スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
[ --/--/-- --:-- ] スポンサー広告 | TB(-) | CM(-)

~温泉語~『三日目旅の最後に良き思い出を篇』+~反省語~『温泉語篇』

~温泉語~『三日目旅の最後に良き思い出を篇』




優太
「ん・・・?ここは・・・」

由紀
「あ、優太やっと起きた。おはよーう。」

優太
「んーーー?ああ、由紀か・・・おはよう。」

由紀
「大丈夫?昨日、『狒狒色鐘』から帰ってきた途端に倒れたから少し心配したんだよ?」

優太
「あーーー、うん。まあ別段問題は無いな・・・。そういえば『狒狒色鐘』はどうなったんだ?」

由紀
「何だか分からないんだけど、『ステルスモード』に切り替えてあるから問題無いんだって。」

優太
「そんな便利な機能ついてるんだ・・・。」

由紀
「うん。で、今はどうやってアレを商業用に使うかって検討してるみたいだよーー。」

優太
「まあ、元々それが目的だったみたいだしな・・・。」

由紀
「あ、そうそう。もうみんな朝食済ませちゃったんだけど、優太の分は別に持って来たんだ。食べる?」

優太
「ああ。『魔力』と『氣力』を同時に大量に使ったからスゲェ腹減ってるんだ。貰うぜ。」

由紀
「うん。じゃあスグ用意するから待っててね。」

優太
「んーー。」



由紀は手馴れた様子でテーブルの上に朝食を並べた。
どうやら鮭の焼き物に味噌汁、ごはんとかなりベーシックな朝食のようだ。
正直旅行にまで来てコレは無くね?な感じのメニューだがコレはコレで変に気を使う必要が無いから楽に食えていいと思った。


由紀
「ごはんどれくらい?」

優太
「とりあえず普通で・・・。」

由紀
「普通、普通・・・はい。」

優太
「ありがとう。」

由紀
「あ、お茶とお冷どっちがいい?」

優太
「水ーー。」

由紀
「分かった。持ってくるねー。」

優太
「おぅ。じゃ、いただきまーーす。」



優太はとりあえず味噌汁に口をつける。
赤味噌の味がとても濃くて大丈夫かコレと思った・・・。
次に鮭に手を伸ばす。
正直魚は好きじゃなかったが鮭は別だ。
コレは解体するのも簡単だし、骨も細かいのはあまり入ってないので食べやすい。
それにメンドウなら丸かじりが出来るのもいい。
これまたちょっと塩効きすぎじゃね?な味付けだった。
とりあえずごはんをかっ込む。
まだ味噌汁を少しと、鮭を一欠けしか食べてないのにごはんが半分お逝きになられた・・・。


由紀
「優太ーー。持って来たよーー。」

優太
「ああ、産休。」

由紀
「産休??」

優太
「いや、ちょっと寝ぼけてるから。ちょっとイントネーションを間違った・・・」

由紀
「ああ・・・。いやー、『産休をとらなきゃならないほど孕ませてやろうか?』って言う遠回しの愛の告白かと思ったよーー。」

優太
「それが愛の告白になってる時点でお前の脳内大丈夫か?」

由紀
「え~?そんなことないよーー。私は優太からの愛に限りなく敏感で・・・」

優太
「あー、そうかそうか。別に何でもいいからおかわり。」

由紀
「あ、うん。」

優太
「しかしこれ味付け濃すぎなイカ?」

由紀
「ああ、私も思ったけどそんな物かなーって。」

優太
「えーー?今までのと味が違すぎる気がするが・・・。」

由紀
「うーーん。もしかしたら作る人が変わったのかもね~。」

優太
「あ、それかも・・・。しかしコレは酷いな。一体誰が・・・。」



ガシャン!!!


優太
「ん?」

由紀
「え?」



入り口の方から何かが落ちて割れる音がした。
どうやら由紀が閉め忘れたみたいで扉が開きっぱなしになっていたみたいだ。
部屋の前には仲居姿の少女が一人ワナワナと震えて居た。
その下には花瓶だろうか・・・。
まあ、砕けてるので何が何だか分からなくなってたけど。
その少女は涙目になりながらこっちを見つめている。


優太
「かすみ?どうしたんだよそんな所で・・・。」

かすみ
「え・・・えと・・・、お、お母さ・・・女将さんがユウタ君に用事があるみたいで・・・呼んで来いって頼まれたんだけど・・・」

優太
「え、そうなのか?何だろう。」

かすみ
「ご、ごめん!朝食中が終わってからでいいよ!!私からそう言っとくから!!じゃ、じゃあね!!!」

由紀
「あ、かすみ!!・・・行っちゃった。」

優太
「どうしたんだ?何か泣きそうな顔だったぞ・・・。」

すみれ
「もう、朝から何の音・・・って何かしらコレ・・・。」

優太
「すみれ。」

すみれ
「ああ、ユウタさん。起きられたんですか。ところでこの粉々に砕けた陶器は・・・。」

由紀
「何か、かすみが落として割っちゃって。」

すみれ
「またあの子か・・・。すみません。いつもいつもウチの妹が迷惑かけて・・・。」

優太
「いや、別にいいんだけどさ。それより・・・かすみの奴、泣きそうな顔で走り去って行ったんだけど何かあったのか?」

すみれ
「・・・さあ。」

由紀
「そういえばすみれ、料理してる人変わったの?何かこの料理凄く味が濃いんだけど・・・。」

すみれ
「え、そうなんですか?木村さんがあのケガで作れないからと、確か今日は・・・かすみが作ると言ってましたが・・・。」

優太
「・・・あれ、オレもしかして地雷踏んだ?」

由紀
「優太。」

優太
「何でしょう?」

由紀
「謝って来なさい。」

優太
「分かってるよ。その前に、飯を食わせろ。」




かすみ
「・・・。やっぱ濃かったかーー。そりゃあそうだよねーー。味噌は分量完全に間違っちゃったし、鮭は塩味が付いてると知らずに塩を塗り込んじゃったもんなーー。あーあ、何で私って一人だと失敗ばっかりなのかなーー。」



かすみは足元に転がる石を池に投げ込む。
ポチャン!と音を立て、石は水面に波紋を広げる。
池に映る自分の揺れている顔を眺めながら、かすみはぽつぽつと言葉をもらした。


かすみ
「お姉ちゃんは何でもできるのに・・・。何で私はこんなに不器用なんだろ・・・。」

優太
「何だ、ココに居たのか・・・探したぜ。かすみ。」

かすみ
「!?ゆ、ユウタ君・・・。」

優太
「あーーー、何だ。別に失敗するのはいいことじゃないか。失敗は成功の元って言うだろ?」

かすみ
「そんな気休めいらないよ・・・。どうせ私はお姉ちゃんと違ってダメな子なんだよ!!!」

優太
「おいおい、一回失敗したくらいでそんな卑屈になるなって・・・」

かすみ
「一回じゃないもん!!毎度毎度!!失敗ばっかりなんだもん!!!その度にお姉ちゃんがどうにかしてくれるけど・・・。でも、それって何だか違うんだよ!!失敗は成功の元!!?だったら何で私は全然『成功』できないの!!?『失敗』ばっかりで、全然前に進めてないよ・・・私・・・。」

優太
「・・・。かすみ、それでもお前は前に進んでるんだ。」

かすみ
「え?」

優太
「言ってるだろ。失敗は成功の元。コレは何も安請け合いで言ってるんじゃない。お前だってちゃんと成長できてる。オレが保障する。」

かすみ
「な、何を根拠に・・・」

優太
「あの朝飯、お前が作ったんだろ?」

かすみ
「そうだよ。でも、味付けが濃くって食べられた物じゃ・・・」

優太
「確かに濃かったけど・・・ごはんが良く進んだ。美味かったぜ。」

かすみ
「え・・・。」

優太
「オレはごはんが食えればおかず何てほとんど要らないタイプなんだが・・・。お前の料理はスゲェな。オレにごはんもおかずも同じくらい食べさせたんだぜ?こんなこと由紀でもできない。だから、それは誇っていい。」

かすみ
「ユウタ、君・・・」

優太
「今回がダメだったと思うなら、次からはそこを注意してやればいいんじゃねぇか。オレ達、まだ若いんだしさ。今のうちに一杯失敗して、一杯デカくなろうぜ。」

かすみ
「・・・うん、うん!!」

優太
「ほれ、分かったら女将の所行くぞ。オレは女将が今、何処に居るか知らないんだ・・・案内してくれるんだろ?」

かすみ
「うん。分かった、案内する!えっと・・・」

すみれ
「はいはい。ちょっと待ちなさいこの馬鹿。」



横合いから突然現れたすみれはかすみの襟首を掴むと遠慮なく自分の方に引き寄せる。
あまりにも勢い良く引っ張るので、少し着物の胸元がズレて下の肌があらわになる。
もう何だかんだで胸とかが六割くらい丸見えである。
何だろう、アレ・・・下着つけて無くね?
本人達はまるで気にしてないようで、その際どい格好のまま話を続けた。


かすみ
「げふっ!!な、なんだよぉう!!今、結構良い流れだったよね!!何でその流れを止めに来るかな!!ココは空気を読んで妹の背中を押すくらいしようよ!!姉として!!」

すみれ
「まあ、そうかもしれないけど・・・。アンタ何か忘れてない?」

かすみ
「え・・・えっとーーー。あ、お風呂の掃除ならもうやっといたよ。」

すみれ
「いやいや、それはやんなくていいって朝ちゃんと説明したでしょ・・・。そうじゃなくて、他にあるでしょ?」

かすみ
「えーーー?分かんないよーーー。」

すみれ
「ユウタさんの部屋の前で花瓶落として割ったでしょ?」

かすみ
「あ・・・・・・・・・。って、すみれちゃん片付けてくれてないの!!?」

すみれ
「何で私が片付けなくちゃならないのよ・・・。」

かすみ
「ふ、普段は嫌って言うほど私が壊した物を片付けてくれるのに!!?」

すみれ
「今日は何か気分が乗らないのよ・・・。」

かすみ
「そんな理由で!!?」

すみれ
「いいから・・・アンタは花瓶を片付けてきなさい。ユウタさんは、私が連れて行くから。」

かすみ
「はぁぁああああ!!!!???言うに事欠いてこの・・・!!」

すみれ
「いいから早く行きなさい・・・。それともなに、明日から人前に出られないくらい『私色』に染めてあげてもいいんだけど?」

かすみ
「すみませんでした!!!謹んで片付けますので勘弁してください!!!!!!」

すみれ
「よろしい。」

かすみ
「それではお姉さま!!私めは花瓶を片付けに出陣します故、ユウタ君のこと頼みます!!」

すみれ
「ええ、まかせなさい。アナタが帰ってくる頃には、アナタは叔母さんになってるわ。」

かすみ
「どういうことかな!!?ユウタ君と何しに行く気なのかな!!」

すみれ
「そんなの子作りに決まってるでしょ。」

優太
「あの・・・オレの了承を得ずにそんなに話を進められても困るんですが・・・。ていうか、かすみ。目のやり場に困るから胸元直せ。」

かすみ
「え・・・?って、なんじゃこりゃあああああああああああああああ!!!!!ほとんど見えちゃってるよ!!ユウタ君のえっちーーーーーーーーーーーーー!!!!」

優太
「いやいや待て待て!!!オレは一切手を出してないぞ!!何でオレがそんな風に言われないとならないんだ!!?」

すみれ
「別に見られて困るようなもの付いてないんだから恥ずかしがる必要ないでしょうが・・・。」

かすみ
「うっせーーーよ!!このHカップめーーー!!!おっぱいデカけりゃエライのか!!!??」

すみれ
「ほほぅ・・・私にそんな口聞いていいのかしらぁ?そう、じゃあ今夜はかすみのだぁい好きなネバネバウネウネで・・・」

かすみ
「ヒィィィイイイイイイイイイイイイイイイイイ!!!!!!!!それだけはマジで勘弁してよおおおおおおおおおおおお!!!!!」

優太
「おい、何だか色々危ない話になってきたからそろそろ行かない?オレも帰り支度しなくちゃならないから急いでるんだけど・・・。」





女将
「遅いねーー。どこで油売ってるんだいアイツらは・・・。」

ガバル
「なぁ、草壁よ。一つ気になることがあるんだが・・・。」

女将
「別に女将でいいよ。何時まで妻を苗字で呼ぶきだい?」

ガバル
「いや、昔からお前の名前はややこしくてな・・・。まあお前がいいなら今度から女将と呼ぶことにしよう。」

女将
「で、何が気になるって?」

ガバル
「すみれとかすみは・・・もしかしなくてもユウタの奴が好きだったりするのか?」

女将
「ああ、何だそんなことか・・・。」

ガバル
「そんなこととは何だお前は!!娘二人が同じ相手を好きに・・・いや、それ以前にオレは絶対二人との結婚は認めないからな!!!」

女将
「今の今まで半分ほったらかしにしといてよく言うね・・・。ま、別にアンタが反対しようと事態は変わらないけどね。」

ガバル
「なにぃ!!!事態はもう既にそんな所まで進んでしまっているのかぁぁああああ!!!クソ!!格なる上は、ユウタを殺してオレも死ぬしか・・・!!」

女将
「ちょ、おま・・・落ち着きなよ。」

ガバル
「落ち着けるかぁぁ!!!よくもオレの娘を・・・しかも、二人同時だとぉおおおお!!!?男として色々羨ましいぞぉおお!!!」

女将
「黙れHEN★TAI・・・。何を妻の前で爆弾発言かましてるんだい?アンタにそんな性癖があったなんて・・・引くわぁーー。」

ガバル
「女将、愛してる!!」

女将
「何だかもの凄く薄っぺらいよその言葉・・・。何だかんだで、アンタは何時だって強引なんだから・・・。」

ガバル
「そうだったか?」

女将
「そうだよ。イキナリ帰ってきたと思ったら『結婚しよう。』とか死亡フラグ立てて・・・。」

ガバル
「そんなこともあったか・・・。」

女将
「それで私も訳が分からないうちに籍を入れて・・・。何か流れであーーんなことやこーーーんなことをしてすみれとかすみができちまった訳だが・・・。」

ガバル
「まあ、あの頃はオレも若かった・・・。」

女将
「あの頃もクソも・・・まだギリギリ二十代だろアンタ・・・。」

ガバル
「待て待て・・・年齢について言及するな。お前等、幾つで結婚して幾つで子供作ってるんだと問題になるだろ・・・。」

女将
「大丈夫。最終的に『この作品はフィクションです。』って言っとけば問題無い。大体・・・魔法界はそういうの進んでるから十歳にもなれば子供作れる訳だし・・・。」

ガバル
「今思うと凄いんだな魔法界・・・。」

女将
「アンタみたいに性欲に歯止めが利かない馬鹿な男が多いからだろ!!!」

ガバル
「心外だな・・・。お前だって満更じゃなかっただろ・・・。」

女将
「そ、そりゃあ・・・。まあ、なんだ・・・。」

ガバル
「女将・・・お前・・・」

女将
「か、勘違いするな!!私だって、女な訳だし・・・好きな奴に抱かれて嫌ってことは・・・。」

ガバル
「・・・」

女将
「な、なんだい?」

ガバル
「いや・・・。こういうのも悪くないな、と。」

女将
「ふん。なんならウチのギルドで働くかい?」

ガバル
「む。いいのか?」

女将
「もうアンタが父親だってあの二人も知っちまったからね・・・。アンタが出て行くと五月蝿そうだし・・・それに・・・」

ガバル
「それに・・・、なんだ?」

女将
「何でもいいだろう。兎に角、どうするんだい?」

ガバル
「そうだな・・・傭兵家業もそろそろ厳しくなってきた。世界が平和になったからか、『戦争』もほとんど無くなったしな・・・。つまり、オレはほとんど失業しているに等しい。」

女将
「それで?」

ガバル
「その仕事。引き受けよう。どうせ働くならお前や、すみれとかすみが居るこの場所で働く方がこの先いいだろう。」

女将
「そうかい。じゃあ、アンタはウチの専属ガードマンってことで。これからよろしく頼むよ。」

ガバル
「ああ。」



コンコンっ。


すみれ
『女将、ユウタさんをお連れしました。入ってもよろしいですか?』

女将
「ああ、待ち侘びたよ・・・。入りな。」



スッ。


すみれ
「失礼します。」

女将
「おや、かすみはどうしたんだい?」

すみれ
「諸々の事情により、私が仕事を引き継ぎました。」

女将
「そうかい。ま、いいか。」

優太
「で、何のようだ?」

女将
「単直に言うなら・・・賞品の授与って奴さ。」

優太
「え、ああ。アレか。」

女将
「ああ。一応、アンタが『サバゲー』で勝ったからね。コレが例の『秘湯入浴券』だ。」

優太
「おお・・・。あー、でもオレ達・・・昼には帰る予定だからな・・・。」

女将
「なら、今から入ってくればいいじゃないか。」

優太
「いや、だって『秘湯』って言うだけに遠いんじゃないのか?山奥とかにあるんじゃないの??」

女将
「いや、すぐ近くにあるよ。」

優太
「は?どこに??」

女将
「上。」

優太
「上???」

女将
「ああ。『狒狒色鐘』内にあるからね。その『秘湯』。」

優太
「・・・・・・・・。あ、そうなの。へぇーーーー。」

女将
「だから行って来ればいいさ。『超温泉郷』の名に違わぬ名湯が数多く揃ってるよ。」

優太
「・・・。そっか。じゃ、遠慮なく行って来るか。じゃ、オレはみんな誘って行って来るな!!」

女将
「ああ。」

すみれ
「はぁーー。いいですね。私も入ってみたいな・・・。」

女将
「何言ってるんだい・・・。」

すみれ
「すみません。仕事もありますし、無理なのは分かってるんですけど・・・」

女将
「そうじゃないよ。従業員が温泉に入ったことが無いんじゃ紹介もできないだろう?今から私達も行くよ。『狒狒色鐘』へ。」

すみれ
「ほ、本当ですか!?」

女将
「ああ、たまにはゆっくりして疲れを取りな。」

すみれ
「は、はい!!ありがとうございます!!か、かすみも呼んできます!!」

ガバル
「何と言うか・・・。」

女将
「悪くない、だろ?」

ガバル
「ああ。そうだな、そのとうりだ。」

女将
「私達も行くよ。二人も待ってるだろうしね。」

ガバル
「うむ。そうだな・・・。」

女将
「やっと・・・」

ガバル
「ん?」

女将
「やっと、私達・・・『家族』になれたんだね。」

ガバル
「・・・・・ああ。」








「おおっ・・・・。これは、何ていうかもの凄いですね!!」

千草
「確かにだだっ広いなーーー!!」


「ああ、どれから入りましょう・・・。迷いますね~~。」

千草
「別にゆっくり回ればいいじゃん。時間はあるし・・・のぼせないように注意して・・・」


「そうですね!!よーーし!!全制覇目指していざ出陣です!!」

由紀
「何か蓮ちゃんテンション高いなーーー。」

鳳仙
「温泉大好きだからなーーー。昨日も今日も朝風呂してたし・・・。」


「私達も早く行こうよ!!色んな種類の温泉があるみたいだからきっと良い効能の温泉もあるだろうし!!」




雄大
「ここは・・・」

川鍋
「ここは・・・」

須田
「ここは・・・」

尾崎
「ここは・・・」

雄大川鍋須田尾崎
「「「「ここは・・・!!!天国ですかぁぁああああああああああああああ!!!!!!!!!」」」」
駿一
「え、違くね?天国ってのは死ぬほどの痛みを乗り越えた先にあるドMの境地のことだよ。」

尾崎
「黙れよ駿一ーーーーーーーーーーーーーー!!!ここが天国じゃなかったら一体何処に天国があるって言うんだーーーーーーーーー!!?」

須田
「そうだね!!ココは正に天国・・・。全館混浴と言う漢にとっては最高志向の頂!!!!」

川鍋
「流石の僕も、期待と興奮に鼻から紅い液体がこぼれそうだ・・・!!!」

雄大
「こ、これ・・・夢とかじゃないんだよな?!板垣!!ちょっと殴ってくれ!!!」

板垣
「そぉいっ!!!!!!」



バキッ!!!!


雄大
「あべしっ!!い、痛い・・・!!これは正しく現実!!!オレ達の楽園が目の前に!!!」

板垣
「楽園ってほど小さい子が居ないのが悲しい・・・。」

雄大
「シャーーーーラップ!!!お前は幼稚園でも行ってろ!!」

板垣
「おk・・・バイクで行くぜ。」

尾崎
「兎に角!!!オレ達も走れ!!混浴が全面的にOKされているなら何も恥ずかしがることはない!!!気になるあの子の居る温泉へ飛び込めーーーーーーーーー!!!!」

大野
「あれ・・・。そういえばハカセは?」

平山
「そういえばさっきまでは一緒だったんだけどな・・・。」

大野
「ココに入れるのはハカセのお陰なのに・・・当人が居ないんじゃちょっとなーー。」

平山
「入るときは一緒だったんだし、きっとどこかに居るよ。」

大野
「そうだな。じゃ、オレ達も行くか。ジョリは鳳仙と入りたいんだろ?確か、向こうの方に行ったぞ?」

平山
「マジで!!?よし、別に下心とかまるで無いけど・・・ここはオレの心に従っていくぜ!!!」

大野
「(それを下心って言うんじゃないのか・・・。)」





かすみ
「うおおおお!!スッゲェ!!本当に広いよこの温泉!!!」

すみれ
「流石は『超温泉郷』・・・。その名に違わないスケールね。」

かすみ
「本当だね!!どれから入ろうかなーーー!!迷っちゃうなーー!!」

すみれ
「かすみ、とりあえず向こうに行ってみましょう。」

かすみ
「えーー?向こうは肩こりとかそういう爺クサイのしかないよーー。」

すみれ
「最近、肩がこって困ってるのよねーーー。」

かすみ
「また胸自慢か!!結局そこに行き着くのか!!私に対する当て付けかーーーーーーーーーーーー!!!!」

すみれ
「(そうじゃなくて・・・。ほら、お父さんとお母さんを二人きりにしてあげましょうって言ってるのよ・・・。)」

かすみ
「(ああ。で、全く関係の無い方向に行こうって訳かーーー。流石はお姉ちゃん・・・頭の出来が違うなーー。。)」

すみれ
「(まあ・・・半分は自分のためだけどね。)」

かすみ
「(結局!!?)」

すみれ
「それじゃあ、私達は向こうに行って来るので!!お父さん達は二人でごゆっくり!!!」

かすみ
「えぇ!!?私の意見は無視!?ちょっ!!お姉ちゃん!!せめて向こうの『仕事ができるようになる温泉』に行こうよーーーー!!!!」

すみれ
「私そんなの入らなくても仕事できるし・・・。」

かすみ
「ですよねーーーーーーー。。」



女将
「何だいあの子達。二人でスタコラ行っちまって・・・。」

ガバル
「気でも使ってくれたんじゃないのか?」

女将
「全く・・・余計なところで気の利く奴らだよ全く・・・。」

ガバル
「さて、女将。どれに入りに行く?」

女将
「ふん。そんなの決まってるじゃないか!!」

ガバル
「ああ。じゃあ、あの『家族の絆が深まる温泉』にでも・・・」

女将
「いやいや、そんなくだらないのいいから『お金儲けが上手くなる温泉』へ行くよ。」

ガバル
「えーーーーー、お前『家族の絆』より『お金』って・・・。」

女将
「だまっらっしゃい!!色々アンタらが壊してくれたから修理代とかがかさんでるんだよこちとら!!それにこの『狒狒色鐘』のPRとか、色々やるのにお金がいるんだよ!!」

ガバル
「本当にお前は変わらないな・・・。」

女将
「ありがとう。」

ガバル
「今のは皮肉で言ったんだが。」

女将
「大体・・・そんな『温泉』に入らなくても、私達の『絆』は確かにあるんだから問題無いだろうに・・・。」

ガバル
「は?何か言ったか?」

女将
「別に・・・。ほら、さっさと行くよ。」

ガバル
「全く・・・お前も十分強引だよ・・・。」





優太
「はぁーーーーーー。何か分かんないけど極楽だなぁーーーーーーーー。」



この『狒狒色鐘』には本当に様々な種類の効能がある温泉があるみたいだ。
しかも『勉強ができるようになる』だの『女の子(男の子)にモテるようになる』だのと結構ピンポイントな温泉ばかりだ。
優太は特に何も考えず、手近にあった温泉に浸かっていた。


優太
「思い返せばずっと誰かと入ってばかりでゆっくりできなかった・・・。誰かと居ると楽しいけど、それと同じくらい気疲れってするものなんだよな・・・。」



そのまま頭まで温泉に浸かる。
そして今更視界の隅にこの温泉の効能が書いてあるプレートを見つけた。


優太
「ああ・・・結局この温泉って何の効能が・・・」



そこにはこう書いてあった。
『近いうちにメンドウなことに巻き込まれるようになる温泉』
と。


優太
「どんな効能ーーーーーーーーーー!!!!??完全にマイナスな効能じゃないかよコレ!!!そうとうマゾな人でもそうそう入らないよコレきっと!!!」



優太はスグにその温泉から上がる。
長く入っているとそれこそ本当に『メンドウに巻き込まれ』そうだったからである。
そして辺りを見回して良い効能の温泉を探す。
が、近くにはそんなに良い効能の温泉は無さそうだ。


優太
「適当にぶらついてみるか・・・。」



優太は適当に歩き出す。
どこかに一つくらい気に入った効能の温泉くらいあるだろう。




由紀
「こ、ここか・・・。ふん・・・、でもコレって本当に効果あるのかな・・・?」



由紀はいぶかしげに温泉を眺める。
しかし疑うのはスグに止めた。


由紀
「そ、そうだ。入る前から疑ったってしょうがないわけだし・・・。ま、まあ効果が無くっても私は別に気にしないし・・・。」



最後に周りを確認する。
みんなにはバレないようにこっそりと一人で来たのだ。
というか誰にもこんな効能の温泉に浸かってるなんて知られたくないと言うのが本音だが。
周囲に誰も居ないのを確認した由紀は身に着けていたタオルを取ると、ソレを温泉の淵に置いてゆっくりと温泉に浸かる。


由紀
「ふぅ~~~。効能とかはアレとしても・・・結構コレは良い湯だな~~。」



由紀は完全に惚けた様子で素直に温泉を満喫していた。
ふと、温泉の効能を説明するプレートに目が行く。
そしてある一部分を読み、衝撃が走った。


由紀
「え・・・!効能を飛躍的に高めるためにって・・・こ、これは!!!」





すみれ
「ああ・・・なーーーんか肩の辺りが軽くなるのが分かるわーーーー。コレは効果抜群ね。。」

かすみ
「へーへーそうですかーーー。それはよかったですねーーーっと。」

すみれ
「もう、いつまでムクれてるのよ・・・。アンタ胸なんてあったって悩みの種が増えるだけだから気にしないほうがいいわよ・・・。」

かすみ
「ある人に言われたって説得力無いよ!!!」

すみれ
「あるから言ってるんでしょうが・・・。胸が大きいと私みたいに肩が凝るし、下着だって選ぶの大変だし高いし・・・。」

かすみ
「え、そうなの?」

すみれ
「そうよ。デザイン云々より着け心地とか、サイズで選ばなくちゃならないのよ?」

かすみ
「えーーー、そうなんだ・・・。それは知らなかったなーーー。」

すみれ
「私はまだやったことないけど、オーダーで自分に合ったブラ作ってもらうと楽だってどっかの知恵袋に書いてあったなーー。今度お給料入ったら買ってみようかなーー。」

かすみ
「あ、その時私も一緒に行く!!新しい下着が欲しかったんだよね!!」

すみれ
「そうなの?じゃあ、今度一緒に行こうか。」

かすみ
「うん。」

すみれ
「ああ、でもそんなことより今はこの肩こりどうにかしたい・・・。かすみ、悪いんだけど肩のところ揉んでくれない?」

かすみ
「えーーー、メンドクサイからやだ。」

すみれ
「えーーー、じゃあ今晩ヌルヌル・・・・。」

かすみ
「お姉さま、ココですか!?ココが凝るんですか!!?」

すみれ
「ああ~~~~~、うん、そこ~~~~~^^」

かすみ
「ココですか!!イヤーーー確かに凝り固まってますねーーーー!!Hカップはやっぱり違うなーーーーーー!!」

すみれ
「あーーー、アンタ今晩お仕置き確定ね~~~。。」

かすみ
「何故!!?」

すみれ
「あ、もうちょっと首の辺りとかやってくれるとおねいちゃん嬉しいな~~。。」

かすみ
「はいーーーーーーーーーーー!!仰せのままにーーーーーーー!!」

すみれ
「はぁ~~~。温泉は気持ち良いし、妹が肩揉んでくれるし・・・極楽だわ~~~^^」

かすみ
「あーーーう~~~~~!!!!お姉ちゃん!何でもする!お願いだからお仕置きは勘弁してぇぇえええええええええ!!!!」

すみれ
「う~~~ん・・・・・。やだ♪」

かすみ
「くっっっそおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!!!!!!!!」

すみれ
「(ふふふ・・・やっぱりこの子からかうのは最高に面白いわ~~。幾つになっても反応が可愛いからついつい苛めたくなるのよねーー。)」





優太
「んーーーー、全然良い湯が見当たらないな・・・。何だろう、オレは何を求めてるんだろうか・・・。」



ふと下の方から声が聞こえてくる。
優太は反射的に下を眺める。
そこには二人の女の子が居た。
どうやら片方がマッサージらしきことをしていたようだが・・・。
様子がおかしい。


かすみ
『もうやだーーーーーーーー!!お姉ちゃん何てこうしてやるーーーーーー!!!』

すみれ
『ちょ!!何よ急に!て言うかアンタどこ触って・・・!!』

かすみ
『ふへへ・・・!何時もはやられる側だけど、私が何時までも『受け』だと思うなよーーーーーーーー!!!』

すみれ
『それで・・・アンタこの後何がしたいの?』

かすみ
『え・・・?えっと・・・、お姉ちゃんを辱めようかと・・・。』

すみれ
『アンタ何も分かってないわね・・・。ただ胸揉むくらいでそんなに私がよがり狂うように見えるの?』

かすみ
『え・・・?だ、だってさっきはビックリしてたよね?』

すみれ
『そりゃあ油断してたところに胸揉まれたらビックリはするわよ・・・。全く、アンタは本当にダメね・・・しょうがないからおねえちゃんが直接教えてあげるわ。』

かすみ
『べべっ!!?い、いや・・・そういうのは遠慮しておきます!!』

すみれ
『遠慮しなくていいのよ~~。私のこと「辱め」たいんでしょ?だったら体で覚えた方が楽よ・・・?』

かすみ
『いやいや!!アレはその場のノリとか勢いで言った言葉であって本当にそうしたい訳じゃないです!!!』

すみれ
『そう?じゃあ今晩ゆっくりとしたかったけど・・・今からお仕置きタイムってことで・・・。』

かすみ
『えぇーーーーーーーーーー!!?ほ、本当にそんなことするんですか!!?何時もの冗談じゃないの!?お、女の子同士だよ!?姉妹だよ!!?』

すみれ
『かすみは覚えてないかもしれないけど・・・昔はよく二人でしたじゃないの・・・。』

かすみ
『何を!!?何か凄くヤヴァイ話しそうなんですけど!!ていうか完全に記憶に無いんですが!』

すみれ
『まあ教育上よろしくないから私が毎回楽しんだ後は記憶の操作を・・・。』

かすみ
『え、え・・・えぇーーーーーーーーーーーーーー!!!!!!!!??何で今更そんな爆弾発言!!?』

すみれ
『だってしょうがないじゃないの・・・アナタが可愛いから・・・お姉ちゃん何だか我慢できないの。ほら・・・かすみは昔からココが弱いのよね~~、ウリウリ~~。』

かすみ
『あ、やぁ、お、お姉ちゃん・・・や、やめ・・・』

すみれ
『あら・・・?ちょっと触っただけでこんなに固くして・・・。かすみ、昔より感じやすくなってるわね・・・。』

かすみ
『お、おねえちゃ・・・ん、これ以上は、その・・・兎に角ダメ・・・。』

すみれ
『ダメって言われると、余計したくなっちゃうわ・・・。それに嫌々言いつつもかすみのココは大分正直に・・・。』

かすみ
『や、ちょ・・・ら、らめぇぇーーーーーーーーーーーーー!!!コレ以上は発禁になっちゃうぅーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!!!』



その後は・・・・文字どうり発禁になりかねない(色んな意味で見てられなかった)ので描写を省きます。。
色々妄想してお楽しみください。。


優太
「な、何だろう・・・見てはいけない物を見た気がする・・・。わ、忘れよう。今見てしまったこと全部・・・あ、調度良く『ちょっと前のことを忘れられる温泉』だって。コレに入ってキレイさっぱり流そう。」





何だろう。。
オレは何か大事なことを忘れてる気がする・・・。
何だったっけ??
あーーーーーーーーー、でも思い出したくないことってあるよね!!!
何だったか全然覚えてないんだけどさ!!


由紀
「優太?」

優太
「ん・・・?おおぅ!!由紀!?」

由紀
「何で驚くの?」

優太
「いや・・・別に、何か急に後ろから声をかけられたものだから・・・。」

由紀
「一人?」

優太
「ああ。そうだよ。一人でゆっくりしたかったからな・・・。」

由紀
「じゃ、じゃあ・・・私と一緒に、入らない?」

優太
「え・・・?」





由紀
「優太!コッチコッチ!」

優太
「わ、分かったからそんなに走るなよ!滑って転ぶぞ!」

由紀
「大丈夫だよーー!」



断る理由も無いし(断ったら殺されるし)、オレは由紀にフラフラとついて来てしまった。
とりあえずあの場から早く離れたかったというのもある。
何でかは分からないが・・・。


由紀
「えっと・・・ココ、だよ?」

優太
「へぇーーー。にごり湯とは・・・コレは効能がありそうだな~~。で、これはどんな効能があるんだ~?」

由紀
「え?えーーっと『病やケガを吹き飛ばせるようになる温泉』だよ!!」

優太
「え、吹き飛ばす?そんなの本当に温泉で効果出るのか??」

由紀
「で、でもそういうのは入ってから言うべきことで!!入る前から難癖並べてもしょうがないよね!!」

優太
「あーー、確かにそうだな・・・。別に入ってから文句言えばいいんだもんな。よし、入るか。」

由紀
「うん。」



優太は由紀が居る手前、タオルを外さずに温泉に浸かる。
そして浸かってからタオルを外した。
にごり湯と言うだけあり湯自体に色が付いていた。
ここは桃のように鮮やかなピンク色をしている。


優太
「由紀、入らないのか?」

由紀
「は、入るよ。ちょ、ちょっと・・・えーーーと、えいっ!!」

優太
「ちょ・・・!おまっ!!」



由紀はイキナリタオルを脱ぎ捨てる。
あまりにも唐突だったので(ぶっちゃけ着けたまま入ると思ってたので)予想外に驚いた。
優太はスグに明後日の方向を仰ぎ見た。


優太
「お、お前入ってから取れば良かっただろ!!何もオレが見てる前で取らなくても・・・。」

由紀
「あ、そうか。その手があったかーー!!(棒読み)」

優太
「ワザとか!!ワザとやったのか!!?頼むから止めてくれよ!!オレだって流石に興f・・・!」

由紀
「え・・・、興f・・・なに?」

優太
「い、いや・・・何でもない!!失言だった・・・」

由紀
「もしかして『興奮』?」

優太
「え、えーーーっと・・・違うって言うと殺されそうなので・・・肯定です。」

由紀
「ふ、ふーーーん。私の裸見て興奮するんだ優太は・・・。」

優太
「まあ男の子なのでそこら辺は考慮してください。。」

由紀
「そだね。私もさっきからドキドキしっぱなしだし・・・。」



由紀は自然と腕に寄り添ってくる。
そのまま腕を絡めてきて、体を密着させてくる。
色々やわらかくて、良いニオイがした。


優太
「あのーーー、由紀さん。当たってるんですけど・・・。」

由紀
「えーー?何がどういう風に?具体的に言ってくれないと分からないんだけど・・・。」

優太
「あ、もういいです。」

由紀
「その方が賢明だねーーー。」

優太
「そ、それよりくっつく意味はどれくらいあるんだ?別段ヌルイ訳でもなし・・・少し暑いぞ。」

由紀
「こっちの方が効能があるんだってさ~。」

優太
「効能って・・・『病やケガを吹き飛ばせるようになる』ってのだろ?何でそれがくっつくだけで効能増進するんだ・・・。」

由紀
「血の巡りとか良くなるからじゃない?」

優太
「オレは変な所に血がめぐってきそうだよ・・・。」

由紀
「それに・・・今回の旅行中は優太との絡みが少なかったから・・・コレで一挙に清算。。」

優太
「いづれも暴力的な絡みが多かったですもんねーーー。オレ今回、臨死体験までしちゃったからなーーー。」

由紀
「お褒めに預かり、光栄であります!!」

優太
「全然褒めて無ぇよ!!!どこの世界に臨死体験させられてお礼言う奴がいるんだよ!!」

由紀
「まあアレだよ、優太が他の女の子に変な気を起こさないようにするために仕方な~くやったんだよ。」

優太
「やってるとき結構楽しそうだったのはオレの気のせいか・・・。」

由紀
「優太が私以外の女の子に欲情さえしなければあんなことには・・・」

優太
「欲情したなんてどうやったら分かるの!!?悪いけどほとんど欲情してないよ!!?」

由紀
「『ほとんど』??じゃあ、たまには欲情してるんだーーーー。へぇーーーーーー。」

優太
「(しまったーーーーーーーーーーーー!!!つい本音がポロリと!!コレはオレ、終了のお知らせかーーーーーー!!!!??)」

由紀
「ま、たまになら許す。毎回だったら首から下がぜ~んぶ異次元の彼方に飛んでたよ?」

優太
「そんなにこやかに言われると逆に恐いんですけど・・・。」

由紀
「優太も馬鹿だなーー。私になら何時だって何処だって欲情してくれていいのに・・・。例えば、今とか。」

優太
「あーーーーー、悪いけど今となってはこれっぽっちもそそられな・・・」



ベゴッ!!!!!


優太
「ぐわーーーーーーーーーーーーーー!!!!!!!!???あ、頭から鳴ってはいけないような音がががががが・・・・!!!!」

由紀
「ふんっ!どうせ私は胸も小さいし、特徴も無いただの忘れられる運命の幼馴染キャラですよーーーーーーーーーーだ!!」

優太
「誰もそこまで言ってないし・・・。て言うかお前とは幼馴染ですらないわけで・・・。」

由紀
「そういう位置のキャラと同じような物だって言ってるんだよ!!!」

優太
「そんなことねぇよ。お前はオレにとって・・・」

由紀
「え?もしかして愛の告白!!?キャーーーー!ちょっと待ってーーー!!心の準備がーーーー・・・今出来た!!!」

優太
「準備早っ!!!ていうか愛の告白じゃねぇよ!!話は最後まで聞こうな!!」

由紀
「えーーーー?愛の告白じゃないのーー?今の流れでーー??」

優太
「兎に角、お前はオレにとって失くしたく無い大事な『家族』だよ。前にも言ったろ。」

由紀
「またそうやってごまかすんだ・・・。」

優太
「ごまかすとかそういうのじゃなくて・・・。オレは今の所『それ以上』に考えられないの!」

由紀
「・・・・・・・・。」

優太
「(ま、不味い・・・もしやまた地雷を踏んだのか??いくらギャルげ~をやった所で全然上手くいかねぇよどうしたらいいんだ桂馬ーーーーーーーーーーーー!!!!!!???)」

由紀
「全く・・・しょうがない。今はそれで納得しておくよ。」

優太
「そ、そうか。ならよかった。(アブネーーー。ホント、こんなこと続けてたら絶対何時か本当に死ぬな。っても・・・誰が好きで誰が嫌いって、重要なことなのかなーーー。全然分からん・・・)」

由紀
「だから・・・今すぐ私のことが好きになるように熱烈アタックターーーイム!!!」

優太
「はいっ?・どういう展開!?ページ抜け!!?」

由紀
「は、恥ずかしいけど、優太がしたいって言うから・・・。」

優太
「言ってないよね。確実に捏造だよね。もう帰っていいよね?」

由紀
「ダーーメ。。」

優太
「ですよねーーー。。あ、でもあんまり発禁になるようなのは勘弁で。」

由紀
「えーーー?じゃあ、ほとんど無理になっちゃうよーーー。とりあえず私の見えざる色香で優太を悩殺してそのままここが温泉だということも忘れて私が押し倒されるっていう筋書きだったんだけどな~~~。」

優太
「無茶ぶりすぎだろ・・・。」

由紀
「じゃあもう胸触るでいいよ。ほらほら、やらわかいよ~~。」

優太
「そんなスーパーの試食品を勧めるようなノリで触らせていいのかよ・・・。」

由紀
「優太だから別にいいけど。」

優太
「即答!!」

由紀
「とりあえず手出して。」

優太
「はいはい。もう好きにしろよ・・・(どうせ触れるか触れないかの所ですん止めとかして反応見ようってんだろ・・・。もうどうにでもなれ。)」

由紀
「あれ、割とすんなり出すね。まあ、話が早く進んで言いや~。」

優太
「ああ、そうだな。早く終わらせて次の温泉に行きたいしなーー。」



ふにっ。。


優太
「んーーーー?何だこのやらわかい感触はーーー?」

由紀
「えーーーと、どうかな?私の胸・・・その、優太の感想とか聞きたいな~~。なんなら好きにいじってくれてもいいよ?」

優太
「どえぇぇぇえええええええええええええええ!!!!!!!!!!!!!!!!コレ触れてんの!!!!????何で!!?すん止めじゃないの!!!!?????」

由紀
「え?だって触りたいから手だしたんじゃないの?」

優太
「え、あ・・・、い、いや・・・お、オレはどうせ・・・すん止めか何かだと思って・・・!!」

由紀
「そんな生殺しみたいなことしないよ~~。で、どう・・かな?」

優太
「ど、どうって言われても・・・!!!!!!????」

由紀
「もう優太は本当にこういうの弱いんだから・・・分からないなら、好きなだけ感触でも、形でも、確かめてくれていいから。」

優太
「ま、ま、ま・・・・・・!!!!!!」

由紀
「あれ?優太??」

優太
「プシューーーーーーーーーーーーーーーーーー。。」

由紀
「ちょ!!ゆ、優太!!?どうしたの!?優太!!!!」





優太
「う・・・!!」


「お目覚めですか?」

優太
「あ、お、オレ!どうしたんだ!?」


「のぼせただけですよ。温泉にあまり長い間浸かってちゃダメですよ?」

優太
「あ、そうなのか。悪いな蓮。」


「別に私は気にしてませんよ。それより・・・」

優太
「え?何だよ・・・。」


「いえ、何でもありません。まだお昼までは時間がありますから、それまでゆっくり休んでください。では、また後ほど。」

優太
「ああ。わざわざありがとな・・・。」


「いえいえ。」



そう言うと蓮は部屋から出て行った。
そして間髪いれずに戸を叩く音がした。


コンコン。。


優太
「誰だ?」

由紀
「私ーー。」

優太
「由紀か。いいよ、入れよ。」

由紀
「失礼しまーす。」

優太
「どうした?」

由紀
「その、大丈夫?」

優太
「ああ、別に大丈夫だけど。」

由紀
「そう・・・よかった。」

優太
「どうしたんだよそんなに慌てて・・・オレが一人でのぼせただけだろ?」

由紀
「え?あ・・・もしかして色々トンでる?」

優太
「は?え??」

由紀
「そ、そんなにショックが強かったのかーーーー。」

優太
「え、どうした由紀・・・話が見えないんだけど・・・。」

由紀
「優太がのぼせたのは私の所為なんだよ・・・。」

優太
「は?そうだったか??」

由紀
「私が無理矢理その・・・何と言いますか・・・。」

優太
「え??」

由紀
「いや、あの時はノリに任せて突っ走っちゃったから恥ずかしくなかったんだけど・・・今になって凄く恥ずかしくなってきた・・・。」

優太
「ああ。まあ、そういう時ってあるよな。無理に説明しなくていいや。」

由紀
「ごめんね。優太が少しくらい喜んでくれればって思ってたんだけど・・・効果覿面すぎて・・・。ごめんなさい。本当に、ごめんなさい。」

優太
「あ、おいおい。そんな泣かなくても・・・。」

由紀
「だって・・・優太に迷惑かけちゃった・・・。最後に、嫌な思い出作らせちゃった・・・。私、私・・・バカ、だよね?」

優太
「・・・・・。由紀、ちょっと顔上げろ。」

由紀
「え?んむっ!」



一瞬だったけれど、二人の唇が重なる。
由紀は驚きっぱなしで終始目をパチクリとさせている。
それを見て緊張が解けたのか優太は軽く切り出した。


優太
「ほら、アレだ・・・。この前のお返しだ。」

由紀
「この、前・・・?」

優太
「前は不覚にもお前からされたからな。悔しいからやり返してやった。。」

由紀
「えっと・・・。」

優太
「由紀、嫌かどうかなんてのはな・・・他人が決めるものじゃねぇ。自分で決めるもんだ。オレは別にこの旅行で『嫌』何て思ったことは無かったぜ。」

由紀
「優太・・・本当?」

優太
「オレはこういう真面目な空気で嘘はつかない。オレを誰だと思ってるんだ・・・。」

由紀
「でも・・・その・・・。」

優太
「あーーーもう!!いいんだよ!オレは別にそんなこと気にしない!!オレは、お前が泣いてることの方が『嫌』だね。」

由紀
「あ・・・。うん、ごめん。」

優太
「全く、お前はそんなメソメソしてるような奴じゃないだろ。いつもみたいに笑ってろよ。オレはそんな由紀が好きだぜ。」

由紀
「へっ?え・・・あ、うぇえええっ!!?」

優太
「あ、いや待て勘違いするな。特別な意味が含まれているわけでは・・・!!」

由紀
「そ、そっか!!優太は私のことをそんなに深く愛してくれてたんだね!!」

優太
「え、いつのまにそんなに話が進んだの?ページ抜け??」

由紀
「優太がそう言うなら私いつもの100倍くらいの笑顔でこれから生きていくよ!!!」

優太
「あ、そう。まあお前が元気になったならいいんだけどさ・・・。」

由紀
「あ、まだ私本調子じゃないんだけどーーー。」

優太
「は???」

由紀
「さっきは一瞬で、それにパニくってたから全然優太とのキスが堪能できなかったからもう一回!!!」

優太
「えーーーーー、やだ。」

由紀
「ケチクサイこと言わんとーーー!!ええがな~キスの一回や二回!!」

優太
「いやいや・・・。」

由紀
「じゃあ私からしちゃうからいいもんねーーーー!!!優太ーーーーーーーー!!愛してるーーーーーーーーーー!!!」

優太
「おい、キャラが唯や暴走した奏みたくなってるぞ!!!大丈夫かマジで!!つか、待て!!ちょっと落ち着け!!あーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!!!!!」







由紀
「何だかんだでもう最終話かーーー。」

千草
「ユッキ、そういうメタ発言はやめないか?」

由紀
「え?あー、うん。ごめんごめん。。」


「何か妙に上機嫌だね~~。何か良いことでもあったの~?」

由紀
「えーーー?いやいや、別に何も無いよ~~。強いて言うなら優太と愛が深まったくらいかな~~。」


「・・・・・はっ!!な~んだ夢ですか・・・。」

由紀
「いや・・・夢オチとか無いから・・・。」


「えー?ユウちゃんと何かしたの~~?いいなーーー。」

由紀
「何ていうかコレこそメインヒロインの特権って奴かな!!ガハハハハ!!!!!」

鳳仙
「何か知らないけどスゲェ有頂天になってるなコレ・・・。」

千草
「まあいいんじゃない?コレ以降はもうしばらく見せ場ないよww」

由紀
「え?マジで!!!?」

千草
「いや・・・真面目に聞かれても・・・冗談だし。」





優太
「おーーい。忘れ物とかないか?」

雄大
「そうだな。駿一が大事な物を失くしちまったらしい・・・。」

優太
「あーーーー、多分二度と取り戻せないだろうから気にするな。」

駿一
「え、オレが何を失くしたって言うのさ!!!?」

優太雄大
「「人間としてのモラル。」」
駿一
「そんなの最初から持って無ぇよ!!!!!」

川鍋
「あ、駿一君。キミのモラルならそこのゴミ箱の中に捨てといたけど・・・。」

駿一
「ああ、いいや。そのまま捨てといて。」

優太
「よし、意味が分からなくなってきたところで帰るか。」

板垣
「帰りの電車まで時間あんまないもんな。」

尾崎
「結構あっという間に終わっちまったな・・・。」

大野
「三日もあったはずだったんだけどなーーー。」

平山
「楽しいと時間はあっという間に過ぎていっちまうな・・。」

須田
「ま、楽しかったならまたいつかもっと入念に計画してどっか旅行に行こうぜ。」

優太
「そだなーー。暇みつけて、また・・・な。。」





優太
「で、最終確認をするがマジで何も忘れ物無いよな?」

由紀
「こっちは何も無いよ。何回も確認したし。」

川鍋
「僕達も無いよ。部屋の中に何も残してこなかったからね。」

優太
「よし、じゃあ行くか。」

女将
「今回は悪かったね。メンドウなこと頼んで。」

優太
「ああ、まあそれはいいさ。アレはアレで楽しかったし・・・。」

女将
「あーーー、そうだ。コレを。」

優太
「これは?」

女将
「今回の報酬だよ。」

優太
「妙に薄いな・・・。って小切手か。まあ現金で渡されても困るしな・・・。ありがたく頂戴しとくぜ。。」

すみれかすみ
「「またのご利用お待ちしております。」」
優太
「ああ。お前等も元気でな。」





女将
「さて・・・と、それじゃあ私達は一旦魔法界に帰るよ。」

ガバル
「『狒狒色鐘』を外界では運用できんからな・・・。」

女将
「それもあるけど、今後のことも考えないとならない。すみれ。」

すみれ
「はい。」

女将
「今すぐ、魔法界中の『華々の冠』メンバーに伝達。『定例議会を開くから全員王都に集合せよ』ってね。」

すみれ
「分かりました。スグに手配します。」

女将
「かすみは議会に使う資料を作成してくれ。」

かすみ
「べっ!!?マジですか?」

女将
「マジさ。アンタもいい加減パソコンの使い方くらい覚えな。」

かすみ
「は~~い。分かりましたーーー。」

すみれ
「私の方の仕事が終わったら手伝ってあげるから・・・無理の無いように出来るところだけやっときなさい。」

かすみ
「手伝ってくれるの!?ワーーイ!これなら大丈夫だーー!」

女将
「すみれ・・・あまりかすみを甘やかすんじゃないよ?」

ガバル
「まあいいじゃないか・・・。足りない物を補い合うのが・・・『家族』だ。」

女将
「ふん・・・アンタにしては良いこと言うじゃないか・・・。」

かすみ
「あ、おねえちゃん。パソコンってどうやって電源つけるんだっけ?」

すみれ
「そんなことも分からないの!!?」

女将
「何て言うか・・・足りない物バッカリな気がするけどね・・・。かすみは・・・。」

ガバル
「少しづつ、覚えていけばいいだろう。」

女将
「一体何年後に使い物になるんだろうね・・・全く・・・。先が思いやられるよ。」





優太
「あーーー。どうにか電車には間に合ったな・・・。」

平山
「全くだよ。何でこうもギリギリになるかな・・・。」

優太
「乗れたんだし・・・別にいいけどな・・・。」

平山
「て言うか・・・。何か静かじゃない?」

優太
「ああ、確かに・・・ってみんな寝てるよ・・・。」

平山
「流石に疲れたんだよ。」

優太
「ジョリは疲れてないのか?」

平山
「実はヘトヘト・・・。」

優太
「ははは・・・。別にそんなスグは着かないんだし、寝れば?」

平山
「いや、もう少し起きてる。この景色をもうちょっと見てたいしね。」

優太
「そうだなーーー。あ、そうだ。最後に女将から貰った封筒・・・。」

平山
「そう言えばなに貰ったの?」

優太
「ああ、仕事の報酬。」

平山
「仕事???」

優太
「あの『サバゲー』は仕事で受けたんだよ。」

平山
「へぇーーー。そうだったんだ。」

優太
「しかし・・・小切手にしては少し厚みがあるな・・・。」

平山
「開けてみれば?」

優太
「そうだな。べりべりべり~~~~。」

平山
「あれ・・・、コレ・・・。」

優太
「・・・・・・・・。」

平山
「ハカセ・・・。オレ、目にゴミが入って良く見えないんだけど・・・『請求書』って書いてない??」

優太
「・・・・・・・・。上記の金額を『暁の地平線』に請求しますぅぅううううう!!!!!???コレ真面目に請求書じゃないかよ!!!な、何で!!?」

平山
「あ、ハカセ。手紙みたいのが入ってるよ?」

優太
「何っ!!!?見せてみろ!!」



優太へ。。


旅館がぶっ壊れたのはアンタ達の所為も半分くらいあるからウチの旦那と折半ってことで話がついた。
だから悪いけどアンタ達のギルドの方に直接『請求』しといたから。
あと、今回の報酬はその『請求』の方にまわしたからもちろん無しだよ。
じゃ、また仕事頼むこともあるだろうし・・・元気でな。


女将より。。



優太
「何がどうやって『折半』になった!!!??聞いて無ぇよ!!もっと詳しくそこら辺を書けよ!!!何が何だか分からんぜ!!!!」

平山
「何て言うか・・・世知辛いね。」

優太
「つかエリスの野郎は何してたんだよ!!!オレ達が居ない間の金庫番はアイツに任せといたはずだぞ・・・!!クソーーーーーーーーーー!!金のことはオレにまず相談してから払えって何時も言ってるのにーーーーーーーーー!!!!」

平山
「ははは・・・ま、まあハカセ。落ち着いて・・・ジュース飲む?」

優太
「・・・・・・飲む・・・。」

平山
「はい。」

優太
「チューーーーーーー。。・・・・・・・・ブッ!!!!ゲホッゲホッ!!!な、何だコレ!!メッチャ濃い・・・って『どろり濃厚ピーチ味』かよ!!!!」

平山
「あれ・・・ハカセそれ好きなんじゃないの?」

優太
「いやいや・・・ネタで買っただけだし・・・。つか、マジでこれこんなむせかえるのか・・・。なんで美鈴の奴は平然とコレが飲めたんだろう・・・。」

平山
「落ち着いた?」

優太
「落ち着いた・・・。あ、ジョリ。窓開けてくんない?」

平山
「いいけど。」



ガラッ!!


優太
「ジョリ・・・ちょっと耳塞いどいて・・・。」

平山
「は??」

優太
この恨みーーーーーーーーーー!!!晴らさずしておくべきかーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!





女将
「へくちっ!!!」

ガバル
「何だ、風邪か?」

女将
「いや・・・。誰かが恨みでも飛ばしてきたのかもね・・・。」

ガバル
「は?どういうことだ??」

女将
「こっちの話さ。さて、行くかい。」

ガバル
「そうだな。二人とも、準備はいいか?」

すみれ
「はい。」

かすみ
「準備は万端だよ!!」

女将
「それじゃあ行くよ。まずはこの『狒狒色鐘』で魔法界を制覇してやろうじゃないか!!これからは・・・アタシ達の時代だぁぁーーーーーーーーーーー!!!あっーーーーーーーーーーはっはははははははははははははははははははははははははは!!!!!!!!」

ガバルすみれかすみ
「「「(生粋の悪役だな。ホントに・・・。)」」」




エリス
「な、何で勝手に請求を請けちゃったんですかぁぁあああああ!!!?」

セイ
「仕方ないだろ。ユウタの奴が関わったにしては割と小額だったし・・・。問題無いかな~って。。」

エリス
「しょ、小額って・・・!!私のお給料何年分ですかコレーーーーーー!!お、怒られるの私なんですよ!!?少しは分かってますよね!!?」

セイ
「大丈夫だよ。ユウタも男だし、いざとなったらエリスが夜伽でも何でもすれば許してくれるって~~~。。」

エリス
「ゆ、優太様はそんな人じゃないです!!!そ、それによ・・・夜伽なんて・・・わ、私にはハードルが高すぎますーーーー!!!あ、でも優太様がそうしたいとおっしゃられたら・・・キャーーーーーーーー!!もう、こんなこと考えるなんてエリスはイケナイメイドさんですーーーーー!!!」

セイ
「おいおい、一人で何をそんなに興奮してるんだ・・・。そんなことよりさ・・・、ユウタは次いつ魔法界に来るんだ?」

エリス
「そんなことって・・・。優太様なら確か、次の土日には来ると言ってましたが。」

セイ
「土日・・・か。ま、話だけなら問題無いかな。」

エリス
「また仕事の話ですか?」

セイ
「ああ。ちょっとメンドウな・・・ね。」





~温泉語~ 完。。






~反省語~『温泉語篇』




雪徒
「はい!と言う訳で『温泉語』完結おめでとーーーう!!!」

優太
「ねぇ?なにこのオチ。スゲェ気に入らないんだけど・・・。」

雪徒
「仕方ないだろ?」

優太
「何が!!?オレ達結構頑張ったよね!!?なのに何でまた『請求』オチ!!?毎回毎回もう飽き飽きだよ!!!」

雪徒
「もう、そんなことはいいから今回の『温泉語』の反省会をしようぜ。」

優太
「反省会って言う割りにオレとお前しか居ないじゃん・・・。」

雪徒
「人数多いとさ・・・会話考えるのがメンドウになるんだよね。」

優太
「さらりと情けないこと言ったよこの人!!」

雪徒
「それよりどうだったよ!!今回の『温泉語』!!シリーズ物にしてみたんだけど・・・。」

優太
「無駄に長い。」

雪徒
「そんなに長かった!!?」

優太
「だって二日目とかどんだけ引き伸ばしてるんだよ・・・。途中から一週間二話掲載とか、挙句の果てに最終話まで一挙掲載とか言って、サービスしてる風に見せて実の所は話数が溜まりすぎて消化しきれないと感じたからだろう・・・。」

雪徒
「ま、否定はしない。。」

優太
「しないんだ!!!」

雪徒
「オレももっとアッサリ書きたかったんだけどさ・・・。バトル描写をあんまりアッサリ書くのもどうかと思って・・・。」

優太
「いや、あれでも十分アッサリだったと思うよ。」

雪徒
「そうかなーー。まあ、イキナリスピード感のあるのは無理だろうと思ったね。次のは話のテンポを考えて書こう。」

優太
「つうかさ・・・。今回から用語増えすぎじゃね?」

雪徒
「前からチラチラとは出てたよ?」

優太
「いやいや本格的に出てきたのコレが始めてじゃん・・・。」

雪徒
「個人的に必殺技考えるの疲れた。」

優太
「あれさ、そのまま読むところと当て字になるところがあって分かりづらい。つか、せめてルビを振れ。」

雪徒
「いや、みんな中二病だから軽く読んでくれると思って・・・。」

優太
「読めるか!!『超銀河』は『ちょうぎんが』って読めても、『龍皇』を『ブラスト』と読ませるの無理だろって言ってんの!!」

雪徒
「『電磁波動砲』(レールバスター)ってよく考えついたと思わねぇ?」

優太
「まんま『超電磁砲』と『波動砲』くっつけただけじゃん!!」

雪徒
「いや、あの二つとはインスピレーションが違う。」

優太
「いや・・・それお前の中でだけじゃね??」

雪徒
「それよりお前の必殺技名が長くて正直噛みそうってツッコミが入ってるが・・・。」

優太
「知るかよ。確かに最近は無駄に長くなってきて叫ぶのが楽じゃないな。これ、げ~む化したときどうすんだよ。」

雪徒
「ならないから大丈夫だろ。」

優太
「大体、『龍皇氣』(りゅうおうき)の『波動』ってあったじゃん?」

雪徒
「ああ、『覇気』ね。」

優太
「本当にそうなの!!?」

雪徒
「いや、冗談だから・・・。むしろ『いてつく波動』の方が近いかな。」

優太
「それはそれでどうかと思う・・・。」

雪徒
「あとさ、『龍皇氣』が背中から噴出するのってカッコよかったと思わないか?」

優太
「ああ、あのどう考えても一方通行なあの人みたいでな。」

雪徒
「だから・・・アレとはインスピレーションが違うっつーの・・・。」

優太
「じゃあ何が違うって言うんだよ?」

雪徒
「ほら、よくスーパーロボットとかがエネルギーを体中から噴出したりする演出があったりするじゃん?アレアレ。。」

優太
「は?」

雪徒
「何かこうバァーー!!って感じでカッコイイじゃん!!」

優太
「えーと・・・直情的な説明ありがとうございます。まるで理解できませんでした。。」

雪徒
「それに、あの噴出は攻撃には使えないんだよ。悪魔で推進力を得るためだったり、戦闘でのアクションに幅を持たせるための物な訳よ。」

優太
「ああ・・・確かに片方の翼を噴射させて急速ターンかましたり、空中で急降下する時にも使ってたな。」

雪徒
「だから・・・簡単に言えば背中にジェットエンジン付けてるって感じなわけさ。」

優太
「最初からそう言ってもらえれば理解も早かったと思うんだがな・・・。あ、つかそれだと『龍皇氣』を垂れ流しにしてるわけだろ?スグにガス欠おこすんじゃないか?」

雪徒
「ああ、アレは基本的に使ってないときは出た側から体内に戻るようになってるんだ。だから地上でただ噴出させてるだけなら別に消費0だよ。って言うかお前自分で使ってるクセに何でそんなことも分からないんだよ・・・。」

優太
「お前が大事な部分を書かなかった所為でオレの脳内が混乱しているから。」

雪徒
「分かったよ、その内書くよ。大丈夫だ。そこら辺の話はボンヤリだが考えてあるし。」

優太
「大丈夫か本当に・・・。」

雪徒
「ロボットと言えば最後の『狒狒色鐘』の上でスーパーロボットと戦うとこあったじゃん?」

優太
「ああ、あの伏字ばっかりで分からない人にはまるで分からなかったシーンね。」

雪徒
「本当はあそこだけで一話使う予定だった。」

優太
「自重しろ。。」

雪徒
「うん。流石についてこれない人の方が多そうだったから止めた。。」

優太
「それより最後の『ドリル』バトルも色々ヤヴァク無かった?」

雪徒
「あれは最初から絶対やろうって決めててさ!」

優太
「ああ・・・だから無駄に『グ●ンラ●ン』ネタを・・・。」

雪徒
「自然な流れだったろ!!?」

優太
「いや・・・どうだったかなーーー。」

雪徒
「うるせぇな・・・読者の一部からは『ドリルっていいよね。』なコメント貰ってんだよ!!大丈夫だよ!みんなドリル大好きだよ!!!」

優太
「もうそういうことにしておくよ・・・。」

雪徒
「それと今回のは『サービスシーン』にも力を入れたんだけど!」

優太
「ああ・・・ほとんどおっぱいまわりだったがな・・・。」

雪徒
「いや・・・オレも気付いたらあんなことになってた。。」

優太
「おっぱい好きめ・・・。」

雪徒
「ありがとう。」

優太
「褒めてない褒めてない。つかさ・・・何でイキナリ温泉を題材に書こうって思ったんだよ・・・。」

雪徒
「いや、『花●く●ろは』に感化されて・・・。」

優太
「そんな単純な理由で書き始めたの!!!?」

雪徒
「うん。」

優太
「うんって・・・。」

雪徒
「本当は温泉でワイワイキャイキャイしてポロリとかポロリとかポロリとかしてるだけの話にする予定だったんだ・・・。」

優太
「それが何で『サバゲー』になるんだ・・・。」

雪徒
「途中でエアガンにハマっちゃったからさ!!ノリでやっちゃったぜ!!」

優太
「お前がノリと勢いだけで語を書いてるのが良く分かったよ・・・。」

雪徒
「まあ完結できてよかったな!!」

優太
「ああ。だが、一つ言いたいことがあるんだが・・・。」

雪徒
「何だ??」

優太
「オレ達が『サバゲー』で使った作戦の詳細説明がなされてないんだけど・・・。」

雪徒
「ああ・・・アレは・・・書き忘れた。。」

優太
「勢いとかノリで書くからそういう矛盾が出て来るんだよ!!!」

雪徒
「あの作戦は簡単に言うと、HPの入り口にワープ装置を設置することで敵がHPに入ろうとすると所定の場所に飛ばされるって話でした!!」

優太
「そんな簡単に説明つくのに何で書き忘れたんだよ・・・。」

雪徒
「他に書きたいことが一杯あったし・・・。」

優太
「それとさ・・・草壁家族の話だけど・・・。」

雪徒
「感動的だったろ?」

優太
「あれ・・・。何でイキナリ父親出てきたの?」

雪徒
「オレも最初はそうする予定じゃなかったんだけど・・・気付いたらそういう設定にしちゃってた!!」

優太
「父親を探しているって設定はあったけどそれって確か今回の語では一切触れて無かったよな??」

雪徒
「まあね。。」

優太
「それでどうやってあの流れに感動しろと!!?イキナリ出てきた変な傭兵のオッサンを父親と思えってどんな話だよ!!説得力まるで無いじゃん!!」

雪徒
「そのフラグは・・・今後書くであろう『物語』の中で後付けしてくさ。」

優太
「今、完全に『後付け』って言ったよな??」

雪徒
「あ、ごめん、間違って本音が出ちまった・・・。今後明らかにしていくさ!!」

優太
「あ・・・もういいわ。」

雪徒
「ほらほら、もっと聞きたいことは無いのかい!?この雪徒大先生様が何でも答えてあげるよ!!」

優太
「うぜぇ・・・。あ、そういえば風呂場ですみれとかすみが×××なことし始めてたけどアレの後ってどうなったの?」

雪徒
「ああ・・・。あのノリで書いてたら百合百合な展開になっちまったシーンね。」

優太
「え、アソコもノリだったの?」

雪徒
「伏字が多くなるかもだけど、最後まで書いてもいいかなーーーって思ってた。」

優太
「あの・・・アイツら姉妹だよな?」

雪徒
「そだよ。」

優太
「女の子同士だよな??」

雪徒
「そだよ。」

優太
「お前・・・頭大丈夫か?」

雪徒
「え・・・、別にこんなの普通じゃん。」

優太
「そうなのかーーーーーーーーーーーーー!!!!!!!???」

雪徒
「強いて言うなら・・・すみれ攻めのかすみ受けは普通すぎたのかなーーって思うくらいかな・・・。あーーー、でもオレ妹攻めって好きじゃないからな・・・。」

優太
「お前の趣味は聞いて無ぇよ!!」

雪徒
「あ、ちなみにあの後は・・・。」



すみれ
『かすみったら・・・。そんなにここが気に入ったの?こんなに濡らしちゃって・・・イケない娘ねぇ~。』

かすみ
『あ、あう~~~。お、お姉ちゃん・・・そ、それ以上はほ、ホント止めてよ~~・・・!』

すみれ
『ふふふっ、ここからが楽しくなるところなのよ~?』

かすみ
『わ、私にはそういう趣味無いよ!!』

すみれ
『とか言いつつ抵抗しないのね・・・。』

かすみ
『だ、だって抵抗したら怒るんでしょ?』

すみれ
『怒らないわよ?・・・その代わり、もっと激しく苛めちゃいそうだわ・・・。』

かすみ
『ど、どの道やだぁーーーー!!!』

すみれ
『かすみ・・・そんなに私とじゃあ嫌なの?』

かすみ
『べっ!!?あ、いや・・・別にお姉ちゃんが嫌いなわけじゃあ・・・。』

すみれ
『それじゃあいいじゃない・・・。お姉ちゃんが一杯気持ちよくしてあげるわ。』

かすみ
『えーーーーーーーーー!!な、何でそんな話に・・・!』

すみれ
『本当に嫌なら抵抗してもいいわよ?』

かすみ
『・・・・・。もう、いいよ。お姉ちゃんとなら、まあ・・・いい、かな。』

すみれ
『かすみ・・・。』

かすみ
『お姉ちゃん・・・。』



優太
「ちょ!!ま、マジで!!?こういう展開ってありなのかぁああああああああああああ!!!!!?つか待て待て・・・お、オレは何故にこんなに興奮してるんだ!!!?理解できん!!」

雪徒
「この後は何だかんだで、すみれの温もりを覚えたかすみがそれを忘れられなくてすみれを誘うようになったら萌えるよね。」

優太
「いや、知らないよ!!?つか、マジでそういう路線で行くの!!?」

雪徒
「ココまで来ちゃったら行くしかないだろ・・・。」

優太
「この語の明日はどっちだ・・・!」

雪徒
「付け足すと、すみれは別にバイセクシャルな訳じゃなくて、かすみ限定で欲情するキャラなんだよ。。」

優太
「そういうキャラ多いな!!奏とか瑠依とか!!!」

雪徒
「その方がカップリング組みやすいかなーーと。」

優太
「誰もカップリング何て組まないよ・・・。そういう趣味嗜好の人が多いとも思えないし・・・。」

雪徒
「分かんないじゃん。。」

優太
「完全否定できない・・・。」

雪徒
「女の子同士がいちゃついてるのは想像するだけならとても良いものなのだ~~~。。」

優太
「もう何でもいいです・・・。あ、つか最後の最後で次回に繋がる伏線残したよな。」

雪徒
「ああ、次回作のな。」

優太
「次回は魔法界が舞台か・・・。」

雪徒
「と言っても潜ってもらうから魔法界である必要性は皆無だけどな。」

優太
「は?どゆこと??」

雪徒
「それは次回のお楽しみ!!次回はまた新キャラが増えたりで色々出揃うぞーー。」

優太
「て言うかいい加減ココに至るまでの道程を書こうよ・・・。」

雪徒
「次のシリーズ終わって、書きたいこと思いつかなかったらな。」

優太
「本当にこの語の明日はどっちだ・・・!!?」





~反省語~ 完。。
スポンサーサイト
[ 1991/05/05 00:00 ] 小説(完全版) | TB(0) | CM(0)






上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。