくなっていく気がした。
田中池田自転車が接触事故を起こして、池田が病院に運ばれたこともあったが・・・。(怪我は大した事なかった。)
その時に何故か池田の携帯を預かってたオレは、ソレを池田の家まで直接送り届けたりもした。
今となっては良い思い出・・・なわけない。
その所為で帰りが遅くなったオレは親と大喧嘩した。
「付き合う友達くらい選べ!!」
と言う父親の一方的とも言える発言にマジ切れしたオレは何か凄く臭い台詞を言った。
「オレの友達はオレが選ぶ!!アンタ何かにそんな事、言われる筋合いは無い!!!」
今度は「アンタ」に反応した父親と口論が続いた。
何かもう、色々熱い一日だった・・・。


七月が始まってスグに期末テストが始まった。
オレの目標は一つ。
一つでも多く高得点を取ること!!

やる気に満ちていたオレはこの日まで授業中真面目に先生の話を聞いて、黒板の内容をノートに丁寧にまとめていた。
先生が「ココは大切だ。」と言った部分に☆のマークをつけておき、先生の口振りに応じて☆の数を一~三つと付け分けて重要度をまとめた。
中間テスト時の全教科に共通している出題傾向があることが分かった。
今考えても当たり前なのだが・・・先生が重要と言った所はほとんど出題されたのだ・・・。



※学校によって、又は先生によってテストの作り方は違うので必ずしもこの方法でテストの成績が上がる訳ではありません。


ソレを頼りに今回はその部分を最初からまとめておき、テスト前に確認ついでに別のノートに写して勉強をした。
ま、本当に勉強やってます。な人から見たらこんなの勉強でも何でも無いんだが・・・。
悪あがきにも見えるような方法だが、オレにはコレで十分だった。
新しい道を開くキッカケになってくれれば、それでよかったのだから・・・。


そして全部って訳にはいかなかったが、ほとんどの教科でクラス一位の結果を残せた。
初めてだった・・・。
げ~む以外の分野で「努力」が実ったのは。
そうか、何かを成し遂げるっていうのは・・・こんなにも清々しい気分なんだ・・・。
「努力」何て、するだけ無駄だと思っていた。
「努力」する前から諦めていた。
でも、そうじゃないんだ。
こんなオレでも「努力」すれば何かを変えられるんだ。



あの時のオレは、こんな簡単な事に気づくのに一体何年かかってんだよって感じだったな。
それからだ、オレは何でもやってみるようになったのは・・・。
「努力」する事と同時に諦めの悪さにまで拍車がかかり始めた。
もう、簡単に諦めたりしない。オレはオレのやり方で何かをやり遂げてみせる!
そうやって胸に誓った・・・。


新たな誓いを胸にオレは歩き出す・・・。
ある意味ではやっとスタートできたのかもしれない。
時は夏。
そう、高校生活始めての夏休みが始まろうとしていた・・・。


過去語~高校生編②「夏休みと全ての始まり」~へ続く。。

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[ 2005/04/08 13:30 ] 小説(完全版) | TB(0) | CM(0)






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